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【就活】プラントエンジニアリング10社の業界研究・志望動機・平均年収

プラントエンジニアリング|業界研究

 プラントエンジニアリング業界への就職に役立つ就職難易度や選考・面接対策、エントリーシート・志望動機の書き方の他、強みや年収・ランキングなどを解説しています。

プラント業界はこんな業界!

  1. 工場や発電所を設備ごと建てる業界
  2. 世界を股にかけるスケールの大きな仕事
  3. 高収益・好待遇な会社が多い
  4. 文系でも重要な役割がある


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プラントエンジニアリングとは?

 工場を設備ごと建てる業界!

 プラントエンジニアリングとは、工場を設備ごと建てる業界です。 例えば発電所・化学工場・水処理施設などを丸ごと受注し、「化学反応」を必要とする工場設備も設置します。 その「工場設備」が特殊なため、ほかの建設会社とは一線を画す技術を持っています。

 主な顧客は政府、電力会社、鉄鋼・非鉄金属・化学メーカー、重工業などですが、 海外工事が主力なため、世界を飛び回って仕事をすることになります。 その分、30代で年収1000万円と好待遇です。

 工場設備も担当することと海外工事が主力であることを除けば、仕事内容はゼネコンと大きく変わりません。 文系は営業、理系は設計や現場監督としてキャリアを積むことになります。 そのためゼネコンと併願する学生も多いです。

【関連記事】 勝ち組!建設業界への就職45社!|将来性・ランキング・志望動機  

プラントエンジニアリングへの就活

 プラントエンジニアリング業界への就職について、難易度や選考、エントリーシートの書き方などを解説します。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

【関連記事】 【新卒】就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!  

就職難易度

 就職難易度は、低め

 プラントエンジニアリング業界就職難易度低めです。 BtoB業界のため知名度が低く、応募する就活生はそれほど多くありません。

 ところが日本製鉄やJFEスチールなど有名企業とセットで選考を受ける人が多く、 内定者は東京大、京都大、大阪大、神戸大などで旧帝大や上位国立大学で大半を占めます。

 ですが、プラントエンジニアリング業界はインターンシップを行っており、この段階で完成度の高いESをつくっていれば、高学歴でなくともチャンスはあります。 インターンシップを通じて早期に接触していけば、企業研究の面でも選考の面でも、有利に戦うことができるでしょう。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 プラントエンジニアリング業界で働くには英語が必須になりますので、TOEICスコアは730点ほど欲しいところです。 というのも、どの会社も売上高に占める海外事業の割合が高く、英語を使う機会は必ずあるからです。

 就活の段階で「英語がペラペラ」である必要はなく、スコアも絶対ではありません。 英語力は入社後でも鍛えられるからです。「TOEICのスコアが600点」でも海外支店に配属されることだってあります。

 ただ、英語のやる気がある姿勢だけは絶対に必要です。 それも「やる気がある」というだけでは説得力がありませんから、 TOEICや英検などを受験だけでもしておくのがよいでしょう。

 スコアが取れなくても「思ったより点数が取れなかったので、さらなる向上を目指して勉強中です」と言えるようにしておきましょう。

海外経験がない!|帰国子女が有利なの?

 

選考

 選考は、1月開始

 プラントエンジニアリング業界の選考は、1月から募集開始とかなり早いです。 リクルーター面接で5~8回ほど面接を実施する企業もあります。エントリーシートの締切こそ遅いですが、 提出が早かった順に選考が進んでいきますので、遅れると採用枠が残っていません。

リクルーター面接とは?|つく条件と受かる方法

 この業界は会社説明会への参加が必須で、参加した日からESのダウンロード・WEBテストの受験が解禁されます。 他の業界よりスタートが早いですので、注意しておきましょう。

 プラントエンジニアリング業界のエントリーシート提出時期、インターンシップ、リクルーター面接、 グループディスカッション、面接回数を一覧にしました。

会社名ES時期インターンリク面GD面接回数備考
日揮 2月技術系のみ3回インターン組優遇
千代田化工建設 3月技術系のみ3回
東洋エンジニアリング 1月夏・冬3回インターン組優遇
荏原製作所 3月3回
JFEエンジニアリング 2月夏・秋・冬4~5回1回インターン組優遇
東芝プラントシステム 4月3回
日鉄エンジニアリング3月夏・冬6回2回インターン組優遇
三菱電機プラントエンジニアリング4月3回
三菱ケミカルエンジニアリング3月3回
東レエンジニアリング3月3回

 日揮、東洋エンジニアリング、JFEエンジニアリング、日鉄エンジニアリングはインターンシップ参加者のみ1~2月に選考を開始し、 3月には内々定を出してしまいます。インターンシップに参加しないと、内定はかなり厳しいでしょう。

 またJFEエンジニアリング、日鉄エンジニアリングはリクルーター面接の回数が非常に多く、 その後に最終面接を控えていますので、何度も会社に呼ばれます

 重要なのが、エントリーシートです。インターンの段階で完成度を高めておけば、他の就活生に比べて大いに有利になります。 そしてリクルーター面接でも、ESの完成度の高い人ほど回数が少なく済み、また通過率もアップします。

