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【就活】メーカーの業界研究・志望動機・平均年収

 メーカー業界研究志望動機を公開し、平均年収と売上高をランキング形式で一覧にしました。 特に「ホワイト企業」で「ノルマや目標がユルいメーカー」を目指している就活生にお勧めの記事です。



 

メーカーとは?就職するメリットとデメリット

 メーカーは工場を持ち、製品の製造を行い、商社を通して商店などに販売します。 メーカーは「製造業」と言われるように、日本の「ものづくり」を担っている業界で、 非常に高い技術力を持つことから世界中で活躍しています。

 特に一般消費者でなく法人を対象にしたBtoBビジネスでは圧倒的なシェアを誇る製品が多く、 「知名度が低いけど実はすごい会社」が多いのもメーカーの特徴です。

 

メリット1:メーカーにはホワイト企業が多い!

 メーカーに就職するメリットの1つとして、ホワイト企業が多いことが挙げられます。 これはメーカーが「強い労働組合」をもつことに理由があります。

 労働組合というと、JRでストライキを行い電車が遅れるなど、あまり良いイメージを持っていないかもしれません。 ですが、労働組合は働く社員にとって非常に重要な役割を果たします。

 社員は会社に文句が言えません。出世できなくなったり、左遷されたりするかもしれないからです。 給料を下げられても、ボーナスを下げられても、残業が激しくても、社員1人では太刀打ちできません。

 実は、会社は儲かっても人件費の増大を嫌がるため、給料を上げようとしません。 私のいた会社も「過去最高益」を記録した翌年に、昇給幅を抑えて将来の給料をカットする新賃金制度ができました。

 そこで労働組合が活躍するのですが、工場を持つメーカーの労働組合は、 「現業職」というあまり出世が関係なく、規定上左遷もできず、 ストライキをされたら会社がつぶれてしまうような強力な社員がいます。

 儲かったときには昇給やボーナスの増額を求め、残業時間を減らし、休日を増やす。 強い労働組合があるからこそ、メーカーは待遇改善ができ、ホワイト企業が多いのです。

 

メリット2:日本のメーカーは技術力が非常に高い

 日本は「ものづくり大国」とよく言われますが、それをメーカーが担っています。 非常に高い技術力で世界トップシェアをバンバンとるため、儲かっていて、 就職するメリットとして十分な要素です。

 確かに最終製品である「スマホ」や「パソコン」「生活家電」などでは海外メーカーに押されています。 ですが、その部品はほとんどが日本製です。 iPhoneの中身は村田製作所、富士フイルム、ミネベアミツミ、日本化薬などが作っていることは有名ですね。

 消費者は見た目やユーザーインターフェースで商品を選びますが、確かにそこは日本が不得意とするところです。 ですが、それを実現する技術は日本しかもっていないことが多いくらい、技術力が高いのです。

 一方、消費者に渡る最終製品には部品メーカーの名前が刻印されませんから、知名度が低いです。 素材メーカーや部品メーカーを知っている就活生は比較的少なく、知っている就活生は有利に就活を進めることができます。

 MY就活ネットでは、そんな隠れ優良企業も紹介していますので、参照してみてください。

 

メリット3:メーカーは経営が安定している!

 メーカーに就職する最大のメリットは、経営が安定していることです。 ものづくりの過程においては、上流工程ほど経営が安定します

 例えばソニーやパナソニックの液晶テレビが売れなくなると、ソニーやパナソニックは直でダメージを受けます。 ですが、その部品を生産している部品メーカーは、代わりに台頭してきたサムスン電子やLGに部品を売ればいいので、 たいしたダメージは受けません。

 さらにその部品メーカーに素材を提供する素材メーカーはもっと安定しています。 ソニーやパナソニック専用の部品をつくっていた会社は別のメーカー用にラインを作り直さなければなりませんが、 素材メーカーはその必要がありません。

 実は日本のメーカーは、素材部品が強く、経営が安定しているのです。

 

デメリット1:待遇が安定しすぎている

 メーカーに就職するデメリットは、待遇が安定しすぎているという点です。 現業職を多く抱えるメーカー企業では労働組合が強いため、良い意味でも悪い意味でも待遇が安定します。

 簡単に言えば、景気が悪いときも最低限の保障があるが、景気の良い時も爆発的にボーナスが増えたりはしないということです。 待遇の波が安定しすぎていて、「頑張ったら給料が増える」という点では商社に負けています。

 これはやはり、労働組合が「ボーナスの安定支給」を求めるところに起因します。 労働組合はボーナスを「頑張った利益の配分」ではなく「給料の一部」とみなしています。 そのため大きく減るのを嫌がり、その分会社も大きく増やしたりしないことでバランスを取っています。

 私の会社や友人の就職した会社もメーカーですが、 景気の良い時は、工場を持たないグループ子会社のほうがボーナスが多いです。 ですが、業績が悪化するとボーナスがゼロになったりもします。

 では工場を持つ親会社はどうかというと、 赤字でも必ずボーナスが出ます。その代り利益が大きくなってもボーナスが跳ね上がるということはありません。

 

デメリット2:サービス残業がある

 また、サービス残業もないわけではありません。 メーカー企業では、工場の現業職の待遇のため、残業や休日出勤の管理は労働協約でしっかり定められています。 工場は2交代制、3交代制をとってきっちり労働時間を守ります。

 ところがホワイトカラーはそうもいきません。 1人でいくつかの案件を抱えるので2人で交代、という風にはいかない仕事なのです。 しかし、労働協約があるために残業や休日出勤は定められた時間しかできません。

