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【就活】東京応化工業の就職難易度|強みや志望動機・選考情報!

 東京応化工業の就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名東京応化工業
就職難易度低い
売上高1622億円
採用人数事務系:5名程度
技術系:20名程度
初任給学部卒:244,600円
院卒:267,300円
平均年収872万円
年間休日122日
経営理念「自由闊達」「技術のたゆまざる研鑽」「製品の高度化」「社会への貢献」

参照:東京応化工業|有価証券報告書(売上高・平均年収)

参照:東京応化工業|募集要項(初任給・年間休日)



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就活情報・選考の流れ

 東京応化工業の選考は、ES提出と同時にWEBテストが行われ、面接はグループ面接→グループディスカッション→役員面接の3回です。 また求める人物像として「自ら調べ、自ら判断し、自ら行動できる人」と掲げています。 同社は開発型企業ですから、このような人材であることをES・面接でアピールしていきましょう。

 

就職難易度

 就職難易度は、低い

 東京応化工業就職難易度は、低いです。 化学メーカー全体的に言えることですが、知名度が低く、ライバルが少ないためです。

 加えて大手メーカーに比べて企業規模で見劣りして忌避する学生も多いようです。 しかし、BtoB業界では特に売上高の大小はあまり関係がありません。 少数精鋭で高付加価値品を生み出している同社ですから、年収休日も申し分なく高待遇です。

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 内定者の学歴に偏りはなく、よってESの内容・人物重視で選考が行われますので、誰でもチャンスがあります。

 東京応化工業に必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 アメリカ・オランダ・中国・台湾・シンガポールに拠点を持ち、 また世界シェアの高い商品を持っており、かなりグローバル企業だからです。

 ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

 

面接

 面接は、3回

 東京応化工業の面接は、回数は3回ですが、 一次選考はグループ面接・二次選考はグループディスカッション・最終選考は役員面接と、従来型の面接は2回だけです。 面接内容は、いずれも次のような質問がされ、雰囲気は厳かです。

  • 自己PR
  • 短所、それをどう克服しようとしているか
  • 就職活動の軸
  • 志望動機・なぜこの会社なのか
  • 逆質問

 質問内容はオーソドックスで、一次・最終ともに1人あたりにかける時間は15分程度です。 準備さえしておけば、質問が広がって答えに窮するということもないでしょう。

 ESに沿った内容で進められますが、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社では、リクルーター面接やインターン優遇制度などはありません。 しかし特に化学メーカーである同社は事業のイメージがつかみにくく、 プレエントリーまで待っていると会社の理解が追いつきません。

 インターン参加者は裏で評価シートをつけられており、活躍すれば必ず評価されます。 またESも書きやすくなるため、志望度が高い場合はインターンシップへの参加が必須でしょう。 特にインターンの段階で同社を知る人はかなり少ないので、有利に参加できると考えられます。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 

エントリーシート

 「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!

 東京応化工業へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESの内容は、次の4つの質問でオーソドックスです。特に、「志望動機・志望職種」は選択式で文章を書くことは求められません

  • 当社でやってみたいこと
  • 卒論・ゼミのテーマ
  • 自己PR
  • 学業以外の活動

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 ESでは志望動機を文章で記述することは求められません。 しかし、面接では「なぜ化学メーカーなのか」「なぜ東京応化工業なのか」が問われますので、準備しておくことは重要です。

東京応化工業の採用ページ

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 東京応化工業の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は次の通りです。

  • 自由闊達
  • 技術のたゆまざる研鑽
  • 製品の高度化
  • 社会への貢献

社長ごあいさつ:東京応化工業

 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 環境・社会課題に及ぼす影響が大きいから
  • ものづくりの根幹のリーディングカンパニーであるから
  • 新しいことに挑戦する姿勢に惹かれた
  • 世界に驚きと感動を与える仕事
  • 変化に強い経営基盤に魅力を感じた
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 新技術の応用をする仕事がしたい
  • グローバルな環境に魅力を感じた
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 社会に新しい価値を提供したい

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【就活】自己分析のやり方|必要な項目や例を挙げ具体的に解説!

就活の軸の作り方|例一覧42選と面接での答え方

 「ワンキャリア」という就活サイトでは、東京応化工業に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

ワンキャリアで合格エントリーシートを読む

 

東京応化工業の強み・特徴

 儲からないことを恐れないから結果、儲かる!

 東京応化工業の強み・特徴は、半導体用フォトレジストで世界首位級な点です。 ICチップの製造では「設計図をシリコンウエハーに転写する」という工程があります。 フォトレジストは「光を当ててくり抜く」ことができるため、回路印刷用のインクのような役割を果たすのです。

 現代の半導体回路は、ナノメートル級の超微細なものです。ゆえにフォトレジストの品質は、半導体の性能や不良品率に直結します。 この分野で世界シェア25%を取っている同社は世界的に信頼されている化学メーカーであると言えます。

 このことから経済産業省の選ぶ「グローバルニッチトップ企業」に毎年選ばれ続けており、 国際性・競争力・収益性を兼ね備えた優良企業として国家認定を受けているということです。

 同社の強みはこれだけに留まりません。なんといっても開発型企業であることが同社の強さの源泉です。

 1976年にアメリカの宇宙探査機が火星へ行きましたが、それに使われたフォトレジストは同社が製造したものです。 しかし、当時はあまりに高級品すぎて、そのフォトレジストの一般販売はできませんでした。

