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【就活】大手病の末路とその対策|知ってる会社の罠

 

この記事の要点

  1. 大手病とは、会社名を自慢するために就活をすること!
  2. 有名企業は採用倍率100~300倍の無理ゲー!
  3. 実は日本社会は、知名度のないBtoBビジネスのほうが儲かっている!
  4. 就活の軸を持てば、大手病を克服できる!


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大手病とは?

 大手病の正体は自慢したいだけ!

 大手病とは、「有名企業にしか興味がない状態」を意味する言葉です。

 例えば金融なら三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行しか認めない。 家電メーカーならソニー、パナソニックしか認めない。電力会社なら関西電力、中部電力しか認めない。 自動車メーカーならトヨタ、ホンダしか認めない・・・といった具合です。

 このように、各業界の大企業の中でも特に最大手・財閥系などの有名企業しか認めない状態を、大手病と表現します。

 大手病にかかる原因は、周囲の目を気にし過ぎなところにあります。 周りから褒められたい一心で勉強を頑張り、有名大学に入学した大学生ほど、 就活では大手病にかかります。

 「マーチを出たのに大手企業じゃない」「旧帝大を出たのに最大手じゃない」 という劣等感にかられたくないがために、大手企業にしかエントリーシートを提出せず、 最終的にどこからも内定をもらえないという事態を招いてしまうのです。

 その根底にある思いは、大企業に内定をもらって自慢したいというものです。 これでは就活に失敗しますので、必ず克服しなければなりません。

 

大手病にありがちな就活の失敗例

 有名企業は競争率が高すぎる

 大手病にかかった人は、知っている会社かどうかが会社選びの基準になってしまいます。 ですが、就活生がもともと知っている会社は「BtoC企業」に限られ、 要は一般消費者の感覚であり、ビジネスに携わる社会人としての感覚ではありません。

 有名企業の採用倍率は100~300倍にも及び、そのわずかな枠を「学歴」だけで取れるはずがありません。 結局は書類選考、よくても一次面接で落ちまくるのが大手病の就活失敗例です。

 そもそも就活は「優秀な人」が採用されるのではなく、「会社のビジョンと一致している人」が採用されます。 「就活の軸」を前提とした就活をしなければ、有名企業以前の問題になります。

 

BtoBをナメてはいけない

 日本は知名度の低いBtoBのほうが得意!

 「BtoB?有名企業のほうがBtoBでも有利に決まってるでしょ!

 そう、それこそが一般消費者の感覚です。一般消費者は「なんとなく」で買い物しがちです。 CMなどを通じて名前を知っている会社の製品を「なんとなく」買います。 ですが、ビジネス界ではまったく違います

 会社の調達部門は「品質の要求水準」「価格」「納期のスケジュール」など様々な事情を総合的に考慮して、 合理的に購入します。「テレビCMで見たことがある」なんて理由で仕入れ先を決めようものなら、 クビになるでしょう。

 技術力やアフターケア体制がモノをいう世界で、日本企業はBtoBビジネスが大得意です。

 例えば「半導体産業」では、NECや富士通の他、ソニーやパナソニックのテレビ・パソコン・スマホはどれもうまくいっておらず、 サムスンやアップルにやられっぱなしですよね。ですが、その中身はほぼ日本のBtoB企業がつくった部品なのは知っていると思います。

 これを単に「サムスンやアップルの下請け」程度に考えるのも、やはり一般消費者の感覚です。

 本当に強いのは替えが効かない会社

 ビジネス界では替えが効かない会社こそが強いのです。韓国はホワイト国除外で大慌ての様相を呈していますが、 それは、日本の化学メーカーや電子部品メーカーが売ってくれなくなったら、韓国経済が崩壊するからです。

 ほかの企業にはつくれない高度技術で圧倒的シェアを取っている製品が多く、 今回問題になっている「フッ化水素」や「レジスト」の他にも「半導体封止材」「シリコンウエハー」など、 日本企業が50%以上のシェアを持っているものが非常に多いのです。

 これらが手に入らなかったらBtoC企業は商売になりません。

 このようなBtoB企業群は日経ビジネスなどのビジネス誌では頻出の超有名企業ですが、 一般消費者は知りません。なぜなら、一般消費者を相手にしたビジネスではないからです。

 このような感覚のまま就活をして、「知っている会社」に就職してしまったら悲惨です。 取引先に「ビジネス界では有名」な替えが効かない会社が続々出てきて、 調べたらそっちのほうが待遇が良かったり、ホワイト企業だったりします。

 真面目に就活すればよかったと後悔すること間違いなしです。

 →【就活】「BtoC」と「BtoB」の違い~メリットとデメリット

 →【業界研究】半導体産業って何?今さら聞けないシリーズ

 

大手病の基準

 有名な最大手ばかり狙うのは自爆行為!

 大手病の基準は、自慢するために会社を選んでいることです。

 「会社名を自慢したい」という気持ちが少しでも入っていれば、それは大手病です。 一方で「製鉄業界なら高炉メーカーがいい」「化学メーカーなら誘導品メーカーがいい」「プラント業界なら製鉄系がいい」のように、 自慢目的でない場合は、志望先が最大手であっても「大手病」とは言われません。

 「こういう事業がいい」「こういう社風がいい」といったビジネスに注目した会社選びならOKというわけです。

 

マーチの大手病

 学歴に見合った会社などない!

