【就活】プレエントリーとエントリーの違い
プレエントリーとエントリーの違いはなんでしょうか。 就活を始めるまで聞いたことがないプレエントリーとエントリーについて、解説します。
プレエントリー
プレエントリーとは、会社に個人情報を登録するという意味で、就活における最初の段階です。 プレエントリーは就活らしいオシャレな言葉ではありますが、要は会社説明会やエントリーの案内を送ってもらう申し込みです。 まだ自己PRや志望動機を書く必要はありませんので、簡単にできます。
2018年度卒では、大学3年生の3月1日の夜中の0時に就活が解禁となります。それと同時に会社へのプレエントリーが可能になります。 3月1日になった瞬間からいっせいに皆がプレエントリーをしようと、会社の採用サイトやリクナビやマイナビに押し寄せます。
プレエントリーでは「氏名」「住所」「電話番号」「メールアドレス」「年齢」「大学名」などを登録します。 プレエントリーをしなければ会社説明会や選考の案内が送られてくることはありません。 そのため就活を始めるには、まずプレエントリーをしなければはじまりません。
プレエントリーのやり方は、リクナビやマイナビなどの就活サイトでできるほか、 会社のホームページの「採用情報」から登録できます。リクナビやマイナビを使うと、住所や氏名などは自動入力されるので楽ですが、 会社のIDが発行されるのに時間がかかります。会社の採用ページから登録すればすぐにIDが発行されます。 なるべく会社の採用情報から登録することをおすすめします。
プレエントリーをすると、会社説明会の案内が送られてきたり、 会社によっては物(メモ帳など)をくれたり、リクルーター面接が始まったりします。
プレエントリーしたからといってエントリー(エントリーシートの送付)をする義務が発生するわけではなく、 単にスタートラインに立つだけのものです。逆に言えばスタートラインに立つだけなら何もめんどくさいことはありません。
会社によってはプレエントリーの段階でアンケートを求められますが、後述のエントリーに比べて難しい内容ではありません。
エントリー
エントリーとは、エントリーシートと呼ばれる履歴書を送り、筆記試験やWEBテストを受験することです。 エントリーは面接の申し込みです。面接の申し込みをして、書類選考をしてもらうものです。 就活が本格化する段階です。
エントリーは面接が開始される6月1日より前に行われます。 だいたい4月~5月がエントリーの時期です。これを逃すと面接は受けられませんし、内定ももらえません。
エントリーをしたからといって必ずしも面接を受けられるわけではありません。 エントリーシートやWEBテストの結果によっては書類選考落ちとなり、 そのままお祈りメールが来るか、サイレントお祈りをされます。
エントリーシートの出来が良く、WEBテストでそこそこの点数を取れていれば、面接に呼ばれます。 6月1日以前にエントリーをし、書類選考をする会社ではリクルーター面接を行う会社もあります。 エントリーしなければ、これらのイベントはありません。
エントリーは手間がかかり、自己PRや志望動機を考えなくてはなりませんし、 エントリーシートを手書きで提出させる会社すらあります。そのためエントリーの数は20~30社という人が多いようです。 しかし20~30社では少なすぎます。めんどうですが、多くの会社にエントリーしておくべきです。
プレエントリーと区別するために、エントリーは本エントリーと呼ばれることもあります。
プレエントリーとエントリーの違い
プレエントリーは、会社説明会やエントリーの案内を受け取るための申し込みであり、 住所や氏名といった個人情報を会社に登録する作業のことです。
エントリーは、面接を受けるための申し込みであり、 会社にエントリーシートという履歴書を送り、WEBテストを受けることを指します。
プレエントリーとエントリーの違いは、 段階の違いです。会社に資料請求するのがプレエントリーであって、面接を申し込むのがエントリーです。 簡単なのがプレエントリーであり、めんどくさいのがエントリーです。
プレエントリーが個人情報の登録だけなのに対し、 エントリーは、エントリーシートを作成しなければならず、氏名や住所などの個人情報だけでなく、 「学生時代頑張ったこと」や「なぜこの会社を選んだのか」などの設問が課せられます。
そしてエントリーシートの作成には、就職活動の軸という前準備が必要です。
エントリーは手間がかかるので多くても50社、平均で20社くらいしかできません。 一方でプレエントリーは手間がかかりません。個人情報の登録だけですので、50社でも100社でもできます。
プレエントリーでは自己PRも志望動機も書く必要がありません。 しかしプレエントリーをしなければ会社説明会の案内が送られてきませんし、 リクルーター面接も受けられません。エントリーもできないのです。
文字通りプレエントリーはエントリーの前段階、準備段階なのです。
就活はプレエントリーの数で決まる!
