【就活】トヨタ自動車の就職難易度|強みや志望動機の書き方!     
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【就活】トヨタ自動車の就職難易度|強みや志望動機の書き方!

  トヨタ自動車への就職に役立つエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報、同社の強みや特徴、 会社理解に役立つ企業研究を解説しています。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名トヨタ自動車
就職難易度極めて高い
売上高28兆4000億円
採用人数事務系:100人程度
技術系:500人程度
初任給学部卒:208,000円
院卒:230,000円
平均年収850万円
年間休日121日
経営理念クルマづくりを通じて社会に貢献すること


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就活情報・選考の流れ

 トヨタ自動車の就活情報や選考の流れについて解説していきます。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

 

就職難易度

 トヨタ自動車就職難易度極めて高いです。高待遇で世界的な規模の超有名超優良大企業ですから、 志望者は殺到します。事務系・技術系ともに旧帝一工・早慶などの高学歴エリートとの争いになります。

 トヨタ自動車は理系も文系も採用人数は多いですが、それ以上に高学歴ハイスペックな学生が殺到します。 知名度が高く、業績も好調なため就職難易度は極めて高いと言えます。

 就職には高い学歴が求められ、総合職では東京大学や京都大学などの旧帝大卒の学生が多く、 こういった大学群の学生ですらインターンシップで活躍しなければ、なかなか選考本番にも進むことができません。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 一般的には工場を抱える会社は、平均年収が低く算出されます。というのも、総合職より現業職のほうが人数が多く、 現業職は給料がそれほど高くないからです。それでも平均年収は850万円と発表されており、 総合職はそれ以上に相当給料が高いと思われます。

 その割には3年以内離職率は非常に低く、基本的に就職すると長く働けるようです。 銀行や証券会社ほどの過剰なストレスはないと思っていいでしょう。

 トヨタ自動車に必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。

 ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

 

面接

 トヨタ自動車の面接でされる質問は「学生時代頑張ったこと」「なぜこの会社なのか」「この会社で挑戦したいこと」などですが、 すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社ではリクルーター面接が中心の選考になります。 プレエントリーをすると電話がかかってきて「1対1の質問会」に呼ばれます。 これがリクルーター面接です。

 大学によってはその大学の学生だけを対象にした学内説明会が開かれ、各テーブルに社員が2~3人つくのですが、 そこでリクルーター面接の候補者を選んでいます

 リクルーター面接は人によって5回~10回程度行われ、すべて合格すると筆記試験に進めます。 当然、リクルーター面接は「面接」ですから、それまでにエントリーシートは完成させていなければなりません。 特に「学生時代頑張ったこと」と「なぜこの会社を選んだのか」は必ず問われますので、 就活開始前につくっておきましょう。

 面接本番は筆記試験・エントリーシート提出後に行われ、最終面接の1回のみ行われます。基本的にエントリーシートに沿った質問内容ですので、 就職活動の軸を意識しながら、自分のエントリーシートを復習してから臨みましょう。

 リクルーター面接や学内説明会で落ちると、もう復活のチャンスはありません。 プレエントリー後1~2週間後にはもう会社からアプローチがありますので、 エントリーシートのネタはしっかり準備しておきましょう。

リクルーター面接とは?|つく条件と受かる方法

 

エントリーシート

 トヨタ自動車へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESのお題は「大学での研究内容、大学での授業で興味を持った内容」「学生時代に最も力を入れて取り組んできたこと」「チームを巻き込んで成果を出したエピソード」 「志望理由とやりたい仕事」「周りからどのような人だと言われるか?そのように言われる理由」の5本です。 設問が多いですが、どれもどのみちどこかの会社で書くことになる一般的なものです。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 1つ目は 学問の本質を理解しているかどうかの質問です。「法学部だから会社法に詳しくなった」「経済学部だからマーケティングに詳しくなった」ということを聞かれているのではありません。 学問を通じて得られたもっと根本的な「思考力がついた」「わからないことを自分から調べるクセがついた」 というように、「学問以外で役立つ能力」、欲を言えば「将来の夢の実現」に資する能力がついたと言えるのがよいでしょう。

 2つ目、3つ目は「学生時代頑張ったこと」と「リーダーシップ経験」です。 名目上のバイトリーダーやサークル長の話ではなく、実質的にみんなの中心になって指導した経験でいいのです。 学生時代頑張ったことと絡めて、勉強会を開いた、イベントを開催した、学祭の出店のアイデアを実現したなどの経験を書くのが良いでしょう。

