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【就活】連絡が来ない|選考に漏れたかも?

 就活連絡来ない場合、果たしてその会社の面接や書類選考に不合格なのでしょうか。 どれくらいの期間、連絡が来なければその会社を諦めるべきなのでしょうか。

 面接の結果の連絡来ない場合、 サイレントお祈りをされている可能性があります。面接を終えて、合格していると1週間以内にメールか電話で連絡が来ます。 しかしサイレントお祈りの場合、連絡が来ません

 多くの場合、会社からの連絡は電話です。電源を切りっぱなし、電話を確認しないなどの行為は避けましょう。 しかし、連絡は面接に合格したときしか鳴りません。不合格だった場合、連絡は来ないか、メールで来ます。 今のところ、メールでも連絡をくれる会社は少数派で、たいてい1か月ほど連絡がないまま時間が過ぎます。

 そして1~2か月たち、忘れたころに不合格メールが来るのです。

 面接の結果を期待したまま待つのは精神衛生上もよくありませんし、時間の無駄でもあります。 待っている時間を他の就活に使えたら、そのほうが良いはずです。 では、連絡が来ないのを諦めるタイミングはいつがいいでしょうか。



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就活では連絡が遅い

 就活では、会社からの連絡遅いです。 面接に合格していれば翌日~1週間以内に連絡が来ます。 しかし1週間を過ぎると、合格している可能性はほとんどありません

 連絡が早い会社では当日の夕方、または翌日の昼間には、合格の連絡が来ます。 遅い会社でも1週間後には合格の連絡が来るのです。

 6月1日に面接を受け、6月7日になっても連絡が来なければ、その会社は諦めたほうがよいでしょう。 来ない連絡を待ち続けて、何も手につかないのでは仕方がありません。

 面接でなくても、リクルーターからの電話が来ない場合や、 エントリーシートを提出した後、面接の連絡が来ない場合、会社説明会の連絡が来ない場合、 その会社への入社は諦めたほうがいいかもしれません。

 合格しているとすぐに連絡が来ます。一方で不合格の場合は、後で他の不合格者とあわせて一斉に、 「お祈りメール」が送られるのです。

 

就活の連絡は土日にも行われる?

 就活において、土日にも連絡は来るのでしょうか。 就活は24時間休みなしなのでしょうか。私の経験では、土日に連絡が来る会社は少数派ではありましたが、 確かに存在します。

 プレエントリー、会社説明会、リクルーター面接の時期は、土日の連絡はほとんどありません。 2025卒でいう、3月~5月の間はほとんど土日に連絡が来ることはないでしょう。 なぜなら、会社も土日は休みだからです。

 会社の人事部は、エントリーシートを提出する就活生を大量に集めるミッションがあります。 そんな大切な時期に土日も働かされる会社だと思わせてしまっては、 就活生が集まらないかもしれません。

 そもそも会社は基本的に土日が休みですから、わざわざメリットもなく土日に働きません。 むしろ、土日に働く場合は日ごろ消化できていない事務作業を行います。 就活生の相手をするのは平日なのです。

 しかし、リクルーター面接は土日にも行われる会社があります。 というのも、リクルーターとなる社員は平日は普通に働いています。 リクルーターとして活動するには、平日より休日のほうが都合がいいのです。

 そういう会社では、土日にリクルーター面接を行い、土日に次回のリクルーター面接の連絡をします。 私の知る限りでは銀行やプラントエンジニアリングなど、激務で有名な業界だけでした。

 一方で面接の時期が来ると、話は変わります。2025卒でいう6月1日以降ですね。 面接が始まると、会社は一刻も早く内定を出し、大学生を囲い込もうと動き出します。 早く内定を出さないと、他の会社に取られてしまうからです。

 6月1日以降、面接が始まると土日であろうと、夜の19時であろうと連絡が来ます。 日曜日の朝9時に電話が鳴ったり、平日の夜21時に電話が鳴ったりします。 面接が解禁されると、携帯電話を手放せなくなります。

 

面接の結果連絡

 面接の結果連絡はいつごろ来るでしょうか。 面接の結果連絡は、面接を受けた時間によって変わります。

 例えば午前中に面接を受けた場合、早ければ当日の夕方17時ごろに電話がかかってきて、 次の面接の案内をされます。「○○さんには次のステップに進んでいただきたいと思いまして」と言われます。 これが、面接合格の連絡です。

 会社によってはまるまる1週間後にメールで連絡をするところもありますが、 ほとんどの会社が電話連絡です。

 一方で不合格の際は、連絡は来ません。

 会社は「不合格です」と伝えるのも心苦しいですし、面接に通過させた就活生が、 次の面接で軒並み不合格になってしまった場合、あるいは面接を辞退する就活生が続出した場合に備えて、 不合格の就活生をキープします。

 就活でキープ君にされるのはたまったもんじゃありません。 その会社から連絡が来るのを待って携帯電話とにらめっこをしていたり、 他の会社のエントリーシート作成に身が入らず手間取ったりしてしまいます。

 しかしキープ君に、次の面接の連絡が入ることは稀です。

 私の場合、合格していたら翌日に連絡が来るという会社の面接を受けました。 翌日には連絡が来ず、諦めて他の会社の面接を受けたりしていたのですが、 ちょうど4日後に連絡が来ました。

 掲示板などでは「翌日に連絡が来なければ不合格」と言われていましたが、 実際に4日後に合格の連絡が来る会社もあるのです。

 二次面接の準備はできていませんし、もう諦めて別の会社の選考を受けていましたし、 もうやる気はありませんでした。

 諦めるのは早過ぎてはいけませんし、あきらめが遅くてもいけません。 1週間期待せずに待ってみて、1週間たったらさっぱり諦めましょう。

 

内定の連絡

 就活で最もほしいのが、内定連絡です。 就活は内定によって終了します。内定がもらえたら、就活はやめていいのです。 また楽しい大学生活に戻れるのですから、内定は早くもらえれば早いほど幸福です。

 その内定連絡はいつ来るのでしょうか。 面接やエントリーシートと異なり、内定の連絡にはそれほど時間はかかりません。 私の経験上、内定の連絡は最終面接の当日か、最終面接の翌日です。

 というのも、最終面接の段階ですでに、内定を出す人はだいたい決まっているのです。 内定者懇談会に出席すると、内定をもらっていたのは私と同じ時間帯に待合室にいた人ばかりでした。 会社によっては最終面接は意思確認だけで、「うちに来てくれますか?」と聞かれるだけだったりします。

 会社はなんとしても早くに内定を出さなければなりませんから、 最終面接を終えて評価シートをチェックし、すぐに電話をかけてきます。

 最終面接後、1週間もたってしまっては、不合格だと思うようにしましょう。

 最終面接まで進んで不合格になった場合でも、不合格の連絡はめったに来ません。 内定か、不合格かを悩んで悶々としたまましばらく過ごすのです。 実はすでに不合格で、連絡が来ていないだけだったりと、なかなか就活生には酷です。

 キープなどせずにさっさと連絡をしてほしいところですね。

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