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【就活】超優良!化学メーカー63社の業界研究・志望動機・平均年収

 化学メーカーへの就職に役立つ就職難易度や選考・面接対策、エントリーシート・志望動機の書き方の他、強みや年収・ランキングなどを解説しています。 化学メーカーの特徴や比較、将来性を検討し、就活のやり方を解説しています。

 化学メーカーは「隠れ優良企業」や「ホワイト企業」が多いのが特徴で、 BtoBビジネスゆえに知名度が低い一方、非常に高い技術力を持ち、企業規模の大小に関わらず実は世界で必要とされている業界です。

 

化学メーカーはこんな業界!

  1. 金属以外の何かの材料をつくる業界
  2. 汎用品と高機能品の2つのビジネス
  3. 業界全体がホワイト気質で好待遇
  4. 半導体需要で将来性が高い
  5. 文系でも就職難易度が低い

 詳細は以下の目次からジャンプしてください。



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化学メーカーの業界研究と将来性

 化学メーカーは、金属以外の何かの材料をつくる業界!

 化学メーカーとは、製造過程で「化学反応」を利用するメーカーを意味し、「金属以外の何かの材料」を製造しています。 例えばプラスチックなどの樹脂製品、フィルムや塗料、繊維など製品群は多岐にわたり、自動車や電子機器の部品、建設資材などに使用されます。

 大きく分けて「総合化学メーカー」「誘導品メーカー」「電子材料メーカー」と分類されます。

総合化学メーカー下記を両方つくる会社
誘導品メーカー「材料の材料」をつくる会社
大量生産で利益を確保する
電子材料メーカー電子部品に使う高度な材料をつくる会社
高度な技術力が必要で、高い利益を確保できる

 「誘導品メーカー」はプロピレンやベンゼンなど、主にプラスチックの原料となる材料を製造し、 「電子材料メーカー」はそれらを加工したプラスチックやアクリル樹脂、フィルム、電池の電解液、LED樹脂、光ファイバーなど、電気機械の材料を製造します。 そして、両方製造する会社を特に「総合化学メーカー」と呼びます。

 液晶ディスプレイをつくるのはシャープやJDIですが、その液晶パネルの材料を作っているのは、化学メーカーです。 例えば液晶パネルの偏光板という部品に貼るフィルム、視野角を拡大するためのフィルムなどは、 富士フイルムが世界的に圧倒的なシェアを誇ります。

 電機や機械にはフィルムや半導体材料、絶縁材料が不可欠で、こういった材料を提供しているのが、 三菱ケミカルや住友化学などの化学メーカーです。 また旭化成のLSIやセンサーはIoT技術にも活用されるでしょう。

 また、ICチップの基幹材料である「シリコンウエハー」は「金属ケイ素」で作りますが、 例外的に化学メーカーにカウントされます。信越化学工業はこの材料で世界トップシェアを誇ります。

 このように、日本の化学メーカーは世界を席巻する企業が多いと言えます。

 

化学メーカーって何をつくっているの?

 汎用品高機能品の2つのビジネス!

 化学メーカーは主に「プラスチック類」「ソーダ類」「産業ガス」と、 それらを使ってつくる「電子材料」をつくっています。

 日本の化学メーカーは「石油化学」が得意で、プラスチックの材料となる「エチレン」を石油から製造するのですが、 このエチレン生産設備の稼働率が97.6%と高稼働率を誇り、貿易収支も1兆2387億円の黒字と絶好調です。

 このように主に「石油」から「プラスチック」をつくるのが一大産業です。

 また「食塩」から「苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)」「水素」「塩素」「ソーダ灰(ガラスの材料)」 をつくるソーダ工業や、酸素や窒素、アルゴン、炭酸ガスをつくる「産業ガス」も製造します。

 そして日本で開発され、自動車や航空機に使われる「炭素繊維」は東レ、帝人、三菱ケミカルの3社で世界シェア65%を占めます。

 その他にも化学肥料や繊維、農薬、医薬品、ゴム製品なども含まれますし、 それらの材料は自動車や家電から、果ては農業や食品まで使われますので、 「現代社会を素材から支えている」業界だと言えます。

 「化学」というとなんだかアヤシゲな響きですが、あなたの着ている服も、パソコンも、 スマホも、ビールのジョッキですら化学メーカーなしには成立しない製品です。

 

化学メーカーの経営が安定している理由

 生産の上流工程だから!