 そこでサービス残業です。残業が月40時間と定められているなら、 月に40時間しか残業をしていないという風にタイムカードを書くのです。

 サービス残業をするかどうかは会社の労働協約の残業の項目によります。 全ての企業でサービス残業ばっかりというわけではないでしょう。 またメーカーでなくとも、労働協約で残業時間や休日出勤の制限を厳しく定めている会社もあるでしょう。

 しかし工場のあるメーカーは厳しい制限がかけられている可能性が高いのです。

 とはいえ土日は休みです。工場の職人さん主体の労働組合のおかげで休日が多かったり、 リフレッシュのための制度が用意されていたりします。 有給はたいていの人が余らせてしまうので、強制的に有給消化させる全社一斉休業があったりします。

 要はバランスの問題ですね。 鬼のように働いて鬼のように給与をもらうが不景気には首を切られる覚悟をするか
そこそこの時間働いてそこそこの給与をもらい、不景気でも会社が守ってくれるか

 安定という意味では後者のほうが良いと思います。 いくらお金をもらえても、使う時間がなければ仕方ないですし、成果を挙げるには休みも必要です。 そんなわけで、メーカー企業はおすすめです。

 

メーカーへの就職

 ここからはメーカー業界への就職について詳しく解説します。

 

メーカーへの就職は難しい?

 「メーカーへの就職は難しい」と言われがちですが、実はそうではありません。 就職が難しいのは知名度が高い大手BtoCメーカーです。 例えば完成車メーカー、電機メーカーのうち三菱電機・日立製作所・ソニー・パナソニックなどです。

 テレビCMや広告を通じて知名度の高いBtoCメーカーはどの就活生でも知っている企業群であり、 それゆえ選考への応募が殺到しがちです。 このため旧帝大や早慶といった高学歴な学生が集まり、就活は激戦となります。

 ですが、一般消費者を相手にしていないBtoBメーカーは難しくありません。 就活生への知名度が低いためライバルが少なく、学歴フィルターにひっかかりにくいのです。

 知名度が低いのは一般消費者を相手にしていないからというだけで、 上記で紹介したメーカー企業はどれもビジネスの世界では超有名で、欠かすことができない企業群です。 世界トップシェアを取る会社も多く、決して劣っているわけではありません。

 特にインターンシップを通じて会社と早期に接触すれば、裏ルートで有利に内定をもらえる可能性が高く、 知っている人ほどトクをするのがメーカーへの就活の特徴です。

 

文系でもメーカーに就職できる?

 メーカーというとバリバリの理系の職業のように思われがちです。 確かに「製造」の面では理系の技術的な知識や能力が活かされ、 商品開発のためにたくさんの理系の学生を採用します。

 採用人数も文系は20~30人と、理系の半分以下の人数しか採用されません。 メーカーは文系にとっては狭き門で、就職は難しいと思われがちです。

 ですが、それは知名度の高いBtoCメーカーの話です。 ソニーやパナソニックなど消費者向けのビジネスを展開しているメーカーは知名度が非常に高く、 あらゆる大学の学生が殺到します。そのため高学歴ハイスペックなエリートとの争いになり、就職は非常に難しくなります。

 だからといって文系がメーカーに就職ができないわけではありません。 先ほども述べた通り、BtoBメーカーは知名度が低く、ライバルが少ないからです。

 BtoBメーカーは知名度が低いため、就活生の多くは会社名すら知らないところがほとんどです。 採用人数が少ないのでBtoBメーカーも「狭き門」であることには変わりませんが、 就職が難しいかというと、ライバルも少ないため、難しいとは限りません。

 学歴もそこまで高学歴である必要はなく、日東駒専、大東亜帝国、地方国公立大学の学生も多めです。

 確かに文系だと「設計」や「研究開発」といった仕事には就きませんが、 法人営業の他、生産管理や調達、また経理や法務、人事といった間接部門も文系の職種・仕事内容としてあります。

 特に営業は文系の独壇場で、ほぼ文系の職種といってよいでしょう。 今後は「良いものをつくる」だけでなく、「マーケティング」で商品開発や市場調査をし、 「売れるモノ」を生み出す役割が期待されます。文系にとってメーカーの「やりがい」は「ビジネス界に大きな影響を与える」ことでしょう。

 メーカーへの就職で文系が不利ということは決してないと言えます。

 また、メーカーでは文系の出世が不利だと言われることがあります。 確かに過去には、旧帝大の理系出身で、生産部門で出世して工場長になった人が、 ご褒美として社長になる。そんな時代がありました。ですがそれはもはや過去の話です。

 メーカーでも現在では「何に経営資源を投入するか」が命ですから、 文系の職種である営業や経理、総務出身者が社長になる例も少なくなく、 むしろ「経営者」としては「生産」ではなく「ビジネス」をやってきた文系にこそ分があると考えられます。

 メーカーの中でも、文系の方にはやはり競争倍率の低いBtoBメーカーがおすすめです。

 

メーカーの就活の時期

 メーカーへの就活時期はいつごろでしょうか。 メーカーとは言ってもメーカーの中にもさまざまな業界がありますが、どこのメーカーでも就活の開始時期は同じです。

 まずはインターンシップです。大学3年生の6月になるとインターンシップの募集が始まります。 「選考とは関係ありません」と前置きはされるものの、裏で評価シートを書いています

 2019卒以降では「1日インターンシップ」が解禁され、インターンシップが選考の主流になっています。 みなさんにはぜひ、この裏選考ルートに乗ってほしいと思います。 インターンシップに参加しまくり、自分に合った会社を見つけましょう。

