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【就活】エントリーとは?時期や方法を解説します

 エントリーとは、英語で「入場する」を意味する言葉です。 就活でいうエントリーとはまさに、採用選考に入場する行為です。 エントリーをすることで、他の就活生との戦いが始まり、内々定を獲得するために筆記試験を受けたり、 面接を受けたりする権利が生まれます。



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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書、日経ビジネスを元に、7年間に渡り学生の就職活動を支援している。


 

エントリーとは?

 エントリーとは、採用選考に応募するという意味で、就活が本格化する段階です。 「エントリーシート」と呼ばれる申込書を送るとともに、筆記試験WEBテストを受験します。 これに合格すれば面接を受ける資格を得られます。

 プレエントリーと区別するために、エントリーは本エントリーと呼ばれることもあります。

 エントリーで提出する「エントリーシート(エントリーシートって何?)」は、 「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「年齢」「大学名」だけでなく、 「自己PR」や「長所と短所」「志望動機」などの項目を課され、相応の準備をしていないと手間がかかります。

 同時に受験する筆記試験は、インターネット上で行われるWEBテストの形態をとることが多いです。 この2つをまとめて「書類選考」と言います。

 エントリーは面接が開始される6月1日より前に行われます。 およそ大学3年生の3月~4月がエントリーの時期です。これを逃すと面接は受けられませんし、内定ももらえません。 会社説明会等で「エントリーの受付開始日」をしっかり聞いて、時期を逃さないように注意しましょう。

 エントリーをしたからといって必ずしも面接を受けられるわけではありません。 エントリーシートやWEBテストの結果によっては書類選考落ちとなり、 そのままお祈りメールが来るか、サイレントお祈りをされます。

 エントリーシートの出来が良く、WEBテストでそこそこの点数を取れていれば、面接に呼ばれます。 6月1日以前にエントリーをし、書類選考をする会社ではリクルーター面接を行う会社もあります。 エントリーしなければ、これらのイベントはありません。

 エントリーは手間がかかり、自己PRや志望動機を考えなくてはなりませんし、 エントリーシートを手書きで提出させる会社すらあります。そのためエントリーの数は20~30社という人が多いようです。 しかし20~30社では少なすぎます。めんどうですが、多くの会社にエントリーしておくべきです。

 

エントリーはいつから、いつまで?

 エントリー時期はいつごろなのでしょうか。 採用選考が解禁される6月にエントリーが行われるのでしょうか。 エントリーの時期は早めに知っておきたいものですね。

 

エントリーの受付はいつから?

 エントリーの受付は大学3年生の3月から始まります。

 一方で、インターンシップ参加者を対象に早期選考を始める会社もあり、 2018年9月に経団連ルールの廃止が発表された以上、インターンシップを経由した裏選考ルートが主流になっていくと考えられます。

 マスコミ業界は特にその傾向が顕著です。

11月開始:テレビ朝日
12月開始:毎日放送、読売テレビ放送、関西テレビ放送、テレビ大阪、サイバーエージェント
1月開始:フジテレビ、日本テレビ、テレビ東京、TBS、毎日放送
2月開始:東海テレビ放送網、日本放送、朝日新聞社、読売広告社
3月開始:毎日新聞、読売新聞、日経新聞、東洋経済新報社等

 プラントエンジニアリング業界はインターンシップ参加者限定の選考会を行うことで有名です。

1月開始:東洋エンジニアリング
2月開始:日揮、JFEエンジニアリング

 メーカーも一部、選考が早い会社があります。

1月開始:キーエンス
2月開始:東京エレクトロン、SCREENホールディングス

 IT業界は伝統的に選考が早い会社が多いです。

12月開始:エクサ、ソフトバンク
1月開始:シーエーシー、トレンドマイクロ
2月開始:DTS、NSD、システナ、さくら情報システム

 またゴールドマンサックス、マッキンゼーといった外資系企業はインターンシップのあとそのまま本選考に進み、 秋から冬にかけて内定を出してしまいます。

 

エントリーの締切はいつまで?

 エントリーの締切は、受付開始から1~2週間後までです。 2020卒では3月中にエントリーの締切があるでしょう。

 締切日は絶対に守らなければなりません。 エントリーの締切に間に合わなければもうその会社のエントリーはできず、面接にも進めません。 しっかり記憶、あるいは就活手帳などに記録して管理しなければなりません。

 エントリー受付開始のお知らせが出たら即座にエントリーを完了させるようにしましょう。 エントリーのことを忘れてしまいます。

 社会人にとって、締切日を守れないということは絶対に許されません。これは就活でも同じです。 エントリー締切を1日でも遅れたらもうその会社の採用選考は終わりです。時間が守れない人は内定がもらえません。 どんなに遅くとも、エントリー締切だけには間に合うように処理してください。

 また人事担当者は届いたエントリーから処理を始めます。エントリー開始直後から人事担当者の仕事は始まっていくのです。 エントリーは締切より早く出せば早く出すほど有利です。早く届いたエントリーから処理を始めるので、 エントリーの早い人から順番に面接に進む人を選んでいくわけです。

 エントリー締切のギリギリに届いた就活生が優秀でも、もう面接に進める人の枠は残っていないかもしれません。 残っていたとしても、「あと○○人だから」と選び出す基準が厳しくなっているかもしれません。

 私はエントリー締切は締切日ではなく、受付開始3日後だと思っています。 紙で提出する場合は3日後、WEB上で提出する場合は受付開始日が締切日です。 受付開始になってからエントリーシートを書いていたのでは遅すぎます。

 もちろんエントリー受付開始日からエントリーシートが配布される会社もあります。 それでもエントリーを早くに完了するには、エントリーシートに書く内容を予め準備しておくことが重要です。

 

