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【26卒】就活の準備|いつまでに何をするべき?

就活の準備

 「就活で何すればいいかわからない」「準備はいつ始めればよいかわからない」とお悩みではありませんか? MY就活ネットでは、26卒の就活準備について「やること」「そろえるもの」の2つを、取りこぼしのないように解説します。 この記事では特に、先輩社会人が「やっておけばよかった」と後悔していることを重点的に取り込んでいます。



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就活のスケジュールを確認しよう

 大学生の就活は、大学3年生の6月1日から開始され、早ければ翌年2月までに終了します。 時期別の重要イベントは、以下の通りです。

就活の重要イベント

 大学生の就活では、早期選考と呼ばれる「大学3年生の10月~2月の間の選考」が最も内定を取りやすく有利なのですが、 その選考を受けるためには「インターンシップへの参加実績」が必要な企業が多いです。 ゆえに、インターンシップの応募受付開始日である「大学3年生の6月1日」には、すでに終えていなければならない準備があります。

 MY就活ネットではこのように、「間違った就活」や「失敗しないための対策」などを、 筆者自身の失敗経験を踏まえて解説しています。次の関連記事では、企業が水面下で行う優遇選考があることを前提に、 「いつ、何をすればいいか」についてまとめていますので、「就活全体の流れ」についてはこちらを参照してください。

【関連記事】 【新卒】就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!  

就活準備はいつから?

 結論、就活準備は大学3年生になった時点から始めましょう。 なぜなら、26卒の就活はインターンシップが重要で、その応募が大学3年生の6月1日から順次開始されるからです。 この時までに、「自己分析」「企業探し」といった準備を終えていなければなりません。

 スケジュールについての詳細は、次の記事で解説していますので参照してみてください。

【26卒】就活スケジュールの実際|政府ルールは出遅れ組!

 

就活で準備することリスト

 就活で準備することのリストは、次の通りです。 これらについて、以下で時系列順に詳しく解説します。

準備することのリスト




 

就活のためにすること

 就活のためにすることは、次の通りです。

 

【4~5月】自己分析

 就活準備では、自己分析が最重要項目です。

 自己分析とは、「自分自身の性格・価値観・強みや弱み・経験などを理解し、これらに基づいて将来のキャリアや人生の方向性を考えること」と定義されます。 この「人生の方向性」を「就職活動の軸」と呼び、企業選びの判断基準となる他に、 採用選考では頻繁に「あなたの就職活動の軸はなんですか」と質問されることになります。

 つまり、その後の就活すべてに影響するため最初に行っておく必要があります。

 就活の軸・ES作成の支援アプリを使おう!

 就活の軸・ES作成には、「【キャリアチケットスカウト】 」という就活アプリ(完全無料)を使うのがおすすめです。

 このアプリでは5つの質問に、回答を選択するだけで自己分析が完了し、アプリ起動から「3分」で就活の軸を持つことができます。 またESの定番である「自己PR」「他己分析」「自分史」などもテンプレートに穴埋めするだけで作成でき、 説得力あるESがスマホ1つでできるようになっています。

 加えて、作成した「就活の軸」「自己PR」を企業の人事が見て、特別選考にスカウトされる機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、スカウトが来れば説得力あるESができた証拠になりますよね。 すでに書類選考突破の状態ですから、そのまま選考を受ければ早期内定を確保することも可能でしょう。

【関連記事】 【自己分析のやり方】説得力あるESがあなたにも書ける!  

【4~5月】企業探し

 次に企業探しをします。社会に無数にある企業の中から、自分にとっての最優良企業を絞り込むためには、 自己分析で作成した「就職活動の軸」を判断基準に、「業界研究」から始めるという方法を取ります。 そして、興味の沸いた業界に属する企業をそれぞれ研究していくのです。

 この方法を取ることで「企業の見落とし」を防ぎ、「効率的に企業選びができる」というメリットがあります。 企業探しは就活を終えるまで継続的に行いますが、特に本命企業は早期に固めておく必要があります。 なぜなら6月にはインターンシップの募集が開始され、その応募をしなければならないからです。

【関連記事】 【一覧】業界研究がわからない?代わりにやりました!  

【6月】就職ナビサイトへの登録

 大学3年生の6月1日を迎えると、あなたの卒業年度を対象とした就職ナビサイトが開設されます。 「インターンシップ」や「選考応募」などはこのナビサイトを通じて行いますから、まずはナビサイトに登録することが必要です。 ちなみに、就活サイトはすべて学生なら完全無料で使えます。なぜなら、法律でそう決まっているためです。

【リクナビ・マイナビはなぜ無料?】ビジネスモデルを解説!

