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【勤務地の希望理由】「ここで働きたい」に説得力を出す方法

勤務地の希望理由|ES・面接で説得力を出す方法

 新卒就活では、ES・面接や内定後の面談で「希望勤務地とその理由」を問われる場合があります。 回答では「地元」か「地元以外」かに関わらず「会社への貢献」「志望動機との一貫性」という視点が欠かせません。 そこで、東京希望・大阪希望の場合の例文と、私が実際に勤務地をコントロールした方法を紹介します。



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勤務地をコントロールする方法

 勤務地をコントロールするには、次の3つの方法があります。

  1. 内定後に希望を伝える
  2. 志望動機に「エリア」を含める
  3. 地元企業への就職を目指す
 

内定後に希望を伝える

ビジネスの視点で勤務地を希望しよう!

 最も気楽に交渉できるのが「内定後」です。

 私の経験では、研修期間中に人事部長との面談があり、「どうしても東京配属がいいという理由はありますか?」と聞かれました。 当時、彼女が東京にいたので東京がよかったのですが、びびってしまって「どうしてもという理由はないです」と答えた結果、 出身大学のある大阪配属が決まってしまいました。

 ですが実は、びびる必要はありません。 入社後に「東京で一旗揚げたい」という言葉を覚えてことあるごとに口にしていたら、 2年後に東京への異動が叶いました。最初からそう言っておけばよかったのです。

 結局のところ、新人の勤務地は「文理の別」と「人数」で決めているに過ぎませんので、希望が通る可能性があります。 とはいえ「彼女がいる」「実家が近い」などは説得力が弱いのですので、以下に示す「内定後に勤務地を希望する際の例文」を参考にしてください。 ここでのポイントは、「ビジネスの観点での成長や貢献をアピールすること」です。

 

東京配属を希望する例文

ビジネスの中心地で挑戦したい!

キャリア形成を重視する理由私は、東京という日本のビジネスの中心地で、多種多様な業界の動きや人々とのつながりを経験することが、早期の成長に繋がると考えています。特に、◯◯業界では東京に本社や拠点を置く企業が多く、最先端の情報や人脈を得ることで、より貢献できる社員として成長したいと思っています。
会社への貢献と自分の成長東京は多くのお客様が集中している地域であり、ビジネスチャンスも多いと認識しています。私自身も早い段階でそのような環境で経験を積むことで、◯◯(スキルや専門知識)を強化し、会社により大きな貢献ができると考えています。
個人的な動機とキャリアビジョン東京は、多様な文化や価値観が集まる場所であり、視野を広げるには最適な環境だと考えています。また、東京での勤務経験は、将来的に他の地域や海外拠点での活躍にも繋がる重要なステップになると考えています。
具体的なプロジェクトや業務を挙げる貴社の△△プロジェクトは東京で多く展開されていると伺っています。私はこのプロジェクトに深く関わりたいと考えており、配属先として東京を希望しています。
新たな環境で自己成長を促進私は、新たな環境で心機一転し、社会人としての意識を高めたいと考えています。学生生活を過ごした土地を離れ、東京という全く新しい環境に身を置くことで、学生気分をリセットし、自律的に行動する社会人としてのマインドセットを確立したいと思います。
 

大阪配属を希望する例文

地域活性化に貢献したい!

地元の特性を活かした貢献私は、大阪や関西地域の文化や価値観を理解していることを強みとして、地域に根差した事業活動に貢献したいと考えています。特に、大阪の人々の親しみやすさや商売の活気を活かしたコミュニケーションを通じて、地域のお客様に寄り添う提案ができると信じています。
大阪でのビジネス機会を重視大阪は西日本の経済の中心であり、多くの企業や事業が集まる都市です。このような環境で、多様なお客様のニーズに応えられる経験を積むことで、自身の成長につながると同時に、会社に対しても大きな価値を提供できると考えています。
将来的なキャリア展望大阪において力を入れている◯◯事業に大変興味を持っています。この分野で経験を積むことが、私のキャリア形成においても非常に意義深いと考えています。大阪での経験を通じて、将来的にはさらに広い視点で御社に貢献していきたいと考えています。
地域密着型のアプローチ大阪では地域に密着したビジネスが多く展開されており、地域ごとに異なるニーズに応じた提案が重要だと感じています。私は現場でお客様と直接向き合い、地域の特性を理解した上で価値を提供していきたいと考えており、大阪での勤務を希望しています。
大阪でのネットワークを活かした貢献私はこれまで大阪で多くの人々と関わりを持ち、地域の文化や価値観を肌で感じてきました。このネットワークや地域に対する理解を活かし、御社の事業拡大や地域密着型のアプローチに貢献できると考えています。また、こうした環境で培ったスキルをさらに深めるために、大阪配属を強く希望しています。
 

