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【就活】持ち駒は平均9個!全滅から復活する増やし方

持ち駒はいくついる?

 就活の隠語「持ち駒」とは「選考中の会社」のことですが、いくつ持っているべきで、その平均個数や内定確率、全滅した場合の増やし方を解説します。結論を言うと、9個確保しましょう。

この記事の要点

  1. 持ち駒とは、選考中の会社のこと
  2. 就活生は平均9個持っている!
  3. 9個確保するには、16社への応募が必要
  4. BtoB企業を15社、志望先に加えて内定確度を高めよう


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持ち駒とは?

 選考中の会社のこと!

 持ち駒とは、選考中の会社を意味します。 エントリーシートが合格して、次の面接に呼ばれている会社を「駒」に見立て、 それが「いくつ残っているか」で「持ち駒9個」という表現をするのです。

 公式な就活用語ではありませんので、面接では使わないようにしましょう。 志望先を「駒」に見立てているため、面接官に不快感を与えてしまいます。

覚えておきたい!「就活用語集」45選

 

持ち駒はいくつ持っているべき?平均は?

 持ち駒は平均9個

 持ち駒は、平均9個です。 23卒では16.02社の書類選考に応募して、9.09社の面接に呼ばれ、最終的に平均2.52社の内定をもらうのが平均でした。 (データは[PDF]就職白書2023参照)

 これを計算すると、「ESが合格して持ち駒になる確率は56.7%」「持ち駒1つが内定につながる確率は27.7%」となります。

 ただしこれはあくまで「平均の話」であり、「どんな会社に応募するか」によっては、全滅する場合だってあります。 そこで、応募する16社の内訳が重要になってきます。 というのも、誰もが知る有名企業は競争倍率が100~300倍にも上り、いきなり持ち駒ゼロになる可能性があるからです。

 また、次の関連記事では「何社受ければ何社受かるか」について「応募先のタイプ」「応募数」に応じて、確率の面から解説しています。

【関連記事】 【就活】何社受けると何社受かる?|平均や落ちる確率  

持ち駒を増やす方法

 BtoB企業を15社、応募先に加えよう!

 持ち駒を増やすには、知名度の低い法人向け企業(BtoB企業)を応募先に加えることです。 BtoB企業は競争倍率が低く、大手でも内定が取りやすいのが特徴です。

 実は日本社会は「法人向けのBtoBビジネス」のほうが得意です。有名企業以上に儲かっている会社が多いのですが、 消費者向けの宣伝をしませんので学生の知名度が低く、ライバルが少ないです。 競争倍率は10~80倍程度で済み、15社応募すれば1社の内定がもらえる確率です。

 しかし、名前も知らないBtoB企業を見つけるのは難しく(それゆえライバルが少ないのですが)、 特別な探し方をしなくてはなりません。以下でその探し方を解説しますので、 内定確度の高い持ち駒を増やして有利に立ちましょう。

 

1.スカウト型就活サイトを利用する

 会社に自分を見つけてもらおう!

 とはいえ「知らないものを探す」のは至難の業です。 見つけたところで、それが「自分に合った会社」なのか、またそれが「良い会社なのか」判断しかねます。 会社探しはなかなか効率の悪いものです。

 そこで"会社に"あなたを見つけてもらいましょう

 おすすめは 「OfferBox」 です。

 OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。

 他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。

 一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。

→「OfferBox」でスカウトをもらう

 また、「スカウトは中小企業ばかり」「ブラックばかり」と思われることもあるようですが、 実は大手企業ほどスカウトを使っているデータと理由があります。 次の関連記事で詳しく解説していますので、不安に思う方はご覧ください。

【関連記事】 大手への就活こそスカウトアプリを使うべき理由|おすすめも紹介!  

2.隠れ優良企業を狙う

 学生が知らないビジネス界の優良企業に応募しよう!

 日東電工、SMC、ディスコ、栗田工業・・・知らない会社ばかりだと思います。 ですが実は、BtoBの世界で圧倒的なシェアを取る高収益・高待遇の企業の名前です。

 BtoB企業は消費者向けの宣伝をしませんから、学生の知名度は皆無です。 一方で日経ビジネスなど経営者の読む雑誌で、法人向けの宣伝をします。それゆえビジネス界では有名です。 そんな優良企業なのに学生の知名度だけがない穴場の企業のことを隠れ優良企業と呼びます。

【関連記事】 就活おすすめ【隠れ優良企業】65社|無名の大手BtoB企業

 「学生が認める会社」よりも「ビジネス界が認める会社」のほうが良いに決まっていますよね。 もし隠れ優良企業を知らずにスルーしていたならば、応募先を全部取りかえた方がいいレベルです。

 これらの企業は応募者が少なくて悩んでいる節があり、上記のスカウト型就活サイトでも学生を待ち受けています。 あなたもうっかりスルーしてしまわないように注意しましょう。 また、社会をさまざまな切り口で見てみると、隠れ優良企業はたくさん出てきます。次の記事で解説している方法で企業探しをしてみましょう。

【関連記事】 【新卒】企業の探し方18選|私が優良企業を大量発見した方法  

3.内定がもらいやすい業界を狙う

 みんながスルーする実は儲かっている会社に応募しよう!

