【就活】JR東日本(東日本旅客鉄道)の企業研究・志望動機     
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【就活】JR東日本(東日本旅客鉄道)の企業研究・志望動機

 「JR東日本(東日本旅客鉄道) 」の企業研究です。基本情報は以下の通りです。

会社名JR東日本(東日本旅客鉄道)
売上高2兆8600億円
採用人数事務系:30名程度
技術系:70名程度(いずれも総合職)
初任給学部卒:215,510円
院卒:235,750円
平均年収710万円
40歳予想年収800万円
経営理念地域に生きる。世界に伸びる。


 

JR東日本のビジネスの目的

 JR東日本ビジネスの目的は、変わらぬ使命と、無限の可能性の追求です。 JR東日本といえば、近年では大きな事故もなく、世界一正確と言われる日本の鉄道を代表する会社の1つです。

 また主力事業である新幹線では、東京と東北地方を結ぶ重要な路線を持っています。 JR東日本の収益の大半は在来線収入で、特に都内の在来線です。 山手線、京浜東北線、中央線、総武線、横須賀線、東海道線などさまざまな巨大路線を持っており、 それらの安定運行が「変わらぬ使命」です。

 また駅ビル開発などの不動産事業も「変わらぬ使命」として位置づけられています。 その地域が活性化するかどうかはJR東日本の駅と駅ビルに左右される場合も多く、 今後も東京、千葉、仙台などの主要ターミナル駅の駅ビル・エキナカ施設が計画されています。

 「無限の可能性」ではエコでサービスの向上した新型車両の研究開発、インドでの高速鉄道導入、 タイ・バンコク都市鉄道のメンテナンスなど、海外事業にも力を入れているところが特徴的です。

 JR東日本のサイトを見ていると、サイトではかなり「安全」「安定」について書かれています。 これは東日本大震災を受けての内容であって、決して現状維持の目的ではないということに注意しましょう。

 

JR東日本のビジネスモデル

 JR東日本に限らずあらゆる鉄道会社についていえることですが、鉄道を通じて「街をつくる」のがJR東日本のビジネスモデルです。

 JR東日本は「線路を敷いて駅をつくっておしまい」ではありません。 周辺の土地も買い取って、その土地を利用して駅ビルを建てます。 グループ会社ではホテルや百貨店、コンビニ、カフェを運営しており、それらが駅ビルに入居するのです。

 こうして「人が集まる場所」をつくることによって、JR東日本のグループ会社以外もやってきます。 こうして街が発展していき、ますます人が集まるようになるのです。 まさに「街をつくる仕事」と言えますね。

 「街をつくる」仕事ですから、事業は多岐に渡ります。 本業の鉄道事業はもちろんのこと、駅ビルを建てる不動産事業、そこに入居するホテル、百貨店、コンビニ、カフェなどのショッピング事業、 鉄道でまかないきれない場所へ旅客を運ぶバス事業、駅ビルを建てる建設業、ビル管理業などですね。

 このように、「鉄道会社だから鉄道をやっていればいい」というわけではなく、 鉄道を利用して街をつくっていくこと全体を担っているのがJR東日本なのです。

 海外の鉄道事業は「技術供与」であり、海外にJR東日本が路線をもつというわけではありません。 しかし、これを足掛かりに現地での不動産事業に進出することは可能だと思います。 鉄道の技術供与のみならず、現地の鉄道会社と一緒になって「街づくり」をやっていってほしいですね。

 

JR東日本の就活情報

 JR東日本はやはり日本を代表する鉄道会社の1つなので、非常に激戦です。 また就活でも旧国営企業らしい側面があります。それは、ポテンシャル採用(総合職)プロフェッショナル採用があることです。 どちらも大学新卒の採用なのですが、違いがあります。

 「ポテンシャル採用」は、幹部候補です。将来的に課長や部長、取締役をめざし、キャリアを積んでいくコースです。 国家公務員でいうところの「国家公務員総合職(旧国Ⅰ)」のようなもので、ある程度の昇進が見込めます。 また給与も高めです。

