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就活に「ボランティア経験」は意味なし!騙されてはいけない

 「就活にボランティアがおすすめ」などと弱みにつけこんだ悪質な勧誘が行われています。 私はボランティアそれ自体はいいことだと思います。ですが、「就活のため」という意味ではなんの役にも立ちません。 ESやガクチカのネタにはならず、圧迫面接を受ける原因になってしまいます。

 

この記事の要点

  1. ボランティア経験は、ビジネスの役に立たない
  2. 会社はボランティアを息抜きとして扱っている!
  3. 就活の軸と関係ない活動は意味なし!
  4. 「就活のため」のボランティアならやめよう


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ボランティア経験に意味がない理由

 就活にボランティア経験は意味がありません。 有利にはなりませんし、経験なしでも全く影響ありません。その理由は次の3点です。

 「もうすぐ就活なのにボランティアをやってない・・・」とお悩みの皆さんには朗報です。 「ボランティア経験なし」は就活では全く問題ありません。就活でボランティアが有利にならない理由を解説していきます。

 

1.責任のない活動であるため

 ボランティアには、責任がない

 ボランティアは、責任のない活動です。 ボランティア自体が悪いというつもりはありませんが、どこまで行ってもタダ働きなのが現実です。 お金をもらっていない分、責任は生じませんし、手を抜いたりサボったりするのも自由です。

 対するビジネスは、責任のある活動です。 お金をもらうということは、「お金を払ってでも欲しい価値」を提供する義務があります。 どうすれば顧客がもっと喜ぶか、もっと高い利益が得られるか、脳を酷使して考えます。

 例えば「ゴミ拾いをした」「子どもの見守り活動をした」という場合、確かに社会的にはプラスになっているでしょう。 ですが、それは「団体から与えられた仕事」をこなしたに過ぎません。 大卒総合職は「ビジネスの主体」ですから、「与えられた仕事」の経験はまったく意味を為しません。

 会社へのアピールになるとすれば「責任のある活動」です。ですが、新卒で就活をする以上はそのような経験は特に求められていません。 「活動実績」が大事だったら、中途採用をすればいいですよね。

事務系総合職とは?|仕事のキツさ・将来性・求められる力を解説!

 

2.会社が評価していないため

 会社はボランティアを息抜きとして扱っている!

 会社は「ボランティア活動」を評価しません。 それは「ボランティア休暇」という制度にその証拠があります。

 会社によっては「CSR(企業の社会的責任)」としてボランティア活動を行っているとアピールする場合があります。 ですが、会社がボランティアをやりたがっているわけではないことを覚えておいてください。 というのも、これは「業務時間内」に行われるのではなく、あえて「休暇」を使うためです。

 会社がこれを本当に重要だと思っているなら、休暇ではなく業務の一環として行われるはずです。 休暇ということは給料を支払わないわけですから、会社とボランティアは関係がないと言っている証拠です。

 ボランティア休暇は「有給休暇を取りやすくする」「地域社会とのつながりを見出して社員の幸福度を上げる」 という目的でつくられます。会社でボランティア活動が役立つのではなく、 「気分転換にボランティアでもしてこい」といっているわけです。

 当然、ボランティア活動は人事査定にも関係がなく、出世や昇給にもつながりません。

 そして、CSRとして「ボランティア活動をやっています」とアピールする会社も多いです。 ところがこれは会社が使命感をもってやっているわけではなく、 「CSRってやつが流行っている。なんかボランティアをやればいいらしい。じゃ、ウチもやろう」というノリです。

 本来、CSRは「ビジネスを通じて社会的責任を果たす」ところに本質があります。 「この会社は使命感をもってビジネスをしています」と説明するのがCSRなのですが、 「社会的責任」という言葉だけが日本に輸入されて、「社会的?ボランティアのことか!」と勘違いしたまま導入された経緯があります。

 「どうやらCSRはボランティアじゃないらしい」と気づいてからも、一度始めた「伝統」はなかなか廃止できるものではありません。 そのまま社員全員参加の強制ボランティアだけが続き、休日がつぶされる一方で人事査定には関係がないのですから、 「スポーツ大会」や「社員旅行」などの「社内イベント」に過ぎません。

 

3.自己PRのネタにならないため

 就活の軸と関わりのない活動は意味なし!

 ボランティアが自己PRのネタになるかどうかは、就職活動の軸と関わりがあるかどうかによります。

 「就職活動の軸」とは就活用語で「将来の夢」のことですが、これと関わりのある活動なら、自己PRに使えます。 関わりがないのであれば、エントリーシートの説得力が出せないために無意味となります。

 「学生時代頑張ったこと」としてボランティアを書く学生は多くいます。 面接でもみんなが口をそろえて「ボランティアを頑張りました」と言います。 ですが、内定式に出てみると、そんな就活生は全員落ちていたものです。

 というのも、自己PRは「就職活動の軸」と会社の「経営理念・ビジョン・社風」がいかに一致しているかを説明するときの、 「夢の実現に向けて行った過去の取り組み」を述べるものだからです。 実は、「何をしたか」自体はまったく関係ありません。

 それなのに「ビジョン」の話をせず、「ボランティア」の話しかしない就活生は、 何をアピールしたいのか会社にまったく伝わりません。それが全員不合格の真実です。

 安心してください。自己PRは「頑張ったことがない」場合でも書けます。 特別な経験は必要ありません。大事なことは、ただ「就職活動の軸」を持つかどうかです。

【例文4選】学生時代頑張ったことの書き方|ネタがない人向け!