 マーチは疑う余地のない高学歴な大学群です。 しかし、マーチなどの高学歴な大学生ほど大手病にかかってしまいます。

 なぜなら高学歴ゆえに、「大手企業に入社しなくてはならない」という無駄なプレッシャーが発生するからです。 親戚や友人を安心させたい、学歴に見合った会社に入りたいという気持ちもあるでしょう。 しかし、実は「学歴と有名企業」には何の関係もありません。

 有名企業は単に「テレビCMをして消費者向けのビジネスをしている」に過ぎず、 それが儲かっているかどうか・将来性があるかどうかとは全く関係がないからです。 このことに気づかないまま就活をすると、内定がもらえないまま時期を逃します。

 そしてそのまま卒業して既卒になったり、就職留年をしてなお有名企業を狙い続け、 また失敗するという繰り返しになってしまいます。

高学歴就活の失敗の末路とその理由

 

大手病の末路

 就職留年しても無駄!

 大手病の末路は、就職留年・浪人の繰り返しです。

 実は内定がもらえる条件は、「学歴」ではなく「ビジョンの一致」です。 これに気づかないまま有名企業ばかりに突撃していると、書類選考・一次面接落ちを繰り返す羽目になります。 留年して「面接に慣れた」「文章力がついた」程度ではどうにもなりません。

 会社名が自慢になるのは「学生の間だけ」です。 就職すればビジネス目線で会社を見ることになるので、優良企業の基準がガラっと変わります

 「有名企業以外」を後回しにするのはやめて、今すぐビジョン重視の就活に切り替えましょう。

 

大手病を克服する

 就活の軸を持とう!

 大手病を克服するには、就活の軸を持つことが必須です。 仮に応募先が有名企業であっても、そうでなくてもビジョンがなければ総合職の内定は取れないからです。

 総合職とは「経営幹部候補生」であって、将来的に起業家のように会社を背負って立つ役割を求められます。 そこまで「当事者意識」をもって働くには、「理想の未来をビジネスで実現したい」という強い気持ちが必要です。 それゆえ、就活ではビジョンの一致を前提にして内定が出るのです。

 もちろん「あなたのビジョン」が有名企業の経営理念と一致しているなら、応募してかまいません。 しかし、ビジョンが一致していない会社には応募するだけ無駄です。 ビジョンを軸にして会社を選ぶから「就活の軸」というのですね。

 そう、結論はあくまで「就職活動の軸」であり、その他の要素は置いておきましょう。

就職活動の軸の決め方と具体例!人事が喜ぶものは?

 就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!

 就活の軸・ES作成には、「キャリアチケットスカウト」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。

 このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、就活の軸を持つことができます。 ESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。

 また、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

 

3月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

 SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。

 OfferBoxでは応募者の少なさに悩む「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そういった会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

 学生なら完全無料で利用できますから、損をすることは何もありません。 今のうちに有望な会社と接触して、全落ちリスクを減らしておきましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

「実はもう内定あるんだよね」内定直結の就活講座

 内定確保の最速手段!

 就活では「内定が1つあるかないか」で心の状態が大きく変わります。 たった1つ内定があれば、心に余裕ができ、「不安で眠れない」「もう後がない」といった状況とおさらばできます。 さらに自信が持てるため、堂々とした態度が面接でもウケて次々に内定を獲得していけるのです。

 友達や家族などに「就活どう?」と聞かれたときに、「もう内定は1つ確保してるんだよね」と言えたら、 周りも安心させられます。「たった1つの内定」が好循環の起爆剤なのです。

 その1つ目の内定を簡単に確保できる就活サービスが、「irodasSALON」です。

 同サービスでは「自己分析・ES・面接対策」をオンライン講座で学んだ後、「就活の軸」に合った優良企業を教えてもらえます。 優遇選考ルートが用意されており、自力の就活より有利に戦えます。

 irodasSALONの特徴は、選考フェーズに進むまでに、自己分析や選考対策にかける時間が長めで、 「複数の内定を取ってから悩んでもいい」など、後悔しないための仕組みが揃っていることです。 そのため年間20,000人が利用していて、その満足度は95%に上ります。

 もちろん学生は完全無料で、面談も講座もオンラインですから、自宅で就活が可能です。 まずは面談を予約して、「自己分析を教えてほしい」と相談するところから始めましょう。

24卒の予約ページ→面談を予約する【24卒】

 

もし「明日が面接」でも準備は大丈夫?

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 就活には順番があり、会社探しや応募の前にやっておかなければならないことがあります。 それが「自己分析」と「ESの事前準備」なのですが、順番を間違えると説得力のない「やみくも就活」になってしまいます。

 そこで「キャリアチケットスカウト」という就活アプリを利用しましょう。

 このアプリは「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれる羅針盤となります。 そしてそれら「やるべきこと」を質問に答えるだけで用意ができるようにプログラムされており、 効率よく就活を進めるのにぴったりなアプリです。

 また、作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで3万7000通を超えるエントリーシートが収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ必ず見つかるサイトと言っていいでしょう

 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

 選考体験談が詳しすぎる!

 「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。

 エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。

 「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。

 ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。

内定ES・選考情報を読む


プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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