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【2019卒&2020卒】就活の時期と今からやるべきこと

 2019卒、2020卒の就活は、「建前上」大学3年生の3月に始まり、大学4年生の6月に面接が解禁され、内定がもらえるスケジュールになっています。 ですが、実際は建前とは異なり、これよりもっと早期に始まっています。 建前を抜きにして、就活いつから何から始めたらよいのか、その就活の流れを解説します。 

 

就活のスケジュールと流れ

 2019年卒&2020年卒では、以下のようなスケジュールになります。

2020年度卒の就活スケジュール

 3年生の6~2月:インターンシップ(就業体験)

 3年生の3月:会社説明会解禁、プレエントリー開始、本エントリー(エントリーシート提出&WEBテスト)

 4年生の4月:本エントリー(エントリーシート提出&WEBテスト)、リクルーター面接、面接本番、内々定

 6月:面接本番、内々定

 10月:正式内定

 となることでしょう。インターンシップを夏休みにやるのは変わりませんし、 その後に「個人的な付き合い」という建前でリクルーター面接のようなものが行われるでしょう。 外資系企業なら3年生の間に内々定が出ると思われます。

 またこのスケジュールでは公務員試験ともかぶりますので、 公務員と民間の併願を考えている人には厳しいものとなりそうです。

 4月から総合職の選考が始まりますが、一般職も4~5月の間に選考が始まります。つまり、3~4月からエントリーが開始ということになりそうです。

 

「建前」の就活の時期に騙されてはいけない

 大企業が加盟する団体である経団連は、就活について「倫理憲章」を定めており、 その中で企業が広報活動や選考活動を行ってもよい時期、また「採用内定日」も決めています。

 この「広報活動」は「プレエントリー」や「会社説明会」を指し、「選考活動」は「書類選考」や「面接」を指します。 経団連のこのような取り決めがあるため、基本的に就活解禁の時期より前に、会社説明会やプレエントリー、もちろん面接も行ってはならないことになっています。 そして、「採用内定日」より前に、「採用の約束」である「内定」を出してはいけないことになっています。

 「建前上」、就活は以下の時期に一斉解禁されることになっています。

 「建前上の」2019卒の就活の時期

 就活解禁の時期:大学3年生の2018年3月1日~
 面接解禁の時期:大学4年生の2018年6月1日~
 内定解禁の時期:大学4年生の2018年10月1日~

 「建前上の」2020卒の就活の時期

 就活解禁の時期:大学3年生の2019年3月1日~
 面接解禁の時期:大学4年生の2019年6月1日~
 内定解禁の時期:大学4年生の2019年10月1日~

 あくまでも「建前上」は、大学3年生の3月1日に会社説明会とプレエントリーが解禁され、 プレエントリーで興味のある会社に個人情報を登録して、会社説明会に参加し、入社意欲が高まったら選考に応募(本エントリー)します。 そして大学4年生になった6月1日に面接が解禁されて、10月1日に内定を

 しかし、建前の就活の時期に騙されてはいけません。実際には、就活はもっと早くに始まります。

 

会社はルールを守らない

 実際は、この経団連のルールを守っている企業はほぼありません

 経団連は単なる大企業の業界団体であって、強制力を持たない上に、経団連に加入していない外資系企業や中小企業はこのルールと無関係です。 最近では就活は「売り手市場」になっていますが、企業はいつでも「優秀な学生」を早期に囲い込みたいので、 企業間の「採用競争」が繰り広げられ、経団連に加入していて、倫理憲章に賛同していても倫理憲章を無視する会社が増えてきました。

 そして、2019卒ではついに、ほぼすべての会社がルールを破るようになりました

 銀行、マスコミ、メーカー、商社、インフラ、鉄道、証券とどの業界も、 会社説明会が解禁されたと同時に面接まで始めてしまっています。 それどころか、会社説明会が解禁される前からすでに内定を出してしまっている会社すらあります。

 2019卒では、まだ面接が解禁されていないはずの4月1日の時点で約20%、5月1日の時点で約42%が内定を獲得していて、 2018卒の同6%、32%から「早期に内定を取る人」が大きく伸びを見せています。

 一般的に報道やメディアでは「大学3年生の3月」が就活の開始時期だといわれるため、 そこまで何もせず待ってしまう学生が非常に多くいます。しかし、大学3年生の3月まで待っていたら遅いです。 これは建前の就活の時期であり、実際、就活はもっと早くに始まっているのです。

 

就活はいつから始めればいい?~本当の就活の時期

 採用選考は、大学3年生の間に行われるインターンシップに始まります。

 経団連ルールの就活の時期よりかなり前ですから、ルール上は採用選考をしてはいけません。 ですが、会社はなんとしても優秀な学生を囲い込みたいため、インターンシップ中に実は裏で評価シートを書いています。