 化学メーカーの経営が安定している理由は、生産の上流工程を担っているためです。

 2000年代に日本の家電が世界で売れなくなってきたとき、三菱電機や日立製作所、東芝などは、家電からは徐々に撤退を始めました。 家電を売り続けたソニー、パナソニック、シャープは大赤字を計上し、 ソニーは金融屋へ、パナソニックは住環境へ、シャープは鴻海の傘下へと転身しました。

 ところが、その材料を製造販売している化学メーカーは、リーマンショックすら大きな問題になりませんでした。 なぜなら日本の化学メーカーは非常に技術力が高く、中国や韓国の液晶メーカーも、 富士フイルムの偏光板保護フィルムを使わざるを得なかったなど、技術力が大変評価されているからです。

 部品メーカーは最終製品メーカーよりも安定していて、部品の材料となる化学メーカーはもっと安定しています。 「ものづくり大国」らしい非常に高度な技術力をもっている日本の化学メーカーならではのメリットです。

 メーカーとしての本質は「モノを作って売ること」ではなく「モノを通じてソリューションを提供すること」です。 これは電機メーカーでも、機械メーカーでも、化学メーカーでも変わりません。 エントリーシートも他のメーカーと使い回しができて楽に提出できると思います。

 就活生にありがちな思い込みの1つに「要は下請けでしょ?買いたたかれて大変じゃないの?」というものがあります。 しかし、これは大きな勘違いで、むしろ逆です

 消費者の気分次第で売れたり売れなかったりするスマホに対して、 その部品は「その会社でなければならない理由」があります。 技術力の高さだったり、納品の早さだったり様々ですが、化学メーカーの顧客は単に安さだけを求めて飛びつくわけではありません。

 その証拠に営業利益率では信越化学工業が23.4%、東ソーが15.9%、日本パーカライジングが15.7%、 クラレが14.5%と、ソニーの8.7%、パナソニックの4.7%を大きく引き離しています。 化学メーカーは十分な利益を乗せても製品が売れるということです。

 化学メーカーの強みは、BtoBビジネスのため、消費者ではなく企業が顧客であることです。 極端に言えば「ソニーが売れなくなったらサムスン電子に売ればいい」というわけです。 BtoBビジネスの強みについては次の記事でも詳しく解説しています。

「BtoC」より「BtoB」がオススメ!それぞれのメリット

 

化学メーカーの将来性は高い

 何が流行っても儲かる業界!

 化学メーカーは将来性が高い優良企業が多く、おすすめです。

 特に近年ではIoT、AI化、自動化の波がきています。…という電機メーカーや機械メーカーにばかり目が行きがちですが、 ICチップの製造に欠かせない「半導体材料」や「樹脂」は化学メーカーがつくっていることを忘れてはいけません。

 化学メーカーは最終製品もつくりますが、本業は「何かの材料」です。 一般消費者を対象にしたBtoC企業にありがちな「流行り廃り」の影響をほとんど受けません。 もしギャラクシーがiPhoneを上回っても、どちらも中身は日本の化学メーカー製です。

 部品も最終製品も、素材で性能が決まります。品質の高い素材については化学メーカーの得意とするところで、 非常に高い技術力によって世界的にシェアを獲得しています。 また要求される品質の高さから、新規参入があまりなく、競争も激しくありません

 要は、どこの製品が売れようが日本の化学メーカーは儲かるようにできているというわけです。 このように化学メーカーは将来性が高く、経営も安定していて、ホワイト企業も多いのです。

半導体産業って何?今さら聞けないシリーズ

将来性の高い業界|おすすめはどこ?

 

化学メーカーは業界全体がホワイト

 化学メーカーはホワイト企業の宝庫!

