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【就活】面接のコツ|これであなたが輝いて見える!

 面接は「営業」と似ています。自分をPRすることで会社に輝かしい未来を想像させるのです。 海外留学や起業経験などなくても大丈夫です。新卒就活ならではの良いアピールポイントがあります。

 行政・法人営業に携わってきた私が、何をアピールすれば人事の心をつかめるかを解説します。



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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書、日経ビジネスを元に、7年間に渡り学生の就職活動を支援している。


 

「採用側の理想」を考えよう

 人事の心をつかむには、採用側の理想を考えましょう。 まずは相手の立場に立って考える。これがあらゆるコミュニケーションにおける原則です。

 さて、人事はどんな学生を採用したいでしょうか。 自分が採用担当者になったつもりで、「ワガママ気味に」想像してみましょう。

  • 職場を元気で明るくしてくれる新人
  • 天職を得たと言わんばかりに気合の入った新人
  • すぐに頭角を現して社内で話題になる新人
  • 上司に気に入られる新人
  • 将来的に実績を上げて出世していく

 他にもいろいろあると思います。 しかし、大前提となるのは、大卒である以上、あなたは幹部候補生であるということです。 「言うことを聞く」「真面目」「一生懸命」などは前提であり、アピールポイントではないことに注意してください。

 

元気で明るいこと

 新卒採用で重要な要素の1つが、元気で明るいことです。

 何十年も仕事をしていると、くたびれたおじさんが増えてきます。 会社の悩みはなんといっても「くたびれたおじさん問題」で、 「早期退職制度」などでリストラに着手する場合すらあります。

 その「くたびれたおじさん」は、新人の採用で意識が変わる可能性があります。

 元気で明るい新人を見ると、「俺ももう1回頑張ってみるか」となり、 会社の業績が向上していくかもしれません。少なくとも人事部ではそうなるよう願っています。

 何より、そんな新人を採用できれば社内で人事部の評価が上がりますよね。 採用担当者は鼻が高く、昇給やボーナスも期待できます。

 

会社のビジネスが好きすぎること

 天職を得たと言わんばかりに気合の入った新人とは、つまりは会社のビジネスが好きすぎるということです。

 先ほども述べた通り「幹部候補生」ですから、ビジネスが好きでないと務まりません。 逆に言えば、「会社のビジネスが好きすぎる」点において、叩きようがないですよね。 つまり、そういう人物は「誰もが認める」というわけです。

 「ただ賢いだけの人物」と「会社のビジネスが好きすぎる人物」では、後者の方が輝いて見えるのではないでしょうか。 頑張ってくれそうですし、皆に気に入られそうな上に、実績も上げそうですよね。

 内定を出せば「天職を得た」と言わんばかりに大喜びして、採用担当者としても気持ちがいいです。 入社すれば幹部クラスが「今年の新人はいいぞ」と人事部を褒めます。

 新人研修で社長を喜ばせるかもしれません。輝かしい未来しか見えないのです。

 

マナーは最低限できていればいい

 就活生は「マナー」を気にしすぎるところがあります。 しかし、あまり気にする必要はありません。ここも採用担当者の気持ちになってみましょう。

 採用担当者には新人研修という次の仕事が待っています。 つまり、マナーは入社後に鍛える予定なのです

 ビジネスをしたことがないのですから、ビジネスマナーなど知らなくて当然です。 そんなことはあとで教えるのですから、今完璧である必要はありません。

 ただ「相手を敬う気持ち」さえ忘れなければ大丈夫です。 それさえあれば、教えれば身につくことが容易に想像できます。

 採用担当者の気持ちになってみれば、マナーが重要ではないのがわかりますよね。

 

面接のコツ

 人事の心をつかむため、「採用側の理想」を解説してきました。 以上を踏まえて面接のコツを伝授します。

 

1.明るく大きな声で話すこと

 新卒就活で重要なのは、「明るく大きな声で話すこと」です。

 暗い印象を与えると「配属になってから苦情が来そう」だと面接官を不安にさせてしまいます。 「元気がない」「熱意がない」と思わせてしまっては、次の面接はありません。

 逆に緊張しすぎて声が裏返るくらい、まったく問題ありません。 顔が赤くなろうと、声が震えようと、大丈夫です。 「それくらいその会社に対して本気」なのがよくわかるからです。

 よく「頭が真っ白になってうまく話せなかった」という人もいますが、 幸い、話す内容はだいたいエントリーシートに書いてあり、人事部はそれで確認できます。 「伝わっていない」ということはまず、ありません。

 私もインターンシップ先の会社で「緊張しすぎる」ことを相談しましたが、 「働き始めたらすぐ慣れるから今は大丈夫だよ」と言われました。

 実は、まったくその通りなのです。私は赤面もすれば汗もかきますし、なんならしゃべること自体好きではありませんでした。 ですが、それでも営業に配属になり、お客さんを回っていたらいつの間にか流暢に話せるようになっていました。

