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【例文5選】就活の軸とは?この決め方でゼロから内定!

 就活の軸の決め方と例文を、ネタがない人でも答えられるように解説しています。ESや面接で人事を「おっ」と言わせ、内定を獲得しましょう。

 

この記事の要点

  1. 内定はビジョンの一致(就活の軸と経営理念)で決まる!
  2. 好きなこと」からビジョンを導ける!
  3. メーカー・金融志望の例文
  4. 」「役に立ちたい」の例文
  5. ネタがない人におすすめのネタ


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就職活動の軸とは?

 就職活動の軸とは、あなたの経営理念

 就職活動の軸とは、「あなたの経営理念」です。

 …と言われると、難しく感じるでしょうか。言い換えれば「将来の夢」のことであり、 「一生かけて追求したいこと」とも言えます。 大卒総合職として就活する場合、エントリーシートや面接で必ず問われる項目であり、準備が必要不可欠です。

 例えば、次のようなものを「就活の軸」と言います。 これらを基準に会社を選んだりエントリーシートを書いたりします。

  • 交通事故をなくしたい(メーカー)
  • 人類を家事から解放したい(メーカー)
  • いろんな夢を応援したい(金融・コンサル)
  • 人の役に立ちたい(商社)
  • 愛知に渋谷をつくりたい(鉄道・不動産)
 

なぜ就活の軸が必要なのか

 内定は、ビジョンの一致で決まるから!

 大卒総合職は、「ビジョンの一致」で内定が決まります。 「会社の経営理念」と「就活の軸」が一致しているとアピールしなければなりません。 なぜなら、あなたは会社を導く存在であり、将来の経営幹部候補生だからです。

 例えばソフトバンクなら「情報革命で人々を幸せに」スバルなら「交通事故をゼロにする」ソニーなら「感動を与える」というように、 会社にはそれぞれ「ビジョン」があります。その経営理念と一致したビジョンを持っている人が内定をもらえます。

 逆に言えば、就活の軸がなければ、大卒総合職にはなれないということになります。

大卒就活とは?特有のやり方|ビジョンを持たないと厳しい

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就活の軸の答え方

 会社選びの基準として回答する!

 就活の軸の答え方は、次の例のように「会社選びの基準」として回答します。

  • 「交通事故をなくせる会社」という基準で就活をしています(メーカー)
  • 「家事をなくせる会社」を探しています(メーカー)
  • 「いろんな夢に関われる会社」を志望しています(金融・コンサル)
  • 「最も多くの人の役に立てる会社」を求めています(商社)
  • 「愛知に渋谷をつくるのに最適な会社」に入りたいです(鉄道・不動産)

 しかし、ただ「交通事故をなくしたい」と言っても、本気かどうか説得力が足りませんよね。 そこで「ビジョンに本気である」ことを証明するために、エントリーシートを書きます。

 実はエントリーシートは、どの会社も就活の軸の説得力を見るための三部作構成になっています。 

 「就活の軸」をもとに「過去・現在・未来」の3つの視点で「ビジョンに対する本気度」を証明します。 最後に実現のためには貴社に入社しなければならないと結論付けて、人事が納得すれば内定です。

 このように就活の軸とエントリーシートはセットです。 これらを一括して準備することを「自己分析」と言います。 次の記事でも詳しく解説していますので、併せて参照してください。

自己分析のやり方!|簡単にできる人生設計で内定力を上げる

自己分析の館|登録不要のツールで簡単に!

 就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!

 就活の軸・ES作成には、「キャリアチケットスカウト」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。

 このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、就活の軸を持つことができます。 ESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。

 また、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。

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就活の軸の決め方

 就活の軸の決め方は、次の3つの手順を踏むのが簡単でおすすめです。

 具体的にどうすればいいのか、項目ごとに詳しく解説していきます。

 

1.「真の願望」を言葉にする

 趣味から導き出そう!

