MY就活ネット
リアルタイム閲覧者数:13人
※本サイトはプロモーションが含まれています

公務員の種類には何がある?|国家・地方・国会・裁判所など

 公務員種類には様々なものがあります。 国家公務員、地方公務員、総合職、一般職、警察官、自衛官、教職員、国会職員、裁判所事務官など、公務員の種類を紹介します。



おすすめ・人気記事

 

国家公務員と地方公務員の違い

 公務員は大きく分けて、国家公務員と地方公務員に分けられます。 国家公務員と地方公務員の違いは、上司が大臣か、知事(市町村長)かの違いです。

 国家公務員は中央省庁とその出先機関に勤務する公務員であり、 就職先は国の行政機関です。一番上の上司は省庁の大臣であり、 内閣の下で働くことになります。

 例えば内閣府、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、 厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省、防衛省、警察庁、 公正取引委員会、国家公安委員会ですね。

 一方で地方公務員は都道府県庁や市役所、町役場、村役場で採用され、 主にその都道府県、市町村で働くことになります。 一番上の上司は、都道府県庁なら知事、市町村なら市長、町長、村長です。

 国家公務員総合職で就職すると、全国が職場になりますので、 全国を転々とすることになります。その一方で県庁に就職すれば、 職場は県内に限られますので、県内で一生を過ごすことになります(出向や東京事務所などの例外はあります)。

 

国家公務員

 国家公務員は中央省庁に所属しますが、必ずしも中央省庁で働くわけではなく、 地方の出先機関で働く人も大勢います。出先機関で採用され、 生涯を出先機関で過ごす人もいます。

 中央省庁で働く行政官の他、外交官、税務職員、自衛官、警視正以上の警察官も国家公務員です。

 国立大学の職員や教授は現在、国家公務員ではありません。 以前は国家公務員でしたが、国立大学法人設置後は「みなし公務員」とされ、 国家公務員ではなくなりました。

 国家公務員は内閣の指示を受けて働きます。会社でいう社長は「○○大臣」であり、 国土交通省の職員にとっては国土交通大臣、外交官にとっては外務大臣です。

 全国規模の仕事を行うため国家公務員の権力は非常に強く、 本省の課長にもなれば電話一本で会社の社長を呼びつけることができる、 つまり会社の社長よりよっぽど偉い立場になります。

 内閣からの指示で法律案を作成することが多く、議決するのは国会ですが、 事実上法律を作っているのは国家公務員であり、ここからも権力の強大さが読み取れます。

 国家公務員の世間体は最高クラスで、親戚、友達、恋人問わず、 非常に受けがよく、金融機関からの信頼も強いです。 ローンも組みやすく、クレジットカードも作りやすいです。

 その割に地方公務員に比べて給料が低いことも多く、 国会の時期には職場に泊まるどころか徹夜してそのまま翌日も働き続けるような激務環境でもあり、 国会議員のむちゃくちゃな質問にも丁寧に対応していかなければならないという、 非常に厳しい職場です。

 出世争いも厳しく、出世競争に負けると「ある民間企業が君をほしがっているよ」 と暗に退職を促されるという、「肩たたき」が行われています。 肉体的にも精神的にも金銭的にもつらいことは多いです。

 

地方公務員

 地方公務員は都道府県庁、市役所、町村役場で採用されます。 県庁職員や市役所職員の他、消防隊員、警視正未満の警察官、県立病院・市民病院の職員、 県立・市立学校の教職員・事務職員も地方公務員に含まれます。

 東京都営地下鉄(メトロは別)の職員も地方公務員に含まれます。

 一方で労働基準監督署やハローワークは中央省庁の管轄ですので国家公務員に含まれ、 地方公務員ではありません。

 都道府県庁の公務員は、法律の範囲内で仕事をするわけですから、 法律をつくる国家公務員に比べると権力は小さいです。 それでも県全体、府全体を管轄していますので、自分の仕事は県民、府民に大きく影響を与えます。

 県道の整備や県立病院の管理運営、県立学校の管理運営、二級河川の改修、護岸工事、 県営住宅などの管理、大きな公園の整備など、国家公務員に比べて住民に近いところで、 行政サービスを行います。

 市役所、町役場、村役場は法律の下につくられた都道府県の条例にも縛られますので、 権力はかなり限定的です。しかし、市立学校、市立病院、市立図書館や、 小さい公園、市道の整備など、住民に最も近いところで行政サービスを行います。

 地方公務員も国家公務員ほどではないにしても世間体が大変よく、 親戚、友人、恋人にも「手堅い」という印象を与えます。 ローンやクレジットカードも審査が通りやすいです。

 出世競争の厳しさは国家公務員と同様で、「肩たたき」こそないものの、 多くの職員が課長補佐にすらなれず、主査として人生を終えます

 給料もかなり出世してようやく大企業に追いつけるといったところで、 民間就職した大学の同級生と比べると常に、民間就職した友達のほうが給料が良い状況です。

公務員の給料は高い?|ほとんどが課長にすらなれない

 

国家公務員の特別職と一般職

 国家公務員には「特別職」と「一般職」があります。 民間企業でいう「総合職・一般職」と勘違いしそうですが、 総合職・一般職の区分とは全くの別物ですので注意しましょう。

 国家公務員の「特別職」とは「大臣」や「長官」を指す言葉であり、 選挙で選ばれる公務員のことです。

 一方で国家公務員の「一般職」とは公務員試験と面接で採用される行政官を指す言葉であり、 最高役職は「事務次官」です。

 また、国家公務員一般職の中に「総合職・一般職」の区分があるのですからやっかいです。 一般職の「総合職」とはキャリア官僚のことで、全員課長になり、いずれは事務次官を目指す区分です。

 一般職の「一般職」はそれほど出世はしません。どんなに出世しても課長までであり、 基本的には「平社員」のようなものです。しかし、企業の一般職とは違い、 お茶くみや窓口対応をする職ではありません。

 

国会職員と裁判所事務官

 実は公務員は、中央省庁、都道府県庁、市町村役場に限られません。 内閣が公務員を雇うのと同様に、国会や裁判所も公務員を雇います。 それが国会職員と裁判所事務菅です。

 国会職員は衆議院職員、参議院職員でそれぞれ採用されますが、 採用人数は非常に少なく難易度はとても高いです。

 国会職員は国家公務員という扱いではなく、「国会職員法」という専用の法律で規定されています。 国立国会図書館や、衆議院、参議院の事務局で働きます。

 裁判所事務官は裁判所書記官の下で働いたり、裁判所の総務、人事、会計を行ったり、 裁判官の秘書となったりします。

 勤続年数が長くなると司法書士の資格が取りやすくなったり、 裁判所書記官になれたりと意外とメリットが大きいです。 採用人数も国会職員に比べると多く、知名度も低いのでお買い得かもしれません。

公務員と民間就活はどっちがいい?|本当に楽?儲からない?の記事に戻る

7月の今から最短で内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

自分にぴったりのインターンシップを見つけよう

 インターンから内定まで口コミが満載!

 「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。

 そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。

 他にも企業ごとに「実際に内定を取ったエントリーシート」、一次面接・二次面接など「選考の体験談」が計52万件が読めるなど、 インターンから内定まで必要な情報がそろっています。大学生・院生なら完全無料どころか、内定後に選考体験談を投稿すると謝礼があるので、 就活を始めるならぜひ利用しておきたいですね。

ワンキャリアの公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む


著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




×