【7月も無い内定】今からでも間に合う【あっさり】逆転法

就活において、内定が無い状態を「無い内定(NNT)」といいます。 持ち駒が全滅して「7月なのに内定なし」「就職が決まらない」「もう無理」と悩む学生の方に、今からやり直して逆転する方法を解説します。
おすすめ・人気記事
就職内定率(2025年6月1日時点)
26卒 | 前年同期 |
---|---|
81.6% | 82.4% |
内定率が81.6%でも、18.4%の学生がまだ次を狙っています。 つまり、“みんながゴールした後に動ける自由さ”をあなたは持っているということ。
ここからは“埋もれずに目立つ”時期。エントリー数よりも1社ごとの熱意と準備が響くフェーズです。 だからこそ、逆転ではなく“納得と誇りのある内定”を狙える最後のタイミングなのです。
※就職内定率:就職みらい研究所
「無い内定」でもまだ間に合う
結論 | まだ間に合う |
---|
「もう7月なのに、まだ内定が1社もない……」
そんな不安を抱えているあなたに、まず伝えたいことがあります。
それは――「7月時点で内定がないのは、全然珍しいことではない」という事実です。
実際、就職みらい研究所のデータでは、6月時点の大学生全体の内定率は約81.6%となっており、 これだけ見ると、確かに焦るかもしれません。しかし、次のグラフをご覧ください。

卒業時点では、ほぼ全員が内定を取得していますよね。
つまり、内定ゼロ=出遅れではありません。むしろ、「これから動く人」が一定数いるのが現実です。
出遅れどころかチャンス?
就活というと「3月解禁、4月に内定」というイメージを持たれがちですが、現在の就活市場はそれほど一枚岩ではありません。
夏採用・秋採用を重視する企業が増加中
- 大手企業:1次募集で採りきれず、秋に再募集
- 中小・ベンチャー:学生とじっくり向き合うために夏〜秋に本格化
- 公務員・外資系:独自日程のため夏以降がスタートライン
通年採用を行う企業も増加中
特にIT・人材・サービス業界など、年間を通して人材を探す傾向が強まっています。 「採用人数に達し次第終了」といった柔軟な枠もあるため、早い者勝ちの側面も。
「今からでも間に合う企業」の探し方
内定がなくても、「今すぐ動けば間に合う」企業を見つけることは十分可能です。以下のような方法を活用してみましょう。
✅ 大手就活サイトでの検索テクニック
- マイナビ・リクナビ等で、「秋採用」「通年採用」「採用継続中」で絞り込み
- 「説明会開催中」「一次選考募集中」などのタグをチェック
✅ 逆求人型スカウトサービスに登録
- OfferBox/キミスカなどに登録し、プロフィールを整えるだけで企業からオファーが届く
- 自分から動かずに「逆転チャンス」が来るのが魅力
✅ 就活エージェントに無料相談
- 非公開求人を紹介してくれる
- ES添削・面接練習などの手厚いサポートが受けられる
「今からの行動」が、周囲と差をつける最大の武器
あなたが今「内定がない」と感じていることは、決してハンデではありません。 今から動く人には、“今の市場に合った企業”と出会えるという強みがあります。
就活における逆転劇は、ここから始まります。焦らず、でも一歩を止めないこと――それが、勝ち抜く鍵です。
次の関連記事では「苦労したもののあっさり内定を取った事例」を4つ紹介しています。 併せて参考にしてみてください。
【逆転の第一歩】就活サイト・アプリ活用術
ポイント | 使えるものは全部使う |
---|
「何から始めればいいか分からない」「一人での就活は不安」――
そんな方でも、今の時代は便利な就活ツールを活用するだけで“逆転の糸口”が見えてきます。
ここでは、「7月の今からでも間に合う」効率的な就活サイト・アプリの活用法を、タイプ別に解説します。
スカウト型就活サービス
ポイント | ゴールドスカウトを狙う |
---|
今、急増しているのが「スカウト型就活サービス」を使う学生です。
✅ OfferBox(オファーボックス)
- 企業側から学生にオファーが届く
- エントリー不要で「選ばれる」経験ができる
- 通常選考よりも“内定直結”ルートに繋がりやすい
✅ キミスカ
- 性格診断や適性テストもあり、自己分析ツールとしても優秀
- 志望業界が定まっていない人にもおすすめ
\ どちらも「登録+プロフィール入力」でスタート可能。早ければ翌日に企業から連絡が届きます /
ただし、プロフィール入力度80%以上が前提条件になります。 本気度の高い「ゴールドスカウト」を狙うため、MY就活ネットでは「スカウトの仕組み」の観点から攻略法を編み出しました。 次の関連記事で解説していますので、ぜひご覧ください。