 「真の願望」と言われても、いきなりは思いつかないと思います。 そこで、人生を振り返って熱中できること深堀りしてみましょう。

 例えば私は、シムシティという街をつくるゲームにドハマりして、寝食も忘れて朝まで遊んでしまいます。 「熱中するポイント」を思い出してみれば、「渋滞のない街をつくりたい」「高層ビルの立ち並ぶオフィス街をつくりたい」 「自然あふれるのどかな住宅街をつくりたい」など「理想の生活圏」を持っていることがわかりました。

 これらを「願望」として言葉にしてみると、以下の通りです。

  • 目的地に速く辿り着きたい
  • 先進的な空間で優雅に暮らしたい
  • 時間がゆっくり流れるような余暇を過ごしたい

 この段階ではまだ、「面接で話す」ことは考えないでください。 カッコ悪くても、ドロドロした欲望でしかなくても問題ありません。むしろ「人間らしい欲望」のほうがよっぽど本気に見えるからです。

 ある程度言葉にできたら、次の手順に進みましょう。

 

2.「真の願望」をビジネスにつなげる

 どんな願望もビジネスで実現が可能!

 実は、どんな願望もビジネスにつなげることが可能です。 なぜならビジネスは「人間の欲望」を満たすために行われる活動であり、 どんなビジネスにも根底には「モテたい」「カッコよくなりたい」などの人間らしい願望があるからです。

 例えば先ほどの「目的地に速く辿り着きたい」ならば、自動車業界・鉄道業界・高速道路業界が当てはまりますよね。 特に鉄道ならリニア新幹線が話題になっていますし、高速道路はまだまだ建設途上です。 このような業界では、理想を実現することが可能です。

 「先進的な空間で優雅に暮らしたい」ならば、それをつくる建設業界や不動産業界がありますし、「優雅な暮らし」ならハウスメーカーやホテル業界もよさそうです。 「時間がゆっくり流れるような余暇」に至っては、めんどうなことをロボットや家電にやらせれば実現できますから、 電機メーカーや機械メーカーなどもよさそうですね。

 このように志望業界に合った願望を決められたら、後は面接用に言葉としての体裁を整えるだけです。

 

3.4つの型に当てはめる

 4つの型に当てはめよう!

 この段階までこれば、「就活の軸」は完成したも同然です。 実は、就活の軸にはある程度のパターンがあり、それに自分の願望を当てはめれば「就活の軸」らしくなります。

  • やりがい
  • 成長できる会社
  • 社会貢献がしたい

 「目的地に速く辿り着きたい」ならば、「時間短縮」に言い換えて、上記のパターンに当てはめます。

  • 時間短縮が好きなの集まる会社
  • 時間短縮にやりがいを感じるため、時間短縮をビジネスにしている会社
  • 時間短縮人間として成長できる会社
  • 人々に時間短縮の方法を捧げることで、社会貢献がしたい

 よく「パターンの型」をそのまま就活の軸として話してしまう学生がいますが、「型」のままではやはり、人事の心に響きません。 例のように必ず「真の願望」とセットにして話すことで、説得力を出すことができ、内定につながっていきます。

 ここまでできれば「就活の軸」は完成です。

 

OfferBoxの適性検査を利用する

 就活の軸を決める際、性格検査と矛盾しないことも重要です。

 就活では書類選考の際に「適性検査」を受けることが多いですが、その結果は自分で見ることができません。 会社の人事だけがあなたのエントリーシートと適性検査の結果を照らし合わせて、 ウソをついていないかなどを確認します。

 そこで、「OfferBox」の適性検査ツールを利用しましょう。

 本番さながらの適性検査を受検でき、結果を見ることができます。 10万人のデータを活用した本気の検査ですので、その精度はぴか一です。

 つまり、これを利用して出た結果をもとに就活の軸をつくれば、 就活の軸と性格検査が矛盾しないというわけです。


 私の検査結果ですが、このように100万人のデータと比較して、各「ビジネス力」がどれくらい高いのかわかります。 この中から特に高い項目低い項目を就活の軸や長所・短所に利用すればよいわけです。