 そして大学3年生の3月1日を迎えると、会社説明会が解禁されます。 3月1日になったらプレエントリーし、合同説明会で参加票を提出し、リクナビ、マイナビ、会社のマイページから単独説明会に申し込みをします。

 リクルーター面接のあるメーカーなら、3月中に接触があるでしょう。 インターンシップで活躍した学生には、冬の間からリクルーター面接が行われます。

 メーカーのエントリーシートの提出時期は会社によってバラバラです。 食品メーカーの中でも特にキリンビール、アサヒビール、サントリー、サッポロビールなどビールメーカーはES提出時期が早いです。 3月の間にはエントリーシートの締切があるでしょう。

 素材メーカー、特に新日鉄住金やJFEスチールではリクルーター制度をとっており、 プレエントリーの情報に基づいて電話をかけてきます。 鉄鋼メーカーのリクルーター面接は3月という、早い段階で行われますので注意しましょう。

 リクルーター面接を除けば、エントリーシートを3月末から4月上旬で提出し、4月から面接という会社がほとんどでしょう。 エントリーシートについては早めに作成し、リクルーターにみてもらう、自分で添削して何度も書き直すといった作業が必要です。

 

メーカーの志望動機

 メーカーの志望動機の例を挙げていきます。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 業界ではトップのシェアを持ち、最も多い業績を上げていること
  • 世界に驚きと感動を与える仕事
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • オーダーメイドであるため顧客の満足に応えられること
  • 安全技術の開発に取り組んでいること
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 環境問題に真正面から取り組むこと
  • 日本の産業のトップとして常に世界を視野に入れた仕事
  • 日本の技術を海外に輸出し現地生活の向上に貢献したい
  • 開発から出荷まで一貫して行っているところに魅力を感じた
  • 人々の生活になくてはならないものをシステム構築から支えたい
  • 社会の変化に適応できる会社であることに魅力を感じた
  • 社会の抱える問題の本質を理解し、高付加価値のソリューションを提供したい
  • 材料からの一貫生産による独自の製品群に魅力を感じた
  • モノの価値は部品で決まると思うため
  • 自動運転やハイブリッドカー等自動車の価値を電子機器の面で高めていきたい
  • 電子マネーに将来性を感じており、その関連回路設計やシステム開発に携わりたい
  • 化学メーカーの製品が身の回りに深くかかわっておりやりがいを感じる
  • 独自性の高い技術力を生かし多角的な事業分野で働きたい
  • 最終製品でないことが逆に無限の可能性を秘めていると思うため
  • 常識を破る新製品は素材から生まれると思うため
  • 時代の変化に対応し、常に進化を続けている会社だから
  • 独創的で少数精鋭主義なところに魅力を感じたため
  • 分子レベルで製品の設計ができるところが魅力に感じたため
  • 海外で活躍できるチャンスを見出せたため
  • ニッチ市場で多彩な製品群を取り扱っており活躍の場が多いため
  • 素材に高い付加価値をつける仕事に魅力を感じたため

 メーカーのビジネスの特徴は、モノでソリューションを売るというものでした。 メーカーは単にモノをつくっているだけではありません。そのモノでできるソリューションを提供しているのです。 食洗器は、食洗器を売っているのではなく、「家事が楽になる」というソリューションを販売しているということです。

 志望動機も「モノをつくる」「モノを売る」にだけフォーカスしてはいけません。 メーカー企業は確かにモノをつくっていますが、それは「ソリューションを提供する」モノでなければなりません。 会社の製品群に応じて、その会社が社会に対して何を提供しているのか検討が必要です。

 ですから、志望動機では「家事の面で『時間短縮』を実現する」「不良品率を下げるシステムで『損をしない』という価値を提供する」 「製品を通じて驚きと感動を提供する」などがキーワードとして使えます。

 志望動機で最も良いのは「経営理念」と「就職活動の軸」が一致しているとアピールすることです。

 詳しくは「新卒採用」は「将来の夢採用」で解説していますが、 就活は、「将来の夢就職活動の軸)に沿って行わなければなりません。 志望動機も、「将来の夢を実現するため、貴社に入社しなければならない」という流れで書きます。

 

BtoBメーカーの種類と一覧

 先ほど述べたように、メーカーには「法人向けの商品」を製造するBtoBメーカーと、 「消費者向けの商品」を製造するBtoCメーカーがあります。 まずは営業ノルマや目標がユルめなBtoBメーカーから紹介していきます。

 BtoBメーカーは知名度が低くライバルが少ないため、就活でもオススメです。 まずはBtoBメーカーを売上高でランキングにし、平均年収とともに一覧にしました。

 

【BtoB】素材メーカー

 素材とは「鉄」「アルミ」「銅」「プラスチックの材料」「樹脂」「繊維」など、 製品や部品をつくるための材料を指します。 素材メーカーとして、素材をつくる会社は以下の業界があります。

