【就活】内定ブルーになる本当の理由|辛い気分を解消しよう
内定ブルーになると「大手企業に行きたかった」「勤務地に不安がある」「働きたくない」と悩みが深刻になっていきます。 実際の内定者は何で悩み、それをどう解消していけばよいかについて、実体験をもとに解説します。
この記事の要点
- 内定者は、勤務地や給料のことで悩む!
- 内定ブルーの正体は、先が見えない不安!
- 就職のもっと先、輝かしい未来を目指してみよう!
- 考える暇もないくらい遊びまくるのがおすすめ!
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内定者はなにで悩む?
せっかく内定をもらって就活を終えたものの、憂鬱な気分になるという経験は、 実は社会人でもたくさんの人が経験しています。さて、どんなことで悩むのでしょうか。
勤務地
引っ越しをしたくない!
大卒総合職では転勤がつきものですが、最初にどこに配属されるかという不安が、 内定ブルーの原因の1つになっています。
「ずっと東京にいたいけれど、大阪配属になるかもしれない…」
「地元に近いところがいいけれど、本社が東京だから不安だ」
「海外転勤はしんどい」
実は、就職して何年か経つと、気にならなくなる悩みです。 というのもどうせ友達もみんなどこかへ行ってしまうからです。
私の場合は「東京に出たかったけど、勝手に出身地を考慮されて大阪に配属された」タイプですが、 友達は東京にもいれば、仙台にも行き、大阪配属の友達もいれば、九州や四国へ行ってしまった友達もいます。
自分が特定の地域にいられたとしても、友達がいないならどこへ行っても同じですよね。
私が東京に出たかった理由は、当時彼女が東京にいたからです。 ですが、働いているとどのみち平日は会えませんし、 休日に新幹線に乗って会いに行けばよかったわけです。
「会うのが月1回」は少ないようにも感じますが、社会人になるとそれほど不思議な回数ではありません。
私はその後東京に異動になったのですが、毎週2日会うようになって体力が持たず、最終的に別れることになりました…。
さらに言えば、地方に転勤になれば家賃が安い分立派な家に住めて、 クルマを乗り回し、なおかつ貯金もできたりします。 本社と比べて人数が少ない分気楽で面白いメリットもあります。
とはいっても、「じゃあ勤務地は気にしないでおこう!」とはなかなか思えませんよね。 そこで1つアドバイスです。
実は、配属の希望は意外と聞いてもらえます。
入社当初は恐れ多くて何も言えず、勝手に出身地を考慮されて大阪配属にされた私ですが、 その後は「東京に出たい!」とアピールしていたら2年3ヶ月で東京に異動になりました。
研修中にも「どこそこの地域で働きたい」とアピールしておけば、割と聞いてもらえる可能性があります。
給料
給料のうわさに振り回される!
内定先の給料で悩む内定者もいます。
「調べたら給料に不満を言うクチコミが見つかった」
「同業他社より平均年収が50万円安い」
「友達がもっと平均年収の高い会社に内定をもらった」
残念ですが、給料は入社してもわからないという現実があります。 逆に言えば、クチコミや平均年収は当てになりません。
私の行っていた会社は、年収ランキングに載るような会社ではありませんでした。 しかし、40代で1000万円に到達する人もいれば、30代で到達する人もいました。 部下のいない名ばかり管理職でも700~800万円もらっていました。
しかし、これがわかったのは人事部の仕事をしたときです。 課長で800~900万円、部長で1000~1100万円、理事で1200~1400万円というのも、 社内規定を見ただけではわかりません。
まず、クチコミはおよそ転職者の書くものです。 実力を発揮できなければ、どんな高給企業でも昇給が抑えられます。 特に管理職クラスになると実力の比重が高まり、「降給」すらあります。
クチコミはそちら側の人物が書いたものですから、「普通」の人の給料はもっと高いかもしれません。
そして、平均年収は算出方法が企業によってまったく異なります。 管理職を含んだり含まなかったり、残業代を含んだり含まなかったり、これらは各企業の自由です。
さらに「現業職」や「一般職」の人数、もっと言えば総合職でも「年齢構成」が会社によってまったく異なります。 母数が違えば、平均も違う数値になります。この数値で会社同士を比べるのはまったく意味がないのです。
A社が700万円、B社が600万円でも、B社は一般職が多かったり、 残業代を含んでいなかったり、比較的若者の多い会社かもしれません。 ですが、それは外から見てもわかりません。
役に立たない指標に踊らされる必要はないのです。
内定ブルーになる本当の理由
内定ブルーの正体は、先が見えない不安!