 「化学メーカーの激務ランキング」で検索しても出てこないように、 化学メーカーは業界全体がホワイト気質で、化学メーカーはほぼすべてがホワイト企業といっても過言ではありません。

 化学メーカーがホワイトだと言える理由は、「残業時間の少なさ」と「高い有給取得率」そして「休日の多さ」にあります。 平均残業時間はすべての会社で月20時間を切っており、10時間も切っている会社も多く存在します。 有給取得率も50%を超える会社がゴロゴロあり、年間休日は軒並み120日を超えます。

化学メーカーのホワイト企業リスト
会社名有給取得率残業時間(月)年間休日
富士フイルム71.5%19.6時間123日
東レ88.5%20.5時間
旭化成83.5%18.7時間120日
住友化学64.5%20.0時間124日
信越化学工業66.5%14.0時間120日以上
三井化学69.5%21.4時間
積水化学工業43.5%19.2時間
東ソー71.5%15.3時間122日
帝人69.5%13.3時間
昭和電工68.5%18.2時間122日
三菱ガス化学81.5%14.2時間122日
カネカ56.0%17.5時間121日以上
クラレ77.5%11.2時間120日
ダイセル64.5%17.5時間122日
東洋紡62.0%10.4時間
トクヤマ76.0%7.7時間125日
セントラル硝子41.5%6.9時間120日以上
高砂香料工業72.0%14.2時間124日
日本パーカライジング47.5%12.0時間125日
日本ペイント45.0%7.0時間
関西ペイント54.5%8.4時間
コーセー49.0%5.5時間
ユニ・チャーム51.5%22.0時間
ライオン52.0%12.4時間
アース製薬49.0%5.5時間
小林製薬51.5%13.3時間
※データは「就職四季報」参照

 この記事で紹介する化学メーカーはすべてホワイト企業で、オススメです。 こんなホワイトだらけの業界は他にはありません。 (ただし、生活消費財メーカーのP&G、ユニリーバ、ロレアルは情報が非公開なため不明です)

 なぜホワイトなのかというと、「素材」や「部品」といった上流工程であるためです。 顧客の「最終製品」が消費者に売れない限りは、化学メーカーがいくら頑張ったところで売り上げは伸びないどころか、余計に経費がかかります。 つまり、必要以上に頑張っても意味がないというわけです。

 以上が化学メーカー全体がホワイトな理由です。

働きやすい!優良ホワイト企業リスト

 

業界研究おすすめ書籍

 化学メーカーってわかりにくいですよね。 「鉄」や「機械」と違って「化学」はものすごく広範な物質が含まれていて、 会社によって得意分野が違えば、お客さんも違うからです。

 そんな化学メーカーを製品の面から詳しく解説した書籍が発売されました。

 ケミカルビジネス情報MAP 2019は、 化学業界を「エチレン」「苛性ソーダ」「塩素」のように製品ごとに解説した業界研究の本で、 高校化学を履修していなくてもわかるようにまとめられています。

 どの化学物質がどんな風に社会に必要とされていて、どの企業がそれを得意としているのか、 会社が儲かる理由、将来性などの判断も可能です。「生産能力」まで載っている業界研究本は他にみたことがないですね。

 巻末には化学メーカーのランキング(売上高や営業利益等)も掲載されていて、 市場規模や役立つ資格もわかります。

 とにかく詳しく、業界研究におすすめの書籍です。

 

化学メーカーの一覧と売上高・平均年収

 化学メーカーには複数の種類があります。まずは、総合化学メーカーから紹介します。

 また、会社名のリンク先ではMY就活ネットが独自に作成した企業研究を公開しています。 選考情報や志望動機など、ぜひ参考にしてください。

 

総合化学メーカー

 汎用品高機能品の両方やる会社!

総合化学メーカーのランキング
会社名売上高平均年収年間休日
三菱ケミカル3.2兆円889万円123日
住友化学2.2兆円971万円124日
旭化成2.1兆円923万円120日
三井化学1.2兆円1022万円言及なし
昭和電工9730億円1001万円122日
東ソー7320億円917万円122日
宇部興産6130億円837万円124日
カネカ5770億円734万円121日以上
デンカ3540億円930万円122日
トクヤマ3000億円875万円125日
JNC1500億円579万円124日

 総合化学メーカーとは、基礎原料から何かの材料、それを使って電子部品最終製品(ラップやUSBメモリ、CD・DVDなど)まで、 一貫して製造する化学メーカーのことを指します。総合とは言っても単に原料から材料、最終製品を一貫してつくるというだけで、 総合化学メーカーだから他のメーカーより規模が大きいとか、優良企業であるとか、そういうわけではありません。

総合化学メーカー6社の比較|年収も将来性も高い理由

 

誘導品メーカー

 高機能品のうち「中間材料」に特化した会社!