 4つ目は「なぜこの会社を選んだのか」を考え、トヨタ自動車で挑戦したいことを書きます。 例えば「娯楽産業やアップル・グーグル等と提携してクルマにエンターテイメント性を付加する」などですね。 これについては就職活動の軸(将来の夢)と絡んでいる必要があります。

 5つ目は自分を客観的に評価するものです。「長所と短所」を他人からみてどうかを検討しましょう。

 特に「なぜ自動車業界なのか」「なぜトヨタ自動車なのか」は面接でも突っ込んで問われますので、 「将来の夢(就職活動の軸)」がトヨタ自動車の経営理念・社風・ビジョンと関係があれば書きやすいですね。 「この会社に入って挑戦したいこと」もぜひ参照してください。

 →トヨタ自動車の採用ページ

 

志望動機

 トヨタの志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念・ビジネスの目的は「クルマづくりを通じて社会に貢献すること」でした。 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 業界ではトップのシェアを持ち、最も多い業績を上げていること
  • 世界に驚きと感動を与える仕事
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 安全技術の開発に取り組んでいること
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 環境問題に真正面から取り組むこと
  • 日本の産業のトップとして常に世界を視野に入れた仕事

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【就活】自己分析のやり方!~内定力爆上げの人生設計~

【例文】就活の軸の決め方|「おっ」と思わせる答え方

 「Unistyle」という就活サイトでは、トヨタ自動車に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

トヨタ自動車の強み・特徴

 トヨタ自動車の強み・特徴は、経営理念の「クルマづくりを通じて社会に貢献すること」に表現されています。 トヨタ自動車では、「お客様第一、現場第一」と「技術開発を重んじる企業風土」を大切にし、日本、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニア、中南米、アフリカなど、 様々な地域に生産拠点(工場)を持ち、雇用も創出するなどして社会貢献しています。

 トヨタ自動車は売上高が28兆円を超え、一国の国家予算規模の会社です。 子会社にはダイハツ工業・日野自動車のほか、デンソーやアイシン・トヨタ車体・豊田自動織機・トヨタ紡織など部品メーカー、 海外子会社を多数抱えた一大企業グループです。

 トランプ大統領就任にあたって、トヨタのメキシコ工場建設を非難したことがありましたね。 「トヨタの車はアメリカでメチャクチャ売れるのに、生産拠点をメキシコに移すとは何事だ」ということです。 要は、アメリカで売れた代金がメキシコ人の給料になるのを怒ったのです。

 工場を建てるだけでアメリカ大統領が激怒するほど社会に強い影響を与えている会社と言えます。 どの会社も企業理念で「社会貢献」を言いますが、トヨタ自動車ほど他国の国政に配慮して雇用を創出する会社はありませんね。 連結子会社の従業員数を合わせると31万人、期間工やパートタイマー・派遣を含めば37万人にも及びます。

 

ビジネスモデル

 トヨタ自動車のビジネスモデルは、自動車の開発・設計・生産を行い、販売会社に納品することです。

 トヨタ自動車は巨大な企業グループをつくっていますが、開発設計を行ったら、 子会社に部品を注文します集まった部品を組み立てて、販売店に納品するのがトヨタ自動車の仕事です。

 ややこしいのですが、子会社のトヨタ車体・トヨタ自動車九州・トヨタ自動車東日本・豊田自動織機のほか海外子会社にも開発・設計・生産を委託していて、 「集まった部品を組み立てる」までは子会社でもやります。開発費や販売利益はトヨタ自動車が負担・獲得します。

 以前は販売店に在庫を押し付けて生産量を確保するというグレーなビジネスモデルでしたが、 現在では販売店の在庫もトヨタ自動車本体で計上しなくてはならなくなったため、 一般的に公正な会計が行われていると言えます。

 「部品メーカーや完成車メーカーが子会社にいるので、トヨタ自動車では何もつくっていない」というのは勘違いで、 完成車の生産を子会社と分担しているだけといったほうが適切でしょう。

 自動車は工場で24時間3交代制で製造されており、工場は常にフル稼働です。 それでも人気の車種は納車待ちが発生しやすいため輸出用の自動車はなるべく現地で生産するようにしています。

 自動車工場を建設すると、労働者が集まります。労働者のために商品を販売するスーパーなども集まり、 街ができるんですね。すると経済社会が発展して、車を買える人が出てくるのです。 大規模工場を海外に建設すると、雇用問題に苦しむ国は喜びます。それだけ仕事ができて、国民が給料をもらえるうえに、街が発展するからです。