 【BtoB】鉄鋼メーカーの一覧
会社名売上高平均年収備考
新日鉄住金4.6兆円995万円※鉄鋼(高炉)
JFEスチール3.3兆円938万円鉄鋼(高炉)
神戸製鋼所1.6兆円553万円鉄鋼(高炉)
日立金属9100億円774万円鉄鋼(特殊鋼)
日新製鋼5200億円575万円鉄鋼(高炉)
大同特殊鋼4400億円751万円鉄鋼(特殊鋼)
愛知製鋼2100億円714万円鉄鋼(特殊鋼)
トピー工業2000億円638万円鉄鋼(電炉)
共英製鋼1400億円595万円鉄鋼(電炉)
大和工業1400億円586万円鉄鋼(電炉)
JFE条鋼1300億円非公開鉄鋼(電炉)
山陽特殊製鋼1300億円722万円鉄鋼(特殊鋼)
中山製鋼所1200億円604万円鉄鋼(電炉)
東京製鐵1200億円699万円鉄鋼(電炉)
日本冶金工業1100億円568万円鉄鋼(特殊鋼)
三菱製鋼1000億円616万円鉄鋼(特殊鋼)
栗本鐵工所1000億円683万円鉄鋼(特殊鋼)
※は総合職平均(就職四季報参照)

 鉄鋼メーカーには、新日鉄住金やJFEスチールなどの「高炉メーカー」、トピー工業や共英製鋼などの「電炉メーカー」、 日立金属や大同特殊鋼などの「特殊鋼メーカー」の3種類があります。 これらの企業なしでは自動車も飛行機も、果ては缶コーヒーすら作れません。

 詳細は鉄鋼メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 【BtoB】非鉄金属メーカーの一覧
会社名売上高平均年収備考
住友電気工業2.8兆円794万円銅・電線
三菱マテリアル1.3兆円715万円銅・ニッケル
セメント・アルミニウム
古河電気工業8400億円729万円
住友金属鉱山7800億円784万円銅・ニッケル
働きやすい会社
フジクラ6500億円721万円銅・電線
UACJ5600億円695万円アルミニウム
日本軽金属ホールディングス4400億円988万円アルミニウム
DOWAホールディングス4100億円787万円
リョービ2400億円654万円
昭和電線1500億円628万円銅・電線
大紀アルミニウム1500億円658万円アルミニウム
古河機械金属1400億円788万円
アーレスティ1300億円574万円
東邦亜鉛1100億円485万円亜鉛
アサヒホールディングス1000億円741万円貴金属

 非鉄金属メーカーには、住友電気工業や三菱マテリアルなどの「銅」、UACJや日本軽金属ホールディングスの「アルミニウム」 住友金属鉱山の「ニッケル」など様々な金属を製造する会社があります。 これらの企業なしでは自動車部品も電線も、缶ジュースすら作れません。

 詳細は非鉄金属メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 【BtoB】化学メーカー(素材)の一覧
会社名売上高平均年収備考
三菱ケミカル3.3兆円1146万円総合化学
住友化学1.9兆円844万円総合化学
信越化学工業1.2兆円843万円誘導品
旭化成1.8兆円770万円総合化学
三井化学1.2兆円847万円総合化学
昭和電工7800億円719万円総合化学
東ソー7400億円758万円総合化学
宇部興産6100億円667万円総合化学
三菱ガス化学5500億円827万円誘導品
カネカ5400億円756万円総合化学
ダイセル4400億円771万円誘導品
JSR3900億円742万円誘導品
デンカ3600億円646万円総合化学
トクヤマ2900億円604万円総合化学
日本触媒2900億円805万円誘導品
日本ゼオン2800億円710万円誘導品
セントラル硝子2200億円631万円誘導品
日産化学工業1800億円784万円誘導品
チッソ1500億円579万円総合化学
日本曹達1200億円708万円誘導品

 化学メーカーのうち、信越化学工業や三菱ガス化学などの「誘導品メーカー」が素材メーカーにあたります。 半導体の材料や、プラスチックの材料、樹脂などの「金属ではない何かの材料」をつくっています。 機械メーカーも電機メーカーも、これらの企業なしでは何も作れません。

 詳細は化学メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 

【BtoB】部品メーカー

 部品とはボルトやネジが思い浮かびますが、液晶パネルのフィルム、ベアリング、ランプ、 モーター、パッキンなどさまざまな種類があります。 部品メーカーには以下のような業界があります。

 【BtoB】電機メーカー(電子部品)の一覧
会社名売上高平均年収備考
日本電産1兆1000億円583万円産業用モーター
村田製作所1兆1000億円650万円スマホ部品
TDK1兆1000億円804万円磁気ヘッド・コンデンサ
東京エレクトロン7900億円949万円半導体製造装置
オムロン7900億円735万円制御機器
アルプス電気7500億円610万円車載・スマホ部品
ミネベアミツミ6300億円679万円極小ベアリング世界首位
ルネサスエレクトロニクス4700億円761万円車載用マイコン世界首位
横河電機3900億円976万円
スタンレー電気3800億円638万円
GSユアサコーポレーション3500億円766万円
ローム3500億円691万円カスタムLSI
ミツバ3200億円567万円
キーエンス3100億円1861万円
イビデン2600億円625万円電子基板・排ガス浄化部品
太陽誘電2300億円691万円コンデンサ
ウシオ電機1700億円709万円産業用ランプで世界No.1
サンケン電気1500億円622万円電源・照明
ユーシン1500億円581万円自動車部品
ホシデン1500億円638万円コネクタ・スイッチ
マブチモーター1400億円731万円
新光電気工業1300億円703万円
浜松ホトニクス1200億円664万円
日本ケミコン1100億円616万円アルミ系部品
ヒロセ電機1100億円736万円コネクタ
市光工業1100億円527万円自動車部品
ニチコン1000億円533万円アルミ系部品
メイコー950億円557万円
新電元工業920億円748万円半導体・電源