 見込みのある学生は「個人的な付き合い」と称して会社に何度も呼び出され、懇親会をしたり、 リクルーター面接等の裏選考ルートに乗り、「事実上の面接」を繰り返します。

 インターンシップの募集は、伝統的に大学3年生の6月1日に始まります。 これは、リクナビやマイナビが卒業年度にあった就活サイトを開設する時期で、 6月1日を迎えると企業がいっせいに「インターンシップ」の募集を始めるのです。

 特に、2019年卒からは「1日インターンシップ」が解禁されました。 2020年卒はインターンシップが選考の主流!の記事でも解説していますが、 採用選考の主流はインターンシップに移っていきます。大学3年生になったと同時に就活が始まると思っておいたほうがいいでしょう

 また、リクナビやマイナビなど就活サイトが主催して行っているイベントで、 社員と接触するというルートもあります。「すごい社会人LIVE」といった名前のイベントですが、 実質的には会社説明会です。

 会社が何の意味もなしにリクナビやマイナビにお金を払ってイベントに参加するわけがありません。 会社がお金を払うときは、必ず目的があります。 そうです。青田刈りです。

 インターンシップや、早期にイベントに参加している意識の高い学生を、会社は狙っているのです。 「めんどくさいからいいや」とイベントやインターンシップへの参加をしないでいると、 参加した就活生においていかれてしまいます。

 確かに時間はかかりますし、めんどくさいですが、就活の時期を見誤って就活が長期化することを考えると、 3年生の6月から始まるインターンシップ以降、様々な就活イベントに参加して、 裏選考ルートに乗るのが最も内定を取りやすい方法です。

 もちろん6月1日に始まるインターンシップに応募して合格するには、事前準備が必要です。 「業界研究」「企業研究」「自己PR」「志望動機」などの準備をしなければなりません。 そのため大学3年生になった瞬間から、就活は始まっていると言えます。

 まとめますと、「本当の」就活の時期は以下の通りです。

 「本当の」2020卒の就活の時期

 就活を始める時期:大学3年生の2018年4月1日~
 選考を受ける時期:大学4年生の2018年6月1日~

 

就活はいつまで?

 就活いつまででしょうか。辛く苦しい就活ですから、早く終わってほしいものです。 しかし就活はけっこう長引きます。早くて大学3年生の2月までは続きます。

 就活は夏のインターンシップに始まります。そして、冬のインターンシップが終われば裏選考ルートの面接本番が開始されます。 会社説明会が解禁される前の、大学3年生の1~2月の間に裏面接を行い、有望な学生から順番に内々定を獲得していきます。

 ですが、裏選考ルートに乗れなかった場合、後述の通常選考ルートで採用選考を受けなければなりません。 通常選考ルートでは、大学4年生になった4月までは続くことになります。

 とはいえ、これらは事前準備をしっかりして万全の状態で就活を始めた場合の話です。 もし就活を始めるのが遅れて、特に準備もしないまま「ルール上の就活解禁日」を迎えてしまった場合、 まず裏選考ルートは終わってしまってる上に、通常選考ルートにも乗れません。

 二次募集や三次募集で少ない枠を争い、それでも受からず夏採用に応募することになり、 内定をもらって就活を終わらせる時期はずるずると後ろに伸びていきます。

 2019卒では2018年6月1日の時点で内定を獲得している学生の割合が約60%ですから、 残りの40%になってしまうと6月、7月になっても就活が終わらないという事態に陥ります。

 こうなってしまわないためにも、思い立ったときに就活を始めることが重要です。

 

エントリーの時期

 就活で「採用選考の応募」を意味するエントリー時期はいつでしょうか。 エントリーは手間がかかりますから、予め時期を知っておいて、いつまでに必要な準備を済ませておけばいいか見極めたいところです。

 経団連ルールでは、選考活動の解禁日は「大学4年生の6月1日」になっています。ですが、前述の通りこれを守っている会社はありません。 そういうわけで、エントリー時期は6月より先に来ます。

 以前は会社説明会解禁からエントリーまでは1~2ヶ月の余裕がありました。 しかし、2019年度卒からは会社説明会解禁と同時にエントリーの受付が始まり、 通常選考ルートでも3月中に一次募集を締め切ってしまう会社が急増しました。

 インターンシップで活躍した学生にだけ行われる裏選考ルートでは、 会社説明会が解禁される前の1~2月の間にエントリーをさせた会社も多くあります

 さて、個人情報を登録するだけのプレエントリーに対して、「エントリー」には「エントリーシート」という、 履歴書の就活版の書類を提出しなければなりません。この準備とブラッシュアップにだいたい3ヶ月くらいかかるのですが、 これを大学3年生の12月までに準備しておかなければ、裏選考ルートに間に合いません。

