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面接は【キーワードで覚える】口下手も【暗記しない】で合格

面接は暗記より良い対策がある

 「話すのが苦手」「たどたどしくなる」と悩んでいませんか? 実は面接は、暗記しなくても合格できます。大切なのは完璧さより、自分の言葉で“中身と姿勢”を伝えることです。



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【NG例】丸暗記に頼ると面接は失敗しやすい理由

ポイント丸暗記は危険

 「面接が不安だから、全部覚えておけば安心」と思っていませんか? 実はその“丸暗記”こそ、面接がうまくいかない原因になることが多いのです。

 

不自然な話し方はすぐに見抜かれる

 丸暗記した文章をそのまま話すと、言い回しが固く、感情がこもらない話し方になりがちです。 面接官は多くの学生と話しているため、セリフのような話し方は一瞬で見抜かれてしまいます

 

暗記頼みは本番に弱い

 一言一句覚えて挑むと、ひとつ忘れた瞬間に思考が止まり、焦りや沈黙に繋がるリスクがあります。 「完璧に話せないと失敗」と思い込むほど、緊張で本来の力を出せなくなるのです。

 

「ESの丸読み」は逆効果

 ESに書いた内容をそのまま再現しようとすると、面接が一方通行な説明になり、会話のキャッチボールができなくなります。 これでは人柄や熱意が伝わりにくく、印象が弱くなってしまうのです。

 

自然に話す力が評価される

 面接で重要なのは、完璧なセリフではなく「自分の言葉」で伝える姿勢です。 少し言い直しても、たどたどしくても、あなたの想いが伝わる方がずっと高評価になります。

 

暗記より効果的!「キーワード記憶法」とは?

ポイントキーワードで覚える

 面接で緊張せずに話すためのコツは、内容を「キーワード単位」で覚えることです。 全文を暗記するのではなく、要点を短い言葉で記憶し、自分の言葉で話せるようにしておくと、自然に伝えられるようになります。

 

例:志望動機をキーワードで整理すると?

 たとえば、以下の志望動機をすべて暗記しようとすると長くて大変ですし、言い間違えたときにパニックになりがちです。

志望動機の例文

 私は「人の課題に寄り添い、解決のきっかけをつくる」仕事がしたいと考え、貴社を志望しました。 大学時代、学習塾でのアルバイトを通じて、保護者や生徒一人ひとりの悩みに耳を傾けながら最適な学習プランを提案した経験があります。

 その中で、相手のニーズを丁寧に汲み取り、信頼関係を築いた上で提案することの重要性を学びました。 貴社の「お客様の声に徹底的に向き合う」という営業スタイルに強く共感しており、自分の強みである傾聴力と提案力を活かして、お客様にとって最適な選択肢を届ける営業を目指したいと考えています。

 これを以下のような5つのキーワードにまとめて覚えるだけで十分です。

 

キーワードがあれば、話し方は自由でいい

 これらのキーワードを頭に入れておけば、多少言い回しが変わっても問題ありません。 自然な言葉で話すことで、面接官もあなたの熱意や考えが伝わりやすくなるのです。

 キーワード記憶法は、口下手な人でも頭が真っ白になりにくく、応用がきく方法。 丸暗記よりもずっと効果的で、自信を持って面接に臨めるようになります。

 

実践編:キーワードで面接練習する方法

面接のキーワード記憶法

 キーワード記憶法を身につけても、練習なしで本番を乗り切るのは難しいものです。 ここでは、誰でも実践できる「キーワードを使った面接練習法」をご紹介します。

 

STEP1:キーワードを書き出す

 志望動機や自己PRの内容を、1テーマあたり5〜6個のキーワードに分解して紙に書き出しましょう。 1つ1つのキーワードが、話す内容の「見出し」になります。

 

STEP2:台本を作らず、声に出して練習

 書き出したキーワードだけを見ながら、その場で言葉を組み立てて話す練習をしてみましょう。 最初はうまく話せなくてOK。大事なのは「自然に話す」感覚を体に覚えさせることです。

 

STEP3:スマホ録音で振り返る

 自分の話し方を客観的に聞いてみると、話が長すぎたり、説得力に欠ける部分に気づけます。 声のトーンやスピードも確認できるので、表現力アップにもつながります。

 

STEP4:面接の質問を想定し、応答練習

 「なぜうちの会社なの?」「他社と迷ってる?」など、よくある質問に対し、キーワードから即興で答える練習をしましょう。 回答が毎回少しずつ違っても問題ありません。むしろ、自然な会話として評価されるポイントです。