就活が成功するかどうかは、プレエントリーの数で決まります。 基本的にプレエントリーをしなければ単独説明会にも、面接にも行けません。プレエントリーをたくさんすることで、 就活の選択肢が増えていくのです。
50社プレエントリーしたからといって、すべての企業にエントリーするわけではありません。 会社説明会やリクルーター面接を通じて興味がなくなったり、時間が合わなくて行かなかったり、落とされたりするからです。 50社プレエントリーして、20社も「行きたい!」と思えば多いほうでしょう。
2019年卒の就活はかなりの短期決戦ですので、3月1日のプレエントリー解禁を迎えると、 即座に単独説明会やセミナーの案内が送られてくることが予想されます。 いかに3月1日のたった1日で多くの企業にプレエントリーできるかが、勝負の分かれ目となります。
初日に最低30社、その後、合同説明会で新たに知った会社20社を加えて合計50社は最低限プレエントリーしましょう。 スケジュール管理やエントリーをする会社の選択はその後の話です。
プレエントリーの時期
プレエントリーの時期はいつごろでしょうか。 会社に個人情報を登録するだけなので、いつでもできそうですが、実はプレエントリーにも決まった時期があるのです。
「就活が解禁されるのは3月から」とよく言われます。3月に解禁されるのは「広報活動」です。 就活生向けに会社が「広報活動」をするのが許される時期が、3月なのです。
プレエントリーは「広報活動」にあたります。会社は就活生にプレエントリーをさせて、 その住所、そのメールアドレス宛てに会社の宣伝を送るのです。この宣伝はもちろん商品の紹介などではなく、 「うちの採用選考を受けてね」という宣伝です。
会社は就活解禁の3月まで就活生に接触してはいけませんので、 プレエントリーも3月までは禁止なのです。3月になるといっせいにプレエントリーが解禁になり、 3月1日は就活生のアクセスが集中し、いろんな会社のサーバがダウンします。
プレエントリーの期限がいつまでかというと、プレエントリーに期限はありません。 しかし、プレエントリーをしないとエントリーシートはもらえませんし、エントリーシートの送付には期限があります。 プレエントリーは遅くとも就活解禁の3月中に済ませておかなければならないでしょう。
もっといえば、プレエントリー直後からリクルーターがついたり、会社説明会が始まる会社もあります。 3月中旬に最初の会社説明会がある会社だと、3月中旬にプレエントリーしたのではもう遅いです。
できれば3月1日にあらゆる会社にプレエントリーし、会社からの案内が来るのに備えましょう。 そのためには就活解禁前に会社を調べておき、プレエントリーする会社をリストアップして準備しておくのがよいでしょう。
プレエントリーの方法
プレエントリーの方法は単純です。
会社のホームページ→採用情報→新卒採用ページ→プレエントリー→個人情報を登録
で完了です。めんどくさければマイナビやリクナビでポチッとやれば一瞬でプレエントリーできます。 登録するメールアドレスはGmailでいいでしょう。 志望度の高い会社と、そうでない会社でメールアドレスを分けるのもいいですね。
MY就活ネットではプレエントリーおすすめ企業も紹介していますので、 こちらも併せてご利用ください。
内定を取りこぼさないために
キミスカ
会社探しって大変ですよね。 自分にあった会社かどうかは結局のところ入社してみるまで分かりません。 会社側から声をかけてくれるとうれしいですが、従来型の就活サイトでいう「スカウト」はただの宣伝メール…
しかし、自分に合った会社が、向こうからアプローチしてくれる就活サイトがあります。
それは「キミスカ
」です。
キミスカではインターン経験や他社に提出したエントリーシートや選考状況をシェアすることで、各企業の人事部がチェックして本物のスカウトを送ってくれます。 これまで就活で頑張ってきた内容を登録しておけば、 見落としていた企業から突然「最終面接」の案内が送られてくることもある就活サイトです。
従来ですと、面接で落ちると無駄になっていたエントリーシート、グループディスカッションや面接での頑張りを、 「スカウトされる材料」として使うことができるのです。 スカウトがたくさん来れば、いちいちプレエントリーしたり、エントリーシートを書く手間が省けるので時間短縮になりますね。
もちろん就活生は無料で利用できます。SNSの要領でプロフィールを充実させればさせるほどスカウトがもらえます。 あなたの存在をたくさんの企業にアピールしましょう。
Unistyle
みなさんは就活の模範解答を持っていますか?就活の問題点は、模範解答を見られないことです。 できれば模範解答、つまりは実際に内定を取った見本をみてみたいものです。
Unistyleでは、一流企業に内定したエントリーシートを無料ダウンロードできます。
