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【就活】残業ナシはホワイト企業か?

 ホワイト企業ブラック企業の見分け方として残業がよく挙げられます。 残業がなく、定時で退社できるのがホワイト企業だとよく言われます。しかし、残業がないからといってホワイト企業だとは限りません。 そもそも、残業がない会社というのは現実的ではありません。

 仕事が毎日きっかり8時間で終わるということはありえず、人によって、日によって仕事量は異なります。 納期がせまれば忙しくなりますし、残業も必要になってきます。逆に暇な時でも定時まで会社にいなければなりません。 さて、忙しく残業をするのと、仕事がなく定時まで時間をつぶすのとでは、どちらが良いでしょうか。

 ホワイト企業の条件でストレスを重視するなら、残業がある、残業がないは大きな判断材料となります。 一概に残業がない、残業が少なければホワイト企業、残業が多ければブラック企業とも言えないと思います。



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多少の残業はあった方がいい

 残業なしは、退屈なのがむしろ苦痛!

 「会社にいてもする仕事がない」状態を社内ニートといいます。仕事は苦痛なもので、できればやりたくないものですが、 不思議なことに仕事が無くても苦痛なのです。いわゆる「追い出し部屋」「窓際族」がその典型例ですね。 社内ニートの多い会社はホワイト企業といえるのでしょうか。

 就活生の渇望する残業のない会社を想定してみましょう。 仕事量は毎日一定なわけではありませんので、それでも定時で帰ろうと思うと、 定時より前に仕事が終わることになります。

 帰る前に必ず何もすることがない、暇な時間が発生するわけです。 もっといえば仕事は1日単位ではなく、1週間単位、1か月単位で割り当てられます。 予定より何日も早くに仕事が終わってしまった場合、納期まで暇な時間が大量に発生します。

 全く仕事がなくなってしまった場合、どんな生活を送るのでしょうか。 出勤して新聞を読み、エクセルを立ち上げたり閉じたりして、ロッカーの中身を整理して、 何度もトイレに行ったり、マニュアルを読んでみたり・・・

 これは2chなどの掲示板でよくコピペされている「市役所職員の生活」です。 毎日忙しく働いている人にとってみれば「いいなあ」と思うこともあるかもしれません。 しかし、これが毎日続こうものなら地獄そのものです

 定時で退社すれば余暇の時間が増えます。退社すればやりたいことや楽しいことがたくさんあるでしょう。 しかし定時になるまでどのように過ごすかを考えなければならなくなります。 会社にいる限り、その余った時間を趣味に費やすことはできません。

 要は何もできない時間を強いられることになるのです。 これがストレスになることは言うまでもありません。

 「追い出し部屋」や「窓際族」は仕事がありません。かといって遊んでいて良いわけではなく、 何をするでもなく一日は「仕事をしているフリをする」だけで終わります。 暇な時、やることがないときほど時間の流れは遅く感じ、「永遠にただ定時を待っているだけ」という苦痛が続き、 会社を辞めていくのです。

 ある程度、定時をはみ出すくらいの仕事があるほうが時間の流れは早く、 仕事がない状態よりはストレスも小さいものです。少なくとも「仕事をしているフリ」はしなくていいのです。 多少の残業はあったほうが良いでしょう。

 以上より、残業がないこととホワイト企業は直接結びつきません。

残業は嫌?実はないほうがキツい!

 

残業代は大きな収入源

 残業代は、月収を30%増やす効果がある!

 残業がない会社で高い年収はなかなか望めません。 ホワイト企業ランキングなどでは高い年収残業がないあるいは残業が少ないことが重視されます。 しかし、高い年収は残業代によって実現されるものなのです。

 仮にボーナスが年6か月出る会社があったとしましょう。年収は「基本給の12か月分+ボーナス6か月分=18か月分」となります。 ホワイト企業の条件としてよく年収1000万円と言われますので、1000万円を18か月で割ってみましょう。 すると残業なしで年収1000万円を超えるのに必要な基本給が算出できます。

 1000万円÷18か月=55万5555円ですので、毎月の基本給が55万円ないと残業なしで年収1000万円には到達できないことがわかります。 ホワイト企業ランキングでは「何歳で年収1000万円に到達するか」も重視されます。 基本給が20万円だった場合、23歳から働き始めて、35歳で年収1000万円を超えようと思うと、12年間で35万円の昇給が必要になります

 1年に直すと約3万円ですね。1年で3万円も昇給をする会社など、商社や銀行くらいです。 知っての通り商社や銀行は激務ですね。電力やガスなどのインフラ業界はホワイト企業と名高いですが、 そこまでの昇給はありませんし、残業もあります。残業なしで年収1000万円はあまり現実的ではありませんね

 さて、残業代はどれくらい収入に影響するのでしょうか。 私の例でいうと、基本給が23万円で、40時間の残業で残業代が7万円でした。 月に40時間残業すると、給料が30%増えるのです。

 同じ基本給でボーナス5か月分とすると、残業が月に40時間の場合は年収473万円残業なしの場合は年収391万円です。残業あり、なしで軽自動車1台買えてしまうほどの差が生まれてしまうのです。

 特に役職手当のない新入社員の場合、残業ありなしで収入が大きく変わってきます。 私の会社でも月に60時間、80時間の残業や休日出勤がある同期は年収560万円です。 入社数年で年収が500万円を超えるのはかなりレアなケースだと思いますが、残業があれば可能なのです。

 

残業を受け入れて残業代をもらおう!