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 「プラント業界を選ぶ理由」については、次のような回答が考えられます。

プロジェクト全体の管理と総合力の発揮企画、設計、調達、施工、試運転まで、プロジェクトの全体を管理します。これにより、複数の技術や知識を統合し、総合力を発揮することができる点に魅力を感じました。
多岐にわたる業界への貢献エネルギー、化学、環境、医薬品、食品など、さまざまな産業分野で活躍しています。この多様な業界に対して、重要なインフラや設備を提供することで、広範な社会貢献が可能だと考えています。
グローバルな事業展開と国際的な経験国内外でプロジェクトを展開しており、国際的なビジネス環境で働く機会があります。異文化でのプロジェクト管理や海外での経験を積みたいと考えています。
持続可能な社会づくりへの貢献環境保護やエネルギー効率の向上、再生可能エネルギーの導入など、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが行われています。このようなサステナビリティへの貢献に魅力を感じました。
社会インフラとしての重要性エネルギー供給や水処理、化学製品の生産など、社会の基盤となるインフラを構築しています。こうしたインフラを通じて、社会の安定と発展に寄与したいと考えました。

 同業界の特徴は、「工場設備と建物を同時に手がける」ところにあります。 石油化学プラント・高炉・発電所・水処理施設など、「建物だけではない」ところが「建設業界」との違いです。 そして「設備だけではない」ところも「重工業」との違いになります。

 また、これらの事業は環境問題と直結します。同業界の技術革新は環境保護につながり、 それが「新たな価値」となって「顧客に選ばれるプラント会社」になります。

 このような「インフラ・社会基盤」「環境保護」などをキーワードにすると、 人事に「プラント業界の仕事を理解できている」と思わせることができるでしょう。

 また、「Unistyle」という就活サイトでは実際に内定を取ったエントリーシートが無料で読み放題です。 この業界はもちろん、あなたの志望企業に内定した歴代就活生がどう書いたのかを見れば、 ESの方向性が合っているかどうか確認することができます。これを使わない手はありませんね。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

ランキング

 プラントエンジニアリング業界を売上高でランキングにし、平均年収とともに一覧にしました。

プラントエンジニアリング業界のランキング
会社名売上高平均年収備考
日揮6100億円950万円働きやすい会社
業界最大手
荏原製作所5200億円724万円本業は機械メーカー
JFEエンジニアリング3600億円1090万円
千代田化工建設3400億円890万円働きやすい会社
東洋エンジニアリング2900億円710万円
日鉄エンジニアリング2400億円985万円
東芝プラントシステム2200億円831万円働きやすい会社
三菱電機プラントエンジニアリング870億円795万円
三菱ケミカルエンジニアリング840億円1146万円
東レエンジニアリング590億円681万円
※このほか、神戸製鋼所、日立製作所、三菱重工業がプラントエンジニアリング事業を行っています。
※荏原製作所は本業が機械メーカーであり、「プラント大手」としては扱われません。

 JFEエンジニアリングは「JFEホールディングス」、日鉄エンジニアリングは「日本製鉄」、 三菱電機プラントエンジニアリングは「三菱電機」、三菱ケミカルエンジニアリングは「三菱ケミカル」、 東レエンジニアリングは「東レ」のそれぞれ子会社です。

 売上高は各社の決算公告に基づいていますが、平均年収は親会社の有価証券報告書を参照しています。

 また、会社名のリンク先ではMY就活ネットが独自に作成した企業研究を公開しています。 選考情報や志望動機など、ぜひ参考にしてください。

 

文系の就職は難しい?

 プラントエンジニアリング業界への文系の就職は、重要な仕事があるため歓迎されます。 文系は採用されると、官公庁やメーカーなどに対する営業の仕事に就きます。 特に契約1件あたりの売上高が非常に大きく、数億円、時には何百億円という取引にすらなります。

 技術的な知見を身につけたり、語学力を身につけたりする必要もあり、加えて出張転勤が多く、 その努力に応じて給料も高いのが同業界の特徴です。

【関連記事】 【文系就活は厳しい?】役割も就職先もある!やり方の理系との違い

 ただ、採用人数が文系は10人程度と少なめで、リクルーター面接の早い順に採用枠が埋まっていくため、 一刻も早くインターンなりプレエントリーなりで接触を図る必要があります。

 理系と違って特別なスキルのない文系にとっては、ビジョンで勝負するしかありません。 経営幹部候補生であるという自覚をもって、「就職活動の軸」に沿ったエントリシートをつくり、 会社にぶつけていくのです。

 MY就活ネットでは、この他にも多数の業界研究記事を用意しています。 優良企業の見落としを防ぐため、さまざまな業界を調べてみましょう。

【関連記事】 【一覧】業界研究がわからない?代わりにやりました!

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早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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