 次に、誘導品メーカーです。

誘導品メーカーのランキング
会社名売上高平均年収年間休日
信越化学工業1.2兆円843万円120日以上
三菱ガス化学5500億円827万円122日
JSR4460億円736万円127日
ダイセル4400億円771万円122日
日本ゼオン2800億円710万円123日
日本触媒2700億円760万円120日以上
セントラル硝子2200億円631万円120日以上
日産化学2000億円933万円120日以上
日本曹達1200億円708万円123日

 誘導品メーカーは、誘導品と呼ばれる、「何かの材料」を製造する化学メーカーで、最終製品はつくりません。 例えばカセイソーダはつくりますが、その先のせっけんはつくりません。 要は「材料屋さん」です。(ただし殺虫剤など一部には最終製品として販売しているものもあります)

 顧客は幅広く、電機メーカーや機械メーカーだったり、生活用品メーカーだったり、 ホームセンターだったりします。ですが、「何かを作るための材料」であることには変わりません。

 特に信越化学工業はすべての電子機器を支えるシリコンウエハーで世界1位の会社であり、 隠れ優良企業として非常におすすめです。

 

電子材料メーカー

 高機能品のうち「電子部品」に特化した会社!

 そして、電子材料メーカーです。

電子材料メーカーのランキング
会社名売上高平均年収年間休日
富士フイルム2.3兆円1070万円123日
東レ1.8兆円671万円
日東電工7600億円734万円123日
昭和電工マテリアルズ5500億円732万円122日
日亜化学工業4000億円678万円125日
ADEKA2200億円697万円124日
住友ベークライト1900億円730万円120日
東京応化工業1170億円810万円121日

 電子材料メーカーは、総合化学メーカーや誘導品メーカーから材料を購入し、電子部品用の特別な材料に加工する会社です。 例えば富士フイルムは液晶パネルに使う偏光板フィルムをつくりますが、 そのフィルムをつくるための材料は総合化学・誘導品メーカーから仕入れます。

 大量生産の誘導品と異なり、電子材料は電子機器の不良品率に直結するシビアな製品であり、 それゆえ「替えが効かない」「高い利益を乗せても売れる」という特徴があります。

 簡単に言えば、高くても売れるので、売上高が低くても高待遇というわけです。

 

生活消費財メーカー

 マーケティングで消費者心理をわしづかみにする会社!

 生活消費財メーカーです。

生活消費財メーカーのランキング
会社名売上高平均年収備考
花王1.4兆円780万円働きやすい会社
資生堂1兆円724万円
ユニ・チャーム6400億円859万円
ライオン4100億円742万円
P&G2700億円非公開世界で8.3兆円
コーセー2600億円848万円
ポーラ・オルビス2400億円755万円
ユニリーバ1000億円非公開世界で6.8兆円
ファンケル960億円557万円
ロレアル国内非公開非公開世界で3.2兆円

 生活消費財メーカーも化学メーカーに含まれます。

 化学メーカーは業界全体がホワイトと言いましたが、生活消費財メーカーに限ってはそうとも言い切れない部分があります。 確かに花王や資生堂なども残業時間は短く、有給取得率も高いです。 ですが、生活消費財メーカーはBtoC企業であり、消費者が喜ぶ「使いやすさ」や「雰囲気」という難しい課題に挑戦しなければなりません。

 生活消費財メーカーの製品は洗剤・化粧品・紙パルプ等ですが、技術的にはそう難しい分野ではありません。 そのためマーケティングが重要になってきます。

 特にアメリカに本拠を置くP&G、イギリスに本拠を置くユニリーバは非常にマーケティングが強く、 P&G出身の森岡毅氏はUSJに、音部大輔氏は資生堂へマーケティング担当としてそれぞれ招かれています。

 P&Gでは20代でブランド責任者になり、年収1000万円を超えるとの話です。 日本企業もうかうかしていると人材を取られ、マーケティングで押し負けてしまうかもしれません。

