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【就活】SMCの就職難易度|強みや志望動機・選考情報!

 SMCの就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名SMC
就職難易度穴場
売上高7768億円
採用人数事務系:30名程度
技術系:70名程度
初任給学部卒:235,500円
院卒:263,000円
平均年収846万円
年間休日125日
経営理念「自動化・省力化に貢献する」「本業に専念する」「グローバルに製品を供給する」

参照:SMC|有価証券報告書(売上高・平均年収)

参照:SMC|募集要項(初任給・年間休日)



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就活情報・選考の流れ

 SMCの選考は、ES提出の後に面接が2回行われます。 同社は新卒に求める人物像として、次の3点を掲げていますので、ESの内容にしっかり反映させて臨みましょう。

  • 社会のあらゆる分野に問題意識と興味を持ち、最善の解決策を導き出せる人財
  • 自身の仕事に誇りを持ち自分の使命に積極的にチャレンジできる人財
  • ボーダレスで多様な環境でお客様や社内の仲間とチームワークを活かせる人財

求める人物像:SMC

 一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。

 

就職難易度

 就職難易度は、穴場

 SMC就職難易度穴場です。 BtoBメーカーのため知名度が低く、ライバルが少ないためです。一方で採用人数は文系20名、理系55名程度とメーカーでは普通の水準です。

 内定者の学歴も旧帝・早慶に偏っているということはなく、また優遇選考などの制度もありません。 ただし、インターンは会社理解の上で非常に有効です。 志望度が高ければ必ずインターンに参加して、会社の性格を知っておくと志望動機を書く際に有利になるでしょう。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 SMCに必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。

 ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

海外経験がない!|帰国子女が有利なの?

 

面接

 面接は、2回

 SMCの面接は、回数は2回で、2回とも個人面接です。 面接内容は、いずれも次のような質問がされ、雰囲気は雑談に近く和やかです。

  • 自己紹介
  • 志望動機
  • 全国転勤に問題ないか
  • 趣味・特技
  • 逆質問

 ESに沿った内容で進められますが、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

面接でコミュニケーション能力を高く見せる必殺技

 同社では、リクルーター面接やインターン参加者向けの優遇選考はなく、 全員が3月から始まる通常ルートの選考を受けることになります。ES提出・WEBテスト→面接2回という流れを経て、内定です。

 面接はいずれも「志望動機」が問われます。 「なぜファクトリーオートメーションに興味を持ったか」「なぜSMCなのか」は必ず問われますので、 「『将来の夢』実現ストーリー」を前提に「就職活動の軸」と「社風」の一致を説明しなければなりません。

 面接の内容はエントリーシートに沿ったものですので、提出したエントリーシートは必ずコピーをとっておき、 面接前に復習できるようにしておきましょう。

面接のコツ|これであなたが輝いて見える!

 

エントリーシート

 「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!

 SMCへのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESの内容は「人生の中で大切にしていること」「学生時代力を入れたこと」「入社後チャレンジしたいこと」の3本と、オーソドックスです。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

SMCの採用ページ

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 SMCの志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は次の通りです。

  • 自動化・省力化に貢献する
  • 本業に専念する
  • グローバルに製品を供給する

9ページ目:SMCの有価証券報告書

 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 若いうちから活躍できる環境があること
  • 世界で広く展開していること
  • 業界では高いシェアを持ち、多く業績を上げていること
  • 高付加価値のビジネスであること
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 社員の上昇志向が強く、その輪にあこがれたため
  • 合理性を重視している点が自分の性格と合っているため
  • 1人の裁量権が大きく活躍のチャンスがあること
  • 頑張りが評価される仕組みがあるところ

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【自己分析のやり方】説得力あるESがあなたにも書ける!

【就活の軸】人事の心を打つ熱意あふれる答え方42例!

 また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。

【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ

 「ワンキャリア」という就活サイトでは、SMCに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

ワンキャリアで合格エントリーシートを読む

 

SMCの強み・特徴

 モノを空気の力で動かす技術で世界一!