 この意味では工場を建てることが自社の売上増につながり、国も喜ぶというとてつもなく規模の大きい事業であることがわかりますね。

 

自動運転に向けさまざまな企業と提携

 現在、自動車業界は「CASE」という言葉がキーワードになっています。

 ダイムラーのCEOがつくった造語ですが、「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」 「Shared/Service(シェア/サービス)」「Electric(電動化)」の4つの頭文字を取ったものです。

 トヨタ自動車では、コネクテッドでソフトバンク、電動化でパナソニック、 自動運転でデンソーとそれぞれ提携、共同新会社の設立し、オールジャパンの戦略を取っています。

 コネクテッドでは本来、携帯電話最大手のNTTドコモと組むものと思われましたが、 意外にもソフトバンクと組んでいます。組織の体面や歴史、格といった古い価値観を捨て、 新技術、新サービスに積極的なソフトバンクと組んだのはそれだけトヨタが本気だということです。

 電動化においてはトヨタの燃料電池自動車(水素)こそ最も環境にやさしいものではありますが、 世界的な流れはバッテリーに充電するタイプの電気自動車で、その流れが確定的となると、 すぐさまパナソニックと提携しています。

 就活でもあえて「CASE」という言葉を使う必要はありませんが、 自動車業界がこのような流れにあること、機械そのものよりソフトの時代が来ていることを、 ぜひ認識しておいてください。

 

未来型都市「ウーブン・シティ」が始動

 トヨタ自動車は静岡県裾野市に、自動運転やAIの技術を導入する未来型都市「ウーブン・シティ」を建設すると表明しています。

 これはクルマのデータ、物流、人の流れ、エネルギーなどのあらゆるインフラを連携させて、 暮らしを快適にするための取り組みであり、「未来のクルマ」の役割を実験する場です。

 都市自体が本命なわけではなく、未来の都市でクルマがどのような役割を持つのか、 その新しい役割を模索し、実験し、実用化していくのが狙いです。

 都市のあらゆるデータをつなげる基盤ソフトの開発やそもそも自動運転ソフトの開発にあたって、 「ウーブン・プラネット・ホールディングス」という新会社を設立し、ソフトウェア開発を急いでいます。

 「自動運転ソフト」ではテスラGoogleが先行していますが、 トヨタも負けてはいません。新会社の社名から「トヨタ」を外し、積極的に外部人材・技術を取り入れていく姿勢は、 かつてパソコンで敗退した電機メーカーとは違うことが見て取れます。

 

主要取引先

 トヨタ自動車の主要取引先は、自動車販売店(子会社ですが)です。 トヨタ自動車は自ら販売店をもって消費者に販売するのではなく、販売店を通じて消費者に販売します。 ネッツトヨタやカローラ、トヨペットなどですね。

 ではトヨタ自動車の営業部は何をするのかというと、こうした販売店の統括、販促キャンペーンです。 トヨタ自動車の営業部員は消費者と直接接するわけではありませんが、 消費者のデータを集めてどんな売り方をすればいいかを考える仕事になります。

 しかし最終的に自動車を購入するのは消費者です。消費者の需要や価値観をつかむ必要があります。 消費者と直接接する機会を販売店に任せてしまっているため、そのデータの吸い上げが重要になります。 データをあつめてマーケティング部門に引き渡し、新たな商品開発、戦略の策定に活かすのです。

 トヨタに限らず自動車メーカーは技術志向が強く、このあたりが弱点になっていると思われます。 トヨタ自動車では一時期、マーケティング自体を子会社に任せてしまっていましたが、 現在では「お客様第一」に立ち返り、マーケティングの重要性を認識しているようです。

 

競合他社

 トヨタ自動車の競合他社は、ホンダや日産、フォルクスワーゲン、GMなどほかの自動車メーカーがまず存在します。 この中でトヨタは世界自動車販売台数が第1位で、自動車メーカーとしては最強です。 2位にはフォルクスワーゲン、3位にGM(ゼネラルモーターズ)と続きます。

 トヨタ自動車は技術力が非常に高く、安全で壊れにくいという定評があります。 軍隊だけでなくゲリラ組織やテロ組織までもがトヨタ製のトラックやハイエースを好んでいるのは有名な話ですね。 間違いなくトヨタ自動車はクルマの技術ではNo.1と言えるでしょう。