 「プロフェッショナル採用」は、現場担当です。将来的にも課長や部長などを目指すコースではなく、いわゆる「ノンキャリ」です。 国家公務員でいうところの「国家公務員一般職(旧国Ⅱ)」のようなもので、昇進はほぼ見込めません。 給与もポテンシャル採用に比べて低めです。

 プロフェッショナル採用は「一般職の事務」とは異なり、はじめは総合職と同じように各部署に配属されます。 ポテンシャル職が出世していく中、プロフェッショナル職は悪く言えば「一生平社員」です。いわゆるソルジャーですね。 こういう採用の仕方は国家公務員と日本郵政くらいでしか見かけません。

 JR東日本ではリクルーター面接がありますが、これはエントリーシート提出です。 エントリーシートが合格すると、社員から電話がかかってきて「質問会」と称して喫茶店に呼ばれます。 リクルーター面接に1~2回合格すると、最終面接に呼ばれます。

 JR東日本の選考は、ほぼリクルーター面接で決まります。エントリーシート提出前のリクルーター面接であっても、 その時点でエントリーシートを完成させておかなければなりません。 もしエントリーシート提出前に呼ばれたら、エントリーシートを持って行って添削してもらうのもいいでしょう。

 JR東日本での就活についてよく「『鉄道が好き』と言うと落とされる」と言われます。 しかしこれは勘違いです。実際に入社した人は鉄道オタクも多いです。ではなぜそういう傾向があるかというと、 「ビジネスモデル」で述べたように、鉄道そのものではなく鉄道を利用した街づくりがJR東日本の本質だからです。

 ビジネスモデルを理解せず単に「鉄道が好き」アピールをしても、ポテンシャル採用は難しいでしょう。

 JR東日本エントリーシートのお題は「当社への志望理由/仕事を通じて実現したいこと」「学生時代最も打ち込んだこと」という一般的なものです。 なぜこの会社を選んだのか学生時代頑張ったことを参照してください。 就職活動の軸(将来の夢)を中心に、派生させていって考えましょう。

 

JR東日本の志望動機

 JR東日本の経営理念は「地域に生きる。世界に伸びる。」で、 ビジネスの目的は「変わらぬ使命と、無限の可能性の追求」でした。 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 公共性が高く、人々の暮らしを支えている会社
  • 人々を運ぶことで社会に貢献できる鉄道会社
  • 鉄道の利便性や安全性の向上が人々の暮らしを豊かにすること
  • 人に夢や感動を与えること
  • 人々の当たり前の日常を守っていくこと
  • 旅で訪れる人や地域で暮らす人々の「頼れる存在」になること
  • 街を活気づけること
  • 地元に貢献できる仕事
  • 人をつなげることができる仕事
  • 人々の生活の根底を支える仕事
  • 縁の下の力持ちとして社会を支え、社会全体に貢献すること

 詳しくは「新卒採用」は「将来の夢採用」で解説していますが、 就活は、「将来の夢就職活動の軸)に沿って行わなければなりません。 志望動機も、「将来の夢を実現するため、貴社に入社しなければならない」という流れで書きます。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎず、実際にはあなたの将来の夢と、 会社の企業理念・ビジネスの目的とを結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 

JR東日本の主要取引先

 JR東日本は、鉄道事業ではもちろん一般乗客が主要取引先です。大企業で直接一般消費者と接する会社はなかなかありませんから、 ちょっと珍しいですね。乗車券や定期券を販売するだけでなく、旅行を促進するためにイベントを企画したりもします。 しかし、JR東日本は鉄道だけの会社ではありません。あくまでも鉄道は「街づくり」のツールなのです。

 重要な仕事に「不動産事業」があります。駅をつくってもそこに人が集まらなければ意味がありませんから、 不動産事業はマンションやオフィスに限らず、百貨店ホテルレストランフィットネスクラブまで、 さまざまなお店を誘致する必要があります。

 テナントの募集の他、魅力的な街をつくるために駅ビルのコンセプトを決めたり、 駅前に広場をつくったりもします。当然、「地元の住民」から土地を購入したり、 建設にあたって地元説明会を開いたりもしなければなりません。