ここまで解説してきた通り、「考えても仕方がない」ことはすでにわかっているかもしれません。 ですが、わかっていても悩んでしまうものです。 これはなぜでしょうか。
それは「先が見えない不安」のためです。
将来に希望があふれていたら、就職が楽しみでしょうがないはずです。 ですが、現代社会はあまり輝く未来は見えません。 景気や年金、結婚、税金と不安要素があまりに多すぎます。
特に、「大学生活はとても楽しい」という方が多いのではないでしょうか。
大学生の間は講義のない限りは好きな時間に起床し、好きな時間に昼食をとり、 講義の空き時間に遊びに行ったり、夜も好きな時間に眠れます。 特に平日を遊びに使えたり、家でごろごろできたりと、楽しいことがあまりにも多いです。
一方で就職してしまうとそうもいきません。平日は決まった時間に起床し、 決まった時間に会社の同僚と昼食を取り、夜も決まった時間に寝なければなりません。
遊べるのは休日だけですがその休日すら出勤だったり、会社の強制参加のイベントがあったりと、 自由時間は比較にならないほど減ります。給料があるとはいっても、その給料を使う時間はどこにあるのでしょうか。
「人生の大きな決断を早まったのではないか」と不安になるわけです。
MY就活ネットでは、このような「悩みが多すぎる問題」について、いったんすべて書き出してみることをおすすめしています。 そうすることで「夏休みの計画表を書いたら『終わった』気になる」ような晴れやかな気分になれます。 そこで、次の記事で「就活あるあるな悩みと解消法」を多数紹介しています。
働きたくない
「働きたくない」まで行くと、行き過ぎ!
最終的には「働きたくない」とまで思い悩んでしまいます。 私もそうでした。満員電車はイヤですし、早起きもキツいです。 深夜残業も休日出勤もしたくありませんでした。
「就職すれば慣れるから…」とアドバイスされたところで、「それって洗脳されただけでは?」と思い、 また悩み始めるのです。「あんな風にはなりたくない」と。
それでも働かなければ生活費が稼げません。でも本音では「働きたくない」わけです。 イヤなことに突撃する直前の待機時間なのですから、辛いに決まっています。
内定ブルーを解消する方法
せっかくまだ楽しい大学生活が残っているのに、内定ブルーに悩まされて無気力になってしまうのは、もったいないですよね。 解決策はただ1つ、将来に希望を持つことです。
この停滞感の強い社会でどう希望を持てばいいのか、その方法を解説していきます。
1.起業を目指してみる
就職のもっと先、輝かしい未来を目指してみよう!
起業とは言っても、就職を辞めて起業しろという意味ではありません。 いつかは起業してやるくらいの意気込みで、ビジネスを学んでみるのです。
有名な起業家はいつも忙しそうにしていますが、だらだらしている起業家もいます。 私がそうです。
私は就職して1週間で会社に絶望し、起業のための勉強を開始しました。 目標は「家でごろごろしたい」というなんとも間の抜けたものでした。 ですが、それを実現するためなら何冊でも本を読んでやろうと思いました。
目標のある人生はけっこう充実するものです。 「辞めたい!」と思う瞬間があるたびに、勉強に身が入ります。 このMY就活ネットだって、そんな負のパワーのやり場に困って記事を書きまくったものです。
こうして勉強した内容が意外と仕事でも役立って、ビジネスにハマり始めたのが入社3年目でした。 まあ結局身体を壊して辞めて、家でゴロゴロしているわけですが。
2.就活を続けてみる
気が済むまで自分にぴったりの会社を探してみよう!
「就活の時ああしていればよかった」と後悔したくないですよね。 世の中には5万社もあるのに、就活ではそのほんの一部すら見て回れていないわけです。 「実は自分にもっと合った会社があるのでは…」と不安になるのも当然です。
そこで、今の内定を確保したまま、もう少し就活を続けてみるのはどうでしょうか。
じゃんじゃんばりばり応募しまくる必要はありません。 「興味のわく面白い会社」を探してみるだけでいいのです。 もしかしたら、今の内定先が一番いいかもしれません。それならそれで納得できますよね。
あまり負担をかけずに続けられる就活サイトがあります。
それは、
「OfferBox」
です。
OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。
他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。
一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。
→「OfferBox」でスカウトをもらう
3.大学生活を謳歌する
考える暇もないくらい遊びまくろう!
深く考え事をしてしまうのは、暇だからです。 人間は暇になるとつい、余計なことを考えてしまいがちです。 ならば、今しかできないことに熱中して、考える時間をなくしてしまいましょう。
あなたが内定ブルーなら、友達も内定ブルーになっているはずです。 声をかけてカラオケに誘ったり、飲みに出かけたり、旅行や買い物に出かけたりしましょう。
平日に遊べるのは今だけですから、親にお金を借りてでも遊びまくりましょう。
特に海外旅行は本当に今を逃すと行けません。 自分が休みを取れても、友達と休みが合うことはまず、ないのです。
海外旅行は一生の思い出になりますから、友達を集めて鍋でもつつきながら計画を立て、 どこかへ行ってみましょう。
大学生活を謳歌していたら、「不安な時間」をスキップできますから、おすすめです。
7月の今から最短で内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。
MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。
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自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
インターンから内定まで口コミが満載!
「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。
そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。
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早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。
それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、
まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。
それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。
ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なしで最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。
もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
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ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
→Xのアカウントページ
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