 

「就活のため」のボランティアはやめよう!

 就活では「自己PRのため」と迷走する人たちがいます。 ですが、「就活のため」のボランティアには意味がありませんので、やめましょう。この理由は次の2つです。

 

自己PRは「就職活動の軸」と関係がなければ不合格

 就活は、ビジョンの一致をアピールするもの!

 採用選考において、会社は学生の「将来性」をみて採否を決めます。 この将来性をどうやって評価するかというと、就職活動の軸とそれに対する取り組み姿勢です。

 就職活動の軸は就活用語で「将来の夢」あるいは「真の願望」です。 例えば「交通事故をゼロにしたい」「家から出たくない」「何もしたくない」といった夢や願望です。 これを「この会社のビジネスで夢を実現したい」と熱く語る学生が「将来性が高い」と判定されて合格します。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。 

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 あなたの「将来の夢」や「真の願望」にかかわる活動ならともかく、 それらと関係のない話を自己PRで話すと、面接官はあなたの将来性を判定できません。 それどころか、「『将来の夢』のために何も頑張っていない人」として、将来性が低いと判定されるでしょう。

 そのボランティア活動は、あなたの「将来の夢」を実現する上で必要不可欠な活動でしょうか。 もしそうでないなら、ボランティア活動をしても自己PRには使えません

 ボランティアに限らず、資格の勉強も、アルバイトも、サークルリーダーも同じです。 「就職活動の軸」に関係がなければ、エントリーシートになんの説得力も生まれず、 会社は「将来性の低い学生」と判定せざるを得ません。

 「将来の夢のため」にする活動こそ意味があるのであって、「就活のため」にする活動は何の意味も持たず、 それどころか選考で落とされてしまう原因にすらなります。ボランティア活動に手を出す前に、「就職活動の軸」をよく考えておきましょう。

【例文】就職活動の軸の決め方|「おっ」と思わせる答え方

 

「ボランティアをした」と嘘をつくのはもってのほか

 そもそも意味がないので、嘘をつくメリットは皆無!

 就活で「ボランティアをした」とをついても、全く有利にならないのでやめましょう。 その理由は次の2つです。

  • ボランティア自体がES・面接のネタとして弱いから
  • 面接官は嘘を見抜くプロだから

 ボランティア経験が就活で有利にならないのは、ここまで解説してきた通りです。 それより問題なのは、面接官は嘘を見抜くプロであり、学生がそれに挑戦するのは無謀にも過ぎるためです。

 確かにボランティア経験は証明ができず、嘘をつきやすいからとESに「ボランティア経験」を書いてしまう就活生もいます。 しかし、「活動の中で苦労したこと」「得られたこと・学んだこと」などエピソードを深掘りされるうちに、 嘘を嘘で塗り固めてどこかで必ずボロが出ます

 そもそも「就活の軸」と関連しないネタは役に立たない上に、嘘がバレて落とされるなんて虚しいだけです。

 「ボランティア」に限らずESや面接で「嘘をつく」のは決してやってはいけません。

 面接官は普段、取引先・株主・大勢の社員と会話をしています。その人数は学生の比ではなく、「嘘をつかれる経験」もたくさんしています。 加えて人事部には「エントリーシートではこう書いていたけど、入社したらウソだと発覚したなあ」という事例が大量に積みあがっています。

 就活で話すエピソードは、面接を重ねるごとに「深掘り」されます。 これは「ビジョンに対する本気度」を見る目的でされるのですが、それに答えられなければその時点で不合格です。 「SNSで検索する」「ボランティア団体のサイトを調べる」などは人事も当然にやりますから、無謀な挑戦はやめたほうが良いです。

 輝かしいエピソードを語って自分を良く見せたい気持ちは、痛いほどわかります。 ですが、実は「会社が求める新入社員」は「自分が未熟であると認めてこれから頑張る人材」です。

 嘘をつきたくなる局面でも、正直に未熟さを認めることのほうが、「将来性」という観点では大いに評価されます。

【警告】就活は嘘だらけ!~人事の常とう手段・学生のバレる嘘~

 

2月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません。

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

 SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。

 OfferBoxでは学生の知らない「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そんな会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

 学生なら完全無料な上に、登録するのが早ければ早いほど会社の採用枠が多く残っています学部3年生(修士1年生)の受付も開始していますから、今のうちに会社との接点をつくって全落ちリスクを減らしましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく10倍受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

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内定ES・選考情報を読む

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

 ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、5月以降も就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

 そこで「キャリアチケットスカウト」という就活アプリを利用しましょう。

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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