【就活】福岡の優良企業!|勤務地を志望動機に盛り込む方法
福岡で就職したい方に向けて、地域の優良企業やその探し方や志望動機の書き方、また大企業でも配属先をコントロールするコツを紹介しています。
この記事の要点
- 福岡に本社がある企業を狙おう!
- 配属希望は、入社後にしよう!
- 志望動機は、ビジョンの一致が原則!
- ビジョンと希望勤務地が関係なければ、志望動機に含めない!
目次
おすすめ・人気記事
福岡に本社がある地元企業の一覧
名前を知らない会社ほど、ライバルが少ない穴場!
福岡に本社を置いている地元企業を、売上高順に掲載します。 福岡には優良企業が多数集結しており、就職先としておすすめなリストをつくりました。
福岡の企業ランキング | ||||
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会社名 | 業界 | 売上高 | 平均年収 | 備考 |
九州電力 | エネルギー業界 | 1兆8000億円 | 757万円 | |
TOTO | ガラス・土石製品 | 5700億円 | 672万円 | トイレタリー |
コカ・コーラボトラーズジャパン | 食品メーカー | 4600億円 | 678万円 | |
コスモス薬品 | 小売業 | 4400億円 | 421万円 | |
安川電機 | 電機メーカー | 3900億円 | 822万円 | |
JR九州 | 鉄道業界 | 3800億円 | 564万円 | |
ヤマエ久野 | 専門商社(食品) | 3600億円 | 514万円 | |
西日本鉄道 | 鉄道業界 | 3500億円 | 540万円 | |
九電工 | 建設業界 | 3400億円 | 662万円 | |
イオン九州 | 小売業 | 2300億円 | 481万円 | |
ふくおかフィナンシャルグループ | 銀行業 | 2300億円 | 686万円 | |
ナフコ | 小売業 | 2300億円 | 529万円 | |
小野建 | 専門商社(鉄鋼) | 1800億円 | 476万円 | |
マックスバリュ九州 | 小売業 | 1700億円 | 461万円 | |
西部ガス | エネルギー業界 | 1600億円 | 627万円 | |
ベスト電器 | 小売業 | 1500億円 | 449万円 | |
プレナス | 小売業 | 1400億円 | 551万円 | |
総合メディカル | 小売業 | 1200億円 | 450万円 | |
ミスターマックス | 小売業 | 1000億円 | 468万円 | |
黒崎播磨 | ガラス・土石製品 | 1000億円 | 617万円 | |
第一交通産業 | 陸運業 | 1000億円 | 381万円 | |
ワールドホールディングス | サービス業 | 940億円 | 639万円 | |
OCHIホールディングス | 専門商社(建材) | 900億円 | 757万円 |
福岡で就職するには?
本社が福岡にある会社か、配属の希望を出すか!
福岡で就職するには、福岡に本社がある企業を選ぶか、福岡配属にしてもらうかの2つがあります。
福岡に本社がある企業でも、「地域性」の強いビジネスでない限りは転勤の可能性や、 地方の支社に配属される可能性もあります。しかし、本社がある以上は福岡配属になる場合が多いでしょう。
一方で全国型の企業ではどこに配属されるかわからないという難点もあります。 そこで、どうすればよいか解説します。
福岡配属をアピールする
配属の希望は、入社後にしよう!
実は、人事異動は意外と希望を聞いてもらえます。 というのも、「どこの部署に〇〇人」というルールはあっても、誰を異動させるかははっきり決まっているわけではないからです。
私が就職した際は「大学が大阪だから」というだけの理由で大阪配属にされました。
そして実際に大阪で働くのですが、本当は東京に出たかったので、 たびたび「いつかは東京に出たい」と周りに話をしていたところ、 2年3ヶ月で東京への異動が実現しました。
ここで気をつけてほしいのは、入社前は「福岡に配属してほしい」とハッキリとは言わないことです。
内定を取る前の段階は、まだ配属先をどうするか考えてすらいません。入社してからの新人研修の間に決定することだからです。 そこで例えば「福岡事業所」の雰囲気を聞いたり、どんな人がいるか、どんな部署があるのかなど、 興味があることを暗に知ってもらいましょう。
一方で入社した後なら、福岡配属をどんどんアピールしましょう。
福岡に本社がある企業を志望する
本社が福岡にある会社なら、配属希望をしやすい!
福岡に本社がある企業では、福岡に行きたいとハッキリ言えます。 何よりその会社のビジネスの本拠地ですから、「本社で働きたい」というのは当然の希望だからです。
この意味では「本社がよそにある全国型の企業」に比べれば、圧倒的に希望を出しやすいのです。
もちろん人事権が人事部長にあるのは同じですから、言い過ぎは禁物です。
しかしそもそも本社所在地が福岡であれば、新人の多くはそのまま本社配属になりますから、 地元で働ける可能性は高いです。
「インフラ企業なら転勤なし」は過去のもの
インフラ企業でも、全国転勤がありうる!