 電機メーカーのうち、「電子部品メーカー」が部品メーカーに該当します。 村田製作所のコンデンサやセンサ、アルプス電気のデータ通信モジュールやコイル、 GSユアサコーポレーションの電源などがありますね。

 詳細は電機メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 【BtoB】機械メーカー(機械部品)の一覧
会社名売上高平均年収備考
ボッシュ(独)10兆円非公開自動車部品・電動工具
ジェイテクト1.3兆円685万円ベアリング
日本精工9400億円767万円ベアリング最大手
働きやすい会社
NTN6800億円697万円ベアリング
SMC4800億円744万円空気圧制御
荏原製作所3800億円724万円タービン・ポンプ
THK2800億円584万円機械部品
ナブテスコ2800億円734万円自動制御機器
不二越2300億円640万円ベアリング・自動車製造ロボット
椿本チエイン1987億円656万円産業用チェーン
TPR1700億円702万円自動車用ピストンリング
イーグル工業1400億円747万円メカニカルシール大手
キッツ1100億円619万円水道用バルブ国内No.1
東芝機械1100億円618万円総合機械
大豊工業1000億円620万円自動車部品

 機械メーカーのうち、「機械部品」や「ベアリング」を手掛ける企業が該当します。 ジェイテクト、日本精工、THK、イーグル工業などがありますね。 知名度が低いため、就活ではねらい目になります。

 詳細は機械メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 【BtoB】化学メーカー(電子材料)の一覧
会社名売上高平均年収備考
富士フイルム2.3兆円1070万円
日東電工7600億円705万円
日立化成5500億円732万円
ADEKA2200億円697万円
住友ベークライト1900億円730万円
東京応化工業920億円697万円
 化学メーカーのうち、「電子材料メーカー」が部品メーカーに該当します。 富士フイルムや日東電工、日立化成などは、液晶パネルや基板の部品をつくっていて、 これを最終製品メーカーに販売しています。

 詳細は化学メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 【BtoB】自動車部品メーカーの一覧
会社名売上高平均年収備考
ボッシュ10兆円非公開エンジン・ブレーキ
デンソー4兆5000億円780万円制御システム
アイシン精機3兆5000億円663万円トランスミッション
豊田自動織機2兆2000億円710万円エンジン・コンプレッサ
トヨタ紡織1兆3000億円615万円内装・外装
住友電装1兆円非公開ワイヤーハーネス
豊田合成7500億円605万円ゴム・樹脂
NOK7100億円715万円ゴム・樹脂
東海理化電機製作所4500億円583万円スイッチ・レバー
フタバ産業4100億円546万円プレス部品
KYB3500億円634万円油圧
ケーヒン3200億円616万円制御システム
ユニプレス3200億円622万円プレス部品
タチエス2800億円554万円シート
エクセディ2600億円550万円駆動系装置
曙ブレーキ工業2600億円665万円ブレーキ
日本精機2400億円583万円計器
ハイレックスコーポレーション2300億円508万円ケーブル
河西工業2200億円602万円内装
トピー工業2000億円638万円ホイール
愛三工業2000億円642万円燃料系・吸排気系装置
エフテック1900億円588万円シャーシシステム
プレス工業1800億円629万円シャーシシステム
武蔵精密工業1800億円621万円ギア
ヨロズ1600億円566万円サスペンション
日信工業1600億円585万円ブレーキ
エフ・シー・シー1500億円659万円クラッチ
ユタカ技研1500億円675万円駆動系・排気系装置
八千代工業1400億円686万円燃料タンク・サンルーフ
IJTテクノロジーホールディングス1300億円996万円エンジン部品
三櫻工業1300億円585万円チューブ
日本プラスト1200億円539万円エアバッグ・インパネ
富士機工1100億円588万円シート部品
今仙電機製作所1100億円569万円シート部品・ランプ
太平洋工業1000億円583万円タイヤバルブ
働きやすい会社
ティラド1000億円609万円熱交換器
 自動車業界のマーケットが非常に大きいため、 自動車関係のメーカーだけ別分類にされていますが、やっていることは電機メーカーや機械メーカーと同じです。 デンソーやアイシン精機が有名ですが、知名度が低いだけの優良企業はたくさんあります。

 詳細は自動車部品メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 

【BtoB】最終製品メーカー

 最終製品は実際の利用者が購入するものですので、知名度が高い企業が多いです。 しかし、工場設備などの企業向けの最終製品をつくっている会社はやはり知名度が低く、 就活ではねらい目になります。

 【BtoB】電機メーカー(最終製品)の一覧
会社名売上高平均年収備考
京セラ1兆4000億円625万円
コニカミノルタ9600億円750万円
ジャパンディスプレイ8800億円714万円
富士電機8300億円748万円重電
ブラザー工業6400億円627万円
ファナック5300億円1318万円メカトロニクス
HOYA5300億円786万円医療機器
日清紡ホールディングス5200億円770万円
テルモ5100億円741万円医療機器
東芝テック4900億円786万円
沖電気工業4500億円720万円
安川電機3900億円822万円産業ロボット世界4強
パイオニア3800億円758万円
ニプロ3500億円571万円医療機器
島津製作所3400億円812万円計測機器
SCREENホールディングス3000億円837万円半導体製造装置
JVCケンウッド2900億円717万円働きやすい会社
明電舎2200億円740万円重電
アルバック1900億円681万円半導体製造装置
日立国際電気1700億円746万円
フォスター電機1600億円646万円
日本無線1400億円726万円
日機装1400億円612万円医療機器
ダイヘン1300億円786万円重電
日新電機1200億円663万円重電
トプコン1200億円746万円医療機器
富士通フロンテック1100億円719万円
日東工業1000億円617万円重電

