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【就活】会社説明会のマナー|これを破れば落ちる!

 会社説明会で守るべきマナーや注意点を解説しています。 滅多なことでは「チェックされて落とされる」ようなことはありません。しかし、よりよい印象を与えたい、帰ってから後悔したくないという場合は、しっかり調べておくと憂いなしですね。



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説明会中のマナー

 説明会が始まってから気をつけるべきマナーを解説していきます。 就活生と社会人では「常識」が違いますので、社会人側から見た「良いマナー」を確認しておきましょう。

 

メモを取ること

 社会人はメモが大好きです。自分で取るメモはもちろんのこと、会議などで自分が話しているときにメモを取ってもらえることを喜びます。 それは自分の話を聞いてくれていると思うためです。

 本当は会社説明会で知らなかった内容の話があればメモを取ればいいはずです。 しかし、それでは人事担当者は就活生に「やる気があるな」とは思いません。

 メモを取ることで「やる気がある」「勉強する気がある」「説明を聞く気がある」アピールになるのです。 リクルーター面接など1対1の場合はメモばかり取っているとそれはそれで怒られるのですが、 多人数の会社説明会ではメモを取るのがよいでしょう。

 

質問をすること

 社会人は質問してもらうことも大好きです。 メモと同様に、「説明を聞く気がある」「やる気がある」と思われるためには、質問をすることが重要です。

 会社の人は、質問を受けることによって就活生とコミュニケーションを取りたいという意思があります。 どれだけやる気のある人が入社を希望しているか知りたいのです。

 逆に、質問されなかった場合、「自分の話がつまらなかった」と思うこともあります。 それより怖いのは「話を聞いていない」と思われたときです。 ひょっとすると「説教」に発展してしまうかもしれません。

 会社説明会ではしっかり質問をして、「一生懸命話を聞いている」ことをアピールし、 会社の人と質問を介して積極的にコミュニケーションを取りましょう。

 

決して居眠りをしないこと

 居眠りは最もやってはいけない行為です。「話を聞いていない」というアピールになります。

 というより、会社では居眠りをすると減給の対象になります。 社会人にとっては「居眠り」ほどありえないことはないのです。

 また、大学の講義と異なり、会社の人のその日の仕事は就活生に会社説明をすることです。 「自分の仕事をおいといて、会社説明にきてやっている」という意識があります。

 就活生からすれば「知ったこっちゃねえよ」という話ですし、眠くなる話をするような会社の人も悪いと思います。 しかしその会社に入社したいのであれば話は別です。 将来自分の上司になるかもしれない人の話で寝てしまうようでは、入社すべきではないかもしれません。

 

挨拶をすること

 大きな声で挨拶ができるかは運命の分かれ道です。 評価は第一印象で決まります。最初に大きな声で挨拶できれば好印象がつき、 最後まで「元気なやつ」と思ってもらえるものです。

 私の会社でも新入社員が褒められるのは「最初に会った時に自分から挨拶をしたな」というものです。 会社の人に挨拶される前に、自分から挨拶してしまいましょう。 迷っている暇はありません。相手が先に挨拶をしてきたら負けです。

 

受付をなめないこと

 会社説明会の受付は、一般職の受付嬢がやっているとは限りません。 もしかしたら受付は採用権限をもった人事担当者かもしれません。

 私の受けた会社でも、受付嬢の恰好をした女性が受付をしていたのですが、 実はその人、人事部の人なのです。私は事前にその人を知っていたのでよかったのですが、 ただの受付嬢だと思って接していたら悪印象でしょうね。

 そもそも受付嬢だから適当に接していいわけではないのですが、誰が人事担当者かわかりません。 相手を気遣った対応を心がけましょう。会社説明会の受付での相手を気遣ったマナーとは、 そんなに難しいことではありません。

 まず、受付に向かう前に受付票と、他に提出物が指定されている場合は提出物(履歴書や成績証明書など) をバッグから出します。大学名と氏名を名乗り、受付票と提出物を両手で渡します。 指示があるまでその場を離れてはいけません。

