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ホワイト企業

 ホワイト企業とは、労働基準法を遵守している企業を指す言葉です。 労働基準法を遵守しているだけでなく、残業が少ない、転勤が少ない、給料が高いなど、様々な条件をつけることもありますが、 基本的には残業代をきちんと払う、休日出勤には手当を出す、有給休暇を取得できる企業を意味する言葉です。

 

ホワイト企業とブラック企業の違い

 ホワイト企業は、ブラック企業の対局にある会社です。 ホワイト企業ブラック企業違いを見ていきましょう。

 パワハラ、セクハラ

 ホワイト企業にはパワハラ、セクハラはありません。パワハラやセクハラは違法行為です。 強要罪や侮辱罪、強制わいせつ罪にあたる行為であり、本来あってはならない行為です。

 ブラック企業では特にパワハラが横行しています。上司の言うことに逆らえないのをいいことに、 上司が言いたい放題するのです。

 しかしホワイト企業ではそんな違法行為はありません。

 残業代

 ホワイト企業では残業代が支払われますが、ブラック企業では残業代が支払われません。 ホワイト企業は労働者の頑張りを認め、報酬を出します。残業させた場合は、その分ちゃんと給料として返してあげます。 しかし、ブラック企業は残業代を認めません。

 ブラック企業では残業は「仕事が遅い奴が悪い」という理論により、残業代を支払わないのです。 それは間違いです。仕事の早い遅いにかかわらず、時間を拘束している以上は残業代を払う義務があります。 ここがホワイト企業とブラック企業の大きな違いです。

 休日出勤

 ホワイト企業では休日出勤は原則として無く、あったとしても休日出勤手当がつきます。 しかし、ブラック企業では休日出勤が当たり前で、休日出勤手当はつきません。

 ホワイト企業では労働者の休日を大切にし、リフレッシュしてもらい、また週明けには元気に出勤してくれることを望んでいます。 一方でブラック企業は「休んでいる暇があったら仕事しろ」というのです。 労働者はつかれっぱなしで疲労が蓄積し、業務効率が悪くなりますが、そんなことはブラック企業は知りません。

 「仕事が遅い!今日もサービス残業しろ!」というのみです。

 他にもホワイト企業とブラック企業の違いはたくさんあります。 ホワイト企業ブラック企業違いは、 労働者と一緒に頑張る会社か、労働者を家畜のように扱う会社かの違いです。

 

ホワイト企業は妄想?

 ホワイト企業妄想だと言う人もいます。 しかし、それはホワイト企業を知らないだけのことです。ホワイト企業は妄想ではなく、確かに存在します。 ホワイト企業はあらゆるサラリーマンの夢であり、就活生の夢です。

 40年間働くなら、法律をちゃんと守っており、労働者に優しく、経営者と一体となって働くのが良いに決まっています。 しかしホワイト企業はレアな存在であり、労働基準法に違反している会社はいくらでもあります。 お金が絡む関係である以上、「バレなきゃいい」という考えが根底にあるのが問題なのです。

 そのため、就活でホワイト企業を探し当てることは非常に難しいです。 掲示板などでホワイト企業扱いされている会社の中にも、実は激務な会社もたくさんあります。 ホワイト企業ランキングに載っていないホワイト企業もあります。

 ホワイト企業の定義は、人によって異なります。 「残業代が出ても残業は嫌だ」「転勤は嫌だ」「飲み会が多い会社は嫌だ」 「ノルマの厳しい営業は嫌だ」「給料が低い会社は嫌だ」などです。

 条件をつけるとつけるほどホワイト企業を探すのは困難になります。 あまりに多くを求めすぎると、「そんなホワイト企業は妄想でしかない」 と言われてしまいます。

 しかし、会社は星の数ほどあります。ホワイト企業を目指すなら、 諦めずに根気よく会社を探してみましょう。

 

ホワイト企業の多い業界

 ホワイト企業の多い業界は何でしょうか。 会社がホワイト企業になるには、余裕が必要です。 ある程度利益を確保でき、厳しい営業をしなくても経営が成り立つ業界に、ホワイト企業は多いと考えられます。

 まずは、競合が少ないことがホワイト企業の条件として挙げられます。 競合が少ない=価格競争になりにくいということです。価格競争になるとどうしても人件費、つまりは給料を下げなければなりません。 価格競争が少なければ、社員にしわ寄せが来ないのです。

 そういう意味では、インフラホワイト企業が多い業界だと言えます。 インフラは原則として競争がありません。電力会社は1つのエリアに1社、ガス会社はエリア独占ではありませんが、 圧倒的な信頼やネームバリューを武器に、寡占市場を作り出しています。

 高速道路に代わる交通手段というと飛行機や電車、船ですが、 トラックでの陸送が一番安い以上、飛行機や鉄道などはあまり競合にはなりえません。

 鉄道もJRと私鉄の争いはあるものの、これ以上私鉄が増えることはなかなか考えにくく、 現状でもかなり利益が出ています。メーカーや小売に比べると競争はほとんどないといってもいいでしょう。

 次に、過労死を出していないことが挙げられます。 どれだけホワイト企業だと思われている会社でも、過労死が出るということはストレスや仕事量が多すぎるということです。 過剰に仕事をさせる会社はホワイト企業とはいえません。

 会社を選ぶ際に、会社名で検索して、過労死のニュースが出ていないかを確認することをおすすめします。 ホワイト企業を狙っていたのに入社して過労死してしまっては笑い事では済みません。 残業代よりプライベートより、まずは命を大事にしなければなりません。

 同様に過労死だけでなく、労働基準法関連で訴訟を起こされていないかも確認しておきましょう。 入社してから知ったのでは後の祭りです。

 

ホワイト企業を目指そう

 ホワイト企業を目指しましょう。 上でも述べたように、ホワイト企業は必ず存在します。 あなたに合った会社があるはずです。

 ホワイト企業を探すには、しっかり調べることです。 長い間働く会社ですので、適当に決めてしまってはいけません。 まずはインターネットで情報収集をはかりましょう。

 それでもインターネットに情報が載っている会社ばかりではありません。 そこで、面接や会社見学、会社説明会などを通じて、会社の内部事情を推知しましょう。 当サイトではいかにホワイト企業を見分けるかについて、論じていきたいと思います。