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【ES・面接】やりがいを感じたこと|効果的に回答する方法

 面接やエントリーシートで「やりがい」を語る際、単に抽象的な言葉で表現するだけでは、面接官にあなたの価値観や熱意が伝わりにくくなります。 この記事ではその理由と、効果的な「やりがい」の伝え方について解説します。

やりがいを感じたこと


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就活で問われる「やりがい」とは?

あなたはどんな時にやりがいを感じますか?

 就活で問われる「やりがい」とは、「あなたの就活の軸はなんですか?」の言い換えです。 どんなときにやりがいを感じるかを聞くことで、それが志望先の事業内容や社風と一致しているかどうかを確認されています。

 

なぜ問われるのか

あなたと会社の価値観が一致しているかを見極めるため!

 「やりがい」を問われる理由は、企業が求める人材像あなたの価値観が合っているかどうかを確かめるためです。 企業は、仕事に対する情熱やモチベーションが高い人を採用したいと考えています。 そのため、あなたがどのような状況でそう感じるかを知ることで、企業との相性を見極めようとします。

 例えば、交通安全に関わるメーカーの面接で問われる際、 面接官は「交通安全に関わることにやりがいを感じる学生を採用したい」と思っているというわけです。

 その根拠は、就職みらい研究所の実施した企業向けアンケートで、 企業が採用活動において重視する項目として次の3つが上位に挙がっていることです。

→参考:就職白書2024データ集|就職みらい研究所

 ですから、「人柄」「自社への熱意」「今後の可能性」を確認できないような回答をしてはいけません。 例えば以下のような回答では「抽象的すぎる」ためにNGです。

やりがいのNG例

  • 「お客様に喜んでもらえる仕事」
  • 「いろんな人に感謝される仕事」
  • 「仕事に責任があること」
  • 「人の役に立てる仕事」
  • 「人に頼られる仕事」
  • 「お客様の笑顔を見れたとき」
  • 「自分のアイデアが採用されたとき」
  • 「ムリだと思っていたノルマを達成できたとき」
  • 「自分の仕事をほめられたとき」
 

効果的に「やりがい」を回答する方法

私のやりがいを感じる瞬間は、御社にも共感できるはずです!

 「やりがい」の質問に対して効果的に回答する方法は、 「就活の軸に関連する活動」について「やりがいを感じる」という言い方にすることです。 そしてもちろんそれは、志望先の事業内容や社風に一致していることが必要です。

 そこで、次の手順で回答の作成を進めていきます。 

 

自分の価値感と結びつける

就活の軸はすべての大前提!

 就活で問われる「やりがい」についても、就活の軸を前提として「やりがいを感じること」を選び、 面接・ES全体で「私が入社すべきは、御社しかありえない!」と一貫した姿勢を見せなければなりません。 そこで、次のような就活の軸を用意します。

  • 交通事故をなくせる会社に入社したい
  • 「家事をなくしたい人」が多い会社で働きたい
  • 「人の心理を掌握するような仕事」がしたい
  • 「自動化の面で」社会貢献がしたい

 このように就活の軸は企業選びから選考まで何度も使用しますので、必ず自己分析をして作成しておいてください。 まだの場合は、今すぐ取り掛かりましょう。

【関連記事】 【就活の軸】人事の心を打つ熱意あふれる答え方42例!  

具体的なエピソードを含める

ガクチカと重複してもOK!

 次に、就活の軸に関連した活動を振り返ります。

  • 交通事故をなくす:子どもの通学を見守るボランティア
  • 家事をなくす:家事を楽にする工夫
  • 人の心理を掌握する:ダイエット
  • 自動化が好き:プログラミング

 人によっては「学生時代頑張ったこと」と内容が重複するかもしれません。 ですが、その重複はむしろ良いことで、就活の軸に対する一貫した姿勢を見せることができます。

 

志望企業との関連性を強調する

会社と価値観が一致していることをアピールしよう!

 その活動の中で、志望企業の「事業内容」や「社風」に合ったものを選び、そこでやりがいを感じたと述べます。

 例えば自動車メーカーのSUBARUは、前身の中島飛行機の時代から一貫して「安全機能」にこだわってきました。 現在では自動車に「アイサイト」というシステムを搭載し、交通事故を防止する機能を盛り込んでいます。 同社の場合、「交通安全にやりがいを感じる学生」が入社するのにぴったりですよね。

 また、生活家電の会社なら「家事を楽にする」、マーケティング企業なら「人の心理を掌握する」、 メカトロニクス企業なら「生産工程を楽にする」というように、各企業にはその商品を通じて実現したいことがあります。

 志望先の経営理念や社員インタビューなどを読み込み、 その企業が何を目指しているのかをしっかり調べて、ESや面接の回答にからませていきましょう。

 