 私の場合、「計画力」と「規律性」が低く出ています。 しかし、低いところを高めようとして本番で調整したり嘘をついてはいけません。 本番では「矛盾した回答」も測定されます。それに、なんでも完璧だとむしろ不自然ですよね。

 「結果を良く見せる」のではなく、悪い結果を克服しようとしている姿勢をアピールするのが重要です。


 便利なことに強み弱みを自動でまとめてくれます。

 何が長所で短所なのか、本番では社員が同じ結果の資料をもって面接をします。 あらかじめ結果がわかっていれば、面接で有利になりますよね。

 ぜひ「OfferBox」で検査を受けておきましょう。

 

就活の軸の例と例文

 就活の軸の例例文を紹介していきます。 就活の軸の決め方の項目でも解説した通り、パターンをそのまま使うのではなく、 あなたの「真の願望」とセットで使うようにしてください。

 

就活の軸の例の一覧

 ES・面接で使える就活の軸を一覧にして26個紹介します。

  • 社会貢献したい
  • 地域に貢献したい
  • 世界に貢献したい
  • 世界を豊かにしたい
  • 良いものを世の中に広めたい
  • お金持ちになりたい
  • 良い車に乗りたい
  • ある趣味をずっと続けたい
  • 人の役に立ちたい
  • 人を笑顔にすること
  • 人との繋がり
  • 人を喜ばせること
  • 人の生活を支えること
  • 生活に寄り添うこと
  • 良い家に住みたい
  • 目立ちたい
  • 友達を増やしたい
  • 「共感」を広げたい
  • ラグジュアリーな「体験」を届けたい
  • 「熱中」を生み出したい
  • 人を喜ばせたい
  • モテたい
  • 認められたい
  • 影響力を持ちたい
  • 何もしたくない
  • 家から出たくない

 

メーカー志望の例文

 モノづくりで理想を実現する!

 メーカー志望の例文を紹介します。

 私の就職活動の軸は、「事故をなくしたい」ということです。

 学生時代は運転免許を取る際、独自に交通事故に関する動画を観て、どんなところに危険が潜んでいるのか研究しました。 この結果、いくら注意しても回避しきれない事故があり、自分が気を付けるだけでは解決できないことがわかりました。 そこで「交通」に限らず、機械自体に安全機能を盛り込んでいく必要があると考えました。

 以上の経験から、就職活動では「安全機能・安全設備」を重視する会社を探しています。

 メーカーが「モノづくりを通じてソリューションを提供する」ビジネスであることを意識してください。 「モノ」そのものではなく、「モノで実現できる理想の社会」を目的にビジネスを行っています。 メーカー志望の場合は、その「理想の社会」を就職活動の軸にするのが最も良いでしょう。

 例えば、以下のような就活の軸がメーカー志望におすすめです。

  • 外でも家と同じ快適性を実現したい
  • 家事のめんどうくさいことをすべてなくしたい
  • 社会から単純作業をなくしたい
  • 社会から力仕事をなくしたい
  • 社会に「余暇の選択肢」を増やしたい
  • 事故をなくしたい
 

金融・コンサル志望の例文

 ビジネスの成長を助ける!

 金融・コンサル志望の例文を紹介します。

 私の就職活動の軸は、「いろんな夢を応援したい」ということです。

 私は就職活動にあたって、はじめに自分の夢を考え「社会の課題を解決する」ことに喜びを見出しました。 しかし、社会の課題の解決はいろんな課題、いろんな手段があり、絞り切ることができませんでした。 そこで、もっと広範にあらゆる分野で課題解決に取り組んでいきたいと思うようになりました。

 以上の経験から、就職活動では「いろんなビジネスの成長を助ける会社」を探しています。

 銀行・地方銀行・コンサルは「ビジネスの成長を助ける」ことがビジネスです。 その手段は「お金」か「頭脳」かという違いがあるだけで、本質的には同じソリューションを提供しています。 金融・コンサル志望の場合は、「ビジネスの成長」を就職活動の軸にするのが最も良いでしょう。

 例えば、以下のような就活の軸が金融・コンサル志望におすすめです。

  • たくさんの「良い変化」を見届けたい
  • 刺激的な毎日を送りたい
  • いろんな「夢」を応援したい
  • いろんな「可能性」を提供したい
  • 様々な「世界」の良いところを融合したい
 

「人」の例文

 同じ理想を持つ人と働きたい!