 受付票と提出物を手に持ってから受付に向かうのは、受付で相手を待たせないためです。 相手に不快感を与えないには、相手の気持ちになって考えることが一番です。 自分が受付だったらどんな就活生に来てほしいか考えてみましょう。

 もちろん名乗る声が小さいのはNGですね。早口もだめです。

 

質問をするときのマナー

 会社説明会では一通りの説明が終わった後に、質問タイムが用意されています。 「質問をどうぞ」と言われてから挙手をして発言することになります。

 質問のマナーとしては、まず立ち上がり名乗ることが重要です。 立ち上がらないと誰が質問をしているのかわかりませんし、名乗るのは最低限のマナーです。 もしかしたら採用担当者に名前を覚えてもらえるかもしれませんが、それを抜きにしてもマナーとして名乗らなければなりません。

 名乗る際は「○○大学○○学部○○学科4年生の××と申します。」と名乗ります。 所属と氏名を伝えましょう。これは、ビジネスマナーの基本です。

 自己紹介の場ではありませんので、所属と氏名以外は言わないことも重要です。 長々としゃべってしまうと怒られたり、悪い評価がついたりします。

 会社によっては「立ち上がらなくていい」「大学名は言わなくていい」という場合があります。 「『貴重なお話をありがとうございました』もいらない」と言われることも多いでしょう。 そういうときは素直に従いましょう。「どうせ建前だろう」と判断してはいけません。 「話を聞いてないな」と思われる方が危険です。

 名乗ったら本題に入っていきますが、本題の前に何についての質問かを先に伝える必要があります。 突然「御社の販管費率が高いと思うのですがいかがでしょうか」などと質問しようものなら、 質問を受ける社員は困ってしまいます。

 「御社の有価証券報告書についてお伺いします。売上高に占める販管費の割合は一般的に7~8%です。 しかし御社の販管費は14%と高くなっています。これはどのような事情によるものでしょうか。」

 というように、何についての質問か明らかにした上で、なるべくわかりやすく質問をしましょう。 誰に言っても意味が通じるような話し方ができることこそ、コミュニケーション能力です。

 以下は会社説明会の質問のテンプレです。

 「○○大学○○学部○○学科4年生の××と申します本日は貴重なお話をありがとうございました。 御社の教育システムについてお伺いします。ジョブローテーションとありますが、何年単位で行われるものなのでしょうか。」

 

服装や持ち物について注意するべきこと

 就活での服装については服装のマナーと罠の記事でも解説していますが、 バッグや傘をどこに置くべきか、マスクはしていてもいいのか等、 特に「説明会中」にしぼった話をします。

 

傘はどうすればいい?

 会社説明会の日に雨が降っていることも珍しくありません。 スーツは濡らしてはいけませんから、を持参することもあるでしょう。 さて、会社説明会のマナーとして傘はどう扱えばいいのでしょうか。

 まず、傘は危険なものと認識しましょう。先がとがっていて、刺さると痛いです。 不注意に取り扱うとケガをさせることもあります。 傘を振って歩く人は凶器を振り回しているのと同じです。注意しましょう。

 会場に入る前に、傘についた雨水を落とし、傘袋があれば傘袋に入れましょう。 会場の中を水浸しにしないことを心がけてください。 家に帰るときと同様、説明会会場も汚してはいけません。

 傘立てがあれば、傘立てに立てましょう。 傘立てを使うと、他人の傘と見分けがつかなくなり、間違えられて持ち去られることもあります。

 しかし会社の人にそんな発想はありません。 「なんで傘立てを使わないの?」と言われるでしょう。

 傘を盗られるのが嫌なら、折り畳み傘を使い、 袋に入れて自分のバッグにしまっておくのがいいでしょう。

 ホテルなどが会場な場合、傘やコートなどは預かってもらえます。 預かってもらえるなら預けたほうがいいです。 なるべく説明会会場に傘は持ち込まないようにします。

 傘立ても、預ける場所もない場合は仕方がないので説明会会場に持ち込むことになります。 しっかり水を切って、他人に刺さらないように注意して持ち込みます。 席につくときも、誰かがつまずいたりしないように管理しましょう。