 また通常選考ルートでも、遅くとも大学3年生の2月までにはエントリーシートを完成させておかなければなりません。

 2020卒「裏選考ルート」のエントリーの時期

 準備を終える時期:大学3年生の2018年12月31日
 エントリーの時期:大学3年生の2019年1月1日~

 また一般職のエントリー受付も早まっており、3~4月の間に一次募集を締め切ってしまいます。

 就活は早い者勝ちで、一次募集が最優先です。一次募集で採用枠が埋まってしまえば、 あとから優秀な人材が現れてももはや選考すらしてもらえません。 必ず一次募集に間に合うように準備を進めましょう。

 エントリーの詳細については後述しますので、そちらも併せてお読みください。

 

面接の時期

 就活の面接の時期について解説します。 面接の時期は、建前では「大学4年生の6月1日から」となっていますが、前述の通り、これを守っている企業はありません。 実際はエントリーをしてから1週間程度で一次面接に呼ばれます

 いわゆる一次面接や二次面接の他、グループ面接やグループディスカッションも3月1日から開始されます。 書類選考の次はもう面接です。つまり、エントリーシートを提出し、WEBテストを受験したら、 次のステップは面接なのです。

 しかし、中には「面接の時期は6月1日」というルールを守る会社もあります。 さきほど、エントリーの時期は3月中だと述べました。3月にエントリーを済ませた場合、6月1日までだいぶ時間が空きます。 この空白の1か月はいったい何をすればよいのでしょうか。

 エントリーシートを提出したら、面接まで何もすることがないのかというと、実はそうではありません。

 建前の面接の時期を無視して面接をする方法が、実はあるのです。 それはリクルーター制度を使った方法です。 リクルーターと呼ばれる社員が就活生に電話をかけ、「1対1でお話をしましょう」などと誘い出すのです。

 建前上は「質問会」「座談会」ですが、このリクルーターとの質問会は、事実上の面接です。 面接をやってはいけない時期ですので、リクルーターは「これは質問会です」と念を押して言います。 「選考とは関係ありません」と前置きします。

 しかし、このリクルーター面接でうまく自分をアピールできないと、 次のリク面はありません。リク面で失敗すると、書類選考落ち扱いとなり、 本番の面接に進ませてもらえません。

 つまりは0次面接です。面接ができない時期に、裏の面接を行うのです。 この意味では面接の時期はリクルーター面接から始まるといえます。

 リクルーター面接が始まる時期は、やはりこれも会社によりますが、 エントリー後に行われることが多いです。 稀にエントリーの前に行われる場合もありますが、少数派です。

 エントリー後という時期に行われる大半のリクルーター面接は、3月~4月ということになります。 面接時期4月から始まるといっても間違いではありません。

 それどころか最近は、企業が開き直って4月初日から堂々と「面接」を始めてしまうことも多いです。 経団連ルールを破る行為はもはや常態化していて、6月1日まで面接をしない会社のほうが少数派です。

 

内定の時期

 就活内定時期はいつでしょうか。 就活をする以上、内定をもらわないことには就活を終えるわけにはいきません。 しかし、内定をもらうまでの道のりは長いです。

 内定をもらうには、エントリーを通過し、面接にも合格しなければなりません。 6月1日から面接が解禁されますが、内定はいつから解禁されるのでしょうか。

 内定時期は、10月1日です。 10月1日から、内定を出していいことになっています。この決まりは昔からで、 10月1日が内定式という会社がほとんどです。

 ここで出てくる不安が、6月1日から10月1日になるまで、 内定がもらえず悶々としながら就活を続けるのだろうか・・・というものです。 しかし、心配する必要はありません。10月1日まで内定を出せないのは、会社にとっても都合が悪いのです。

 そこで、会社は10月より前に、内定を出す代わりに「内定を出す約束」をしようとします。 これが内々定です。内々定をもらった就活生は、会社から自動的に10月1日に内定をもらえます。

 ですので、「内々定をもらう=内定をもらう」と考えて差し支えありません。 では内々定はいつもらえるのでしょうか。

 6月1日になるまでは、採用選考をしてはいけないことになっています。 つまり、6月1日にならないうちに内々定を出すことは本来ありえないのです。 5月末までに内々定を出すということは、早い時期に採用選考をしているということになってしまいます。

 しかし6月1日になると、採用選考が解禁されます。選考をしていいのだから、内々定を出すのも自由です。 リク面で予め内々定を出す人を絞り込んでおいて、6月1日に選ばれた人だけ集められて、 「あなたたちに内々定を出します」と発表する会社すらあります。