 就活の軸を「人」にする場合の例文を紹介します。

 私の就職活動の軸は、「人」です。

 私は「交通事故をゼロにしたい」という思いを持っており、就職活動ではそのようなビジネスを行う会社を探してきました。 しかし、インターンシップや会社説明会に参加するうちに、「安全機能」を搭載している企業でも、 必ずしも「交通事故をゼロにしたい」という思いを持っているとは限らないことがわかりました。

 思いを実現するためには、全社的に同じ思いを共有していることが一番重要だと考えています。

 以上の経験から、就職活動では「交通事故をゼロにしたい」という人の多い会社を探しています。

 重要なのは、「人」と述べるだけでなく、あなたの「就活の軸」と会社の「経営理念・ビジョン・社風」の一致がアピールできるように、 「それを実現するのにふさわしい『人』がたくさんいる会社」という言い方にすることです。

 もし入社して先輩社員と気が合わなければ、それをミスマッチと言いますが、 「人」を軸にするのは入社後のミスマッチを防ぐ手段になります。 ですが、「良い人」「優しい人」「明るい人」といった軸では広範すぎてあなたの「実現すべき理想像」が見えてきません。

 例えばスバルであれば「交通事故をゼロにしたい」という「人」がたくさんいますし、 ソフトバンクであれば「情報革命で人々を幸せに」したい「人」がたくさんいます。

 上記の例のように「実現すべき理想像」と「経営理念・ビジョン・社風」が一致する会社で、 インターンシップや会社説明会を通じてそれを確認し、「〇〇な社員が多い会社」を軸にするのが良いでしょう。

 

「人の役に立ちたい」の例文

 多くの人と関われるビジネスで理想を実現する!

 就活の軸を「人の役に立ちたい」で書く場合の例文です。

 私の就職活動の軸は、「人の役に立つ」ということです。

 大学受験においては浪人生活を経験しましたが、自宅にこもって勉強をしていたため社会とのつながりを感じることができませんでした。 入学後はサークル活動やアルバイトを通じて、社会とのつながりを実感できる瞬間こそ生きがいを感じることを発見しました。

 以上の経験から、就職活動では「多くの業界とかかわりを持つ」会社を探しています。

 

「入りたい会社」から決める例文

 経営理念から就活の軸をつくる!

 将来の夢がない場合、将来の夢から就職活動の軸を見つけるという方法が使えません。 そこで、入りたい会社から、就職活動の軸を決める方法を紹介します。

 入りたい会社から将来の夢を決定するのは手順が逆のようにも思えますが、 むしろ入りたい会社から考えたほうが説得力のある就職活動の軸をつくることができます。 しかし、この方法でつくった就職活動の軸は、他の業界、他の会社には使いまわせないのでESを作成する手間は増えます。

 決め方の例:「三井倉庫に入りたい」

 三井倉庫に入社たい→(なぜ三井でないといけないのか)→FLEXPRESS等、物流の最適化が行われている会社だから→(なぜ物流が最適だといいのか) →欲しいものが欲しいときに手に入るから

 この場合、企業の経営理念に注目するのがおすすめです。三井倉庫の例では「物流から価値を」「革新と安心をユニバーサルに提供すること」 という経営理念が示されています。経営理念は「会社の将来の夢」です。 あなたの将来の夢と、志望する企業の将来の夢が一致していれば、志望動機にかなり説得力が出ます。

 ですから、経営理念から就職活動の軸を考えるのは非常に有効な手です。 三井倉庫で言えば、「世界中の人にくまなく価値を届けたい」「『欲しいものが手に入らない』を世界中で解消したい」 などの将来の夢が使えそうですね。

