【大手志望の新卒へ】スカウト型就活サイトのランキング8社

大手志望の新卒向けに「大手とのマッチング可能性」でスカウト型就活サイトのおすすめランキングを作成しました。 結論から言うと「OfferBox」と「iroots」を利用するのがおすすめです。
目次
おすすめ・人気記事
大手狙いの新卒が重視すべきこと
新卒がスカウト型就活サイトで大手を狙う場合、次の2点を重視しましょう。
- 学生の利用者数
- 企業の利用社数
就活では、学生の多いところに企業が集まります。例えばMY就活ネットが合説を開いても、大企業は来ないでしょう。 ですが、リクナビやマイナビが主催すると大企業が集まりますよね。 ゆえに、「学生の多さ=大企業との接触可能性が高い」ということになります。
MY就活ネットでは、この2点に加えて、「大手企業の利用状況」「ポジティブな口コミ」「ネガティブな口コミ」をもとに、 大手狙いの新卒向けのおすすめランキングを作成しました。
第1位:OfferBox
サービス名 | OfferBox |
---|---|
おすすめ度 | 5.0 / 5.0 |
学生登録者数 | 215,000名 |
企業登録社数 | 20,235社 |
大企業の状況 | 東証プライム上場企業のうち68%が利用 サントリー、朝日新聞、三菱ガス化学、ロッテ、ニトリ、ヤマハ、三井住友海上など |
ポジティブ | 学生からは「スカウト数が非常に多い」「条件の良い大手企業からもオファーが来た」などの声があります。例えばある利用者は、就活で追い込まれていた際に東証プライム上場企業からOfferBox経由でスカウトを受け、採用寸前まで進んだと報告しています。 |
ネガティブ | 「オファーがあまり来ない」「登録したのに全くスカウトが届かなかった」という声もあります。特に文系学生などで活用が難しい場合があるようです。 |
OfferBoxは利用者数が多く、特に東証プライム上場企業の利用率が高いことから、大手と接触できる可能性が最も高いと考えられます。 「オファーがあまりこない」のも「宣伝メールを禁止していること」に理由があり、プロフィールの入力度を80%まで高めると、平均41件のオファーが届くそうです。
第2位:iroots(アイルーツ)
サービス名 | iroots(アイルーツ) |
---|---|
おすすめ度 | 4.8 / 5.0 |
学生登録者数 | 100,000名 |
企業登録社数 | 400社 |
大企業の状況 | 400社の厳選企業のみ 住友商事、富士通、JT、IBM、クラレ、ソフトバンク、東京ガスなど |
ポジティブ | 上位校中心の利用者が多く、スカウトの質が高いのが特徴です。実際に「大手企業から急成長ベンチャーまで、70社以上のスカウトをもらった」という利用者の体験談もあります。詳細プロフィール作成型のため、企業とのミスマッチも減りやすいとされます。 |
ネガティブ | 特に大手企業志望者からは、そもそも利用企業数が少ないためスカウト数が少ないとの指摘があります。特に先述の通り企業は厳選されており、全ての志望企業からスカウトが届くわけではない点には注意が必要です。 |
irootsは大手企業を厳選しており、またMARCH・関関同立以上の利用が多いことが特徴です。 スカウトが来ればそれが大手企業の可能性が高いのですが、企業数が少ないため幅広く応募先を探すにはやや不向きです。
出典:iroots(アイルーツ)の評判や特徴は?導入メリットや料金・スカウト方法を徹底深掘り
第3位:dodaキャンパス
サービス名 | dodaキャンパス |
---|---|
おすすめ度 | 4.5 / 5.0 |
学生登録者数 | 1,130,400名 |
企業登録社数 | 10,000社 |
大企業の状況 | 明治安田、JTB、丸井グループ、ミスミ、ダイキン工業、ベネッセなど |
ポジティブ | 学生・人事とも「利用企業数が多く幅広い企業とマッチングできる」「企業側からのオファーが比較的充実している」と評価されています。 |
ネガティブ | 一部で「大手のスカウトが少ない」「大手企業よりベンチャー中心」という指摘があります。 |
dodaキャンパスは国内最大級の学生登録者数を誇りますが、企業登録社数が追いついていない状況です。 幅広く企業との接触を図るのには向いていますが、「大手企業」という観点では上位2社に比べて劣ります。 ただし、学生が多いため今後大手の利用が増加する可能性もあります。