 逆に言えば、生活消費財メーカーでマーケティングを学べば転職は引く手あまたで、 キャリアアップとなる転職も可能です。

 また、日本の化粧品や紙おむつ、トイレットペーパーといった消費財が中国で大人気を博していて、 品質の高さが非常にウケているようです。 わざわざ日本から輸入するほどの人気で、特にパッケージに日本語が書いてあるほうが売れるそうです。

 中国版アマゾンともいえる「アリババ」がこれらを「東南アジアでも売りたい」 と生活消費財メーカーに積極的にアプローチをしかけています。 アリババと組むのか、別の方法で海外進出を強めるのか、注目が集まりますね。

マーケティングって何?将来性のすごい文系最高峰スキル

 

その他の化学メーカー

 名前を知らない会社ほど穴場!

 上記に当てはまらない化学メーカーの一覧です。

化学メーカーのランキング
会社名売上高平均年収備考
積水化学工業1兆円933万円建材・住宅
エア・ウォーター8000億円817万円産業用ガス・食品・医療
DIC7800億円778万円印刷用インキ
日本ペイントホールディングス6000億円778万円塗料
大陽日酸5800億円842万円産業用ガス
クラレ5100億円674万円樹脂加工
関西ペイント3300億円791万円塗料
ニフコ2500億円634万円工業用ファスナー国内首位
東洋インキSCホールディングス2400億円725万円印刷用インキ
エフピコ1900億円752万円食品容器最大手
アース製薬1700億円645万円日用品
日油1700億円738万円プラスチックリサイクル
森六ホールディングス1700億円726万円プラスチック
日本化薬1700億円745万円スキマ産業・高収益体質
アイカ工業1700億円733万円内装用建材大手
サカタインクス1500億円738万円印刷用インキ
大日精化工業1500億円744万円印刷用インキ
小林製薬1500億円645万円日用品
ダイキョーニシカワ1500億円516万円樹脂加工
三洋化成工業1500億円643万円樹脂加工
東亞合成1400億円824万円樹脂加工
高砂香料工業1500億円781万円香料最大手
クレハ1300億円676万円樹脂加工
日本パーカライジング1000億円782万円金属表面処理最大手
JSP1000億円728万円発泡プラスチック
積水化成品工業1000億円701万円発泡スチロール最大手
石原産業1000億円634万円二酸化チタン
 

化学メーカーの年収は低い?

 平均年収は当てにならない!

 化学メーカーの平均年収は600~700万円台の企業が多く、「化学メーカーは年収が低いのでは?」と気になる方も多いでしょう。 確かに三菱ケミカル(1146万円)や富士フイルム(1070万円)、積水化学工業(933万円)以外では、 目だった企業がありません。

 ですが、これで化学メーカーの年収が安いと決まったわけではありません。 というのも、現業職を多く抱えるメーカー企業は、平均年収はかなり低く算出されるからです。

 平均年収は、上場企業が毎年公開する有価証券報告書に記載があります。 ですがこれは、提出企業の全従業員の年収を割ったものにすぎません。 メーカーでは現業職や一般職を多く抱えるため、その分「平均年収」を押し下げているというわけです。

 そのため総合職として就職する限り、メーカーは「平均年収」より高い給料がもらえると思ってよいでしょう。

 一方で富士フイルムホールディングスや日本ペイントホールディングスなど「持株会社」体制をとっている企業では、 「持株会社」に在籍している従業員だけですから、総合職の給料しか入っていません。 それどころか経理や法務などの一部の従業員しか含まれていませんので、正確性に欠けます。

 正確な「総合職平均年収」は就職四季報の取材に対して公表する会社もありますが、 ほとんどの企業は公開していません。ですので「平均年収」の数十万円の差で給料が高い、安いを判断してはいけません。

「平均年収」は当てにならない|メーカーや総合職は特に!

 

化学メーカーのおすすめ企業

 ビジネス界では有名な優良企業をピックアップ!