 電機メーカーのうち、最終製品を取り扱う企業としてはソニーやパナソニック、三菱電機、日立製作所などが有名です。 しかし、ファナックやキーエンス、安川電機、東京エレクトロン、オムロンなど、 企業向けのBtoBビジネスで工場設備を製造しているメーカーもあります。

 詳細は電機メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 【BtoB】機械メーカー(最終製品)の一覧
会社名売上高平均年収備考
ボッシュ(独)10兆円非公開自動車部品・電動工具
三菱重工業3.9兆円843万円重機械
ダイキン工業2兆円729万円空調設備
小松製作所1.8兆円716万円
クボタ1.7兆円812万円
川崎重工業1.5兆円739万円重機械
IHI1.4兆円718万円
日立建機7500億円621万円
住友重機械工業6700億円782万円
DMG森精機4200億円691万円工作機械
マキタ4100億円637万円電動工具最大手
日立造船3900億円665万円
セガサミーホールディングス3600億円885万円遊技機
ダイフク3200億円757万円物流・自動倉庫
ホシザキ2800億円707万円冷蔵・冷凍庫
サンデンホールディングス2800億円759万円自動車空調
アマダホールディングス2700億円641万円金属加工機械
ヤマザキマザック2500億円非公開工作機械・非上場
不二越2300億円640万円ベアリング・自動車製造ロボット
グローリー2200億円712万円通貨処理機・自動販売機
栗田工業2100億円886万円水処理装置最大手
日本製鋼所2100億円570万円プラスチック製造装置
三井海洋開発1900億円965万円石油・ガス生産設備
平和1800億円703万円遊技機
タダノ1700億円654万円建設用クレーン世界最大手
フジテック1600億円742万円エレベーター・エスカレーター
オークマ1600億円692万円工作機械
井関農機1500億円557万円農業機械
牧野フライス製作所1500億円632万円工作機械
ディスコ1300億円891万円シリコンウエハー加工機械
アマノ1200億円615万円時間管理機器
オーエスジー1200億円469万円工具類
タクマ1100億円716万円プラント

 機械メーカーはあまり消費者向けの製品はなく、基本的にBtoBビジネスですから、知名度は低いですね。 小松製作所やダイキン工業は有名でも、ダイフク、ホシザキ、グローリー、イーグル工業、ディスコなどは、 名前も知らないと思います。

 詳細は機械メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 

BtoCメーカーの種類と一覧

 BtoCメーカーは「消費者向けの商品」をつくっている以上、営業戦略が売上に直結します。 BtoCメーカーは知名度が高いために「家族や友達に自慢できる」と就活生には人気ですが、 営業マンとして就職するならちょっと思いとどまってください。

 BtoCメーカーだからといって必ずしも営業ノルマや目標がキツいとは限りません。 経営陣・管理職が無謀な目標を立てない限りは大丈夫です。 ですが、ビジネスモデルの構造上、BtoCメーカーはノルマや目標が厳しい可能性があることも覚えておいてください。

 BtoCメーカーを売上高でランキングにし、平均年収とともに一覧にしました。

 【BtoC】電機メーカー(最終製品)の一覧
会社名売上高平均年収備考
日立製作所9兆1000億円849万円
ソニー7兆6000億円910万円
パナソニック7兆6000億円781万円
東芝5兆6000億円827万円
富士通4兆5000億円797万円
三菱電機4兆2000億円795万円
キヤノン3兆4000億円763万円
日本電気2兆6000億円804万円NEC
富士フイルムホールディングス2兆4000億円1070万円
リコー2兆円807万円働きやすい会社
ニコン7400億円778万円
オリンパス7400億円884万円
カシオ計算機3200億円830万円
シチズン時計3100億円680万円時計・デバイス
セイコーホールディングス2500億円829万円時計・デバイス
アルパイン2400億円698万円カーナビ・カーオーディオ
クラリオン1900億円708万円カーナビ・カーオーディオ

 【BtoC】化学メーカー(最終製品)の一覧
会社名売上高平均年収備考
花王1.4兆円780万円働きやすい会社
資生堂1兆円724万円
ユニ・チャーム6400億円859万円
ライオン4100億円742万円
P&G2700億円非公開世界で8.3兆円
コーセー2600億円848万円
ポーラ・オルビス2400億円755万円
ユニリーバ1000億円非公開世界で6.8兆円
ファンケル960億円557万円
ロレアル国内非公開非公開世界で3.2兆円

 化学メーカーも、生活消費財の花王や資生堂などは有名ですね。 P&Gやロレアル、ユニリーバなど世界的な外資系企業も日本法人を設立してマーケティングで争っています。 BtoCビジネスですね。

 詳細は化学メーカーの業界研究・志望動機・平均年収の記事を参照してください。

 自動車メーカーや食品メーカーは説明するまでもないと思いますが、 BtoCビジネスで高い知名度を誇ります。就活では激戦区になってきます。

 

メーカーのおすすめ企業

 安易に知名度だけで就活をするのは非常にもったいないことで、失敗しがちです。 メーカーは銀行や商社と比べて採用人数が少なく、事務系なら20~30人程度の募集しかありませんから、 有名企業は激戦区になり、落ちる確率が非常に高いです。

 一方で法人向けのBtoBビジネスである「素材」「部品」や「工場設備」をつくるような会社は、 知名度が低いためライバルとなる就活生も少なく、有利に就活を進めることができます