 「明るく大きな声」だけを意識して、うまくしゃべれるかどうかは二の次で構わないということです。

 

2.「将来の夢実現ストーリー」を意識すること

 「会社のビジネスが好きすぎる」のをアピールするには、 自身の「ビジョン」と会社の「経営理念」が一致していることをアピールしましょう。

 例えば自動車メーカーのSUBARUであれば、「交通事故ゼロ」というビジョンを掲げています。 そこに同じく「交通事故ゼロ」を目指す学生が来たら、輝いて見えます。 きっと一生懸命働いて、活躍してくれると想像できますよね。

 ですが、ただ「経営理念に共感した」と言うだけでは説得力がありません。 どれだけ「本気で好き」なのかを証明するために、エントリーシートを「将来の夢」実現ストーリーにするのです。

 ESの項目はどこの会社でも以下のようになっています。

 つまり、将来の夢のために「1.学生時代は何に取り組んで」、「2.現在は何が足りていて何が足りないのか」 そして「3.会社のビジネスでどうやって実現するか」について、ESで証明するのです。

 本気度が伝われば伝わるほど内定確率が上がります。 人生をかけてこの夢を実現したいという熱意、そのためにはこの会社のビジネスに携わらなければならないとまで述べます。

 そこまで強い熱意は導きにくそうですよね。ですが、実はそんなに難しくはありません。

 もしES提出後であってもまだ間に合います。面接までにストーリーを組み立てておきましょう。 そのためには、自己分析をやり直しましょう

自己分析って何なんだ!内定がボロボロ獲れる秘訣

 ここでやってはいけないのが「ESの丸暗記」です。 面接官はESを手元に持っています。それと全く同じことをロボットのように再生するのでは、 「将来の夢」に対する熱意が伝わりません。

 そこで、丸暗記よりよっぽどいい対策を次のページで紹介しています。

面接は”暗記”よりよっぽど良い対策がある!

 

3.細かいマナーは気にしない!

 面接の対策は世の中にあふれていて、「ノックは3回」だとか「入室は右足から」だとか、 細かいマナーや作法を気にしすぎる風潮があります。しかし、細かいマナーは面接の本質ではありません

 会社が面接で一番気にしているのは、「経営理念」と「就職活動の軸」が一致しているかどうか、それが本心かどうか、 将来の夢を忘れてしまってはいないかどうかです。

 ビジネスマナーは会社に入ってから研修を受けますし、そんなことは入社してからで十分だからです。 就活生は当然、会社で働いたことがないのですから、新卒採用をする時点でそんなスキルがないことはハナからわかっています。 むしろそんなスキルを身につけていたところで、なんの加点にもなりません。

 カッコつけすぎることのほうが問題です。「知らないのに知ったかぶりをする」 「わからないことをわからないと言えない」のは、入社後を想像すると不安になります。

 面接では素直でいることです。 時には知らないことについて質問されたり、質問の意味がわからなかったりします。 そんなときは適当に答えるのではなく、素直に謝ってしまいましょう。

 もし入室した瞬間に「ノックは3回だよ、君」と言われたとします。 これを「怒られた」と後ろ向きにとらえてはいけません。

 「知りませんでした。申し訳ありません。」「緊張して忘れてしまいました。申し訳ありません。」 と素直に言えるかどうかを見られているのです。「ノックが2回だったから落ちる」なんてことはありません。 考えてもみてください。ノックの回数とビジネスにはなんの関係もありません

 学ぶ姿勢があれば、今は知らなくても入社後にしっかり勉強して一人前になってくれるだろうと思われます。

 

圧迫面接でも突破できる!コミュ力をアピールするには?

 1.明るく大きな声で話すことでも述べた通り、 コミュニケーション能力については入社してから勝手に鍛えられます。 ですが、少しでも自分を良く見せたいという気持ちがあると思います。

 しかし、自分を良く見せようとするのはやめましょう

 人事部は毎年何千人という社員と面談します。新卒採用だけでなく、転職の面接もします。 コンサルタントが社内研修の営業に来ますから、その対応もします。 つまり、人を見るプロ中のプロです。

 ですから、「取り繕っている」ことはバレます。 嘘をついたり、知ったかぶりしているのもバレます。 「人事をだます」「出し抜く」のは実質無理ですし、絶対にしないでください。

 そんなブラックな手法を使わずにコミュニケーション能力で「好印象」を与える方法があります。

 それは、素直に認めて謝ることです。

 

1.面接では「素直」でいよう

 会社では学ぶことがたくさんあります。会社の仕組みや書類の書き方だけでなく、 製品の技術的な仕組み、お客さんとの接し方、上司との話し方など多岐にわたります。 とても数か月で覚えきれるものではなく、何年もかけて徐々に覚えていくのです。