 化学メーカーは業界自体が隠れ優良業界ともいえるほど知名度が低く、 それでいて高い技術力を持ち、世界で戦える企業群です。 理系には人気ですが、文系ではライバルが少なく有利に就活を進められるでしょう。

 化学メーカーは隠れ優良企業な上にホワイト企業が多く、就職四季報によれば、 上のリストに載っている企業のほぼすべてが残業月20時間未満で10時間を切るところも珍しくないホワイトっぷりです。 有給休暇も年間10日以上取れている会社が多く、狙い目です。

 企業規模が大きいところに目が行きがちですが、高い技術力を要する化学メーカー業界では、 比較的小さめの会社でも圧倒的シェアを誇る会社がたくさんあります。

 例えばニフコは工業用ファスナーで国内70%のシェアを誇ります。 工業用ファスナーとは一般的に知られている服のファスナーではなく、リベットやクリップ、ケーブルストラップなどを指します。 プラスチック部品ですが、実はその大半がニフコの製品です。

 エフピコはスーパーやコンビニ弁当で使われる食品トレーで国内最大手の企業です。 コンビニ弁当が電子レンジであたためられるのは、エフピコが耐熱性の高いトレーをつくったおかげだったりします。 環境意識も高く、リサイクル製品の「エコトレー」が同社の売上高の20%を占めるなどしています。

 日本化薬はその名の通り農薬や火薬(ダイナマイト)から始まった企業ですが、 「スキマ産業」で圧倒的シェアを取る企業です。例えば「半導体封止材用エポキシ樹脂」で世界シェア40%です。 なんのことだかさっぱりですが、スマホやパソコンの基板に載っている黒いアレです。

 またシートベルトを引き込む装置である「マイクロガスジェネレータ」で世界首位、 「DVD用UV硬化型樹脂」では世界2位など実はグローバル優良企業なのです。

 高砂香料工業は香料において国内首位、世界5位の企業です。 ジュースやアイスクリーム、お菓子、たばこなどのフレーバーに加え、 香水や化粧品、石鹸、洗剤、シャンプーなどのフレグランスは実は高砂香料工業のおかげで成り立っています。

 日本パーカライジングの会社名を知っている人は激レアだと思います。 実は、金属にはそのまま塗料を塗ることはできません。必ず「表面処理」という工程で下地塗装をしなければなりません。 金属と塗料がくっつくように行う「ファンデーション」のようなものですが、これで国内首位の会社です。

 金属に色を塗ったり、錆びないように防錆処理をするときには必ず日本パーカライジングが活躍します。 自動車や飲料缶、航空機が「錆びた鉄」でないのは日本パーカライジングのおかげです。 特に自動車の表面処理では国内70%、世界で20%のシェアを占めています。

 その他にも知名度の低い隠れ優良企業を紹介しています。 ホワイト企業を狙う皆さんはぜひ、「隠れ優良企業」の記事を参照してください。

就活おすすめ!厳選「隠れ優良企業」

 

化学メーカーへの就職

 化学メーカーへの就職について解説します。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

 

就職難易度

 就職難易度は、低い

 化学メーカーの就活難易度は、穴場です。 採用倍率は40~80倍と低めで、他業界の有名企業が200~300倍を超えることを考えると、 内定がもらいやすい業界だと言えます。

 同業界は理系には人気が高い一方で、文系学生には知名度がありません。 基本的に法人向けのBtoBビジネスを手掛けており、消費者向けに広告を打たないので、同業界を知る機会がないのです。

 それゆえBtoCの電機メーカーや自動車メーカーに比べて応募が少ない、つまりはライバルが少ないというわけです。 インターンシップを通じて早期に接触していけば、企業研究の面でも選考の面でも、 有利に戦うことができます。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 それでいてホワイト企業の宝庫であり、経営は安定していて給料もよく、残業は少なく休みは多い。 そんな理想的な就職先を多くの就活生は見逃してしまうのですから、もったいないですね。

 

選考プロセス

 インターン参加で優遇選考を狙おう!

 化学メーカー選考不透明です。 リクルーター面接を実施する会社が多く、自分やライバルがどの段階にいるのかわかりません。 リク面で落ちると本選考にのれない場合もあれば、普通に一次面接に呼ばれたりもします。

リクルーター面接とは?|つく条件と受かる方法

 重要なのが、エントリーシートです。 応募が少ないために提出したESは読んでもらえます。逆に言えば、ESの出来が悪ければ「運よく通過」ということもないわけです。 しかし、インターンの段階で完成度を高めておけば、他の就活生に比べて大いに有利になります。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。 

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 各社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 

化学メーカーに必要な英語力

 TOEICスコアよりやる気を見せよう!