出典:「dodaキャンパス」が4年連続総合第1位に選出2024年 オリコン顧客満足度®調査「逆求人型就活サービス」ランキング
出典:dodaキャンパスの評判・口コミはどう?ベネッセ×パーソルの新卒向けオファー型就活サービスを解説
第4位:キミスカ
サービス名 | キミスカ |
---|---|
おすすめ度 | 4.5 / 5.0 |
学生登録者数 | 834,000名 |
企業登録社数 | 6,500社 |
大企業の状況 | サントリー、SBI証券、JTB、住友生命、小田急電鉄など |
ポジティブ | 利用学生の多くが上位校で構成されており、「届くオファーの質がよい」「スカウトで面接がショートカットできる」という声があります。サイト内で企業の内定率目安が見られる点を評価する口コミもあります。 |
ネガティブ | 「大手企業からのスカウトは少ない」という意見が出ています。また、検索機能で企業情報が分かりにくい、企業数が少ない、との指摘もあります。 |
キミスカは金融庁など官公庁の利用実績もあり、またスカウト型就活サイトとして歴史があることから人気が高いです。 一方で「大手企業」という観点では口コミが少なく、どちらかというとベンチャー中心になるようです。
出典:キミスカを利用する企業一覧!大手企業からスカウトは貰える?
出典:キミスカの評判・口コミを徹底比較|メリットやデメリットも解説
第5位:Wantedly
サービス名 | Wantedly |
---|---|
おすすめ度 | 4.0 / 5.0 |
学生登録者数 | ---- |
企業登録社数 | 40,000社 |
大企業の状況 | 特徴としてビジョン・ミッション志向の企業が多く、実際に利用する企業の多くは中小やスタートアップに偏ります。東証プライム上場企業の利用例は限定的で、大手からのスカウト実績は他サイトに比べ控えめです。 |
ポジティブ | 企業カルチャーや社風が伝わるプロフィールで学生を集める仕組みに評価があり、「企業ページや社員ブログが充実していて応募時のミスマッチが少ない」という声があります。20代の利用率が高く、熱意のある学生が集まる点もメリットです。 |
ネガティブ | 一方で「大手企業の求人が少ない」「スカウトよりも自分から応募する文化が強い」という指摘があります。また、オファー機能が3種類あり開封率は高いものの、他媒体ほど細かなターゲティングができないとの意見もあります。 |
上昇志向のある20代を中心に400万人の登録者数を誇る「SNS型のスカウトサイト」ですが、そのうち新卒が占める人数は不明です。 どちらかというとヘッドハンティング狙いの若者が成長企業を狙うというもので、大手志望の場合は不向きです。 ただし、「社風」で就活ができるため、企業探しにはぴったりです。
出典:Wantedlyとは?特徴や料金・評判まとめ!使い方やスカウト返信率を高めるコツも
出典:新卒採用サービス104選|費用感・実績・登録属性・機能などを紹介
第6位:キャリアチケットスカウト
サービス名 | キャリアチケットスカウト |
---|---|
おすすめ度 | 4.0 / 5.0 |
学生登録者数 | 82,000名 |
企業登録社数 | 800社 |
大企業の状況 | 住友生命、損保ジャパン、大東建託、DMM.com、マツモトキヨシ |
ポジティブ | 登録から短時間で複数社のスカウトが届くことや、内定承諾率が高い(企業側でオファー承諾後は選考通過率が高い)といった点が評価されています。また、専門アドバイザーのサポート付きで企業とのマッチング精度が高いとの声もあります。 |
ネガティブ | サービス開始間もなく企業数が少ない、登録企業リストが公開されないため利用前に企業が分からない、という不安の声があります。スカウト数自体は多いものの希望企業から外れる場合もあるといった指摘もあります。 |
ベンチャー・成長企業とのマッチングに強く、早い段階で多数オファーが届く点がメリットです。 大手企業とのパイプも一部あるため、選択肢を広げたい学生に有用ですが、企業母数が少ない点は留意点です。 また、5つの質問に答えるだけで自己分析ができる機能があり、ES作成の土台としてもおすすめです。
出典:採用担当向け!キャリアチケットスカウトの評判は?