 「リクナビ」「マイナビ」の2社への登録は必須で、MY就活ネットではこの他に「OfferBox」などの利用をおすすめしています。

 

【6~9月】夏期インターンシップへの応募・参加

 大学3年生の夏に実施される夏期インターンシップは、表向きは「職業体験」で「選考には利用しない」ことになっているのですが、 現実には優秀な学生を選定し、後の優遇選考に招待するということが多くの企業で行われています。 ですから前述の通り、この時点で「本命企業」は固めておかなければなりません。

 インターンシップでは「優遇選考の権利」の他に、様々な社員と接触し、社風を確認することで後の「エントリーシート作成に役立てる」 「志望動機に説得力を持たせる」他、「入社意欲を高める」という効果があります。

内定直結インターン46社!|優遇選考で早期内定

 

【8~9月】エントリーシートの作成

 インターンシップへの参加と並行して、「エントリーシート作成」の準備に取りかかりましょう。 これは10月から順次開始される早期選考で提出する書類ですが、 問われる設問はおよそ決まっているため、事前準備してブラッシュアップを続けるのです。

 ここで必須になるのが「就職活動の軸」です。 エントリーシート全体で「一貫した入社意欲」を見せるためには、「就職活動の軸と会社の経営理念・社風が一致している」ことをアピールする必要があります。 その志望動機に説得力を持たせるために、「自己PR」「長所」「短所」をそれぞれ構成していきます。

【関連記事】 エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせるコツ  

【8~9月】筆記試験の対策

 筆記試験の準備もしておきましょう。エントリーシートの提出と同時に筆記試験の受験をし、企業はその結果をもって「書類選考」を行います。 この筆記試験はオンライン上で行われることから、別名「WEBテスト」とも呼ばれます。

 ここでは国語・数学・適性検査の3つを受験し、問題自体の難易度は低めです。 ただし制限時間が短く時間配分が難しいという問題がありますので、 本命企業に応募する前に、他の企業を練習に利用するという対策がおすすめです。

WEBテスト(適性検査)の対策記事を読む

 

【8~9月】面接の対策

 面接の準備は、あまり難しいことはありません。「コミュニケーション能力が低い」「緊張して詰まる」と心配してはいませんか? 実は、それらは評価対象ではありません。なぜなら、新人研修で習得することが前提になっているからです。

 それ以上に重要なのが「良い新人」をアピールすることです。 例えば「結論を最初に述べる」「間違いを素直に認める」「弱点を克服しようと努力する姿勢」などです。 詳しくは次の記事で解説していますので、気になった方はぜひ参照してみてください。

【関連記事】 【就活】面接は暗記より良い対策がある!|「おっ」と言わせる方法  

【10月~】早期選考に応募

 10月から翌年2月にかけて、企業ごとに順次「早期選考」が開始されます。 これには「インターンシップ参加者限定」のものと「誰でも応募可能」のものの2種類がありますが、 前者はインターンシップでの活躍が認められた学生に案内が送られ、後者は自分で実施企業を見つけて応募するものです。

 この時点で「自己分析」「企業選び」「エントリーシート作成」「筆記試験の対策」「面接の対策」のすべてを完了しておく必要があります。 早期選考は「採用倍率が低い」「合格率が高い」「早く就活を終わらせることができる」などのメリットがあり、ぜひここで内定を取得したいですね。 近年では就活生の約4割が早期選考で内定を取得しています。

【関連記事】 26卒の早期選考はいつから、いつまで?企業一覧86社  

【3月~】通常選考に応募

 3月からは「通常選考」が開始されます。インターンシップに参加できなかった企業や、早期選考を実施していなかった企業などに応募します。 この際に準備しておくものは早期選考と変わりませんが、企業探しエントリーシートのブラッシュアップは継続して行っておくとよいでしょう。

 近年では近年では3月中に過半数の就活生が内定を取得しています。

【関連記事】 【26卒】就活は平均3月中に終わる!もっと早く終わらせる方法  

就活に必要なアイテムを準備する

 就活に必要なものは、次の8点です。 インターンや就活イベントが始まる前に、早めに準備しておきましょう。

 

就職四季報

 MY就活ネットが何よりおすすめしている就活アイテムが、「就職四季報」です。 就活ではどうしても「有名企業」や「最大手企業」に志望先が固まってしまいがちです。 そのような企業は競争倍率が100~300倍を超える場合が多く、内定の取得が現実的でありません。

 しかし実は、優良企業は「売上規模」や「知名度」と関係がありません。 学生に知名度の低い「隠れ優良企業」がたくさんあるのですが、それを探すのにぴったりなのがこの本です。 もはや就活の必携本と言えるほど、人生に大きな影響を与えるでしょう。

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おすすめ就活本|あの時読んでおけばよかったシリーズ

 

リクルートスーツ

 スーツは余裕があれば、2着用意したいところです。 およそ1~2週間ごとにクリーニングに出しますから、その間に着る予備が必要ということです。 リクルートスーツは1着3万~5万円と安くはありませんから、早いうちに準備しておくべきでしょう。

リクルートスーツの選び方|どんなスーツが何着いる?