 この見つけ方を使った場合、どの会社にどの就職活動の軸を使ってエントリーシートを書いたか覚えておく必要があります。 面接で別の軸をもとに話してしまうと、軸がブレていると思われてしまいます。 会社ごとに就職活動の軸をメモしておきましょう。

 

例文

 物流企業に入りたい場合の就職活動の軸の例文を紹介します。

 私の就職活動の軸は、「欲しいものが欲しいときに手に入る社会をつくる」ということです。

 「社会」とは「価値の交換」に本質があると考えています。私はアルバイトでサービスを提供していましたが、 モノを販売するには、モノが最適な時刻に、最適な場所にあることが必要で、 それを支えているのは物流業界だと気づきました。

 以上の経験から、就職活動では「物流の最適化」を重視する会社を探しています。

 

就職活動の軸がない?心配無用!

 誰でも使えるおすすめの軸!

 就活の軸がない場合、次のどちらかの軸を使ってみましょう。

 就活の軸がない人におすすめの決め方は、「欲望を言い換える」ことです。 例えば「モテたい・何もしたくない・家から出たくない」といった人間らしい欲望を、ビジネスに関連付けるのです。

 「就職活動の軸が決まらない」と悩んでいませんか? それは「崇高なものでないといけない」と思い込んでいるせいです。

 迷走して「社会貢献」だの「人の役に立ちたい」だの書いてしまいがちですが、そうではありません。 現代社会は産業革命に始まりますが、「奥さんに楽をさせたい」という目的から始まっています。 その根底にはもちろん「モテたい」「女性の気を引きたい」といった欲望があったわけです。

 家電を発明したのは「家事がめんどくさい人」ですし、車を発明したのは「歩くのがイヤだった人」です。 後ろ向きな就活の軸は弱いということは全くありません。

 例のように、就活の軸は「社会的な価値」など二の次にして、人間的な欲望でいいのです。 そのほうが人事にもよっぽど「こいつは本気だ!」と思ってもらえます。 こんなもの、誰にでもいくらでもありますよね。

 

「本当は何もしたくない」という軸

 「将来の夢なんてないよ~本当は何もしたくないんだよ!」 それです!それこそがあなたの「実現すべき理想像」です!

 「何もしないために働く」というのは矛盾しているようで、実は筋が通っています。 どんな機械もすべては「楽をするため」につくられたものです。

 ホンダのスーパーカブは、「奥さんが自転車をこぐのが大変そうだから楽をさせてあげようとした」 というところからスタートしたのは有名な話です。

 電機メーカーや機械メーカーのビジネスの本質は、「楽をすること」にあるのです。 家電やロボット、パソコン、工場の自動化、AI化はすべて「楽をするため」につくられたものです。 「何もしたくない」を恥ずかしがることはありません。それが人類の進歩を実現してきたのです。

 

「家から出たくない」という軸

 「将来の夢?そもそも家から出たくないんだよ!」 それです!それもあなたの「実現すべき理想像」なのです!

 なぜ家から出たくないのでしょうか。1つの理由として、外には危険がいっぱいあります。 歩いていて人とぶつかるのが嫌だ、交通事故に巻き込まれるのが嫌だ、家は快適だけど外は落ち着かない・・・

 ん?それをなんとかできそうな業界がありますね?そう、自動車メーカーと自動車部品メーカーです。

 「家から出たくない理由」を深く追求していって、「交通事故」に行き当たったなら、 「自動運転」がキーワードになりそうです。ちょうどスバルは「交通事故ゼロ」をビジョンとして掲げている会社ですから、 あなたにピッタリです。

 「快適性」に行き着いたのなら、内装や居住空間に力を入れている高級車「レクサス」がありますよね。 「外の喧騒から離れてまるで家にいるかのような快適性を実現したい」 というのは高級車をつくるトヨタにぴったりの「就職活動の軸」ではないでしょうか。

 

ESでの書き方

 就職活動の軸のエントリーシートへの書き方は、「『就活の軸』と『経営理念・ビジョン・社風』が一致している」と書くことです。 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものです。 というのも、大卒就活に特有の事情としてあなたが経営幹部候補生だという理由があるからです。