 まとめると、内定時期は、10月1日で、 内々定時期は、6月1日からということになります。

 ところが最近は上述の通り、経団連ルール破りが常態化しており、3月、4月の間に内々定を出す企業が急増しています。

 もちろん就活の終わる時期は内々定をもらったときとなるので、 早ければ3~4月に内々定をもらって就活が終わります。

 遅くとも6月から7月ごろには内々定をもらい、就活が終わる時期となるでしょう。 2020年度卒の就活生は、2018年6月1日から2019年6月1日~7月31日までのおよそ1年の間、就活をすることになります。

 また、内定と内々定の違いについても解説していますので、 あわせてご覧ください。

 

今から就活を始めよう!~今すぐやること

 以上の通り、就活の時期は、経団連発表のものよりずっと早く始まります。 多くの就活生は経団連の言うことを信じて大学3年生の3月まで待っていますが、 もっと早くに就活の対策をしてしまうことで、就活を有利に進めましょう。

 さて、就活は何から始めたらいいか何をすればいいかを解説します。

 

STEP1:自己分析をする

 まず最初に行うことは、自己分析です。 会社が新卒採用で重視するのは学歴や筆記試験の点数ではなく、あなたの将来性です。 将来性を判断するのに、あなたの「将来の夢」を問います。

 この「将来の夢」を就活用語で「就職活動の軸」と言います。 就職活動の軸を考えて、それに関連するエピソードを用意するのが「自己分析」です。

 詳しくは自己分析のやり方で解説していますので、そちらを参照してください。

 

STEP2:会社探しをする

 次に、「将来の夢」を実現できそうな会社を探します。最低でも70社は見つけなければなりません。 というのも、会社の採用人数はどこも10~30人程度ですが、それに対して何百人、何千人という人数が応募します。 狭き門を争うわけですから、どれだけ万全な準備をしていても、あふれてしまうことは往々にしてあります。

 内定がもらえるのは、だいたい20~30社の選考を受けて1~2社です。 目をつけていた企業に落ちてしまってから会社探しをやり直すのでは、もはや間に合いません。 それに備えて、70社ほどは見つけておきたいところです。

 まずは「業界研究」を行い、自分に合っていそうな業界を見つけたら次に「企業研究」を行います。

 MY就活ネットでは「業界研究」や「企業研究」を独自に行い公開していますので、 こちらも参照してみてください。

 この「夢が実現できる会社」を、2018年4月には探し始め、遅くとも2019年2月までには70社見つけましょう。

 

STEP3:エントリーシートを事前準備する

 インターンシップは事実上の採用選考ですから、それまでにはエントリーシートの土台を完成させていなければなりません。 このときにすでにエントリーシートができているかどうかが勝負の分かれ目になり、 うまくいけば裏選考ルートからの早期内定という恩恵を享受できるのです。

 しかし、エントリーシートのお題も発表されていないのにどうすれば?と思われるでしょう。 実は、エントリーシートはどこもその本質が同じです。 お題の発表がまだでも、準備することができるのです。

 詳しくは就職活動の軸で解説していますが、就活で一番大事なことは「将来の夢」です。 将来の夢のことを就活用語で「就職活動の軸」と言いますが、就職活動の軸を中心にエントリーシートを書き、 「将来の夢の実現のために貴社に入社したい」と言うのが就活の正しいやり方です。

 エントリーシートも実は、あなたの「『将来の夢』実現ストーリー」を問うものです。 エントリーシートで聞かれることは、大きく分けて以下の3つです。

 これは、将来の夢の実現(就職活動の軸)に対する「過去」「現在」「未来」を問われているにほかなりません。 つまり、就職活動の軸と、この3つを作っておけばエントリーシートはコピペでいけるのです。

 まずは、就職活動の軸をつくるところから始めましょう。 そして、将来の夢を実現できそうな会社を探していきましょう。

 この「エントリーシートの事前準備」を、2018年4月には始め、2019年2月までブラッシュアップを続けましょう。

→受かるエントリーシートの書き方と回答例

 

就活の時期とやるべきことのまとめ

 以上の就活の流れをまとめて一覧表にしました。

時期活動内容
2018年4月~自己分析・エントリーシートの事前作成
2018年4月~会社探し・業界研究・企業研究
2018年6月~インターンシップ(夏)の申し込み
2018年7月~インターンシップ(夏)で活躍する
2018年9月~インターンシップ(秋)の申し込み
2018年10月~インターンシップ(秋)で活躍する
2018年11月~インターンシップ(冬)の申し込み
2018年12月~インターンシップ(冬)で活躍する
2019年1月~裏選考を受ける
2019年3月1日プレエントリー・会社説明会解禁
2019年3月~面接本番を受けて内々定
2019年10月1日内々定が内定に変わる

 さて、2020年卒もすでにインターンシップの募集が始まっています。 リクナビやマイナビにはすでに登録済みかと思いますが、会社探しの一環として下記就活サイトを紹介しています。