 SMCの強み・特徴は、空気圧制御機器のトップメーカーであることです。 これはモーターやオイルの代わりに「空気圧」で機械を動かして「自動化する」技術ですが、 この分野で国内シェア60%・世界シェア30%とビジネス界の超人気企業であることがわかります。

 例えば電車のドアの開閉は「空気圧」を利用していますが、これと同じ原理で産業用ロボット・工作機械・食品の包装など、社会のあらゆるところに同社の技術が活用されています。 しかも動力が「空気」ですから安全性が高く、カーボンニュートラルの時代にももってこいです。

 加えてSMCは顧客対応力が非常に高く、日本・アメリカ・イギリス・ドイツ・中国に「技術センター」を置き、 さらに国内54ヶ所・世界80ヶ国以上に営業拠点を置くなど顧客とのコミュニケーションを密にしており、 「新製品や改善案」のためのアンテナが高いという特徴があります。

 特筆すべきは同社の営業利益率が30%を超えている点です。 大企業平均が6~7%であることを考えると、この会社規模で他社の5倍儲かっているのは超優良企業という他ありません。 これだけ利益をとってもなお、顧客はSMCに頼るほかないというわけです。

 この信頼性・情報アンテナの高さが、世界シェアを高める原動力です。 1960年代には海外進出を始めており、日本でも有数のグローバル企業だということができます。

 

ビジネスの目的を知ろう

 同業他社とは経営理念で比較しよう!

 受かるエントリーシートを書くには、「会社の経営理念自分の将来の夢が一致している」と述べるのが最適です。 「自分の将来の夢」は「就職活動の軸」とも言いますが、つまりは両者のが一致した、「仲間」に相応しい人材であることをアピールするのです。

 そこでまず、会社の経営理念を調べ、どんなビジネスを展開していて、会社が持っている志を知るのが内定への第一歩となります。

 SMCのビジネスの目的は、空気圧で世界をつくることです。

 「人力」に代わるモノを動かす動力には「モーター」「オイル」「空気」の3つが挙げられますが、 この「空気」の分野で独占的シェアを実現しており、もはや産業機器には欠かせない存在になっています。

 機械に組み込まれるものですから、消費者としてSMCの名前を意識することはありません。 ですが、自宅にあるあらゆる製品が「SMCの空気圧制御機器」の組み込まれた製造機械でつくられているのです。 まさに「空気圧で世界をつくる」会社ですね。

 

主要取引先

 SMCの主要取引先は、電機メーカー機械メーカーです。

 典型的なBtoBビジネスで、一般人にとっては知名度がまるでありません。 ですが、製造業や研究機関ではその名を知らない人はいないほど超有名企業です。

 顧客の生産ラインにおいて、製造装置や産業用ロボットに組み込まれる機械であり、 「商品をつくるための生産設備をつくるための部品」ですから、産業の上流工程に位置し、 最終製品の売れ行きに関わらず売り上げが安定するという上流工程ならではの強みも持っています。

 簡単に言えば「特定の顧客に依存していない」ために景気の影響を受けにくいというわけです。

 

競合他社

 SMCの競合他社は、CDKTAIYO日本精機などの空気圧制御機器メーカーです。 グローバルな企業のため海外にも競合が多数います。 しかし、SMCは安売りしなくてもシェアを維持できる「対応力」「商品力」があります。

 こういった競合の多い分野では、研究開発力だけでなく「顧客製品の構想段階から入り込む」ことが重要です。 「注文を受けて製造する」ではなく「顧客のやりたいことを自社技術で実現する」ということです。 これには文系スキルである「マーケティング」が欠かせません。

 グローバルに活躍するSMCは、事業の可能性を広げ続けています。新しい場所の新しい場面に私たちの製品が活用されていくのです。 新境地を切り拓き続ける裏側には社員たちの問題意識と好奇心と課題解決への貪欲な気持ちがあります。

求める人物像:SMC

 このようにバリバリの理系企業のようですが、文系スキルを重視する姿勢が表れており、 文系の活躍余地は大きいです。

マーケティングとは?将来性の高い文系最高スキル

 

弱み

 SMCの弱みは、実質ありません。 なぜなら競争優位性が非常に高い上に、「空気圧」は環境問題がむしろ追い風になるクリーンな技術であり、 加えて生産の上流工程のために「消費者の気分」に売上が左右されることもないためです。

 しいて言うならば「カントリーリスク」があり、特に中国では政治の力で市場がねじ曲げられるリスクがあります。 とはいえ、同社は国内外に拠点を多数持っており、「リスクの高い国」はその中の1つに過ぎません。

 同社の工場は千葉・茨城・岩手ですが、ほとんど内陸部に建設されており災害リスクも低いと言えます。

機械メーカーがすごすぎる!49社の業界研究・志望動機・平均年収

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同業他社の企業研究を見る

 

SMCのような優良企業に内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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