 JR東日本では一般の乗客から百貨店、ホテル、飲食店、レジャー施設、建設業者、地元の住民など、 さまざまな人と関わるため「社会をつくっている」という実感も持てそうですね。

 

JR東日本の競合他社

 JR東日本競合他社としてぱっと思いつくのは他の鉄道会社ですね。 東京メトロや都営地下鉄とは路線が並行している部分がありますし、東京には東急や京急、京王、西武などたくさんの私鉄があります。 しかし、JR東日本は「速さ」と「路線の長さ」で他社を圧倒しています。

 千葉から東京に行こうと思って、わざわざ途中で東京メトロに乗り換えなくてもそのまま総武線快速で東京に行けるわけですね。 果ては群馬・栃木・山梨・千葉から東京を通って横浜・小田原まで改札を通ることなく行けるわけです。 競合しているとはいっても結局のところ「最寄駅」を使うしかないのですから、そんなに問題にはなりません。

 新幹線での長距離輸送では、飛行機やバス会社が競合他社となります。 特に東北地方への移動は距離が大変遠く、北へ行けば行くほど飛行機のほうが楽になります。 新幹線がどうやって飛行機と差別化を図るかが課題ですね。

 またもう1つ競合で問題になるのは、不動産分野です。

 不動産事業をしているのはJR東日本だけではなく、どの私鉄にも不動産事業があります。 自分の駅前を他社に開発されてしまったり、路線が並行している部分で他社の駅ビルだけがにぎわっていたら、 顧客を奪われかねません。

 さらには鉄道会社でない三菱地所、野村不動産などの不動産会社も競合他社になります。 いかに土地を先に押さえて、先に街を発展させるかが重要になってきます。

 とはいえ、JR東日本の駅前だからといってJR東日本だけで発展させるには費用と時間がかかりすぎます。 競合他社が「2番目くらいに良い土地」にビルを建ててくれるような街づくり、 つまりは競合他社の力を借りて街をつくっていく発想も必要です。

 そして実は、新幹線ではJR東海との競争もあります。 JR東海がリニア新幹線の東京側ターミナルを品川にしようとしています。 このままでは品川がJR東海の帝国に入ってしまいますから、JR東日本としては品川を奪われないように対策を取らなければなりません。

 その時もう一つ問題になるのが「Suica」と「Toica」の争いです。SuicaはJR東海のサービスで、 「モバイルSuica」の導入や自販機、コンビニでの利用も促進したためにIC決済ではかなりのシェアをとっています。 しかし、リニア新幹線と品川開発で勢いに乗ったJR東海のToicaに押される可能性もあります。

 現在はJR東海のEX-ICをモバイルSuicaでも使えるようにするなど協力関係がみられますが、 JR各社はお互いに仲が悪いことで有名です。今後も覇権争いではなく、 いかに「最強」のSuicaが他社ICカードをうまく取り込んでいくかが課題ですね。

 

JR東日本のリスク

 JR東日本リスクとして、まずは鉄道事故が大きなリスクとして挙げられます。 高速バスの規制緩和によって、新幹線が結んでいる地域同士でも高速バスが走っています。 安い高速バスより新幹線を選ぶ理由はなんといっても「速さ」と「安全性」です。

 もしも新幹線の安全神話が崩壊してしまったら、夜行バスに顧客を奪われかねません。 また、少々高くても飛行機を選ぶ人も出てくるでしょう。

 そこでJR東日本では新幹線にグリーン車のさらに上のランクである「グランクラス」を追加し、 新幹線に「速さ」「安全性」に加えて「ラグジュアリー」を付加することにしました。

 飛行機の国内線には収益性向上のため一般席しかなく、LCCは快適性が劣ります。 高速バスも乗車人数をたくさん集めなければなりませんから座席は狭めで、車両もよく揺れます。 その弱点をついて、「ぜいたくで快適な旅」を新幹線の魅力の一つにしたんですね。これは非常に意味のあることです。

 一方で他社が抱える「人口減少」「東京への一極集中」はむしろJR東日本にとっては喜ばしいことです。 東京には地方から続々と人が集まってきて、外国人旅行客や外国人労働者が増えています。 さらに東京オリンピックも控えており、まさに「無限の可能性」があります。

 

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