 1日2時間程度の残業がちょうどいい!

 ホワイト企業残業代を支払います。 さらに日本社会は長時間労働をよしとします。残業すればするほど残業代がもらえて、 さらに会社からの評価も高くなるのがホワイト企業なのです。

 残業をするから評価が高いというよりは、あんなに残業して頑張っているのに低い評価はつけられないといったものです。 「残業をしないから評価が低い」というような会社はやはりホワイト企業とは呼べないでしょう。

 毎日2時間残業をすれば月40時間の残業となります。40時間の残業で月収は6~7万円増えるわけです。 残業1時間あたり1800円ほど稼げるのです。

 さて、定時で退社して2時間遊ぶのと、2時間残業して3600円もらうのではどちらがお得でしょうか。 時給1800円のアルバイトなどそうはあるものではありませんし、平日働いた後に残った時間で何をするというのでしょうか。 むしろ平日は残業して1日3600円もらい、週末に遊びまくった方がいいのではないでしょうか。

 社内ニートで永遠の苦痛を味わうよりは、残業2時間くらいで済む程度に仕事をし、 一瞬で勤務時間を過ごして休日のためにお金をとっておくのです。

 

募集要項の「残業なし」に注意

 「残業なし」はサービス残業の可能性もある!

 募集要項や求人票に残業なしと書かれているからといって、 ホワイト企業だと勘違いしてはいけません。

 もちろん社内ニートは辛いという理由もありますが、 単に残業代を支払いたくないために「残業なし」と表記しているだけの可能性があるためです。 残業代を払っていないことを隠すために、募集要項や求人票に「残業なし」と書き、悪いことなどしていないかのように振る舞うのです。

 そもそも労働組合か過半数代表者と36協定と呼ばれる残業についての労使協定を締結しないと、 原則として残業は違法です。36協定を結んでいない会社は、募集要項や求人票に残業なしと書かざるを得ません。 「残業あり」と書いた時点で違法な会社になってしまうからです。

 もちろん法的にも「残業なし」なので残業代を支払うと、違法に残業させていることがバレてしまいます。 そのため残業代は支払いません。しかし、毎日定時にきっかり仕事が終わるなんてことはありえませんし、 定時より先に帰らせるわけにもいきませんので残業が発生するのみです。

 さて、「残業なし」と書いている以上、残業をさせているのがバレては困りますので残業代は支払いません。 つまりはホワイト企業とは程遠い、サービス残業ということになります。 就活においては原則として募集要項や求人票を鵜呑みにしてはいけません。

 

フレックスタイム制度はホワイト企業?

 フレックスタイム制度は勤務時間を前後にずらせるだけ!

 残業がないのが直ちにホワイト企業というわけではないと解説してきました。 ブラック企業かホワイト企業かの判断で重要なのはストレスです。「仕事があって暇を感じることなく1日を過ごせる」というのが、 一番良いわけです。

 富士フイルムなどの採用しているフレックスタイム制度という出勤形態がもっとも近いかもしれません。 フレックスタイム制度とは、自分の判断で1日の勤務時間を変えられる制度です。コアタイム(富士フイルムなら10時30分から15時10分)に会社にいれば、 10時30分までに出勤すればよく、退社する時間も15時10分以降ならいつでもいいのです。

 「月に○○時間働く」ということだけ決められており、仕事がなければ退社できます。 仕事が多い時にたくさん働いて、余分に働いた分、あとで遅く出勤して早く退社するということも可能なのです。

 しかしフレックスタイム制度も完全ではありません。というのも、1ヶ月まるまる暇だったときはやっぱり何もしない時間が発生してしまうからです。 「あればいいな」と思う究極のホワイト企業は、フレックスタイム制度から「月に○○時間働く」という規定を撤廃し、 さらに「コアタイム」すらなくしてしまったものでしょう。

 しかしフレックスタイム制度でも、そうでなくても会社は従業員と「1日あたり8時間働く代わりに給料を支給する」 という契約を結んでいますので、給料をもらう以上は1日あたり8時間は働かなければならないのです。 仕事量ではなく時間で契約を結んでいるからには、どんなに暇でも会社にいなければなりません。

 それでも「毎日8時半から17時半」な会社よりは「暇で何もすることがない時間」を削減することができるでしょう。

フレックスタイム制度って何?

働きやすい!優良ホワイト企業リストもチェックする

 

4月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません。

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

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 OfferBoxでは学生の知らない「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そんな会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

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→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく10倍受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

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内定エントリーシートを読む

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

 選考体験談が詳しすぎる!

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内定ES・選考情報を読む

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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