 化学メーカーへの就職には英語が必須です。 海外展開をしている企業が多く、また今後内需が見込めないことから海外志向も求められます。 TOEICなら700~750点程度あるとよいでしょう。

 ですが、就活の時点でTOEICでスコアがとれている必要はありません。 私が説明会に参加したときも「TOEIC600点しかないけど入社していきなり海外赴任した」という方もいました。

 これはどういうことかというと、英語力は入社後に強化することもできるからです。 会社として英語の研修制度をもうけていたり、海外赴任が決まった時点で英語教室に通えば間に合う面もあり、 「今」高得点がとれている必要はないのです。

 とはいえ、英語を勉強する意欲があるかどうかは問われます。 たいしたスコアが取れなくてもTOEICを受験しておいて、 「海外赴任を目指して勉強中です!」と言えたら合格です。

 

化学メーカーへの就職は難しい?

 財閥系・消費者向け以外は応募者の少ない穴場!

 「化学メーカーへの就職は難しい」と言われがちですが、実はそうではありません。 就職が難しいのは知名度が高い大手BtoCメーカーです。 例えば花王や資生堂、P&Gなどです。

 テレビCMや広告を通じて知名度の高いBtoCメーカーはどの就活生でも知っている企業群であり、 それゆえ選考への応募が殺到しがちです。 このため旧帝大や早慶といった高学歴な学生が集まり、就活は激戦となります。

 ですが、一般消費者を相手にしていないBtoBメーカーは難しくありません。 就活生への知名度が低いためライバルが少なく、学歴フィルターにひっかかりにくいのです。

 知名度が低いのは一般消費者を相手にしていないからというだけで、 上記で紹介した化学メーカーはどれもビジネスの世界では超有名で、欠かすことができない企業群です。 世界トップシェアを取る会社も多く、決して劣っているわけではありません。

 特にインターンシップを通じて会社と早期に接触すれば、裏ルートで有利に内定をもらえる可能性が高く、 知っている人ほどトクをするのが化学メーカーへの就活の特徴です。

 

文系でも化学メーカーに就職できる?

 文系ならではの役割がある!

 化学メーカーには、文系でも就職できます。なぜなら「マーケティング」という文系特有のスキルが求められるからです。 この業界はバリバリの理系の職業のように思われがちです。確かに「製造」の面では理系の技術的な知識や能力が活かされ、 商品開発のためにたくさんの理系の学生を採用します。

 採用人数も文系は20~30人と、理系の半分以下の人数しか採用されません。 だからといって文系が化学メーカーに就職ができないわけではありません。 先ほども述べた通り、BtoBメーカーは知名度が低く、ライバルが少ないからです。

 確かに文系だと「設計」や「研究開発」といった仕事には就きませんが、 法人営業の他、生産管理や調達、また経理や法務、人事といった間接部門もあります。

 特に営業は文系の独壇場で、ほぼ文系の就職先といってよいでしょう。 今後は「良いものをつくる」だけでなく、「マーケティング」で商品開発や市場調査をし、 「売れるモノ」を生み出す役割が期待されます。

 化学メーカーへの就職で文系が不利ということは決してないと言えます。

文系はオワコンじゃない!|文系の時代が来ている!

 

化学メーカーの志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 化学メーカーの志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。 以下のような「社風」を志望動機に組み込みましょう。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 業界ではトップのシェアを持ち、最も多い業績を上げていること
  • 現場にソリューションを提案すること
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 身近な製品の川上から川下まで幅広く携わりたい
  • 安全技術の開発に取り組んでいること
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 環境問題に真正面から取り組みソリューションを提案したい
  • 化学メーカーの製品が身の回りに深くかかわっておりやりがいを感じる
  • 独自性の高い技術力を生かし多角的な事業分野で働きたい
  • 最終製品でないことが逆に無限の可能性を秘めていると思うため
  • 常識を破る新製品は素材から生まれると思うため
  • 時代の変化に対応し、常に進化を続けている会社だから
  • 独創的で少数精鋭主義なところに魅力を感じたため
  • 分子レベルで製品の設計ができるところが魅力に感じたため
  • 海外で活躍できるチャンスを見出せたため
  • ニッチ市場で多彩な製品群を取り扱っており活躍の場が多いため
  • 素材に高い付加価値をつける仕事に魅力を感じたため

