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ブラック企業の給料|こんな内訳に注意!

 ブラック企業を判定するには給料の内訳に注意しましょう。基本給が14万円などと低い場合、ボーナスにも影響します。さらにボーナスが高いのは経営者にとって「操作しやすい」という事情もあります。 このために、もちろん稀にですが給料が高いブラック企業もあります。

この記事の要点

  1. ブラック企業は、基本給が安い!
  2. 残業代やボーナスは基本給に連動する!
  3. そもそも支給がない場合もある


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ブラック企業の給料の特徴

 ブラック企業は基本給が安い!

 ブラック企業給料の特徴はどのようになっているのでしょうか。 例えば「初任給20万円」の企業があったとします。「初任給20万円」の内訳を見てみましょう。

  • 基本給:14万円
  • 残業代:3万円
  • 家賃手当:2万円
  • 昼食補助:1万円

 「家賃手当や昼食補助がついてるからかなり良い。ホワイト企業じゃないか?」 と思った方は、要注意です。金額をよく見てみましょう。 20万円のうち、基本給はたったの14万円です。

 14万円ということは、時給900円ほどです。残業代は時給×1.25ですから、残業代は1時間1125円です。 これが「基本給20万円」だった場合、時給は1300円で、残業代は1625円です。 1時間当たりの価値が全然違いますね。

 また、ボーナスは基本給に倍率をかけて支給されます。例えばボーナスが2か月分だった場合、 基本給14万円ならボーナスは28万円であり、基本給20万円ならボーナスは40万円です。

 仮に毎月30時間の残業をし、ボーナス2か月分を夏と冬の2回受け取ったとします。 このとき基本給14万円の会社では年収300万円であり、 基本給20万円の会社なら年収380万円です。

 要は基本給+諸手当が20万円の会社と、基本給20万円+諸手当ゼロの会社があったら、 基本+諸手当が20万円の会社のほうが年収が低くなるということです。 手当より基本給を重視しなければなりません。

 このように、ブラック企業給料特徴は、 支給額で書かれているか、基本給で書かれているかの違いに表れます。 月給を基本給で書いていない会社は、基本給が安く、手当てでごまかしているブラック企業かもしれません。

 

給料が低いブラック企業

 昇給やボーナスが安い!

 給料が低いブラック企業について解説します。 ブラック企業は「安く働かせて多く利益を得る」のが原則ですので、給料は低いのが普通です。

 ブラック企業に限らず、社員1人が出した利益より、1人に払われる給料は少ないです。 単純な話、営業社員1人が200万円の利益を出したからと言って、200万円が営業社員に支払われていたら、 管理職や商品開発などの他の社員の給料が払えませんし、会社は大赤字です。

 しかし、ホワイト企業は社員の頑張りに応じて給料を高くします。 毎年ある定期昇給で6000円~10000円ほど月収を増やし、ボーナスが増額されたり、 福利厚生を充実させたりして社員の頑張りに報いてくれます。

 一方でブラック企業は給料を上げることはあまりしません。 同じ給料のままさらに利益を出させようとします。初任給からほとんど昇給がなく、 ボーナスも雀の涙ほどか、そもそもボーナス支給なしな場合がほとんどです。

 ブラック企業は給料が低い一方で、経営者は儲かっています。 高級車を乗り回し、ゴルフで遊び、夜遊びもします。 社員を薄給激務で苦しませ、その分経営者が贅沢をするのがブラック企業なのです。

 ブラック企業昇給年5000円以下か、あるいはそもそも昇給がありません。 募集要項に「定期昇給」という記載がなければ、毎年の昇給はないと思ったほうがよいでしょう。 就活をする際は「定期昇給」の語句を探しましょう。

 一般的にブラック企業は初任給が高く、昇給がほとんどないものです。 ひどいときには初任給も低く、昇給もありません。 しかし、ブラック企業の給料について注意すべきは金額だけではありません

 

ブラック企業のボーナス

 基本給が安いとボーナスも安い!

 ブラック企業ボーナスはどうなっているのでしょうか。 そもそもブラック企業にはボーナスがない場合が多いです。 ボーナスは法的にも払わなくていい給料だからです。

 ホワイト企業の場合、就業規則や労働協約でボーナスの規則を定めます。 法的には払わなくていいボーナスですが、就業規則や労働協約にボーナスのことを書いた場合、 必ずボーナスを払わなくてはならなくなります

 ボーナスについての規則が定められている会社では必ずボーナスが支給されます。 ホワイト企業の場合はたいてい、ボーナスは必ず支給する仕組みになっているのです。

 ブラック企業では、そういう規則や労働協約を結んでいません。 ボーナスを支給するかしないかは、会社の思い通りにできます。 通常、ブラック企業はボーナスをまともに払いません。

 赤字企業だとボーナス支給がないのも仕方がありませんが、 ブラック企業は儲かっていてもボーナスを支給しません。 ボーナスは会社の自由ですので、堂々と「ボーナスはなし」と言えるのです。

 ホワイト企業では、ボーナスは基本給の1.5倍~3倍の間で支払われます。 基本給が20万円なら、ボーナスは30万円~60万円程度を夏と秋の2回、支給されるのです。

 しかし赤字企業やブラック企業ではボーナスはゼロ、あるいは定額5万円(寸志)など、 非常に小さい額です。

 ボーナスはもろに年収に影響します。基本給が同じ20万円でも、 ボーナスが6か月分なら年収が120万円プラスであり、ボーナスゼロの会社に比べて年収が跳ね上がります。

 一方でボーナスが6か月分出ても、基本給が14万円なら年収84万円アップにすぎず、 基本給が20万円なら年収120万円アップとなります。

 高い給料をもらうには、ボーナスの有無高い基本給が前提となってきます。 募集要項に「賞与」の語句がなければ、ボーナスは支払われない可能性が高いです。 逆に募集要項に「賞与」と書いてあれば、どんなに安くてもボーナス自体は支給されます。

 

ブラック企業の給料は安い

 残業代やボーナスがないと年収は低い!

 ブラック企業給料安いです。 ブラック企業は何かにつけて給料の支払いを渋ります。 特に、残業代ボーナスを支払いたがりません。

 ひどいブラック企業の場合、給料が未払いというトンデモブラックな会社もあるほどです。 給料の未払いは違法ですし、肯定できる理由がありません。

 しかし、給料の未払いには残業代の未払いも含まれます。 残業代をしっかり法律通りに支払っている会社は少数派です。 なにかしら残業代を払わなければならないルールを犯している会社が大半です。

 特にブラック企業の場合、そもそも残業代を払いません。 残業をしていない設定で残業するサービス残業が横行し、 支払われるのは基本給だけ、あるいは基本給とみなし残業代です。

 ブラック企業は基本給がそもそも安く、諸手当で募集要項の「給料」を誤魔化していることが多いです。 手当の支給は会社の自由ですので、実際には手当の支給をせず、基本給だけを支給する場合もあります。

 そのために月収12万円の正社員も発生してしまうのです。

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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