社員に質問して参考にする

先輩社員と同じようなことにやりがいを感じます!私の経験は・・・

 インターンシップ・OB・OG訪問・会社説明会など、社員と接触できる機会がある場合は、 「仕事をしていてやりがいを感じる瞬間はいつですか?」と質問してみましょう。

 例えば「当社商品を利用して交通事故の件数が減ったデータが出た時」「交通安全のブランドとしての認知度を確認したとき」などの答えが返ってくると、 この会社が目指しているものが見えてきます。社員の生の声で「経営理念・社風が見せかけだけじゃない」とわかります。

 「複数の社員の方に質問をすることで、御社は交通事故ゼロを目指す会社なのだとわかりました」 という文章を加えると「行動力がある」という評価もつきますし、 「価値観の一致を確認しようとしている」ことが伝わりますから、おすすめです。

 ただし、聞いたことをそのまま「やりがい」として書くのではなく、独自のエピソードを用意して、 「社員と同じようなことにやりがいを感じる」ことをアピールしていきましょう。

 

やりがいの例文を4つ紹介!

 以上を踏まえて、「やりがいを感じたこと」の例文を4つ紹介します。

 

「交通安全」の場合の例文

 私は交通安全を楽しんでもらえたときに、やりがいを感じます

 子どもの通学を見守るボランティア活動の中で、 交差点で注意を促す際、子ども向けアニメのセリフを使うことで楽しませることができました。

 

「家事を楽にする」の場合の例文

 私は家事を効率化できたときに、やりがいを感じます

 家事を工夫する中で、スリッパの裏に拭き掃除用のシートを貼り付けることで、掃除の手間を省きました。 くだらないことではありますが、少しの効率化でも楽しむことができます。

 

「人の心理を掌握する」の場合の例文

 私は人の反応がよくなったときに、やりがいを感じます

 ダイエットによって身体が引き締まり、褒められることが増えました。 異性の反応がよくなるなどして、人の反応を変えられたことに喜びを感じます。

 

「自動化が好き」の場合の例文

 手作りの自動化システムが完成したとき、やりがいを感じます

 研究のデータ収集のため、プログラムを組んで効率化しようとしました。 完成したプログラムが正しくデータの収集を行っているのを確認したとき、喜びを感じました。

 

独自のエピソードで書いてみよう!

独自のエピソードで印象に残る回答ができる!

 ES・面接で「やりがいを感じたこと」を語る際には、企業の事業内容や社風、そして自身の就活の軸を前提として、 独自の経験を踏まえたエピソードを用意することが重要です。

 上記の例文を参考に、独自の「やりがい」ストーリーを構築しましょう。

 また、もし「自己PR」と「就活の軸」の関連性が薄いと、 せっかく他の項目をうまく書けたとしてもES全体の流れが悪くなる可能性があります。 そこで、同時に「ES全体のストーリー性」も見直しておくことをおすすめします。それについては、次の関連記事で解説しています。

【関連記事】 エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせるコツ

 また、ES・面接とは関係なく内心で思う「やりがい」について困ったら、次の記事を参照してください。

【関連記事】 【就活】やりがいとお金どっちが大事?|実体験を元に解説!  

志望動機に書く場合の注意点

やりがいを感じていいのは「自分の活動」だけ!

 志望動機に書く場合、「事業内容にやりがいを感じる」ではなく「事業内容と同じようなことにやりがいを感じる」という表現をすることが大切です。 なぜなら、「やったことのない仕事」にそれを感じてしまうのは明らかに「嘘」だからです。 そこで次のポイントに注意してES全体をストーリー化しましょう。

志望動機に書く注意点

 例えば自動車メーカーのSUBARUに応募する際、 「御社の事業内容にやりがいを感じる」ではやったことのない仕事に対して感じていることになるため、NGです。 そこで「事業内容と同じようなこと」つまり交通事故をなくすための活動に感じると言い換えます。

 ですが、志望動機にそう書くだけでは説得力がありません。 そこで「志望動機の伏線」として自己PRに「やりがいを感じた具体的なエピソード」を採用します。 それが「事業内容と同じようなこと」、ここでは「交通事故をなくすための活動」であれば説得力が出ます。

「やりがい」の志望動機の例文

 私が貴社を志望するのは、貴社と同じ目的の活動にやりがいを感じるからです。

 学生時代は「子どもの通学を見守るボランティア活動」に参加し、自己PRの項目で述べたような取り組みを行いました。 その中で当初話を聞いてくれなかった子どもが、交差点で立ち止まって左右を確認してくれるようになったとき、 交通安全を実現できたとやりがいを感じました

 貴社は公式webサイトにて「交通安全」について頻繁に言及されており、 企業説明会では社員の方々に「やりがいを感じる瞬間」を質問したところ、全員が「交通安全」に関わることを回答いただけました。 そのため貴社には「交通安全を重視する社風」があると考えました。

 私は貴社と同じ目的の活動にやりがいを感じる人間です。 ゆえに、貴社に入社して事業に携わりたいと考え志望するに至りました。

 この例では「交通安全に関わる活動」を自分で経験しているため「やりがい」を感じても嘘にはなりません。 そして、その活動が「志望先の事業内容や社風と一致」しているというアピールをします。

 このように「やりがいを感じるのはあくまで自分の経験した活動」だということに注意してください。

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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