 

バッグのマナー

 会社説明会ではバッグはどうすればよいのでしょうか。 バッグは間違っても隣の椅子の上や、机の上に置いてはいけません。 会社によっては端っこに準備している机の上に置くように指示されますが、そのとき以外は不可です。

 就活バッグはある程度大きいですので、膝の上に乗せておくのもあまり好ましくありません。 正解は椅子の横なのですが、椅子と椅子の間が詰められていて間がなければ仕方がありません。

 バッグは自分の椅子の下に入れるのがよいでしょう。 注意すべきマナーは、バッグをどこに置くかではなく、他人の邪魔にならないように気遣うことです。 会社説明会の会場は狭いことも多いですので、できるだけ他人の邪魔にならないようにしましょう。

 また、机に他の就活生のバッグと一緒に置くように指示された場合、他のバッグと間違えないようにする必要があります。 そんなときはバッグの外ポケットにペンをさしておく、タイピンをつけておくなど、目印をつけましょう。

 

時間のマナー

 会社説明会の会場にどれくらい早い時間に到着するのがマナーなのでしょうか。 会社は開始時間にはうるさく終了時間にはルーズなものです。 遅刻は絶対にいけませんが、終了時間を過ぎて居残りすることはなぜか許されます。

 そういうわけで、最低限のマナーとして、集合時間には必ず会場に着いていなければなりません。 道に迷うリスク、電車に乗り遅れるリスク、乗り換えで電車を一本逃がすリスク、 急にトイレに行きたくなるリスクなどを総合的に考慮しましょう。

 会社説明会の集合時間の15分~30分前に着くように行動するのが正解でしょう。 私の場合は心配性だったので、1時間くらい前に会場の最寄駅に着き、 喫茶店で休んでから会場へ向かっていました。

 たいていの会社説明会は、座席指定ではありません。早く来た人から順に座っていきます。 前の方の席に座りたければ30分前には着いているようにしましょう。

 時間より早く到着する分には、待てばいいだけです。 しかしギリギリになればなるほど焦りも出ますし、ストレスになります。 時間には十分すぎるほど余裕をもって行動しましょう。

 

マスクはNG?

 会社説明会マスクを着けていくのはNGでしょうか。 一部ではマスクをつけて会社説明会に出席するのは失礼で、マナーに反すると言われているようです。 しかしマスクはそんなに悪いものではありません。

 というのも、会社にも花粉症の人はいくらでもいますし、風邪を引いている人もいます。 就活生が花粉症だからといって心象を悪くするような人事担当者なら、そんな会社には行かないほうがいいです。

 しかし発言をするときや受付で受付票を提出するときは、マスクを口から外しましょう。 これはマスクがマナー違反というより、声が聞きとりにくいからです。 声を出すその瞬間だけでいいのです。

 無理にマスクを外したまま会社説明会に参加する必要はありません。 くしゃみをしたりせきをしたりするほうがよっぽどマナー違反です。 しゃべるとき以外はつけていて構いません。

 

コートはどうすればいいの?

 会社説明会コートはどう扱えばいいのでしょうか。 まず、会場に入る前に、入口で脱いでおくのがマナーです。 コートはスーツではありませんので、社会人の正装ではないのです。

 なので、会場についたら入場する前にコートを脱いで、正装の状態になる必要があります。 暑い時期も同様です。スーツの上着は入場する前に着ればよいのです。 会社説明会の会場に着くまで脱いでいることには問題ありません。

 そして脱いだコートは腕にかけて持って入りましょう。 手でつかんで持っていくのはよくありません。見栄えが悪いです。

 そして脱いだコートは自分の席の背もたれにかけるか、イスの下にバッグを置いてその上に載せておきましょう。 膝に乗せたり手で持ったままにする必要はありません。会社によってはコートをかけるためのハンガーを用意してくれます。 用意されていたら遠慮なく使いましょう。そのときのために目印になるものもあればいいですね。