1つ注意しておきたいのが、インフラ企業なら転勤がないという考え方についてです。
確かにJR九州や九州電力は、地域性の強いビジネスを行っています。 ですから、なんとなく「転勤がなさそう」と思ってしまうものです。
また鉄道会社などの交通事業者も転勤がないとは言えません。 というのも、鉄道会社のビジネスは「不動産業」であり、「街の開発」が仕事だからです。
もともとは自社路線の沿線を開発すればよかったのですが、今では首都圏への人口集中もあり、 自社路線にこだわっていられません。ホテル業、百貨店などが、 まったく別の地域に進出しているのも珍しい話ではないですよね。
総合職として入社する以上は、どの会社へ行っても転勤の可能性があることは覚悟しなければならないでしょう。
ならばエリア総合職はどうなのかというと、簡単にはおすすめできない理由があります。 ぜひ総合職とエリア総合職の違い~メリットとデメリットの記事もご覧ください。
「福岡で働きたい」をアピールする志望動機
ビジョンの一致をアピールするのが原則!
基本的に地元企業だからといって、特別な志望動機を書かなければならないわけではありません。 あくまでも企業はビジネスを目的としていますから、ビジネスに関連した志望動機でなければなりません。
志望動機の書き方のページでも解説している通り、 エントリーシートは「『将来の夢』実現ストーリー」を熱く会社にぶつけるものです。
「勤務地」を志望動機にしない
ビジョンと関係のない志望動機はNG!
「ただ生活費がほしいだけの理由で就職する人」と、「将来の夢の実現のために就職する人」だと、 どちらが一生懸命に研修を受けて、その後もバリバリ活躍してくれそうかは言うまでもないと思います。 企業は、「将来の夢」に対する熱意を感じられ、なおかつ「将来の夢」と会社に関係性が見いだせれば、内定を出すのです。
下で挙げた企業は福岡に本社を置いていますが、必ずしも福岡でなければできないビジネスではありません。 ビジネスマンとして就職するのですから、志望動機は「ビジネス」に関連したものでなければなりません。
ですから、地元企業だからというだけの理由を志望動機にすると、落とされてしまいます。
「ビジョン」を志望動機にする
配属希望地とビジョンが関係ないなら、志望動機に含めない!
会社にも実は「将来の夢」があり、それが「経営理念」です。 「会社の将来の夢」をかっこよく言い換えたのが「経営理念」だと考えれば、話は簡単です。
「私の就職活動の軸は、貴社の経営理念と一致しています。だから私は貴社に入社しなければなりません。」 と熱意を込めてアピールするのです。 その証拠にESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書く三部作構成になっています。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
この一連のストーリーに無理に「地元」という要素を入れる必要はありません。 「将来の夢」については就職活動の軸で詳しく解説していますが、 この「将来の夢」と「地元企業であること」が関係ないのであれば、「地元企業」を志望動機にすべきではないでしょう。
逆に、将来の夢が「地元を活性化したい」「地元を日本の最先端にしたい」といったものであれば、 そのエリアに根差した活動をしている地元企業の経営理念と一致することもあるでしょう。
例えば「特に九州エリア」「特に福岡」という言い方をするのです。
まずは自己分析をして、自身の「ビジョン」を導き、ビジネスと関連付けましょう。
地元企業の探し方
福岡の地元企業の探し方を解説します。 特に非上場企業や中小企業となると情報が少なく、メディア等への露出も少ないため知名度がありません。 そこで、次のような方法をとってみましょう。
Ulletでランキングを見る
上場企業の一覧から地元企業を探す方法!
Ulletというサイトでは、上場企業を売上高順、当期純利益順に並べてランキング形式で表示する機能があります。
「知名度」や「製品」に関わらず企業を知ることができる点では非常に便利です。 しかし、残念ながら「本社所在地」で絞り込むことができないません。
私は企業名をクリックして詳細情報を見て、 本店所在地を確かめるという方法で地元企業を探していて、やはり限界があります。
また上場企業に限られるため、非上場企業や中小企業は探しきれません。
就職四季報を読む
就職四季報は、もはや必須!
もう1つの探し方は、就職四季報を読むことです。
1冊に5000社もの情報が載っており、業界別に有力企業を紹介しています。 「会社データ」の欄を見れば「本社所在地」が載っていますから、地元企業を探すには便利です。
「採用人数」や「ES提出時期」などの就活情報に加え、「残業時間」や「有給」「年収」など、 四季報が独自調査した情報も載っています。また事業概要を書いてくれていますので、 知らなかった優良企業の宝庫という特徴があります。
ただし、本社所在地で並べ替えされているわけではありません。
スカウト型就活サイトを利用する
勤務希望地を設定して、待っているだけ!
ぜひおすすめしておきたいのが、スカウト型就活サイトを利用することです。
スカウト型就活サイトはマイナビやリクナビとは異なり、 あなたのプロフィールを会社側が検索するという「待ち」型のサイトです。 登録して、待っていれば会社がアプローチしてくれるのです。
基本情報を入力しておけば、希望に合った会社、あなたに合った会社を自動的に教えてくれます。
それが 「OfferBox」 です。
OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。
他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。
一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。
→「OfferBox」でスカウトをもらう
10月の今から最短で内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。
MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。
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もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。
→「OfferBox」の公式サイト
自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
インターンから内定まで口コミが満載!
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そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。
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早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。
それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。
ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なしで最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。
もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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