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【就活】海外経験がない!|帰国子女が有利なの?

 「海外経験がない」のは就活に不利で、「帰国子女」は有利なのでしょうか。 実はそうではありません。本質的に必要なのは「英語へのやる気」と「行動力」です。 これについて「エントリーシートや面接でうまくアピールする方法」と併せて解説します。

この記事の要点

  1. 海外経験がなくても不利ではない!
  2. 英語のやる気をアピールしよう
  3. 帰国子女は、英語力よりその行動力が評価される
  4. TOEICはスコアが低くてもやる気の証拠にできる!


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英語は仕事に役立つのか

 英語を使う仕事はそんなにない!

 果たして英語は役に立つのでしょうか?

 私の会社も海外事業部があり、他の部署でも資格として英検2級はとっておくように言われます。 しかしながら一応言われるだけで、一生懸命英語を勉強している姿はありません。

 仕事で使わないからです。

 一方で商社やプラントエンジニアリングなど、海外での事業が前提である会社は、 すぐにでも海外出張を予定しているので英語力は必須になります。 まあそういった企業を志望している人はすでに英語を勉強していると思いますのでおいておきます。

 国内企業で海外事業”も”しているというような会社は、英語はそこまで重要ではありません。 年配の方の認識としては「ツアーじゃなくて個人で海外旅行行ったの!すごい!」というものです。 私も入社してから、会社の役員に大変お褒めをいただきました。 海外旅行に行っただけで資格も何もないのに

 TOEICを○○点とれば大丈夫!と思っている方もいるようですが、 TOEICの点数があるから採用!となるわけではありません。 ニトリも600点あれば海外勤務ができるそうです。

 さて、仕事に海外経験が役立つのでしょうか。 海外留学ならともかく、海外旅行程度では何の役にも立ちません。 遊びに行ったという経験が役立つのなら、会社は社員に大型連休を用意して海外旅行に行かせるでしょう。

 一橋大学では2018年以降に入学する大学生に、海外留学を課すようです。 海外留学をしない限りは卒業できないというものです。 卒業要件に海外留学を入れるのには何の意味があるのでしょうか。

 大学は学問の場であって、就職予備校ではありません。 卒業後の仕事のために、大学が強制して海外に行かせるものではありません。 学生が海外に行きたければ行けばいいのです。

 しかしこれが時代の流れ。いずれは海外留学が当たり前になってくるでしょう。 そうなったとき、海外留学をしていない就活生は不利になっていきます。

 そこでMY就活ネットでは、就職に「英語が必要な業界」「不要な業界」をそれぞれまとめています。 だいたいの業界は「ただちに英語が必要なわけではない」ため、安心してください。

【関連記事】 【就活】英語がいらない業界はある?|今できなくても大丈夫!  

就活で海外経験は重要じゃない

 海外経験は就活の前提ではない

 今はまだ、就活で海外経験はそれほど重要ではありません。 英語は就活の本質ではないからです

 三菱商事や三井物産などの一流の商社、日本製鉄やJFEスチールなどの一流の高炉メーカー、 国家公務員のキャリア官僚になった友達も、誰一人として海外留学の経験はありません。 TOEICを受けてすらいない友達もいます。

 海外経験など、就活を終えてから卒業旅行でもすればいいのです。 就活は、一緒に仕事ができるかどうかが最優先されます。 海外経験豊富で英語が話せても、仕事が出来なきゃ意味がありません。

 英語ができる人を採用したいなら、アメリカやイギリスで採用活動をするはずです。 もしくは帰国子女ばかり集めるはずです。重要なのは海外経験ではないのです。

 海外経験に限らず、どんな資格があったら有利だとか、こんな経験があるから有利だとか、 大した影響はありません。 数か月の勉強で取れるような資格は、入社してから取ってもいいのです。

 私の同期はもちろん、大学の友人も資格を持っていた人はほとんどいません。 「一度も正社員として働いたことがない」という資格だけです。 普通自動車免許すらなくても大丈夫です。

 海外旅行は楽しいので卒業旅行としておすすめしますけどね。

 

なぜ面接で海外経験を聞かれるのか

 英語のやる気だけは必要!

