就活に運転免許は必要?|いつ取ればいい?
就活に免許は必要ありません。 ですが、大学卒業までには取得しておかなければなりません。 というのも、選考にこそ関係ありませんが、就職すると車を運転する機会は多いからです。
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営業なら免許が必須
就活を終え、営業部に配属された場合、免許が必要になります。
営業配属になると、客先を回ります。週に2~3日は外出し、どこかの客先を訪問するのです。 このとき、自動車の免許がなければ仕事になりません。
お客さんの会社が必ずしも駅やバス停から近いとは限らないのです。 取引先の工場などは、臨海の工場地帯にあります。 たいてい電車やバスは通っておらず、自動車かタクシーで移動しなければなりません。
会社に社用車がある場合、電車やバスより社用車を使うように言われます。 社用車はあるだけで会社に経費が発生しますので、使わないと会社が損をするのです。 社用車のある会社なら、間違いなく社用車に乗るようになります。
会社に社用車がない場合、レンタカーを使うように言われます。 もちろん会社の経費でレンタカーを借ります。途中まで電車で行き、そこからレンタカーを借りるという機会は多いです。
勘違いしがちなのが、「電車・バス・タクシーを使って車に乗らないようにすればいいんじゃないの?」 という疑問です。自分一人で営業に出かける場合はそれでいいかもしれません。 しかし、一人で外出するばかりとは限りません。
朝から取引先へ直行するのに上司がついてくるとします。 「レンタカーで8時半に家まで迎えに来い」と言われたら、レンタカーを借りていくしかありません。
また上司のさらに上司、部長や役員と一緒に出掛ける際、指定席の取れる特急か、レンタカー以外の選択肢はありません。 基本的に偉い人を普通列車やバス、タクシーに乗せることは許されません。 車で自宅まで、あるいは空港、駅まで迎えに行き、取引先までレンタカーで連れて行くのが常識です。
また大きな荷物を運ぶとき、例えば大量の契約書を別の営業所に持っていくときや、 工場に用があって電車もバスもない場合など、自動車を運転する機会はたくさんあります。
もしも免許を持たずに入社すると、上司が運転することになります。 上司に運転をさせると嫌味を言われますし、「なぜ免許を取らなかった」と怒られることは間違いなしです。 営業志望であれば入社までに必ず免許を取得しておく必要があります。
営業以外でも車を運転する機会はある
営業じゃないからといって、免許が不要なわけではありません。 たいていどの部署でも、車を運転する機会はあります。
一番多い例では、やはり工場に行くときです。バスも電車もなければ、タクシーか車で行くしかありません。 工場が駅から離れていると、タクシーを使うと高くつきます。 そういうときはレンタカーを使うのです。
別の営業所に書類などの荷物を運ぶ際にも車を使いますし、 工事現場や研究所へ行くときも車を使うことになります。
免許を使う機会は営業に比べると確かに少ないですが、 全く使わないわけではありません。免許が必要となる場面は必ず訪れます。
そんなときに免許がないと、不便というよりもは、上司や同僚に迷惑をかけることになるのです。 車の運転などは、一番若い人が運転するのが常識になっており、 上司や先輩に運転をさせることは、まず許されません。
営業以外の部署でも、免許は必要といえます。
免許は選考には関係ない
免許は、採用選考には関係ありません。 免許を持っていないと内定がもらえないだとか、免許があると営業配属が確定するだとか、 免許を持っていると就活で有利だとか、そういった影響はありません。
というのも、就活の時点で持っていなくても「卒業までには免許を取るだろう」と採用担当者が思っているからです。
これまでの時代、免許を取得しないことはありえないことでした。 誰もが車を欲しがり、「いつかはクラウン」と夢見ながら働き、車を購入してきたわけです。 大人の共通の趣味が車であり、ステータスであるのが車だったのです。
そういう時代の人たちが面接官をしていますので、 「車が欲しくない」という人がいるとは思っていませんし、ましてや免許を取らない人がいるとも思っていません。 免許は持っていて当たり前で、遅くとも卒業までに免許を取るのは常識であると思っているのです。
そのため募集要項に「普通自動車第一種免許」とわざわざ書きませんし、 内定式で「車の免許は取っておけよ」とも言いません。 まさか免許を取らないだなんて夢にも思っていないからです。
そのおかげか、車の免許を持っていなくても就活は大丈夫です。 もしも「免許持ってないの?」と聞かれても、「卒業までには免許を取得します」 と言っておけばよいのです。(もちろん「免許を取る気はありません」などと言ってはかなりマイナスになると思います。)
逆に、免許を持っていないからという理由で落とされることはありませんし、 免許を持っているから有利ということもありません。 巷で言われているように、免許を持っていたら営業確定なんてこともありません。
エントリーシートの資格欄に「普通自動車第一種免許」と書いていないからといって、 就活が不利になるということはないのです。
免許は早くに取っておこう
就職すると、いずれ免許が必要な場面が現れます。 しかし、卒業直前に免許を取得した場合、会社の規定で車を運転できない場合があります。
車を運転できない原因として、一つは「入社1年間は車を運転してはいけない」という規定がある場合があります。 最初の1年間は自転車や公共交通機関を使うか、あるいは上司に乗せてもらうことになります。 これが会社の規定ならば仕方がありません。
この場合は、みんな入社して1年間は上司や先輩に運転してもらっていたわけですので、 自分が怒られるということはありません。
問題となるのは「免許取得後3年経つまで車を運転してはいけない」という規定だった場合です。 もしも大学卒業直前に免許を取得していた場合、入社して3年近く車を運転できないことになります。
先輩方は、大学1年生のときに免許を取得しています。そのため「3年間」というルールがあっても、 入社後にはすでに免許取得から3年が経過しており、いきなり車の運転を開始できます。
もしも大学卒業直前に免許を取得していたら、免許を持っているのに免許を取るのが遅かったせいで車を運転できないという状況になります。 このとき、会社の規定のせいなのに自分が怒られます。
先輩に「俺は大学1年生のときに免許を取ったのにお前はなぜ遅いんだ」と言われたり、 「上の人間に運転させるなどありえないぞ」と言われたりと、散々な目に遭います。
免許は大学1年生の夏休みまでに取得してしまうのが一番です。
免許はどうせ必要になるものですし、免許の取得が遅かったせいで嫌味を言われるくらいなら、 時間のある大学1年生の間にさっさととっていまうのが得策です。
免許は身分証明書になりますし、車の運転以外にもいろんな使い方があります。 どうせ取るならみんなより早く取ってしまいましょう。
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著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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