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【就活】関西電力の就職難易度|強みや志望動機・選考情報!

 関西電力の就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名関西電力
就職難易度非常に高い
売上高4兆593億円
採用人数事務系:50名程度
技術系:100名程度(いずれも総合職)
初任給学部卒:236,000円
院卒:263,800円
平均年収831万円
年間休日日数言及なし
経営理念私たち関西電カグループは、安全最優先と社会的責任の全うを経営の基軸に位置づけ、「お客さまと社会のお役に立ち続ける」ことを使命に、明るく豊かな未来を実現し、ともに歩んでいきます。

参照:関西電力|有価証券報告書(売上高・平均年収)

参照:関西電力|募集要項(初任給・年間休日)



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就活情報・選考の流れ

 関西電力の選考フローは、ES提出・WEBテストの後に面接が3回行われる「通常ルート」と、 リクルーター面接3~4回の後に最終面接が行われる「裏ルート」の2つがあります。

 リク面はインターン参加者限定というわけではありませんが、自身の将来性のアピール・会社理解に役立つため志望度が高ければぜひ参加しましょう。

 

就職難易度

 就職難易度は、非常に高い

 関西電力就職難易度は、非常に高いです。 同社は技術系の採用が多いですが、事務系の採用人数は40人程度と多くはありません。 加えて、東京電力で原発事故があってからは電力会社で一番人気があるのが関西電力ですから、ライバルは非常に多いです。

 内定者のスペックは高く、採用大学は旧帝大・上位国公立大学や有名私大に限られ、学歴フィルターは「MARCH以上」だと言えます。 こういった大学群の学生ですらインターンシップやリクルーター面接で活躍しなければ、なかなか選考本番にも進むことができません。

 関西電力ではインターンシップが行われており、大学3年生の6月に募集・応募、7月に面接、夏休みにインターンシップが開催されます。 どの会社でも言えることですが、インターンシップそれ自体が選考です。 ここでコミュニケーション能力や思考力、熱意などを存分に発揮することで加点がつき、後々の選考を有利に進めることができます。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 関西電力に必要なTOEICスコアは明示されていません。 事業のほとんどが国内ですから、仕事上必須というわけでもないため、TOEICが強みになるシーンは少ないでしょう。

 ただし、今後の人口減少を考えるとODA案件などで海外事業を行う可能性もあります。 その時のために備えて英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

 

面接

 リクルーター面接が内定の鍵!

 関西電力の面接は、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社では、プレエントリーの後にリクルーター面接があります。 エントリーシート提出に、社員から電話がかかってきて「質問会」と称して喫茶店に呼ばれます。 1回目のリクルーター面接ではエントリーシートを持っていけば、添削をしてもらえます。

リクルーター面接とは?|つく条件と受かる方法

 リクルーター面接の2回目以降は、エントリーシート提出後に行われます。 ここからは本格的に採用選考が行われ、エントリーシートの内容に沿った面接が行われます。 リクルーター面接に3~4回合格すると、最終面接に呼ばれます。

 そしてリクルーター面接とは別に、通常の面接ルートもあります。 一次面接、二次面接を経て、最終面接が行われるのです。大阪ガスと同様に、インターンシップルート、リクルーター面接ルート、通常の面接ルートの3つの採用ルートがあり、 インターンシップに落ちたから、リクルーター面接に落ちたから終わりというわけではありません。

 私もインターンシップには応募もしていませんでしたが、リクルーター面接には呼ばれました。 このように、大学3年生の6月に就活を始めれば、三度のチャンスがあるということです。

 

エントリーシート

 「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!

 関西電力へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESのお題は「関西電力であなたが挑戦したいこと」、「学生時代に、あなたがチャレンジ、行動したこと」の2本でした。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 入社後挑戦したいことは、関西電力の情報技術を活用したITコンサルティングや、 最先端の技術を集めたコンセプト不動産の提案など、電力事業から派生した事業について書くのがよいでしょう。

 後者は「学生時代頑張ったこと」を書くものですね。

関西電力の採用ページ

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 関西電力の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は「私たち関西電カグループは、安全最優先と社会的責任の全うを経営の基軸に位置づけ、「お客さまと社会のお役に立ち続ける」ことを使命に、明るく豊かな未来を実現し、ともに歩んでいきます。」です。

