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圧迫面接とは?受かる人の特徴をつかんで合格しよう!

 圧迫面接とは何か、そしてどんな人が受かって、何をすれば合格できるのか解説します。



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圧迫面接とは?

 圧迫面接とは、面接官が学生に対して答えにくい質問を矢継ぎ早に浴びせ、 学生が困惑してもなお、怒り気味に進行を続ける面接形態を意味します。 圧迫面接を行う目的・理由は、学生の「就職活動の軸」を明確に答えてほしいからですが、事情を知らない学生側は非常に不快に感じます。

 

厳しい質問の例

 圧迫面接でされる厳しい質問の例は、次のようなものです。

  • 「なぜあなたは内定がもらえていないのですか?」
  • 「つまらない自己PRですね」
  • 「自分が社会の役に立つと思う?」
  • 「で?」
  • 「今まで親の金で遊んでたんでしょ?」
  • 「友達いるの?」
  • 「なんか暗いね」

 この例のように、圧迫面接とは人格否定、ただ困らせるだけの質問を受けることがあります。 こういったことは入社しても繰り返されます。口うるさい年配社員や口の悪いお客さんはたくさんいます。 しかし、怒ったり泣いたりしてはいけません。

 このような意地悪な質問、人格否定だけが圧迫面接ではなく、 無茶振り奇抜な質問も圧迫面接に含むと言われています。

  • 「すべらない話をどうぞ!」
  • 「自分を動物に例えると何ですか?」
  • 「好きな花はなんですか?」
  • 「一曲歌ってください」
 

圧迫面接で受かるのはどんな人?

 圧迫面接で受かる人の特徴は、次の3点ができていることです。

 「就職活動の軸」は簡単に言えば「将来の夢」ですが、「〇〇を実現するために働くのだ!」という「方針」を持って臨めば、 面接での受け答えに説得力が出て、そもそも圧迫面接になりにくいという対策です。

 「ストレス耐性」は、「面接官も会社の命令で仕方なくキツイ態度を演技している」と思うことでダメージを軽減する対策です。 実際、怒りたくて怒っている人は少数派で、本当は誰とでも仲良くしたいものです。 ですが、サラリーマンは会社に逆らえませんので、仕方なく厳しい態度をとるのです。

 「素直に謝る」のは最も効果的で、「言い訳をしない」「素直に認める」のは新入社員に一番求められるスキルです。 面接官をなんとか納得させようとするのではなく、「勉強不足でした」「知りませんでした」と謝ってしまえば、 理想の新入社員を演出することができます。

 

「就職活動の軸」が明確

 圧迫面接を乗り切る最大の対策が、「就職活動の軸」をはっきりさせることです。 厳しい質問を浴びせられるのは、面接官が聞きたいことにうまく答えられないためです。 受かる人は、これをしっかり対策しているために圧迫面接を回避しています。

 圧迫面接では、学生時代頑張ったこと(自己PR)やなぜこの会社を選んだのか(志望動機)を話したときに、 首をひねられたり、ため息をつかれたりということが多いです。 「自己PRと志望動機がうちの会社とつながらない」とまで言われることもあります。

 これは、就職活動の軸がはっきりしていないことに原因があります。 通常、就職活動の軸がはっきりしていないエントリーシートでは面接には呼んでもらえません。 しかし、面接に呼んでもらえたということは、就職活動の軸をもう一度アピールしなおす機会が与えられるのです。

 実は、面接に呼んでもらえたのはラッキーなのです。敗者復活戦に参加が認められたのです。

 エントリーシートをもう一度、就職活動の軸を中心に考え直してみましょう。 「将来の夢の実現」のために、「学生時代はこれを頑張って(過去)」、「夢の実現に役立つ長所と弊害になる短所があって(現在)」、 「この会社のビジネスに携わることで夢を実現する(未来)」と、ロジカルに組み立てなおすのです。

 この組み立て方については、受かるエントリーシートの書き方と回答例のページを参照してください。

 そもそも就職活動の軸を考えていなかったという場合は、今すぐ「自己分析」をしましょう。 今からでもまだ間に合います。

自己分析のやり方!|簡単にできる人生設計で内定力を上げる

 

ストレス耐性を意識している

 もう1つ重要な対策が、「ストレス耐性を見られている」と意識することです。 受かる人はこのことを意識して、心を落ち着けています。

 「ストレス耐性」はいわば「才能」のような部分もあります。かんしゃく持ちだったり、短気だったり、 怒りっぽい人には圧迫面接を乗り切るには難しいところがあります。 そうでない人にとっても深刻に受け止めて傷ついてしまう場合もあります。