出典:キャリアチケットスカウトの評判は良い?悪い?就活生の口コミや内定事情を調査
第7位:チアキャリア
サービス名 | チアキャリア |
---|---|
おすすめ度 | 3.0 / 5.0 |
学生登録者数 | 100,000名 |
企業登録社数 | 400社 |
大企業の状況 | 運営母体はベンチャー企業志向の学生支援に注力しており、参加企業は主にベンチャーや中堅成長企業です。大手上場企業の名称はあまり前面には出ておらず、東証プライム企業との接点は相対的に低いと考えられます。 |
ポジティブ | 口コミでは「企業との出会いが多い」と評価されており、運営イベントを通じて多くの企業に触れられることがメリットです。旧名称「パッションナビ」時代からの継承で、ベンチャー志向学生向けに質の高いマッチングが可能とされています。 |
ネガティブ | 一部で「興味のない企業からもスカウトが届く」「スカウト内容が適当に送られてくる」といった声があります。あくまで成長志向の学生が対象のため、安定志向・大手志向にはミスマッチとなる場合があります。 |
ベンチャー・成長企業志向の学生には登録必須のサービスです。 サポートも手厚く、マッチング率は高いものの、大手企業との出会いを求める場合は他サービスと併用するほうがよいでしょう。
出典:チアキャリア(CheerCareer)|みんなの採用部
出典:CheerCareer(チアキャリア)とは?料金や評判を解説
第8位:ABABA(アババ)
サービス名 | ABABA(アババ) |
---|---|
おすすめ度 | 3.0 / 5.0 |
学生登録者数 | 40,000名 |
企業登録社数 | 2,300社 |
大企業の状況 | NTTドコモ、三菱重工業、日本ハム、JT、TDK、アサヒビール、DeNAなど |
ポジティブ | 「最終面接進出という実績を評価する独自性」「スカウトに面接免除などの優遇付き」が好評です。実際「スカウト返信率が高い」「企業の選考フローの一部免除で進める」という声があります。また、大手も活用例はあるとされます。 |
ネガティブ | 「大手企業からのスカウトはほとんど来なかった」「希望業界以外のオファーが多い」という不満が聞かれます。最終面接まで進めずサービス対象外の学生にはメリットがない点も批判されています。 |
ABABAは「どこかの会社で最終面接に進んだ」ことが条件のスカウトサービスで、そうでない場合はそもそも企業との接触機会がありません。 しかし、その「最終面接まで行った」という実績をもって成長企業への再チャレンジができる点で、覚えておいて損はないでしょう。
出典:就活の過程を評価する『ABABA』 累計ユーザー数10万人突破
出典:ABABA(アババ)は怪しい?評判・口コミを解説
まとめ
大企業との接点が最も期待できるのは、OfferBoxとirootsです。 いずれも東証プライム上場企業の利用率や参加企業例が明示されており、ユーザー数も豊富です。
次いでdodaキャンパスとキミスカも規模が大きく、多様な企業と接触できる可能性があります。
ただし、いずれのサービスを利用する場合もプロフィールを充実させることがスカウトをもらう前提条件です。 これに関して、次の関連記事では「大手からスカウトをもらうコツ」を解説していますので、併せてご覧ください。
一方でベンチャー企業・成長企業など上昇志向がある場合は、Wantedlyやチアキャリアも利用し、 「自分に合った面白そうな会社」も併せて探してみるとよいでしょう。