 ビジネスの目的は「安心、快適、便利なサービスを幅広くお届けし、くらしとビジネスのべストパートナーとして信頼され、選ばれることで、国内外において成長を続けながら、エネルギー分野における日本のリーディングカンパニーとしての役割を果たすこと」でした。

 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 社会貢献
  • 仕事にやりがいがあること
  • 使命感を持って働けること
  • チャレンジ精神のある会社
  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 安全技術の開発に取り組んでいること
  • 環境問題に正面から取り組んでいること

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【自己分析のやり方】説得力あるESがあなたにも書ける!

 「Unistyle」という就活サイトでは、関西電力に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

関西電力の強み・特徴

 同業他社とは経営理念で比較しよう!

 関西電力の強み・特徴は、経営理念である「安心、快適、便利なサービスを幅広くお届けし、くらしとビジネスのべストパートナーとして信頼され、選ばれることで、国内外において成長を続けながら、エネルギー分野における日本のリーディングカンパニーとしての役割を果たすこと」に表現されています。

同社の使命はなんといっても「電力の安定供給」です。電力の供給は思った以上にシビアな世界です。 「電力の安定供給」を最優先とし、電力供給を活かした事業展開を行っています。

 中部電力の「四日市瞬時電圧低下事故」をご存知でしょうか。2010年の事件ですが、 変電所の装置がショートし、0.07秒間の電圧低下が発生した事件です。 この事件で東芝が100億円の損失をこうむっています。

 たった0.07秒で100億円が失われるのです。一般家庭ならほぼ気づかないレベルですよね。 工場への電力供給は0.07秒でもエラーがあってはいけないのです。

 また東日本大震災での東京電力の計画停電も記憶にあたらしいですね。 電力の安定供給は非常に重要で、一般消費者はもちろんのこと、工場にも多大な影響があります。 これらはめったに起こらないことではありますが、電力会社の日頃の努力のおかげです。

 同じ関西のインフラ企業である大阪ガスと比べて、「電力の安定供給」を重視しているのはこういった事情があるからです。 なかなか「電力の自由化」がすすまなかった理由もここにあります。 とはいえ、関西電力も「現状維持」に固執しているわけではありません。

 売り上げの80%を電力事業が占めているわけですが、「くらしとビジネスのべストパートナー」を目指すという目的通り、 「eo光」に代表される「情報通信業」、電力事業で培ったIT技術を活かした「ITコンサルティング事業」が売上の10%を占めています。 そのほかにも不動産事業、介護事業、人材派遣事業など様々な分野で活躍しています。

 

ビジネスモデル

 電力事業の資産を使った新しいビジネス!

 関西電力のビジネスモデル発電設備、送電網を活かしたストックビジネスです。 関西電力の強みはなんといっても発電設備と、広大な送電網を所有していることです。 一度建設して契約してしまえば、あとは料金を回収するだけです。

 子会社のケイ・オプティコムで行っている「eo光」も、関西電力の送電網に光ケーブルを足して行われるもので、 まったくのベンチャー企業に対して非常に優位性があります。送電網をもっている電力会社にとってはピッタリのストックビジネスですね。

 そして、一瞬のエラーも許されない電力会社ならではのIT技術もあります。 これを活用して民間企業にITコンサルティングを行うのです。会社のITシステムを一度開発してしまえば、 保守メンテナンス、アップデート、セキュリティ対策などでの安定継続した収入が見込めます。 これもストックビジネスですね。

 大阪ガスと同じく、「安定性の高いストックビジネス」を主軸としていて、 新規事業を次々に開始する大阪ガスに対して、関西電力は「得意分野でストックビジネスを生み出していく」会社だと言えます。 基本的に関西電力は「電力事業」を活かした事業が多いですね。

 

主要取引先

 関西電力の主要取引先は、電力事業では工場一般消費者です。 特に重視しなければならないのは、工場への電力の安定供給です。 基本的にどの工場も、電力がなければ稼働しません。また上でも述べたように「瞬断」が許されない世界です。