就活エージェント
ポイント | プロに相談する |
---|
「一人では不安」「書類や面接が苦手」という方には、無料の就活エージェントの活用がおすすめです。
- プロによる履歴書・ESの添削
- 自分に合った企業を紹介
- 面接対策や非公開求人の案内も受けられる
今からでも「自分専属の就活コーチ」がつく感覚で使えます。
SNSでリアルな情報収集をする学生が急増中
ポイント | 気持ちを落ち着かせる |
---|
最近では、就活情報をSNSで集める学生も急増しています。
- X(旧Twitter):内定者の体験談・企業選考の傾向など“リアルな声”が聞ける
- YouTube:面接対策・業界研究・OB訪問風動画など、視覚的に分かりやすい
「今の就活の空気感」がリアルタイムで掴めるようになります。
ツールを賢く使えば、今からでも巻き返せる
内定がないことで不安になっていても、ツールを味方につけることで一気に流れは変わります。
あなたの就活を「孤独な戦い」から「戦略的な勝負」に変える――
それが、これらのサービス・アプリの本当の価値です。
1週間で印象を変えるエントリー&面接テク
ポイント | ES改善で合格率アップ |
---|
「エントリーシートが通らない」「面接で落ちてばかり…」
そんな悩みを抱えている人でも、たった1週間の工夫で“第一印象”は劇的に変わります。
ここでは、今からでも間に合う“印象逆転テクニック”を厳選して紹介します。
エントリーシート(ES)の書き方:テンプレで即改善
書類選考で落ちる最大の原因は、「読みにくい」「伝わらない」文章構成です。
そこで効果的なのが、以下の3ステップテンプレ。
- 【結論】:「私は〇〇な人間です」
- 【理由】:「なぜなら~という考えを持ち、行動してきたからです」
- 【エピソード】:「たとえば、△△という経験を通じて~」
この型を使うことで、採用担当者に伝わる・読みやすい・印象に残るESになります。
また、MY就活ネットでは166社の面接の深掘り質問を分析し、それに対応したESの書き方を解説しています。
自己PRは「3行で伝える」練習から
自己PRが長すぎると、聞き手の印象に残りません。
まずは「3行以内で伝える練習」から始めましょう。
例
「私は“問題解決力”に自信があります。
大学では〇〇の課題を改善し、●●%の成果を上げました。
御社でも課題解決に主体的に関わっていきたいと考えています。」
簡潔さは「考えを整理できる人」という印象にも繋がります。
次の関連記事では「自己PR」のやり方を、1000文字の例文で解説しています。
面接の逆質問:企業研究している姿勢をアピール
逆質問は「質問内容」で印象が決まる重要なパートです。
悪い例
「特にありません」「御社の強みはなんですか?」(調べれば分かる内容)
良い例
「新卒1年目が任されるプロジェクトには、どのような特徴がありますか?」
「〇〇の事業展開について、今後の戦略があれば教えてください」
このように、企業の情報を踏まえた質問をすることで、「本気で調べてきた学生」という好印象を与えられます。
「今さら遅い」は間違い。たった1週間でも印象は変えられる
「もっと早くやっておけばよかった…」と思う気持ちもあるでしょう。
でも、正しい方法を1週間集中してやれば、エントリーも面接も大きく変わります。
いま動けば、まだ間に合います。逆転の鍵は「行動力」です。
筆者の実体験
ポイント | 筆者もNNTだった |
---|
実は、筆者の私も高学歴でありながら持ち駒が全滅し、無い内定(NNT)を経験しました。 振り返ってみると、次のようなミスを犯していました。
- 採用倍率の高い人気企業ばかり受けていた
- 自己分析を怠り、ESに場当たり的に回答していた
- 面接でかっこつけようとした
人気企業は採用倍率が60~270倍に及ぶ場合があり、内定確率1%未満になることも多いです。 そのような企業に受かるためには自己分析によってESをストーリー化しておく必要があったのですが、 私はそれを怠っていました。
特に面接ではESの内容を丸暗記し、熱意が伝わらない状況を自ら生み出していました。
しかし、そんな私もあっさり内定を取ることができています。
とった対策は「大学に来ている求人票を見て応募した」だけです。 その中で気になった企業を調べてみると、無名の大手企業であることが判明しました。
「消費者向けの有名企業」こそ難易度が高いものの、「ビジネス界の大物」は学生に知られていません。 ゆえに、BtoBなら大手企業の採用枠が残っているのです。 諦めずにぜひ、いろんな手段を試してみてください。