 ゆくゆくは課長・部長などの管理職、そして取締役・社長へと昇進することが期待されています。 それに必要な素質は、「そのビジネスが好きすぎてしょうがない」ことです。

 馬車馬のように働けという意味ではありません。 人事は「経営理念・ビジョン・社風」と一致した「将来の夢」を持つ学生を探しているのです。

 その「将来の夢」を就活用語に言い換えたものが「就職活動の軸」であり、 ESでは夢に対してどれだけ本気かを確認します。

 エントリーシートの設問は、どの会社でもこの3点です。

 まさしく「『将来の夢』実現ストーリー」に他なりません。

 「夢」のために「取り組んだこと」、「夢」のために「役立つ長所」「邪魔になる短所」を書くことで、 「本気の夢」であることをアピールします。そして志望動機では

 私は将来の夢の実現のため、貴社のビジネスに携わらなければなりません。

 と結論付けるのです。

 平社員でできることを夢にしてしまうと、数年で夢を実現して会社を去っていく可能性も払拭できません。 大きな夢を語れば社内での階級も必要になってくるので、必然的に長く働くというアピールになります。

 この「経営理念・ビジョン・社風」は会社のホームページの「社長のメッセージ」「中期経営計画」 「社員インタビュー」などを読んで確認します。

 就職活動の軸として「人」を選ぶときも「人の役に立ちたい」を選ぶときも、 「先輩は私の目指す姿だ」「社風が私と一致している」と述べるようにしましょう。

 このように就職活動の軸をしっかりもって、それに肉付けしていくと説得力のある志望動機になります。

 

面接での回答方法

 就職活動の軸の面接での答え方も、「『就活の軸』と『経営理念・ビジョン・社風』が一致している」と答えることです。 面接ではエントリーシートに書いたことと全く同じことを問われます。 しかし、就職活動の軸がしっかりしていれば、エントリーシートに書いた内容を一字一句まで暗記する必要はありません。

 面接官はチェック済みのエントリーシートを資料に、面接を行います。 あなたがどれだけ「スジの通った人間」で、一貫して夢を追い続けているかどうかを見られます。 面接でエントリーシートと同じ項目を問われるのは、記憶力を問われているのではなく、「一貫した軸」を持っているかどうかを確かめるためです。

 「なんとなくエントリーシートを書いたらたまたま一貫性のあるエントリーシートになった」のではなく、 「こういう目的を果たすために日々を生きている」という「就職活動の軸」を、 エントリーシートと面接の両方で証明するのです

 面接に準備していくのは以下の項目だけです。

  • 就職活動の軸
  • 夢を果たすのに役立つ長所・邪魔になる短所
  • 「なぜこの会社を選んだのか」の大まかな流れ
  • 「学生時代頑張ったこと」の大まかな流れ

 「大まかな流れ」というがコツです。一言一句暗記してしまうと、「単に記憶力のいいやつ」で終わってしまいます。 「エントリーシートを覚えているだけ」だと「軸がしっかりしている」ことの証明にならないからです。 大まかな流れだけ覚えておいて、「将来の夢」を意識して面接で話すのが一番効果的です。

面接は暗記より良い対策がある!|「おっ」と言わせる方法

 

6月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

 SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。

 OfferBoxでは応募者の少なさに悩む「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そういった会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

 学生なら完全無料で利用できますから、損をすることは何もありません。 今のうちに有望な会社と接触して、全落ちリスクを減らしておきましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

「実はもう内定あるんだよね」内定直結の就活講座

 内定確保の最速手段!

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24卒の予約ページ→面談を予約する【24卒】

 

もし「明日が面接」でも準備は大丈夫?

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

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 そこで「キャリアチケットスカウト」という就活アプリを利用しましょう。

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 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

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 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

 選考体験談が詳しすぎる!

 「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。

 エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。

 「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。

 ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。

内定ES・選考情報を読む


プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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