 こればっかりは精神論になってしまいますが、「本気で怒られているわけではない」ことを意識し、 「深刻に受け止めない」ようにしましょう。面接官も好きで圧迫面接をしているのではなく、会社の指示で仕方なくしています。 「これも仕事なんだ!それにしても迫真の演技だなあ!」くらいに思うことで、心の平静を保ちましょう。

 就活生が怒ったり泣いたりした時点で不合格決定です。 感情を抑えて、冷静に対処しましょう。

 

素直に謝る

 答えにくい質問をされたとき、特にパッと良い答えが思い浮かばないときは、素直に謝ってしまうのもおすすめの方法です。 受かる人は「自分を良く見せる」ことに固執せず、謝りどころでは謝ります。

 「間違いや力不足を素直に認める能力」は、誰でもアピールできることです。 そもそも会社で働いたことなどないのですから、間違いや力不足があるのは当然です。 面接官に間違いや力不足を指摘されたとしても、恥ずかしいことではありません。

 答えられない質問や、「で?」と言われたとき、「意味がわからない」と言われたとき、カッコつける必要はありません。 嘘をついたり、はぐらかしたり、言い訳をするのはNGです。 素直に謝ってしまいましょう。もしくは素直に認めましょう。これこそが新入社員に一番求められている能力です。

 私の先輩で、今では官僚として出世街道を走っている人がいます。 私が今までの人生を通して見てきた「超人」のうち2番目に入るくらいのとんでもなく優秀な人物です。 しかし、そんな先輩も官庁訪問では圧迫面接を受けています。

 「経済学を語れるくらい修めてきた」と豪語していたのですが、面接官もやはり超人の官僚です。 「じゃあ〇〇先生の〇〇という本は読んだ?」と矢継ぎ早に聞かれ、「勉強不足ですね」と指摘されます。 先輩は「泣きそうになった」とも言っていましたが、面接ではごまかさずに勉強不足を認めました

 これが合否をわけることになります。

 一方で私がとある会社のグループ面接を受けたとき、同席した就活生が圧迫面接を受けました。 対応もまずかったので、その人は集中砲火を受けてしまいました。

 その就活生はいろんな国へ海外旅行したことを自己PRとしていました。 しかし、面接官にこう問われます。「アルバイト経験なしって書いてあるけど親のお金で遊んでたの?

 ここでの正解は、「恥ずかしながらその通りです」と認めることです。 しかしその就活生はごまかそうとしました。「両親が共働きなので家事を手伝うことでお小遣いをもらっていました」と。 ここから集中砲火が始まってしまいました。

 「何度も海外旅行に行けるくらいのお金を家事の手伝い程度でもらえると思う?」 「あなたが就職してしまったら家事はどうなるの?就職しないほうがいいのでは?」 という具合で、それはもうひどいものでした。聞いているこっちが泣きたくなるほどに。

 面接官は日頃から上司やお客さんの厳しい言葉に慣れています。 言い訳やごまかしが通用しないこともよく知っています。「圧迫されること」のプロである面接官に、 言い訳やごまかしで勝負を挑んではいけません。まず、負けます。

 面接ではどうしても自分をよく見せたいと思ってしまいますが、それこそが不合格になる原因です。 指摘されたことについては、素直に認め素直に謝りましょう

 短所を聞かれたときも同じで、面接官を納得させようとするのではなく、 積極的に短所を認めて、向上心をアピールすることこそが、「将来性のある新人」として面接官の心に響くのです。

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圧迫面接をする理由

 圧迫面接をする理由は、次の3つです。

 実は、圧迫面接は「社員のストレス解消」を目的に行われるのではありません。 学生が「質問の意図に気づいていない」という理由があるのですが、 面接官も「新入社員に接するような態度」を取ってしまうため、「赤の他人のはずなのに」と学生側は不快に思います。

 残念ながら入社すると「イヤな先輩社員」はたくさんいます。それを運悪く面接で引き当ててしまったわけですが、 理由を把握して対策を取っておけば「そもそも圧迫面接を回避できる」ことは覚えておいてください。

 

就活生のストレス耐性を見るため

 1つは、就活生の「ストレス耐性」を見るという理由があるそうです。 ボロクソに言われてもなおその会社に入社したいという熱意を見たいのです。 入社して「思っていたのと違う」とすぐに辞めないかどうかを確かめたいのです。

 会社の採用担当者にとって、入社後すぐに辞められるのが一番困ります。 それぞれの部署に配属された後に辞めた場合、所属の課長に責任がのしかかります。 しかし、入社後3年以内だと採用担当者にも責任がのしかかってくるのです。