 「素直に学ぶ」ということは、実は年を取るほど難しくなっていきます。 会社のおじいさんたちは新しいことを学ぶのが苦手です。 私の会社でもiPhoneを貸与されて「電話がかけられない!」と困っているおじいさんがやたら多くいます。

 若いうちしかもっていない「素直に学ぶ」という姿勢をすでに失っていないかどうかは、 会社が新卒採用をするにあたって非常に気になるところです。 新人教育をしても、何も学んでくれないのであれば、教育をする意味がありません。

 わからないことは「わかりません」、知らないことは「知りません」と言えることが、新入社員に求められています。

 私の先輩で、国Ⅰ、今でいう「国家公務員試験総合職」に合格し官僚になった人がいます。 この先輩は非常に聡明で、頭の回転がよく、アニメからビジネス、政治まで幅広い知識をもっていて、 運動もできて、友達も多く、しかもイケメンという超人でした。

 そんな先輩もある中央省庁の面接で圧迫面接を経験しています。

 この先輩は「大学では経済を『語れる』くらい学んできました」と豪語します。 確かに単に講義で受けるレベルを超えて自ら図書館でいろんな本を読んで勉強している先輩でした。 しかし、面接官に「じゃあ〇〇という人の〇〇という本は読んだ?」と問われます。

 面接官も官僚で、すでに何年も働いているのですから、その先輩よりもっとたくさんの本を読んでいるのは当然です。 先輩は「すみません。読んでいません。」と答えます。すると面接官は「勉強不足です。」と言います。 さすがにその先輩も「泣きそうになった」と言っていました。

 しかし、その先輩は晴れて合格し、今は霞が関の出世頭です。

 このエピソードからも「素直に認める」ことの重要さがわかります。 ごまかしたり、知ったかぶりをするのはなんのメリットもありません。会社が新人に一番やってほしくないことです。

 圧迫面接をする会社に限らず、ごまかしたり知ったかぶりをせず、素直に認めることこそが、 新人に求められている重要なスキルなのです。

 

2.面接でされる質問を想定しておく

 面接では通常、エントリーシートに書いたことに沿って質問されます。 あなたの「就職活動の軸」の一貫性を確認されるのです。

 問題は「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「会社に入って挑戦したいこと」などです。 緊張するのは仕方がないとはいっても、これらの重要な部分は言えなければなりません。

 全文を暗記することには意味がありません。面接では暗記力を問われているのではなく、 エントリーシートと就職活動の軸の一貫性を確認されているだけです。 エントリーシートに書いた「本質」さえ一致していればよいのです。

 むしろ全文暗記はマイナスに働きます。暗記力を問うているのではないのに、 暗記力で答えてしまったら、それこそコミュニケーション能力不足です。 完全には覚えず、本質的な部分だけ覚えて臨みましょう。

 コツとしては、エントリーシートに書いたことを字数制限の半分くらいにまで要約して、それを暗記します。 エントリーシートに書いたことの本当に重要で、欠かせない部分だけは言いそびれないように覚えてしまうのです。

 そして、面接ではエントリーシートに書いたことについて、さらに深く掘り下げた質問もされます。

 「学生時代頑張ったこと」なら「どんなことで苦労しましたか?」「どんなことが学べましたか?」

 「なぜこの会社を選んだのか」なら「同業他社と比較してうちのどこが気に入りましたか?」「他にどんな業界を受けていますか?」

 「この会社に入って挑戦したいこと」なら「なぜうちの会社がよかったんですか?」「どの部署を希望していますか?」

 などですね。各ページでも解説していますので、参照してみてください。

 

3.余計なことを言わない

 聞かれたことに答えるということを意識します。これも面接のコツです。

 良い印象を与えたいがために、聞かれていないことまで言ってしまいたいという気持ちは誰でも持っていると思います。 しかし、質問と関係のないことを言ってしまうとコミュニケーションが取れないと判断される可能性があります。 質問は「何を聞かれているのか」をしっかり意識して、関係ない話は控えましょう。

 ビジネスの現場で一番嫌われる営業マンは、「自社の話ばかりする」人です。 相手の話を聞くという姿勢はコミュニケーションにおいて何より重要なのです。

 言いたいことは面接の終わりに「最後に何か言い残したことなどはありますか」と聞かれるので、そのときに言いましょう。 質問に対して答えることに徹することが重要です。

 面接では面接官の言うことに従うということを意識してください。 仲間とはすぐに打ち解けられて、上司の言うことをよく聞く人だと思わせることが重要です。

「コミュニケーション能力」を高く見せるコツ

 

今から最短で内定をもらうには?

 

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

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