 消費者にとって知名度が低いだけで、上でも解説した通り、非常に高い技術力を持つ日本企業は世界から引っ張りだこで、 しかも消費者の動向に悩まされず、政治の影響もあまり受けないというとても魅力的なメーカーです。

 アルバイトを通じて「一般消費者の相手をするのはイヤだ」という就活生にもおすすめの業界ですね。

 上記BtoBメーカーがそもそも隠れ優良企業としておすすめなのですが、 特に厳選した「隠れ優良企業」も紹介していますので、そちらも参照してください。

 

素材メーカーは別格

 素材メーカーは文系にとって理想の就職先です。 特に新日鉄住金やJFEスチール、神戸製鋼といった高炉メーカーは他のメーカーと比べて別格です。

 まず新日鉄住金は、元は新日本製鉄と住友金属で別々の会社でした。 新日本製鉄は歴代の経団連の会長を務めてきた日本最強のメーカーであり、 日本どころか世界一の高炉メーカーでした。

 今では粗鋼生産ランキングでアルセロール・ミッタルが1位で、新日鉄住金は2位ですが、 M&Aを繰り返して大きくなったアルセロール・ミッタルに対し新日鉄住金は特許件数が桁違いに多いです。

 なぜ高炉メーカーが別格なのかというと、強力な客が多いためです。 鉄鋼メーカーは自動車や橋梁から缶コーヒーのスチール缶まであらゆる鉄の素材を作っているメーカーです。 普通は買い手の方が売り手より立場が強いものですが、高炉メーカーは逆です。

 パワーバランスは明らかに釣り合っておらず、高炉メーカーは機械メーカーなどより圧倒的に強いのです。 買い手が弱ければ弱いほど「嫌なら売らないよ?」と言ってしまえるのが高炉メーカーです。

 また、高炉メーカーの工場がある県や市は、高炉メーカーに頭が上がりません。 高炉メーカーは莫大な法人税、住民税を支払ってくれます。さらに大量の雇用も産みだします。 通勤のために車も乗りますし、労働者が増えればスーパーやコンビニなども増えます。

 工場があると街ができるのです。

 高炉メーカーのある地域は活性化し、県や市の財政も潤います。 高炉メーカーは行政機関よりパワーがあるのです。

 高炉メーカーの人気は、給料が高いとか待遇が良い以外にもこういった理由があるわけです。 高学歴ハイスペックな就活生が高炉メーカーに集結し、就活は激戦を極めます。 しかし高炉メーカーへの就職も検討してみてはいかがでしょうか。

 

メーカー営業のノルマと目標

 メーカー営業のノルマと目標について、メーカーの元営業マンである私が詳しく解説します。

 

ノルマと目標がない会社はありえない

 メーカーは一般消費者ではなく法人を相手に商品を販売しますので、メーカーの営業は「法人営業」 「BtoB営業」「ルート営業」と言われます。 勘違いされがちですが、ルート営業にもノルマはあります

 メーカーが商品を販売して受け取る代金のうち、材料費を引いたものを「限界利益」と言います。 メーカーは「限界利益」をいくら稼いだかで業績が決まります。

 稼いだ限界利益の中から「固定費」を支払い、それで残った「粗利益」から、宣伝広告費や給料・ボーナスといった「販管費」を引きます。 こうして最終的に残ったお金が「営業利益」となります。

 「固定費」とは工場の敷地代や設備代、製造部門の社員の給料など「工場が稼働しなくてもかかるお金」を指しますが、 稼いだ限界利益が固定費を上回らなければその時点で「赤字」です。 限界利益と固定費が差し引きゼロになる数値を「損益分岐点」と言いますが、これが最低限達成しなければならない「ノルマ」です。

 この損益分岐点を超えた受注分は、もう固定費は払い終わっているのですべて粗利益になります。 ノルマを超えていくら受注できるかでその年の営業利益が決まります。

 会社は「中期経営計画」をつくって営業利益の目標額を1年単位で定めていますが、 これが「目標」となります。(会社によっては目標額を『ノルマ』としている場合もあります)。

 赤字では倒産ですから、「ノルマ」がない会社はありえません。 そして、上場企業では毎年の増収増益が求められますから、「目標」がない会社もありえません。 どの会社の営業マンも「ノルマ」を達成し、「目標」を目指すことが仕事になります。

 

ノルマと目標がユルイ会社はある

 ノルマと目標は会社である以上、どの会社にもありますが、ノルマと目標がユルイ会社はあります。 それが「BtoBメーカー」です。

 BtoBメーカーには「素材メーカー」「部品メーカー」「産業用機器メーカー」があります。 これらの会社がなぜノルマと目標がユルイのかというと、 法人相手に無茶をしても意味がないという事情があるからです。

 家電メーカーや生活消費財メーカーといった「BtoCメーカー」は直接一般消費者に売るのではなく、小売業者に売ります。 ですが、一般消費者向けの商品をつくっている以上、「マーケティング」で消費者の気を引き付ける必要があります。 「目標」を達成できなかったら、「営業戦略が悪い」という話になってしまいます。

 一方のBtoBメーカーは商品自体、消費者向けではなく法人向けです。 BtoBメーカーの営業マンがいくら頑張っても、顧客の会社が消費者向けのビジネスで順調でなければ、 商品を買ってもらうことはできません。

 BtoBメーカーの売り上げは、顧客のBtoCメーカーの売り上げ次第なのです。

 ということは、営業マンに厳しいノルマや目標を課しても意味がないということです。 厳しいノルマや目標を立てたところで、自分たちではどうしようもない部分で決まってしまうのですから、 「頑張ればどうにかなる」というものではありません。

