MY就活ネット
リアルタイム閲覧者数:11人
※本サイトはプロモーションが含まれています

【公務員】神戸市職員の年収と昇給|何歳で役職についていくらもらえる?

 神戸市職員の年収・昇給・昇進を、条例をもとに調査しました。 神戸市は財政が良く、給料が高いと言われます。しかし調査の結果、大阪市や大阪府と変わらず、 特別給料が高いわけではないことがわかりました。

この記事の要点

  1. 神戸市職員の平均年収は、662万円
  2. 大卒1年目の年収は、326万円
  3. 大半の職員が、係長止まりで公務員人生を終える!
  4. 残業代と昇給は、予算のつく部署に配属されるかどうか!


おすすめ・人気記事


 

神戸市職員の年収目安

 神戸市職員の平均年収は、662万円

 神戸市職員平均年収は、662万円です。 これは基本給と諸手当(残業代、地域手当、住居手当など)を含めた年収であり、新卒から部長まで全てを平均した年収です。 ちなみに大阪府は659万円で、差はほぼありません。

大阪府職員の年収と昇給も確認する

 

大卒1年目の年収

 大卒1年目の年収は、326万円

 まず、神戸市の初任給を例に、計算式を示します。

 大卒初任給は、基本給が「179,400円」とされています。これには地域手当が含まれていませんので、 地域手当(基本給の10%)を加算して、「197,340円」とします。

 神戸市のボーナスは「勤勉手当」「期末手当」という名前ですが、合計で月給の3.95倍分もらえます。 つまり、1年間で「197,340円×(12ヶ月+3.95ヶ月)」の給与がもらえることになります。

 そこに「住居手当」の最大である「9,700円×12ヶ月」を加算します。 すると、大卒1年目の年収は326万円となります。

 

年齢別年収一覧

 同様に役職を考慮して神戸市職員年齢別年収一覧を作成しました。

年齢役職年収
23係員3,263,973
29係員4,128,942
35係員5,055,318
40主任5,925,550
45係長6,525,589
49課長9,339,807
52部長10,785,515
56局長、区長12,348,774

※基本給+地域手当+住居手当+管理職手当にボーナスを加えた年収です。 残業代は算入していません(後述)。

 神戸市の役職・役付は大きく分けて8段階です。「係員」の期間が長く、就職して17年間は係長です。 最速で40歳で主任となり、45歳で係長になります。

 係長の間は年収は650万円~700万円程度で、大阪府や大阪市の同年代と同じくらいの給料です。 課長になると役職手当がつき、いっきに給料が跳ね上がりますが、 順調に49歳で課長になれる人はほんの一握りです

 

神戸市職員も出世競争が厳しい

 大半の職員が、係長止まりで公務員人生を終える!

 公務員は出世競争が厳しいです。49歳で課長に昇進できる人はほとんどいません。

 会社と違って公務員の世界では、課長は1つの課に1人だけです。 参事になれる人数も決まっています。出世争いに勝てた人だけが昇進できるのです。

 神戸市職員の場合、係長まではスムーズに6年ごとに昇進します。 出世競争が厳しくなるのは係長になってからです。 まず、課長争いで1位になれないと、49歳で課長にはなれません。

 この時点でほとんどの職員が出世争いから脱落し、係長として年収650~700万円台で過ごし、退職していくのです。

公務員の給料は高い?|ほとんどが課長にすらなれない

 

公務員は残業代がもらえない!?

 議会で予算がつかなければ、いくら働いても残業代はナシ!

 公務員残業代もらえないことが非常に多いです。

 神戸市職員の年齢別年収一覧でも、残業代を含めていません。 これは、公務員は残業代をもらえないことが多いためです。

 法律や条例に従うならば、残業をしたらその分残業代が支払われなければなりません。 しかし公務員の給料は県議会や府議会などで組まれる「予算」から支払われます。

 残業代を払えるほどの十分な予算がない限り、残業代を払おうにもお金がないのです。

 さて、どうでしょう。今どき「残業代もしっかり予算に組み込もう」と言ってくれる優しい議会はあるでしょうか? 神戸市議会でも、大阪市議会でも、県議会でも国会でも「公務員の給料を減らせ!」と厳しいことを言っています。

 残業代がまともに予算に組み込まれるわけがありませんね

 議会では「残業は悪だ!定時で帰れるように管理職がしっかり指導しろ! 残業代は予算に組み込まない!」と言われるわけです。 するとなんとか多めに予算を取り、節約して、浮いた分を残業代にあてるしかありません。

 公務員の世界では、予算をいくら取ってこれるかで残業代が変わります。 がっつり予算がつく部署なら残業代もある程度はつくのですが、 小さな部署、お金を使わない部署、田舎の出先機関はあまり予算がつきませんので、 節約で浮かせられるお金もなく、残業代は出ません。

 予算はなくても仕事はたくさんあるわけです。何しろ公務員を削減しているわけですから、 昔は2人でやっていた仕事も1人でやらなければなりません。 1人あたりの仕事量は増え続けているのです。

 「残業をしても、残業代が払えない・・・そうだ!残業していないことにしよう!

 そんなわけで、公務員は部署によってはサービス残業が異常に多い世界なのです。

公務員はサービス残業が多い?|出先機関ってまったりじゃないの?

 

昇給も昇進も所属する部署次第!?

 予算のつく部署に配属されるかどうかが、出世に大きくかかわる!

 公務員昇給は、順調にいけば毎年6000~7000円です。 しかし実はこれも、予算次第なのです。

 昇給は「予算の範囲内で」行うことが条例に明記されています。 つまり、予算がない部署では昇給ができないのです。

 「予算がつかない」ことの問題点は、残業代や昇給だけではありません。 なんと予算がつかないと、昇進もできないのです

 昇給は人事考課に連動して行われます。昇給ができないということはつまり、、 人事考課で高い評価をつけることができないということなのです。

 そうです。予算のない部署に異動になると、残業代はつかないわ昇給はしないわ、 評価も低いために昇進もしないという三重苦なのです。 そのため、公務員は小規模な出先機関に飛ばされることを嫌がります。

 いったん小さな部署に配属されてしまうと、出世競争から外れてしまうことになるのです。 これが、僻地に転勤になることを「飛ばされる」と表現する理由です。

 そのため実は、「49歳で課長になれるかどうか」はもっと早くにわかってしまうのです。

 ヒラである係員の間に良い仕事ぶりをすれば、予算のつく部署に異動させてもらえます。 高い評価を得てどんどん昇給し、主任、係長と順調に昇進していきます。 そして49歳になるころ、高い評価ばかり得ている人が、最初に課長に昇進するのです。

 予算のつく部署ばかりに行っている人が、その世代の出世頭というわけです。

 誰が出世するのかはかなり早い段階でわかってしまいます。 もし自分以外の人が出世頭で、自分はそうでないとわかったとき、 そのまま仕事を頑張り続ける事ができるでしょうか。

公務員と民間就活はどっちがいい?|本当に楽?儲からない?の記事に戻る

12月の今から最短で内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む

 

自分にぴったりのインターンシップを見つけよう

 インターンから内定まで口コミが満載!

 「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。

 そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。

 他にも企業ごとに「実際に内定を取ったエントリーシート」、一次面接・二次面接など「選考の体験談」が計52万件が読めるなど、 インターンから内定まで必要な情報がそろっています。大学生・院生なら完全無料どころか、内定後に選考体験談を投稿すると謝礼があるので、 就活を始めるならぜひ利用しておきたいですね。

ワンキャリアの公式サイト

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