 たった0.07秒でも電圧が低下してしまえば多大な影響を及ぼします。関西電力はとにかく電力の安定供給を第一に、 地域の工場の操業を守り、一般家庭の生活を守らなければなりません。 まさに「顧客からの信頼性」を確保することが最優先です。

 関西電力は売上の80%が電力事業ですが、子会社を通じてほかの事業も行っています。 まず、ITコンサルティング事業ですね。こちらは電力事業のノウハウを駆使したITサービスを提供するものですが、 顧客は全国の民間企業です。関西電力の「安定」「信頼」を築いてきたノウハウを提供するということで、 情報関係の売り上げは3000億円に達するほど人気があります。

 不動産事業ではテナントの募集もありますし、介護事業では一般消費者とも対面します。 また東日本大震災以降下火ではありますが、「オール電化」の事業もあります。

 関西電力はまさに「社会全体への貢献」ができる会社ですね。

 

競合他社

 関西電力の競合他社電力の自由化で参入してくる会社です。 とはいっても、まず関西電力に勝てる発電事業者は現れないでしょう。 しいていうなら大阪ガスが競合他社になる可能性がありますが、その可能性も極めて低いです。

 というのも、先にも述べた通り、電力の安定供給はシビアすぎる事業です。 工場では0.07秒の電圧低下も許されませんし、一般家庭だって瞬断が起きれば家電が壊れます。 停電なんてもってのほかですね。

 工場も一般家庭も「今まで安定供給してくれていた信頼性の高い関西電力」をまず第一に選びます。 電気の価格が多少下がったところで、安定性に勝るものはないのです。 発電事業についてはこの先も関西では関西電力の圧倒的優位が維持されるでしょう。

 では送電事業はどうでしょうか。実は、送電事業も関西電力に勝てるところはありません。 というのも、すでに関西電力がすみずみにわたって送電網を築き上げているからです。 あとはメンテナンスするだけの関西電力に対して、これから電柱を建てて電線をつないで・・・なんてして勝てる会社があるでしょうか。

 電力の自由化で参入が相次いでいるのは「電力の小売事業」です。これは、電気の契約を関西電力とはしないで、 別の会社と契約することも可能になるというものですが、他社と契約しても結局電力を供給するのは関西電力です。 小売りの自由化は「他の会社が勝手に契約をとってきてくれる」というもので、確かに契約をとってきてくれた会社に手数料を払わなければならないのですが、 見方を変えれば「営業マンを雇っている」のと同じですよね

 つまり、関西電力は事実上、敵なしです

 

弱み

 関西電力の弱みはなんといっても発電事故です。 電圧低下や瞬断が起きてしまえば、何百億円、何千億円という損失が社会全体に発生し、その分の損害賠償リスクを負っています。 関西電力が最優先しなければならないのは電力の安定供給と、発電事故の対策です。

 今は高い信頼性があるため他社の発電事業への参入が非常に厳しい状態です。 しかし万が一、電圧低下・瞬断・停電が頻繁に起こるようになってしまえば、 ここぞとばかりに大阪ガスが発電事業に参入してきて顧客をごっそり奪われてしまうでしょう。

 またエネルギー事業ですので、当然原料価格の高騰為替リスクといったリスクが存在します。 「燃料費調整制度」が法律で認められていて、原料価格が高騰すればその分を顧客に転嫁することができます。 しかし、その手続きには多少の時間がかかり、その間は製造原価が高くなり利益を圧迫します。

 関西電力ではその場合に備えて資金をある程度貯めているのですが、その貯蓄にも限りがありますから、 世界の経済情勢は関西電力にとっても重大な影響を及ぼすことが可能性として考えられます。

 また、原子力発電問題もリスクとして存在します。 原子力発電には多大な資金を投入し、研究開発を行い、石油発電やガス発電より安い原価で製造が可能になっています。 しかし、東日本大震災以降は「廃炉」の機運が高まっており、もし再稼働が永遠に認められなかった場合、 多大な損失をこうむることになります。

 関西電力の株価が大きく上下しているのはこの「廃炉リスク」によるものです。 もし原発の再稼働が認められたら大幅な利益回復が見込めますが、 国民感情を考えれば再稼働はしばらくないでしょう。関西電力にはつらい時代が続きます。

インフラ業界の業界研究

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関西電力のような優良企業に内定をもらうには?

 

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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