 なんとなく「業界上位の会社」を狙いたくなってしまいますよね。 就職人気ランキングなどで「上から順番に」応募先を決める・・・というのは間違いです

 企業の商品には「汎用品」と「高機能品」があり、前者は薄利多売・後者は厚利少売で高機能品が儲かるのですが、 汎用品を売る会社は数を追うため、企業規模が大きくなりがちです。 そう、「売上高の大きさ」と「儲かっているかどうか」は関係ないのです。

 ところが学生は「売上高」を見て応募先を決めますから、高機能品で高収益・高待遇な会社をスルーしてしまいます。 このように儲かっているのに学生にスルーされる業界が次の4つです。

業界採用倍率
1位.専門商社10~30倍
2位.準大手・中堅ゼネコン10~30倍
3位.機械メーカー10~40倍
4位.化学メーカー40~80倍
※業界名をタップするとMY就活ネット独自の業界研究が読めます。

 1兆円企業・財閥企業・有名企業の採用倍率が100~300倍にも上ることを考えると、10倍受かりやすいと言えます。

 もちろん本命企業が他にあると思いますが、これらの業界にもエントリーしておくことで、 質の高い持ち駒を確保することが可能です。

【関連記事】 内定がもらいやすい企業ランキング88社!就活を早く終わらせる方法  

持ち駒を減らさない方法

 ESの見直しが合格率を改善する!

 持ち駒がなくなってしまうのは、およそエントリーシートの問題です。 書類選考で落ちるのはもちろん、実は一次面接や二次面接にもESの完成度が影響します。 なぜなら、「よく読まずにとりあえず面接」という会社も多いからです。

 しかしその場合、面接の早い段階で落とされてしまいます。持ち駒を減らさないためには、ESの見直しが急務です。

 

ビジョンをアピールできている?

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 実は、大卒就活はビジョンの一致で内定が決まります。 「会社の経営理念」と「あなたの就活の軸」がいかに一致しているか、それをアピールして面接官が納得すれば、内定というわけです。 こんなこと、誰も教えてくれませんよね。

 しかしただ「経営理念に共感した」と言うだけでは説得力がありません。 そこでESを次の三部作構成にすることでビジョンに本気であることを証明するのです。

 この流れをもって「ビジョンの実現のために、貴社に入社しなければならない」と結論付けるのです。

 あなたのESはこのような構成になっていたでしょうか。 もしなっていなければ、持ち駒が減るのはこれが原因です。 ぜひ、就活の軸から見直してみてください。

【関連記事】 【就活の軸】人事の心を打つ熱意あふれる答え方42例!  

先輩の内定ESを参考にしよう

 ESはいくらブラッシュアップしても、しすぎということはありません。 志望企業に内定を取れるレベルになっているか、気になって仕方ないですよね。 そこで、実際に内定を取った先輩のESを参考にしましょう。

 「Unistyle」や「ワンキャリア」 というサイトでは、歴代就活生の内定ESを多数収録しています。 就活生は完全無料ですので、この2つを利用すればほとんどの企業が網羅できるでしょう。

 またESだけでなく、インターンシップや面接などの選考情報、就活テクニックの他、 特別選考枠のある合同説明会など様々なお役立ち情報が満載ですので、ぜひ利用してみましょう。

【関連記事】 【就活】エントリーシートがダウンロードできるサイト【無料】  

自分で添削してみよう

 ESを提出する前に、自分で添削してみましょう。 コツは「圧迫面接を想定すること」です。実は、面接で圧迫を受けない場合も「諦められている」という場合があります。 そんな事態を避けるために、予め自問自答を繰り返しておくのです。

 どこをチェックすればよいかについては、次の関連記事で詳しく解説しています。 一度、採用担当者になったつもりで「ESの不足要素」をチェックしてみましょう。

【関連記事】 ES添削のやり方|誰に依頼するべき?自己PRや志望動機を今すぐチェック!

 MY就活ネットではこのように、「間違った就活」や「失敗しないための対策」などを、 筆者自身の失敗経験を踏まえて解説しています。次の関連記事では、企業が水面下で行う優遇選考があることを前提に、 「いつ、何をすればいいか」についてまとめていますので、ぜひご覧ください。

【関連記事】 【新卒】就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!

7月の今から最短で内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

自分にぴったりのインターンシップを見つけよう

 インターンから内定まで口コミが満載!

 「どこのインターンに行けばいいかわからない」と悩んでいませんか? 就活の主戦場はインターンであり、大学3年生の6月には就活が始まります。 ですが、こんな早期に志望先を決められている人なんて、あまりいないと思います。

 そこで、ワンキャリアのサマーインターン特集を見てみましょう。 締め切り前のインターンが一覧で表示されていて、詳細ページに進むとそのインターンの口コミを読むことができます。 また、会員登録すると「自分の大学での人気企業」が見れたり、「内定・選考直結型インターン」への参加申し込みもできます。

 他にも企業ごとに「実際に内定を取ったエントリーシート」、一次面接・二次面接など「選考の体験談」が計52万件が読めるなど、 インターンから内定まで必要な情報がそろっています。大学生・院生なら完全無料どころか、内定後に選考体験談を投稿すると謝礼があるので、 就活を始めるならぜひ利用しておきたいですね。

ワンキャリアの公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

 そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。

 「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。

 総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。

 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

内定エントリーシートを読む


著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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