 就活ではなぜ海外経験が質問されるのでしょうか。 面接ではよく英語について聞かれます。留学の経験がないことは、エントリーシートを見ればわかることです。 それでもなお、英語のスキルを聞かれるのです。「海外旅行は行ったことある?」などと形を変えて質問されます。

 これは、「今後海外に出て仕事をする気はあるか」「英語の勉強についてどう考えているか」 が問われているのです。というのも、インターネットの普及で急速にグローバル化が進展し、 国内の需要は飽和気味どころか海外企業にシェアを食われています。スマートフォン市場が良い例ですね。

 いずれ大企業はどこでも英語を話し、海外市場を相手に商売をしていかなければ生き残れない時代が来ます。 いくら日本が1億の大市場だとしても、海外企業のほうが攻めてくるのですから。 海外転勤に限らず国内からのメールや電話、外国人の同僚や上司など、英語を使う機会は出てくるでしょう。

 しかし、就活の段階で必須のスキルではありません。 「就活が終わったら卒業旅行として海外へ行くことを計画しています。」 「そのために今は英単語を覚え洋楽を聴いたりyoutubeで英語の動画を視聴するなどして、 英語に慣れようとしています。」

 などと言っておけばいいのです。日本に閉じこもっている気はないというアピールをすればいいだけです。 就活で必要だからといって無理に海外へ出る必要はないのです。

 英語の勉強については言い訳のしようがありません。 特に海外留学をしていなくても、英語の勉強はどこでもできるわけです。 英語の勉強をしているというアピールも必要になってきます。

 「英語の勉強をした」という証拠として、TOEICやTOEFLのスコアは役に立ちます。 単に「勉強しました」というよりは、点数として数値化されているほうが説得力があり、 面接官にもわかりやすく、面接官が上司に説明する際にも便利です。

 しかし大事なことはスコアではなく、やる気です。 会社が新卒採用をするのは、ギラギラ燃えている若者がほしいからです。 まちがっても「TOEICで800点をとるまでは就活を控える」ような本末転倒に陥ってはいけません。

 

その会社が海外経験を必要としているか

 TOEICが何点でもやる気を示すのに最適!

 英語がどれくらい必要か会社によって異なります。 その会社は、ただちに英語が必要で、海外経験を必要としているでしょうか。 またその会社は、入社後ただちに海外勤務になるでしょうか。

 確かに旅行代理店のJTBやエイチ・アイ・エス、外資系企業のGoogleやボストンコンサルティング、P&G、マッキンゼーなどは、 顧客が外国人であったり、上司や同僚が外国人である場合も多く、すぐに英語のスキルが必要になるでしょう。 しかし、そうでない会社は入社直後からすぐに英語を使うわけではありません。

 少なくとも数年は国内で働かなければならないのであれば、 海外経験を有している必要はありません。ただ、英語も勉強の途中であるというアピールは必要になります。 就活の面接ではたいてい「英語はどれくらいできるか」を聞かれます。

 そこでTOEICやTOEFL等の試験を受けて、自分の英語力を数値化してアピールするのです。

 また旅行代理店や外資系企業でも、「海外留学」が入社の条件というわけではありません。 仕事の本質はやはり英語ではなく、知性や思考力などほかのところにあるからです。 海外経験がないからといってひるむ必要はありません。採用活動をする会社にとって、英語は1つの指標に過ぎないのです。

 

海外留学をした帰国子女は有利?

 帰国子女が評価されるのは英語ではなく行動力

 海外留学からの帰国子女は就活に強いとされています。 それはいったいなぜでしょうか。

 海外留学をしたからといって仕事ができるとは限りません。 英語が話せたとしても、海外に友達がいたとしても、それが「仕事ができる」ことには必ずしもつながりません。 しかし、海外留学の経験のある就活生は、評価されるのです。

 海外留学をするには自分から行動しなければなりません。 自分で海外留学の制度を探し、応募して、TOEFLを受験して、海外に飛び立つのです。 普通の大学生が日本で講義を受けているときに、留学生は外国で、外国語で講義を受けているのです。

 この珍しい体験はエントリーシートや面接などで、自己PRとしてネタになります。 そして「海外で講義を受けて単位を取れた」という自信も持てます。 見知らぬ異国の地で生活するという、行動力も身についています。

 そういうわけで、国内で普通に勉強していた大学生に比べて、 海外留学からの帰国子女は堂々としており、自信満々なわけです。 そういう就活生ほど面接官には輝いて見えるので、結果として海外留学の経験者が就活で無双するのです。