 

「服装自由」は罠

 社会人は思ってもいないことを平気で口に出します。その代表例が「服装自由」ですね。 実は自由ではありません。会社説明会には必ずスーツで行きましょう。

 私服で参加すると、周りの就活生はスーツなのに自分だけ私服という恥をかくだけでなく、 人事担当の人にも「本当に私服できやがった」などと思われます。

 「自由」なのにスーツで行かなければならないなんておかしな話ですよね。 それなら最初から「服装はスーツ」と指定してくれればいいと思います。 ところで、人事担当の言う「服装自由」はどんな意味なのでしょうか。

 会社説明会は、堅苦しいイメージがあります。 全員真っ黒のスーツで会場に集結し、大人数で説明を聞くわけです。 そんな中、気軽に手を挙げて質問をする人なんてほんの一部になってしまうのです。

 そこで、人事担当はなんとかして堅苦しい雰囲気を、フランクでざっくばらんにしようと思うのです。 「服装自由」と書くことで、就活生に気軽に参加してもらい、質問タイムにいろんな質問をしてもらおうとするのです。

 「スーツは不可」ではないところもポイントです。 就活生はどの服装を選んでも良いわけですが、たいていの就活生は 「やはりスーツが妥当だろう」と判断するのです。

 人事担当はこれを期待しているのであって、私服で来てほしいわけではないのです。

 私の個人的な考えですが、「服装自由」なんて書く会社はボイコットすべきです。 フランクさを出したければ「私服で来てください」と指定すればいいのであって、 「服装自由」と書かなければならない理由はありません。

 そんな会社に入社してしまうと、言われた通りにやったら怒られたのように理不尽の連続が予想されます。 相手に通じるようにコミュニケーションが取れないような人はコミュ障といっても過言ではありません。 コミュ障が上司になるなんて考えられません。

 もうお分かりだと思いますが、クールビズも就活生にはないものと思ってください。 未だにスーツを着ることはいいことだという認識が一般的です。 スーツを着るのが相手に対する礼儀なんだそうです。

 クールビズをやっている会社だからといって、就活生がクールビズで現れたら、会社の人は必ず文句を言います。 私も入社したとき、クールビズを知らないままスーツで通勤していたら 「入社していきなりクールビズにしないのはエライ」と褒められたものです。

 これほど褒められてがっかりした経験は他にないですね。

 

キャンセルしたいとき

 会社説明会キャンセルしたいときもあるでしょう。 当日キャンセルのようなドタキャンは、会社のマイページからはできません。 マナーの上ではドタキャンももちろんのこと、バックレなんてもってのほかです。しかし病気や寝坊してしまった場合や忘れていた場合は仕方がありませんね。

 会社がサイレントお祈りを送ってくる以上、就活生からサイレントお祈りをすることが許されないわけではありません。 その会社の選考を受けるつもりがなく、今後心変わりもしないのならば、 当日キャンセルやバックレをしても後ろめたく思う必要はありません。

 「この就活生がドタキャン、バックレをしたぞ!」と会社間で共有されることもありません。 個人情報をそんな風に共有すると会社のコンプライス違反が問われます。 気にする必要はありません。

 しかし、マナーとしては「ドタキャン」「バックレ」は悪いことです。 会社に迷惑がかかるということを言うつもりはありませんが、 採用担当者に大学ごと嫌われてしまう可能性があります

 「ドタキャン、バックレする大学だ」と悪い意味で覚えられ、 来年、再来年以降に就活をする大学生、つまりは後輩たちに迷惑がかかってしまうのです。

 マナーの観点で言えば、キャンセルする場合は会社のマイページから。 マイページからのキャンセルに間に合わなければ、電話やメールなどで次のように伝えましょう。

 「○○大学の××と申します。本日○○時開始の会社説明会を予約していたのですが、キャンセルしたいと思いましてお電話いたしました」

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。




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