 「せっかく入社した新入社員を課長がいじめて辞めさせた」と課長が非難される一方、 「ストレス耐性のない人を採用した人事も悪い」というわけです。 採用担当者の査定にもつながりますので、すぐに辞められるのは困るのです。

 また、会社で働くとお客さんが消費者であれ法人であれ、感情を逆なでしてくるようなお客さんはいくらでもいます。 そんなビジネスの世界で働くにあたって、圧迫面接以上のストレスをかけられることは多いのです。 圧迫面接をされて感情的になり、怒ったり泣いたりすると「お客さんには会わせられない」というマイナス評価がつきます。

 

間違いや力不足を素直に認める能力を見るため

 理由はもう1つあります。それは「間違いや力不足を素直に認める能力」を見るためです。 特に高学歴な学生になればなるほど、「プライド」が邪魔をすることが往々にしてあります。 これまでの人生で築き上げてきた「自信」がときにはビジネスの邪魔をするのです。

 新入社員に一番大事なスキルは「ビジネスマナー」でも「口のうまさ」でもありません。 上司の言うことを素直に受け入れられる能力です。 せっかく新人教育をするのに、素直に受け入れてくれないのであれば新人教育をする意味がありません。

 

エントリーシートの出来が悪いため

 圧迫面接を受けてしまう最大の理由が「エントリーシートの出来の悪さ」です。

 受かるエントリーシートの書き方と回答例でも解説していますが、 会社はあなたの「将来性」にかけます。そのためエントリーシートは、「就職活動の軸」に対する「過去」「現在」「未来」の構造で書かなければなりません。

 つまりは「将来の夢」を実現するために「学生時代はこれを頑張って」、実現の邪魔になる「短所」と活かせる「長所」があり、 会社に入ったらこのビジネスをして「将来の夢を実現」すると述べるものなのです。

 論理的なエントリーシートになっていないと、面接で以下のように問われることになります。

  • 学生時代、なんでそれを頑張ろうと思ったの?
  • 頑張ったっていうけど、目標とかなかったの?
  • それを頑張って将来どうしたいの?
  • その短所って致命的じゃない?
  • その長所って何の役に立つの?
  • それってうちの会社じゃなくても実現できるんじゃない?
  • 簡単に実現できそうだけど、その後はどうするの?

 「なぜ?」「それはなぜ?」と繰り返し問われてしまうことになり、それを「圧迫面接」と感じてしまうのです。

 

無茶振り、奇抜な質問の対処法

 面接無茶振り奇抜な質問をされたときの対処法は、 なんでもいいからとにかく答えることです。答えに説得力を持たせるのは、答えた後に考えればいいのです。

 ここで見られているのは、レスポンスのはやさです。 黙り込んでしまうのが一番いけません。上でも述べたように、間違っていれば謝ればいいのです。 正解を出すために考え込むよりも、間違っていてもすぐに答えましょう

 例えば「あなたを動物に例えると?」と聞かれた場合

 「動物」と聞いて一番最初に思い浮かんだ動物を答えます。 動物と聞いて「カバ」が思い浮かんだら、「私を動物に例えると、カバです。」と後先考えずに答えてしまいましょう。

 すると、面接官は「なぜカバなのですか?」と聞いてくるでしょう。 「なぜカバなのかというとですね」と面接官の言葉を繰り返し述べる間に答えを考えるのです。

 さらにカバの特徴を述べて時間稼ぎをしましょう。

 「一見おとなしそうに見えるカバですが、実はとても走るのが速く、強力なパワーを伴って突進する動物です。

 その間にカバの特徴を自分に当てはめてしまいます。

 「私もカバのようにおとなしく見えますが、仕事に向かって猛烈に突進していきます。

 このように、奇抜な質問に答えるコツは、即座に思いつきで答えることとしゃべりながら時間稼ぎをすることです。

 しかし、圧迫面接では面接官はさらに意地悪な質問をしてきます。

 「でもカバって一直線にしか走れないでしょ?それじゃ困るんだよなあ

 ここで素直に認める能力を発揮しましょう。「一直線にしか走れないことは知りませんでした。」 「私に足りない能力がわかりました。ありがとうございます。」 「仰る通りですね。カバというのは誤りでした。臨機応変に方向を変えられて突進できる動物はいないでしょうか?」

 レスポンスのはやさ素直に認める素直に謝る能力は、一種のコミュニケーション能力です。 圧迫面接をしない会社でも、入社後にはいずれ必要になるスキルです。 覚えておいて損はしないでしょう。

 

10月の今から最短で内定をもらうには?

 

人事部長「すばらしい!君のような新卒がほしかった!」

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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