Unistyleでも三菱商事や三井物産、三菱東京UFJ銀行、トヨタ自動車、三菱地所、新日鐵住金、東京ガス、 マッキンゼー、P&Gなど、様々な超一流企業をはじめ、1万7000通を超えるエントリーシートが収録されています。 あなたの志望企業の合格エントリーシートも必ず見つかるサイトと言っていいでしょう。
商社や自動車メーカーをはじめとした企業研究、同業他社比較、また「就職活動の軸」別のおすすめ業界など、 から志望動機の書き方まで非常に詳細に書かれた限定記事をすべて無料で読むことができます。
また会員限定の特別イベントが多数開催され、過去には伊藤忠商事、日本政策投資銀行、日本ロレアル、キーエンス、日本たばこ産業(JT)、トヨタ自動車、旭硝子、デンソー、 三菱東京UFJ銀行、大日本印刷などのイベントが行われています。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、または作成の参考のために手に入れておきたいですね。 就活生は一切お金がかかりませんので、登録しておかない手はないと思います。
ワンキャリア
ワンキャリアでは4万7000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 オリエンタルランド、キヤノン、NTT東日本、野村総合研究所、帝人、日本航空(JAL)などの日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、ベインアンドカンパニーなどの外資系企業も多数そろっています。
エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの体験談などもまとめられているのが特徴で、 さらにその企業に関連する就活記事では志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、 従来では手に入らなかった情報が満載です。
「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。
志望する企業の選考ステップを詳しく知ることで不安を解消し、実際に合格したエントリーシートを参考に、 自分のエントリーシート作成・キャリア形成に役立てましょう。
就活ノート
また、就活ノートでも通過エントリーシートや選考情報が見放題のサービスを行っています。 収録されている企業は1000社以上で、リアルな選考情報・体験談も1000件以上です。
トヨタやホンダなどの自動車メーカー、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行などの銀行、日本総研、NTTデータ、 日立製作所、JX、JRなど一流企業の合格エントリーシートが多数そろっています。
うまくいく就活生は、大学の先輩に就活のやり方を教えてもらって質の良いエントリーシートを書きます。 従来ですと先輩とのコネがないと就活のことがわからないという問題がありました。 しかし、就活ノートにはその「先輩」が無数にいます。
企業の選考情報(体験談)や口コミが見られるのも特徴で、多数の先輩就活生の情報が蓄積されています。 志望企業の「面接は何回行われるか」「エントリーシートはどんなお題が出るのか」「どんな受け答えをすると面接官に喜ばれるのか」など、 就活ノートを利用して研究しましょう。
MeetsCompany
すぐ内定がほしい。それは、就活生なら誰もが願うことだと思います。
2019年卒もますます内定が早期に出る人が増えていて、「まだ内定がない」と焦る気持ちが強いと思います。 そんな中、まどろっこしくてめんどくさい従来型の就活をしていては余計にストレスが溜まってしまいます。
余計なステップを究極的に省いたのが、内定直結型の就活イベントで、採用選考をその場で始めることが前提の合同説明会です。 あらかたの企業が採用選考を終えたあとでも頻繁に開催されており、採用権限をもった部長・役員クラスが現れ、 その場で面接が始まったり、その場で即日内定がもらえたりするイベントがあります。
それが「MeetsCompany
」です。
2019年卒の募集が始まっています。MeetsCompanyは参加者内定率96%を誇っており、 全国で開催されているので地方の学生でも行きやすいイベントです。 最短1日で内定を取れますので、就活を終わらせることができます。
どの選択肢を取るにしても、就活を続行するには「就職活動の軸」の見直しが重要です。 書類選考や面接に通らないのは、就職活動の軸がしっかりつくられていない場合が多いです。
「就職活動の軸=将来の夢」を確定し、スジの通ったエントリーシート・面接対策をし、就活に再挑戦しましょう。
同じ大学出身の先輩に話を聞けるOB/OG訪問ネットワーク「ビズリーチ・キャンパス」
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