 また、TOEICやTOEFLなどの「英語の勉強をした」という証拠に比べて、 海外留学の経験は「生の体験」ですので、机で勉強していたよりも圧倒的な実践力が身についています。 確かにTOEICやTOEFLのスコアよりも、海外留学経験は「英語について」有利に働くでしょう。

 しかし、就活の本質は英語ではありませんので、それだけで就活で有利になれるというわけではありません。 学生時代に英語を勉強していなくても、就職してから海外転勤して英語を習得した人はいくらでもいるからです。 英語は後からでも習得できます。それなのに「今、海外留学経験がないから」といって、目の前の優秀な東大生を落とすでしょうか?

 

「海外経験なし」でも大丈夫!ESの書き方

 海外経験なしでも説得力あるESが書ける!

 海外経験はあるに越したことはありません。ですが、現時点で「海外経験なし」なのは問題ではありません。 「海外経験なし」の場合のESの書き方、面接の受け方を解説します。

 ここまで述べてきたように、「海外経験の有無」より「仕事ができる」ことが最優先であり、 そこに「海外志向もある」ことが示せたら十分なわけです。 特に海外進出している企業ではこのアピールを間違えると落とされてしまう可能性があります。

 

TOEICのスコアは低くても書こう

 スコアが低くてもやる気のアピールができる!

 ESでは海外経験の欄は、仕方がないので空欄にします。ですが、TOEICのスコアは低くても書きましょう。 TOEICを受験するということは、英語のやる気があることの証拠になります。 TOEICでなくても英検、TOEFLなど1つは受験しておきたいところです。

 TOEICなら700点、英検なら準2級があればよいですが、そこまで至らなくてもかまいません。 そのときは面接で「点数低いけどやる気あるの?」と聞かれたときの回答を準備しておけばいいのです。 (実際そんなに厳しい言い方はされないと思いますが)

 準備しておく回答はこうです。

 普段から英語を勉強していて腕試しにTOEICを受験しましたが、 思った以上に点数が取れていませんでした。私の英語力の不足を実感し、現在さらに勉強を進めています。 自分の実力を自覚することができたので、低い点数ではありますが受験してよかったと考えています。

 特に、具体的にどんな勉強の仕方に変えたのかが言えたら良いですね。 例えば「インターネットラジオで海外放送を聞く」「アメリカのYoutuberの動画を観ている」 「通話ソフトを使って外国人とゲームをしている」などですね。

 英語ではとにかく「向上心」をアピールすることが重要です。

 

「海外旅行」の場合のESの書き方

 海外旅行も海外経験のうちの1つではありますが、「海外留学」に比べるとネタとして弱いです。 「就活のために」という目的であれば、海外旅行はしなくて構いません。 それよりTOEICの受験をしておいたほうがよっぽど使えます。

 ですが、趣味で海外旅行に行ったのであれば、その経験をESに書いておきましょう。 「海外経験」では「経験した」という事実よりも、「海外経験で何を学び、成長したか」が重要です。 海外旅行をネタに、「向上心」や「将来性」をアピールしましょう。

 海外旅行のESへの書き方の例文はこうです。

 海外旅行では台湾とイタリアへ行きました。台湾ではホテルの予約を間違えていて、 現地で英語で交渉して部屋を変えてもらいました。イタリアのホテルでは入湯税の過大請求があったので、 正しい計算方法を英語で説明して減額してもらいました。

 お互いがわかりやすい平易な英単語を使い、身振り手振りを加えて説明することで思いが伝わり、 今後英語で困ったときも、なんとかできる自信がつきました。 また、困らないように勉強も重ねていきたいと思います。

 詳しいやり取りまで説明する必要はありません。「英語で交渉した」という事実は、インパクトがあります。 自分では大したことをしていないつもりでも、面接官にとっては「コミュニケーション能力の高い学生」とうつります。

 以上のように、就活にはたくさんの悩みがありますよね。 それをもやもやした状態にしておくと深刻化します。そこで、いったん「すべての悩みを書き出す」のがおすすめです。 次の関連記事では「ありがちな悩みと解消法」をたくさん書き出していますので、ぜひ参考にしてください。

【関連記事】 就活の悩み20選|コミュ力や選考の不安を解決しよう!

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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