 また液晶ディスプレイの製造装置も手がけており、フォトレジストの使用量が3分の1で済む装置をつくりました。 自社の主力製品の売上が間違いなく落ちる製品でも、顧客が喜ぶならと販売に至ったのです。

 このように「儲からないかもしれない」ことを恐れないところが、顧客を引きつける同社の魅力です。 もし「一般販売できないから」と同社がフォトレジストの開発を進めていなければ、世界の進歩はもっと遅かったかもしれません。

 また、東京応化工業は残業は月19.7時間・有給取得平均13日というホワイトっぷりです。 年間休日が121日ありますから、有給を合わせれば年間134日が休みといううらやましい会社ですね。

 ちなみに、シリコンウエハーは信越化学工業が世界首位で、 またフォトレジストの上に塗って光の乱反射を抑える「コーティング剤」では日産化学が有名です。

 

ビジネスモデル

 儲かる高機能品に注目!

 東京応化工業を始めとした素材メーカーには、「量産品」と「高機能品」の2つのビジネスがあります。

 前者は大量生産によって「いかに安く作れるか」が勝負のカギとなり、 悪く言えば薄利多売です。企業規模がモノを言い、「1位以外は負け」という厳しい世界です。 はっきり言って量産品は儲かりません

 後者は替えが効かないことが勝負のカギとなり、職人気質の日本企業が大得意とする分野です。 企業規模とは関係なく、少数精鋭で爆益を叩き出すことが可能です。 つまりは高機能品は儲かると言えます。

 日本企業は工場用地や人件費、為替などの関係で量産品が不利な一方で、 職人気質が幸いして世界を独占する高機能品をつくるのが得意です。 よって、この業界は「知名度」や「売上規模」ではなく「儲かる高機能品をどれだけ持っているか」という視点で注目しましょう。

素材メーカーとは?おすすめの最強の就職先

 

化学メーカーの経営が安定している理由

 生産の上流工程だから!

 化学メーカーは、就活では「隠れ優良企業」と呼ばれます。 儲かっていて給料が高く、その一方で残業や休日出勤は少なめでほとんどがホワイト企業という業界です。

 化学メーカーの高待遇を支えるのは、その経営の安定性です。

 それはほかの素材メーカー(製鉄・非鉄金属業界)と同様、素材メーカーであることが大きな理由です。

 一般に、消費者を相手としたBtoCビジネスは経営が安定しません。 というのも、消費者は製品の「性能」より「雰囲気」や「流行」などあいまいな基準で購入を判断するからです。

 日本国内でも性能面だけを見れば、国内電機メーカーのつくるスマートフォンのほうが良いにも関わらず、 iPhoneが売れ続けます。ディスプレイもソニーやパナソニックではなく、サムスンやLGが売れますよね。

 ですが、素材メーカーにとっては消費者がどの会社の製品を手に取ろうが、関係ありません。

 ソニーが売れなければ、サムスンに材料・部品を売ればいいからです。

 このように「原料→材料→部品→最終製品」という一連の工程で、 上流工程を抑えている会社ほど経営が安定するというメーカーの特徴があります。

 これが化学メーカーの経営が安定していて、高収入を実現する秘密です。

超優良!化学メーカー63社の業界研究・志望動機・平均年収からの抜粋

 

主要取引先

 東京応化工業の主要取引先は、インテルやサムスン電子をはじめとした、あらゆる半導体メーカーです。

 同社が手掛けるフォトレジストは、その品質が半導体の性能を決めるといっても過言ではありません。 回路の微細化はフォトレジストの純度に依存します。同社の研究開発次第でさらなる高性能化が進むのです。

 古くから「儲からないかもしれないレベル」で挑戦を続けてきた同社は非常に技術力が高く、 ICチップやLSI、液晶パネルなどあらゆる電子機器の製造工程に同社のフォトレジストが使われており、 加えてその塗布装置も含めてパッケージとして世界中の半導体メーカーに販売しています。

 

競合他社

 東京応化工業の競合他社は、JSR、信越化学工業、住友化学、富士フイルムの4社で、海外企業にライバルはいません。 半導体用フォトレジストは、JSRと東京応化工業がシェア1位を争っており、競合を含めた日本企業5社で世界を独占しています。

 製造工程では必要不可欠なものの、あまり量が必要なものではないため、市場規模は1,500億円程度と大きくありません。 ゆえに大手は力を入れるメリットがない後発で参入するには要求される技術水準が高すぎるために、ライバルが現れないのです。

 一方で同社は「開発型企業」であり、新分野への進出では、 顧客が潜在的に何を欲しがっているかという「マーケティング」の視点が必須です。

 提案営業に必須の「マーケティング」は文系特有のスキルですから、東京応化工業での文系の活躍余地は非常に大きいです。

マーケティングとは?将来性の高い文系最高スキル

 

弱み

 東京応化工業の弱みは、目立ったものがありません。

 主力の半導体用フォトレジストでは価格競争が起きておらず、付加価値が高いために高い収益を実現しています。 加えて財務体質は非常に健全で、ほとんど借金がありません

 開発型企業であり続けるためには研究開発費を投入する必要があり、 これを継続するためには現金を蓄えておく必要があるためです。

 研究開発に時間がかかっても、倒産可能性は低く、加えて収益性の高い商品を持っていることから弱みは特にないと言えます。

→化学メーカーの業界研究

→MY企業研究に戻る

 

同業他社の企業研究を見る

 

東京応化工業のような優良企業に内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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