志望動機にエリアを含める

ES全体との一貫性に注意しよう!

 面接では「勤務地の希望はありますか?その理由は?」と問われる場合があります。 これに対して「大阪で働きたい」場合の例文を紹介します。

大阪特有の市場ニーズ大阪は中小企業や個人商店が多く、地域密着型のビジネスが盛んな地域だと認識しています。私は、こうしたお客様に対して親身な提案を行い、御社のサービスや製品の価値を最大限伝えることができると考えています。そのため、大阪での勤務を希望しています。
将来的なキャリア展望御社の事業展開を拝見し、大阪支社では◯◯(例:地域密着型営業、特定分野のプロジェクトなど)の分野に力を入れていることを知りました。私はその分野に特に関心があり、大阪で経験を積むことが、将来的なキャリア形成においても大変意義深いと考えています
土地勘を活かした貢献私は関西で生まれ育ち、大阪には土地勘があります。そのため、地元の文化や価値観を活かしながら、お客様との円滑なコミュニケーションを図ることができると考えています。地元に貢献しながら、御社のビジネスの発展に寄与したいという思いから、大阪配属を希望しています。
関西文化への理解大阪は関西文化が根付いた土地であり、その特有のコミュニケーションスタイルやビジネスの特徴があると感じています。私は関西での生活経験があるため、この地域の文化や人々の価値観を理解し、円滑な人間関係を築きやすいと考えています。その強みを活かしながら、御社の事業に貢献したいと考えています。
関西経済の活性化大阪は西日本の経済の中心であり、地域社会とのつながりが非常に重要な土地だと認識しています。私はこのような地域に根差した場所で、地元経済の発展に携わりたいと考えています。御社の事業を通じて、関西の企業や地域社会に貢献できるよう全力で取り組みたいと思い、大阪配属を希望しています。

 例えば中小企業支援に力を入れているりそな銀行や、スタートアップ支援に力を入れる三井住友銀行を志望する場合、 「地域特有の市場ニーズ」を理由にすると説得力が出せます。「大阪で働きたい」を例にすると、中小企業や個人商店の多さに注目して地域密着で「会社が力を入れている分野」を成功させたいと述べます。

 また、鉄道業界高速道路沿線開発事業建設業界不動産開発事業では、 「まちづくり」がキーワードになっています。そこで「関西圏を首都圏に匹敵する経済圏に成長させたい」など地元の活性化への熱意をアピールするのがよいでしょう。

 ただし、「エントリーシート全体での一貫性」に注意してください。 就活では「ガクチカ」「志望動機」「入社後挑戦したいこと」などすべての回答を「就職活動の軸」で統一することが求められます。 この一連のエピソードに「希望勤務地」を含める場合、ES全体と矛盾しないよう、以下の例のように構成します。

志望企業三井住友銀行の場合
三井住友銀行の企業研究記事
就職活動の軸日本発のイノベーションを増やしたい
【就活の軸は将来の夢】説得力ある例文と考え方を解説
ガクチカゲーム制作でこれまでにないアイデアを実現した経験
【学生時代頑張ったこと】どんなネタでも人事の心を打つ書き方
志望動機スタートアップ支援に積極的でイノベーション創出を重視する社風に共感したから
【例文】なぜこの会社を選んだのか|ES全体で説得力を出す方法
挑戦したいことビジネスマッチングのイベントを開催して顧客同士を引き合わせる仕事がしたい
【例文】会社に入って挑戦したいこと|人事が喜ぶ書き方!
希望勤務地大阪は中小企業や個人商店が多く、多様性に富んでいることから、相乗効果によるイノベーション創出に最適なエリアだと思うため