 

革靴

 革靴はそれほど丈夫なものではなく、「濡らす」「毎日同じ靴を履く」とすぐに履きつぶしてしまいます。 そこで防水スプレーをかけておく・2足準備して交互に履くという対策を取ります。

 私は就活中に1足履きつぶしてしまい、会社説明会の帰り道に新しく買うハメになってしまいました。 靴底が取れて地面の硬さが直に足に伝わり疲れるどころか、石を踏んでケガをするほどでした。

 

就活バッグ

 就活バッグはリクルートバッグとも呼ばれますが、「就活生らしいカバン」というものがあります。 それは、「自立する・黒系・A4以上・防水機能」のついた手提げバッグです。

 購入の際はクリアファイルやバインダーが入ることや、床に置いて倒れないかどうかを確認しましょう。

【関連記事】 【就活バッグ】就職後も使い続ける選び方|色や金具の注意点  

腕時計

 就活のために準備する腕時計は、高級なものである必要はありません。 ベルトが革か金属のもので、色はシルバーが無難でしょう。

 注意すべきなのは、アップルウォッチG-SHOCKなどはレジャー用の腕時計とみなされ、 ふさわしくないと判断される場合があることです。逆に言えば、レジャー用でなければ「ホームセンターの1000円の腕時計」でも構わないので、 可能な限り無難なものを選んで着けましょう。

就活にふさわしい腕時計

 

証明写真

 証明写真は「エントリーシートに貼り付けて郵送する」以外に企業説明会の持ち物として指定される場合があります。 オンライン提出の会社も増えていますが、未だ「手書きの書類に写真をのり付けする」という会社もあります。 その場合に備えて、予め証明写真を用意しておきましょう。

 700円のスピード写真でも問題ありませんが、この機会にプロの写真屋さんの技術に触れておくのもおすすめです。 スピード写真とは出来が全然違います。写真屋さんを利用する場合では、web提出に備えてデータももらうようにしましょう。

証明写真はいつまでに何枚いるの?

就活の写真屋さんなら「スタジオインディ」がおすすめ

 全国14店舗ある「スタジオインディ」は、利用者からの口コミ評価が非常に高く、企業人事採用担当者たちからの高評価実績もあります。 2万円近くすることもある証明写真が、1万円以下でプロスタッフによる高品質な証明写真が撮影当日に手に入ります。 そのため、「どこで撮ろう?」と就活の証明写真を撮影するか迷っている就活生にぜひおすすめしたい写真屋さんです。


引用元:スタジオインディブログ

 スピード写真と、高い技術を持つプロのカメラマンさんやヘアメイクさんが撮影してくれた写真屋さんの証明写真との比較です。一緒に働きたいと企業側が思う就活生はどちらか、一目瞭然ですね。

 スタジオインディは、

  • ・就活の証明写真口コミ評価ランキング2年連続1位
  • ・カメラマンやヘアメイクは芸能業界でも活躍するプロ
  • ・自然な加工修正技術により好印象な証明写真に仕上がる
  • ・写真とデータはその場で最短5分でもらえる
  • ・品質保証のための全額返金保証付き

 貼るだけ・アップロードするだけの証明写真が、人事受けも良いプロクオリティで手に入るので、どこの写真屋さんで撮影するか悩んでいる就活生にはぜひおすすめです。

 

エチケットブラシ

 待ち時間の暇つぶしにスーツのほこりを取りましょう。 ほこりだらけのスーツは印象が悪いので、持っていないと印象の面で損をします

 エチケットブラシの効果はすごいもので、ほこりがばっちり取れます。 スーツは黒ですから、ほこりがついていたら目立ちます。一方でほこりがついておらず真っ黒であれば、 清潔感の印象を与えることができます。

 

ノートやメモ帳

 就活ではスマートフォンは音が鳴らないように電源を切るか、通知をオフにしておきます。 一方で準備しておきたいのが、ノートやメモ帳です。

 ビジネス界では「メモを取れ」と何度も言われるのですが、入社して3年もたつとその意味がわかってきます。 仕事の依頼をしたときに、メモを取らない人は高い確率で仕事を忘れます。 たとえその必要がなくても「メモを取る」というフリさえしてくれれば、安心感を覚えるほどになります。

 ですから、就活では「フリ」でもいいのでノートにメモを取る姿を見せましょう。 これだけで社会人とってプラスの印象を与えることができます。

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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