 

STEP5:たどたどしくても、焦らず貫く

本番で言葉が詰まっても、キーワードが頭に残っていれば、必ず立て直せます。 伝えたい核さえ外さなければ、多少の言い直しや沈黙も気にする必要はありません。

完璧に話そうとするより、「伝わること」に集中しましょう。 キーワード記憶法なら、口下手でもあなたの想いが自然に届くようになります。

面接でよくある質問と、キーワード活用の具体例

 面接では定番の質問がいくつかあります。 それらに対して、丸暗記せず、「キーワード×体験談」で答えることで、自然で説得力のある受け答えができます。

 

自己紹介のキーワード構成

例:
「〇〇大学△△学部の◯◯と申します。自分を一言で表すなら『挑戦を楽しむタイプ』です。将来的には、新しい価値を生み出す仕事に携わりたいと考えています。」

 

志望動機のキーワード構成

例:
「御社に興味を持ったのは、大学時代の接客アルバイトがきっかけです。お客様との対話を通じて、人に寄り添うことの大切さを学びました。今度は、より大きな規模でその経験を活かし、多くの人に価値を届けたいと考えています。」

 志望動機の構成については、次の関連記事で詳しく解説しています。

 

ガクチカのキーワード構成

例:
「大学のゼミでチーム発表を担当した際、初めは意見がまとまらず苦労しました。私は各メンバーの意見を可視化する役割を担い、話し合いの進行役として働きかけました。その結果、発表では最優秀賞をいただき、チームで成果を出す喜びを実感しました。」

 ガクチカは特に深掘り質問がされる項目です。 次の関連記事では、165社の質問を分析し、それに対応した最適な構成を解説しています。 面接対策にもなりますので、併せてご覧ください。


 どの質問も、言いたいポイントをキーワードで整理し、自分の体験と結びつけるのがコツです。
これにより、緊張しても話が飛ばず、「あなたらしさ」がしっかり伝わります。

 

口下手でも伝わる話し方のコツ

 「うまく話せるか不安」「話が詰まってしまう」と感じている方も、大丈夫です。
面接官が重視するのは“スムーズさ”よりも、内容と思考の深さです。

 実際、たどたどしく話していても、「一生懸命考えて伝えようとしている」姿勢が伝われば、好印象を与えられます。

 

話す前の「心構え」が9割

 

すぐに実践できる「基本の技術」

 これらを意識するだけでも、「自信がありそう」「落ち着いている」と受け取られることがあります。
話す内容そのものと同じくらい、「どう伝えるか」も面接では重要なのです。

 練習を重ねるうちに、少しずつ自分のペースで話せるようになります。
まずは「完璧に話そうとしない」ことから始めてみましょう。

 

本番で「言えなかった…」と落ち込んだときの対処法

 面接のあとに「あれも言えばよかった」「途中で詰まってしまった」と落ち込んでしまう方は多いです。

 でも安心してください。“完璧に答えきれる人”なんて、ほとんどいません。 面接官も「言葉が詰まるのは普通のこと」と理解しています。

 実際、私がインターン先で「口下手である」ことを人事に相談したところ、「入社後に治るから大丈夫」と言われました。 言い換えると「就活の時点でしゃべりがうまいことは求められていない」というわけです。

 

大切なのは「全体として何が伝わったか」

 少し詰まっても、伝えたい中身が面接官に届いていれば、それは十分合格ラインです。

 

落ち込むより「振り返って、次に活かす」

 この振り返りを続けることで、回を重ねるごとに「自分なりの伝え方」が見えてきます。
面接は「練習と成長の場」。失敗して当然、だからこそ一歩ずつ積み重ねる姿勢が大切です。

 

まとめ:暗記しない=弱さではない。自然体が最大の武器

 面接で大切なのは、流暢さでも完璧なセリフでもありません。
自分の言葉で、正直に、キーワードを軸に話すこと。それが「自然体」の強さです。

 丸暗記は安心材料にはなりますが、本番で崩れるリスクも大きい
それよりも、「自分の経験をもとに、どう伝えるか」を考えることにエネルギーを使いましょう。

 

自然体で話すための5つのステップ

 もし本番でうまくいかなくても大丈夫。 面接は慣れと準備の積み重ねです。失敗も成長の糧になります。

 あなたの言葉で、あなたらしい魅力を伝えてください。
自然体のあなたこそ、企業が知りたい人物なのです。

プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。大阪大学法学部卒。13卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、12年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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