 そのため経営計画を立てる時点で、「ノルマ」も「目標」も現実的な数値になります。 優秀な上司であたれば「目標未達」でも経営陣にうまく良い風に説明してくれるでしょう。 ある化学メーカーの営業マンは「ぬるま湯」とまで言うくらいです。

 そこで、厳しいノルマや目標がイヤなら、BtoBメーカーがオススメです。

 

メーカーが人気の理由

 就活ではメーカー人気です。 銀行や商社などと異なり、メーカーには以下のようなメリットがあるためです。

  • 待遇が良い
  • 家庭向け営業がない
  • わりと安定している
  • 企業規模が大きい
  • 海外展開をしている
  • 実際に製品をつくっているので成果が目に見える
  • 日常生活でも会社の製品が至る所にあり、自慢にもなる

 とりわけ人気の理由は、安定です。銀行や商社は大量採用、大量退職の世界です。 仕事が厳しく結果が出せないと子会社に転籍出向させられたり、退職していったりするのです。

 しかし、メーカーは少数採用です。銀行や商社が何百人、千人と採用するのに対して、 メーカーはせいぜい数十人です。出世競争も銀行や商社ほど激しくありません。

 メーカーはブランドを築き上げており、このブランドはなかなか消えるものではありません。 長年培われてきたブランド力は強力で、ちょっとやそっとでは倒産しません。

 一方で、メーカーの法人向け営業は想像するほど楽なものではありません。 家庭用営業では、そのお客が買ってくれなくても、別のお客を探せばいいわけです。 必ずそのお客に売らなければならないというわけではありません。

 しかしながら、法人営業、特にルート営業の場合、その会社が買ってくれなくなったとき、 非常に大きな損失となります。法人営業の場合、お客1社あたりの売上が大きいためです。 法人1社逃してしまうと取り返しがつきません。

 一般消費者とは異なり、接待も必要ですし、へりくだってこびへつらう必要もあります。 お酒も飲めばゴルフもします。楽なものではありません。

 就活で特に人気なメーカーは、新日鉄住金、JFEスチールなどの鉄鋼メーカー、 ソニーやパナソニック、シャープなど機械メーカーの中の家電メーカー、 トヨタやホンダ、日産など自動車メーカーです。

 

メーカーのメリット、デメリット

 メーカーメリットは、工場があるということです。 まさにその製品をつくっているのであり、日常生活に自社製品が一般的に使われている、 というのは誇りにもなります。やりがいのある仕事です。

 大企業のメーカーほど、大量生産によるコスト縮減で競争力があり、 他の業界と比べて倒産の危険が低く、常に新しい製品を企画するなど面白い仕事も多いです。

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今から最短で内定をもらうには?

 

志望企業の合格エントリーシートを見る(その1)

 エントリーシートは、何を書いたら正解かわからない、「『わからないこと』がわからない」状態だと思います。 私もそうでした。自分では完璧だと思っていたエントリーシートも、他の人のエントリーシートと比べたらボロボロだったのです。 そこで、志望企業で実際に内定をとったエントリーシートを参考にしたいですよね。

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 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、または作成の参考のために手に入れておきたいですね。

 

志望企業の合格エントリーシートを見る(その2)

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2018年9月でも間に合う!内定直結の合同説明会

 すぐ内定がほしい。それは、就活生なら誰もが願うことだと思います。

 2019年卒では8月1日の時点で就活生の88%が内定を持っています。「まだ内定がない」と焦る気持ちが強いと思います。 そんな中、まどろっこしくてめんどくさい従来型の就活をしていては余計にストレスが溜まってしまいます。

 余計なステップを究極的に省いたのが、内定直結型の就活イベントで、採用選考をその場で始めることが前提の合同説明会です。 あらかたの企業が採用選考を終えたあとでも頻繁に開催されており、採用権限をもった部長・役員クラスが現れ、 その場で面接が始まったり、その場で即日内定がもらえたりするイベントがあります。

 それが「MeetsCompany 」です。 年間10万人が利用しているほどで、MeetsCompanyで内定を確保するのはもはや常識になりつつあります。

 2019年卒の募集が始まっています。MeetsCompanyは参加者内定率96%を誇っており、 全国で開催されているので地方の学生でも行きやすいイベントです。 最短1日で内定を取れますので、就活を終わらせることができます。

 

多忙の中、どっしり「スカウト」を待つ

 従来型の就活では内定までの道のりがとても長くてめんどうですよね。説明会を受けて、エントリーシートを提出して、グループディスカッションを受けて… そんな手順をすっ飛ばして自分に合った会社が、向こうからアプローチしてくれる就活サイトがあります。

 それは「キミスカ 」 です。

 キミスカでは自分から会社を探さなくても、SNSのようにプロフィールを書くだけで、 会社の人事が「こんな優秀な学生がほしかった!」とスカウトを、時にはいきなり最終面接の案内を送ってくれます。

 他社のインターンやES、GD、一次~最終面接など、従来は落ちると無駄になっていた頑張りを「スカウトされる材料」にできるのです。 スカウトがたくさん来れば、いちいちプレエントリーしたり、エントリーシートを書く手間が省けるので時間短縮になりますね。

 すでに2019年卒の就活生も約7万人が利用しているほどで、スカウトがどんどん来ます。 また、実際の採用選考で行われる「適性検査」も体験できるので、ぜひやっておきたいですね。



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