【就活】人物重視の採用とは?|本当に学歴は関係ないの?
就活では「人柄採用」「人物重視」と言われ、「嘘なのではないか」と疑う気持ちも強いと思います。 実際どんな面接が行われるのか、本当に学歴は関係ないのかなどの疑問に答え、内定を取るための対策を解説します。
この記事の要点
- 人物重視とは、会社とビジョンが一致した人を採用したいということ!
- 面接で落ちるのは、ESのストーリー化ができていないから!
- 自己分析をして就活の軸を持つのが必須!
- 内定確率は0.3~10%!応募先を増やそう!
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人物重視とは?
人物重視とは、会社とビジョンが一致した人を採用したいということ!
人物重視とは、学歴や経験よりも「会社の経営理念・ビジョン・社風と一致していること」を最優先の採用基準にするという意味です。 経営幹部候補生として採用をしたいため、単なる処理能力ではなく、会社と同じビジョンをもち、バリバリ活躍してくれそうな学生を求めています。 このため人物重視は嘘ではなく、採用担当者は本気でそう思っています。
会社は、バリバリ活躍してくれそうな就活生を採用したがります。 ここで重要なのは「熱意」だけではありません。「会社と志を同じくしているかどうか」も重要です。 会社と同じ志をもち、バリバリ活躍してくれそうな就活生が、会社の採用したい就活生です。
「会社の志」とはつまり「経営理念」です。経営理念と就職活動の軸がどれくらい一致しているかが一つの判断基準になります。
就活生は就職活動の軸を中心に、「将来の夢を実現するために」エントリーシートを書きます。 しかし会社は書類だけ受け取っても、就活生が本気で夢に向かってがんばっているのかどうかわかりません。 もしかしたらエントリーシートの添削を受けてそれっぽく書いただけかもしれませんし、たまたま論理的に組みあがっただけかもしれません。
それを確認するために会社は就活生を呼んで面接を行います。 ですから、就活生は「就職活動の軸」に対する一貫した姿勢をアピールすることが必要です。
とはいえ、面接で見ているのは「熱意」や「就職活動の軸への一貫性」だけでもありません。 いろんな観点から総合的に判断します。だからこそ「採用基準」を明確化できず、「弊社は人物重視です」としか言えないのです。
この「人物性」はいろんな要素がありますので、つかみにくい採用基準です。 一言に「性格」といっても「長所はこれで、短所はこれで、性格の明るさはこれくらいで」といった「正解」があるものではありません。
「趣味がこれなら採用」「特技がこれなら採用」「学生時代に頑張ったことがこれなら採用」 というように採用基準が決まっているのであれば簡単ですが、そんなに詳細な採用基準は誰も決めることができません。
人事部採用担当は毎年「採用方針」を決めて採用活動をするのですが、細かくは採用基準を決めていません。 それぞれの面接官が実際に面接してみて、良いと思ったら合格、 悪いと思ったら不合格というふわっとした基準で選考しているのが実情です。
ですが、就活の軸がしっかりしていて「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければなりません」と言える学生を求めているのは確かです。 自己分析をして、準備万端で面接に臨みましょう。
面接で落ちる理由
面接で落ちるのは、「将来の夢」実現ストーリーができていないから!
人物重視の面接で落ちる理由は、就活の軸を前提とした「『将来の夢』実現ストーリー」ができていないからです。 ESの出来が悪いのに、運よく書類選考に通ってしまった場合、特に人柄重視を宣言している会社ではほぼ一次面接で落ちます。
実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。
- (過去編):学生時代頑張ったこと:将来の夢に向かって今まで何をしてきたか
- (現在編):長所・短所:将来の夢の実現にあたって現状の自分を把握できているか
- (未来編):なぜこの会社を選んだのか・この会社に入って挑戦したいこと:何をして将来の夢の実現するか
ESは就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 会社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。
この構成になっていないと、面接官は「ビジョンの一致」の判断ができません。 このせいで「人物重視の面接で落ちた」という悲劇が生まれてしまうのです。 あなたのESは大丈夫でしょうか。もし提出済みなら、今からでもこの構成で話せるように組み立て直しましょう。
人物重視の面接の対策
人物重視の面接に受かるための対策は、「自己分析をする」ことと「たくさんの会社の採用選考を受ける」ことの2つです。
自己分析をする
就活の軸なくして内定なし!
自己分析をあいまいなまま放置していませんか? 自己分析こそが自身の「就活の軸」を発掘して、それをビジネスにつなげる作業です。 これをしっかりやることが、人物重視の面接に受かるコツです。
上で少し触れましたが、就活の軸を前提にESを「『将来の夢』実現ストーリー」にすれば、 面接官はあなたの「ビジョン」と会社の「ビジョン」がいかに一致しているかを判断することができます。
もし「就活の軸」をよく考えていなかった場合は、今からでも作り直しましょう。
また、話す内容を暗記して面接に臨んでしまうと、人事の耳には機械的に聞こえてしまいます。 緊張して詰まっても構いません。むしろ「第一志望なので緊張しています」くらい自白して、 要点だけを覚えて明るく大きな声で話しましょう。
たくさんの会社の採用選考を受ける
応募先を増やして、認められる可能性を高めよう!
面接の最大の対策は、面接に落とされても大丈夫なくらい、いろんな会社の採用選考を受けることです。
知名度の高い「BtoC企業」では採用倍率が100~300倍に上ることも珍しくなく、知名度の低い「BtoB企業」でも10~40倍程度あります。 つまり、1社あたりの内定確率は0.3~10%というわけです。 また残念ながら面接は、運の要素が強いです。いくら対策をしても、気の合わない面接官に当たってしまえば仕方がありません。
この低確率の中、内定を確保するには「応募する数」が必要です。 具体的には最低20社は応募しないと、全滅する可能性すらあります。
しかし、安心してください。 先ほど解説したようにESをストーリー化しておけば、細部を調整するだけでESの量産が可能です。
日本社会には、知名度の低いBtoB企業にこそビジネス界では有名な優良企業がたくさんあります。 たくさんの企業に応募して「持ち駒」を増やしましょう。それが内定確率を上げる最強の方法であり、 心の平静にもつながって良い結果を生み出します。
そこで、「持ち駒」を増やすために役立つ就活サイトの利用をおすすめします。
それは
「OfferBox」
です。
OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。
他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。
一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。
→「OfferBox」でスカウトをもらう
→面接に受かるために必要なことの記事に戻る
今から最短で内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。
MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。
なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。
実際に私も体験してみましたが、適性検査と入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません。
もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。
→「OfferBox」の公式サイト
早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。
それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、
まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。
それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。
ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なしで最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。
もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因
「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?
自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です。
ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。
そこで【キャリアチケットスカウト】
という就活アプリを利用しましょう。
このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
そこで、ワンキャリアの利用がおすすめです。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで年間3万件を超えるエントリーシートや面接体験談が収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「締切間近のインターンシップ」「内定直結型のイベント」「一流企業の集まる合同説明会」など、 会員限定で参加できるイベントもすべて無料で利用できます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
→Xのアカウントページ
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