 しかし、あるときトヨタ自動車の幹部が「家庭用ゲーム機がいけない。あんなリアルな遊びがあったら、車なんか要らなくなっちゃう」と発言し、 物議を醸しました。このときみんなは否定的で、「クルマが売れないのをついにゲーム機のせいにし始めたか・・・」という反応が多かったのですが、 これは本質をついた嘆きだと思います。

 過去、自動車がバンバン売れたのはお金があったわけでもなく、クルマが安かったわけでもなく、 他に遊びがなかったところに理由があります。数十年前まで大卒初任給は10万円もありませんでしたし、 みんなクルマをローンを組んでまで買って、「いつかはクラウン」と夢見たわけです。

 よく考えてみれば、公共交通機関が充実したからクルマがいらなくなったというわけではありません。 鉄道路線は昔からあります。若者がお金を持っていないのは昔から変わりません。 駐車場がないのも昔からです。維持費が高いのも昔からですし、すべて今に始まったことではありません。

 しかし今はどうでしょうか。ほとんどの人は暇な時間をスマホアプリで遊んでいるのではないでしょうか。 昔はドライブくらいしか遊びがなかったけれども、今はテレビゲームもスマホもパソコンもあります。 映画も映画館に行かなくても自宅で観れますし、ショッピングもオンラインで済みます。 何も毎週末、クルマに乗ってどこかへ出かける必要がなくなったのです

 娯楽が増えたので、ドライブ以外の遊びの選択肢ができたのが「若者の車離れ」の真相です。 このトヨタ幹部の発言は2009年ですから家庭用ゲーム機全盛期ですから、テレビゲームにシェアを奪われたというのは的を得た発言です。

 つまり、トヨタ自動車の競合他社は自動車メーカーだけでなく、ほかの娯楽産業すべてだと言えます。

 さらに自動運転の時代が到来し、テスラなど新興自動車メーカーが出てきている上に、 GoogleAmazonAppleといったITの巨人がAI分野で先行しています。

 いきなりクルマの性能で抜かれることはないでしょうが、 そのクルマに載せる自動運転ソフトインターフェイスなど、 ソフトウェア面をIT企業に奪われる可能性も出てきています。

 かつてスマートフォンに携帯電話市場を奪われたように、 クルマにも機械よりソフトが重視される時代がやってこようとしています。 自動車メーカーには、この対応が急がれます。

 

弱み

 トヨタ自動車の弱みは、マーケティングです。

 国内販売台数の減少を今は海外進出でまかなっていますが、これは技術志向に偏って消費者志向になりきれていない問題があります。 トヨタ自動車は「生産力」では一流です。技術力も高く、エコで安全で壊れないクルマを作り続け、 「カンバン方式」という生産方式は世界中の企業が学びたがる工場運営方法です。

 しかし、国内販売台数の減少の原因を全社で共有していないと思われます。 というのも、上述の「ゲーム機のせいでクルマが売れない」発言を、トヨタ自動車の広報部は「知らない」といったからです。 どうにも問題の本質を理解している人が少なく、マーケティング力に影響しているのではないかと思います。

 確かにプリウスはエコブームに乗っかり、エコカー減税もあって爆発的に売れました。 しかし、プリウスほど大流行するクルマがほかにあるでしょうか。プリウスの大流行は単に国の政策に助けられただけのように思われます。 今までクルマに乗らなかった人が買ったわけではないからです

 豊田章男社長が「若者が離れたのではなく、我々がちょっと違ったところへ行っちゃったんじゃないの?」と発言したことも有名ですが、 これは「技術偏重」を問題視した発言だと思います。クルマの本質はエコでも速さでも軽さでもありません。 クルマが必須ではない人が「クルマを欲しい!」と思う理由は、ステータス性や楽しみではないでしょうか。

 レクサスは高級車として有名ですが、レクサスのようなブランドづくり、要は「クルマの楽しみ」につながる「ストーリー」づくりこそ、 今のトヨタに必要なものだと思います。

→自動車メーカーの業界研究

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同業他社の企業研究を見る

 

トヨタ自動車のような優良企業に内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません。

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

 SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。

 OfferBoxでは学生の知らない「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そんな会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

 学生なら完全無料な上に、登録するのが早ければ早いほど会社の採用枠が多く残っています学部3年生(修士1年生)の受付も開始していますから、今のうちに会社との接点をつくって全落ちリスクを減らしましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく10倍受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

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内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です

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プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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