エントリーの数

 就活ではエントリーはどれくらいにすればよいのでしょうか。 ここではエントリーの数について解説します。

 エントリーは採用選考のスタートラインです。エントリーした会社の面接に呼ばれることはあっても、 エントリーしなかった会社の面接に呼ばれることはありません。 「何社エントリーをしたか」を「持ち駒」と言いますが、持ち駒はたくさん持っているほうが安心です。

 エントリー数の平均は20社ですが、あくまでも平均であって、20通で済ませるのが正しいとは限りません。

 というのも、就活は大学受験と違い、1社受けて1社内定という世界ではないのです。 学歴が高いから採用、学部がどこだから採用、この部活をやっていたから採用といったものではなく、 それぞれを総合的に判断して内定が出るわけです。

 20通もの数のエントリーをしても、内定がもらえないときはもらえません。 仕事ができる能力がないと判断されているわけではなく、単に気が合わないからという場合のほうが多いです。 気が合わないというあいまいな判断基準で落とされるわけです。

 面接が解禁になると、就活生同士で「持ち駒はいくつ?」という会話が発生します。 持ち駒とは、「面接のある会社があと何社あるか」という意味です。エントリーの数が足りなかったなと思う就活生は、 残った持ち駒の数が気になり始めます。持ち駒が少ないと不安になったり、焦ったりするわけです。

 20通程度では全く足りないと思います。世の中に会社は五万とあるわけです。 その中からたった20社だけ選び出すなんてことは困難です。 思いつく限りの会社にエントリーし、エントリーを増やして駒を増やしましょう。

 エントリーをするには時間がかかりますが、書けば書くほど持ち駒が増えます。 TOPで述べたように、就活は運ゲーです。どれだけその企業のために時間を費やしても落ちるときは落ちます。

 持ち駒はいろんな業界にたくさん持っているほうがいいです。 エントリーシートがうまく出来上がっていると4月第1週に面接の予定が密集しますが、 日程が被った時のことはその時考えましょう。わりと書類選考で落ちます。

 面接辞退はメールで済ませればいいのですから、簡単なものです。 辞退するのが嫌だからエントリーも少な目に、なんていうのはリスクが高すぎます。

 書類選考で落ちるというのがなかなか恐ろしいもので、ある業界に絞ってエントリーをしていると、 「業界自体に向いていない」と判断されれば全てのエントリーで落ちます。 そのリスクの回避という点でもエントリー数は増やすべきです。

 たまにエントリー8社で8社面接、5社内定なんて人もいますが、 超エリートかつ意識高い学生でないとそんなことはありません。

 

エントリーの方法

 エントリー方法について解説します。 エントリーをするには、まずプレエントリーをすることが必要です。

 まずは就活解禁時にプレエントリーをします。 これは個人情報の登録だけで、メールアドレスや電話番号、住所、氏名などを登録します。 プレエントリーをしていなければ会社説明会にも呼ばれませんし、リクルーター面接にも呼ばれません。

 プレエントリーは特に学生時代頑張ったこと志望動機を書く必要はありませんので、 非常に簡単です。簡単ならばあらゆる会社にプレエントリーしまくっておけばいいのです。 プレエントリーをしなければ、途中で気が変わってももう遅いです。興味がある、ないにかかわらずプレエントリーしまくっておきましょう。

 エントリーに必須なエントリーシートは、会社のホームページからダウンロードできる場合も多いですが、 会社説明会で配布されることも多いです。必ず会社説明会に参加しましょう。 エントリーシートすらないままに採用選考が終わってしまっては悲しいものです。

 エントリーシートには「学生時代頑張ったこと」や「なぜこの会社を選んだのか」といった設問が並びます。 履歴書の「自己PR」「志望動機」にあたりますが、アルバイトと違ってエントリーでは最重要項目です。 これらについては面接でも同じ質問がされます。事前に準備しておきましょう。

 エントリーシートの提出は、郵送の場合とWEB提出の場合があります。郵送の場合は遅くとも締切日には届いているように、 早めに送りましょう。

 

エントリーとエントリーシート

 エントリーエントリーシートは違います。 エントリーは上で述べたように、会社の採用選考に応募する行為それ自体を指していう言葉です。 一方で、エントリーシートは、エントリーの際に会社に送付する履歴書です。

 エントリーは、エントリーシートを送り、SPIと呼ばれる筆記試験を受験することで完了します。 筆記試験はWEBテストで行われることがほとんどですが、面接ではないという意味で、 書類選考と言われます。

 一次選考は面接ではなく、エントリーシートと筆記試験の結果で判断されるわけです。 どんなに優秀な人物であっても、エントリーシートがめちゃくちゃで筆記試験もボロボロだと、 そもそも面接にさえ呼んでもらえません。

 「高学歴だと書類選考は関係ない」などという言われ方をすることもありますが、 そんなことはありません。高学歴でも書類が悪ければ落ちます。 エントリーシートの完成度が高くなければ、筆記試験がよくても落ちます。

 あなたという人物を、1枚の紙に表現しなければならないのです。 20数年間生きてきた人生を、たった1枚のA3の紙に書ききるなんてことはできません。 それでもA3用紙1枚におさめなければならないのです。

 エントリーシートはそれゆえ難しく、手間で、めんどくさい作業なのです。 内定がもらえるか不安で仕方がない就活生たちが、 なぜか20社程度しかエントリーしないのも、このめんどくささゆえです。

 エントリーシートを書くのがめんどうなため、エントリー数も少ないのです。 しかしそれでは無い内定に近づいて行ってしまいます。 完成度の高いエントリーシートを一通書けば、あとは使い回しが可能です。

 細部を変えてエントリーできるような完成度の高い自己PRをつくり、 バンバンエントリーしましょう。エントリーシートは、エントリーシートの書き方で解説しています。

 

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