 この例では「日本発のイノベーションを増やしたい」という就職活動の軸をもとに、「軸の実現のため」という視点で各項目に回答しています。 「希望勤務地」についても同様で、例の場合なら「イノベーション創出のため」に「大阪勤務を希望する」というストーリーにする必要があります。

 このように、ES全体を「就職活動の軸」で統一することを、MY就活ネットでは「ESのストーリー化」と呼んでいます。 この詳しいやり方については、次の関連記事で解説しています。

【関連記事】 エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせるコツ

 一方で、一般的に「御社の規定に従います」という回答が無難とされていますが、 「他人に人生をゆだねるのか」などと圧迫面接が始まる場合があり、あまり良い回答ではありません。

【関連記事】 圧迫面接とは?受かる人の特徴をつかんで合格しよう!  

地元企業への就職を目指す

 次のような地元企業に就職すると、希望の勤務地で働ける可能性が高いです。

  1. 希望エリアのインフラ企業
  2. 本社が希望エリアにある企業
  3. 支社が希望エリアにある企業

 インフラ企業には、次のような業界があります。

 これらの業界は、基本的にエリア内での異動に限られ、特に私鉄や首都高・阪神高速などは転勤がありません。 しかし採用倍率が高いため内定を取るのは至難の業です。

【関連記事】 【就活】転勤が多い業界・少ない業界|転勤したくない新卒

 そこで、本社が地元にある企業を志望して「本社での勤務」を希望しましょう。 地元企業の探し方は、次の3つがあります。

 特に非上場企業や中小企業となると情報が少なく、メディア等への露出も少ないため知名度がありません。 そこで、これらのような手段を取りましょう。

 

Ulletでランキングを見る

上場企業の一覧から探す!

 Ulletというサイトでは、上場企業を売上高順、当期純利益順に並べてランキング形式で表示する機能があります。

 「知名度」や「製品」に関わらず企業を知ることができる点では非常に便利です。 しかし、残念ながら「本社所在地」で絞り込むことができないません。

 私は企業名をクリックして詳細情報を見て、 本店所在地を確かめるという方法で地元企業を探していて、やはり限界があります。

 また上場企業に限られるため、非上場企業や中小企業は探しきれません。

Ullet:業績ランキング

 

就職四季報を読む

就職四季報は必携本!

 もう1つの探し方は、就職四季報を読むことです。

 1冊に5000社もの情報が載っており、業界別に有力企業を紹介しています。 「会社データ」の欄を見れば「本社所在地」が載っていますから、地元企業を探すには便利です。

 「採用人数」や「ES提出時期」などの就活情報に加え、「残業時間」や「有給」「年収」など、 四季報が独自調査した情報も載っています。また事業概要を書いてくれていますので、 知らなかった優良企業の宝庫という特徴があります。

 ただし、本社所在地で並べ替えされているわけではありません。

アマゾンで就職四季報を購入する

 

スカウト型就活サイトを利用する

希望勤務地を設定するだけ!

 ぜひおすすめしておきたいのが、スカウト型就活サイトを利用することです。

 スカウト型就活サイトはマイナビやリクナビとは異なり、 あなたのプロフィールを会社側が検索するという「待ち」型のサイトです。 登録して、待っていれば会社がアプローチしてくれるのです。

 基本情報を入力しておけば、希望に合った会社あなたに合った会社を自動的に教えてくれます。

 それが 「OfferBox」 です。

 OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。

 他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。

 一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。

→「OfferBox」でスカウトをもらう

今から最短で内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

 ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。

 そこで【キャリアチケットスカウト】 という就活アプリを利用しましょう。

 このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。

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 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!

 模範解答があれば憂いなし!

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 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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