 化学メーカーのビジネスの特徴は、他のメーカーと同じく単なるモノではなくソリューションを売るというものでした。 メーカーは単にモノをつくっているだけではありません。そのモノでできるソリューションを提供しているのです。 液晶パネルの材料を売っているのではなく、「もっときれいなテレビをつくれる材料」というソリューションを販売しているということです。

 志望動機も「モノをつくる」「モノを売る」にだけフォーカスしてはいけません。 化学メーカーは確かにモノをつくっていますが、それは「ソリューションを提供する」モノでなければなりません。 会社の製品群に応じて、その会社が社会に対して何を提供しているのか検討が必要です。

 ですから、志望動機では「部品を改良することで最終消費者を喜ばせる」「質の高い材料を世界にもたらしたい」 「最終製品の川上から川下まで幅広く社会貢献できる」などがキーワードとして使えます。

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【就活】自己分析のやり方!~内定力爆上げの人生設計~

【例文】就活の軸の決め方|「おっ」と思わせる答え方

 また、「Unistyle」という就活サイトでは実際に内定を取ったエントリーシートが無料で読み放題です。 この業界はもちろん、あなたの志望企業に内定した歴代就活生がどう書いたのかを見れば、 ESの方向性が合っているかどうか確認することができます。これを使わない手はありませんね。

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【一覧】業界研究がわからない?代わりにやりました!

 

3月の今から最短で内定をもらうには?

 

全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう

 内定確度の高い応募先を持っておこう!

 平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません

 そこで利用したいのが「OfferBox」です。

 SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。

 OfferBoxでは応募者の少なさに悩む「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そういった会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。

 学生なら完全無料で利用できますから、損をすることは何もありません。 今のうちに有望な会社と接触して、全落ちリスクを減らしておきましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

「実はもう内定あるんだよね」内定直結の就活講座

 内定確保の最速手段!

 就活では「内定が1つあるかないか」で心の状態が大きく変わります。 たった1つ内定があれば、心に余裕ができ、「不安で眠れない」「もう後がない」といった状況とおさらばできます。 さらに自信が持てるため、堂々とした態度が面接でもウケて次々に内定を獲得していけるのです。

 友達や家族などに「就活どう?」と聞かれたときに、「もう内定は1つ確保してるんだよね」と言えたら、 周りも安心させられます。「たった1つの内定」が好循環の起爆剤なのです。

 その1つ目の内定を簡単に確保できる就活サービスが、「irodasSALON」です。

 同サービスでは「自己分析・ES・面接対策」をオンライン講座で学んだ後、「就活の軸」に合った優良企業を教えてもらえます。 優遇選考ルートが用意されており、自力の就活より有利に戦えます。

 irodasSALONの特徴は、選考フェーズに進むまでに、自己分析や選考対策にかける時間が長めで、 「複数の内定を取ってから悩んでもいい」など、後悔しないための仕組みが揃っていることです。 そのため年間20,000人が利用していて、その満足度は95%に上ります。

 もちろん学生は完全無料で、面談も講座もオンラインですから、自宅で就活が可能です。 まずは面談を予約して、「自己分析を教えてほしい」と相談するところから始めましょう。

24卒の予約ページ→面談を予約する【24卒】

 

もし「明日が面接」でも準備は大丈夫?

 「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?

 就活には順番があり、会社探しや応募の前にやっておかなければならないことがあります。 それが「自己分析」と「ESの事前準備」なのですが、順番を間違えると説得力のない「やみくも就活」になってしまいます。

 そこで「キャリアチケットスカウト」という就活アプリを利用しましょう。

 このアプリは「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれる羅針盤となります。 そしてそれら「やるべきこと」を質問に答えるだけで用意ができるようにプログラムされており、 効率よく就活を進めるのにぴったりなアプリです。

 また、作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。

 まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

キャリアチケットスカウトをダウンロードしてみる

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

 あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。

 もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。

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 また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。

 ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。

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志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)

 選考体験談が詳しすぎる!

 「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。

 エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。

 「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。

 ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。

内定ES・選考情報を読む


プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。



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