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【就活】非鉄金属メーカー15社!業界研究・志望動機・平均年収

 非鉄金属メーカー業界研究志望動機を公開しています。

 非鉄金属メーカーは理系の就活生に人気の業種です。 原材料を輸入して、鉄以外の金属、例えばアルミニウムやマグネシウムといった軽金属、 銅やスズなどのベースメタル、ニッケルやクロムなどのレアメタル、金や白金などの貴金属などを製造しています。

 鉄に比べ使用される量が少なく、企業規模も異なることからあえて「鉄」と「それ以外」にカテゴリーを分けた結果、 「非鉄金属メーカー」と「非鉄金属メーカー」に分かれたのであり、 非鉄金属だからといって鉄以外のすべての金属を1社で製造しているわけではありません。 

 

非鉄金属メーカーの業界研究

 非鉄金属メーカーは海外から鉱物を輸入して、不純物を取り除いて金属を製造します。 日本ではほとんど鉱物がとれず、基本的には輸入して生産します。 これは、鉄鋼メーカーと同じです。

 非鉄金属メーカーは、生産している製品によってさらに細分化できますが、 就活で行くような大手企業・中堅企業は「」と「アルミ」がメインです。

 過去には日本にも銅山がありましたが、現在では日本の銅山で銅を掘るのは高コストで、 海外で銅山の権益を確保し、日本に原料を持ち込む会社がほとんどです。 銅山の権益を確保したのは1970年代~90年代で、現在でも安定的な収益を確保しています。

 鉄鋼メーカーと異なり、「高炉」や「電炉」による区別はなく、 基本的にどこも鉱物から精錬(不純物を取り除く)し、また金属リサイクルも行っています。

 銅やアルミの使い道は多岐にわたり、自動車部品や電気機械の部品に限らず、 電線や建材、工具、家具など幅広く提供している点で、 私たち一般消費者もなんらかの商品を通じて非鉄金属メーカーと関わっています。

 また、鉄鋼に比べて非鉄金属は使用量が世界的に少ないため、 企業規模も鉄鋼メーカーの新日鉄住金やJFEスチールには及ばないものの、 鉱山の権益による安定収益で「優良企業」とされます。

 非鉄金属メーカーの取引先はやはり鉄鋼メーカーと同様に、総合商社や金属の専門商社がメインで、 地場工場などとは直接取引をしません。しかし、最近では金属を精錬するだけでなく、 「工具」など加工品をつくって販売する会社もでてきています。

 

非鉄金属メーカーの一覧と売上高・平均年収

 非鉄金属メーカーの一覧です。

会社名売上高平均年収備考
住友電気工業2.8兆円794万円銅・電線
三菱マテリアル1.3兆円715万円銅・ニッケル
セメント・アルミニウム
古河電気工業8400億円729万円
住友金属鉱山7800億円784万円銅・ニッケル
働きやすい会社
フジクラ6500億円721万円銅・電線
UACJ5600億円695万円アルミニウム
日本軽金属ホールディングス4400億円988万円アルミニウム
DOWAホールディングス4100億円787万円
リョービ2400億円654万円
昭和電線1500億円628万円銅・電線
大紀アルミニウム1500億円658万円アルミニウム
古河機械金属1400億円788万円
アーレスティ1300億円574万円
東邦亜鉛1100億円485万円
アサヒホールディングス1000億円741万円

 この中で、住友電気工業とフジクラは「電線」を得意としています。電線は外の電柱にかかっている電線もありますが、 住友電気工業の場合は売上高の50%を自動車向けの製品が占めています。 自動車部品としての電線(ワイヤーハーネス)には特に強く、世界シェアNo.1で25%を占めています。

 三菱マテリアルや住友金属鉱山は銅やニッケルの鉱山権益を海外に持ち、 日本に持ち帰って精錬し、販売しています。 三菱マテリアルは銅やニッケルに加えてセメントやアルミニウムの製造も手掛けています。

 UACJと日本軽金属ホールディングスはアルミニウムが強く、アルミ缶や自動車部品につかわれます。 アルミニウムは耐食性があり(錆びにくい)、建築材料として人気があり、一定の需要があります。 現在、日本国内ではアルミニウムについて、この2社が覇権を争っている状況です。

 

非鉄金属メーカーの就活

 非鉄金属メーカー就活について解説します。 非鉄金属メーカーの就活は理系に人気があり、ライバルとなる就活生が多いです。 特に住友電気工業と三菱マテリアルは売上1兆円を超える企業なので人気です。

 内定者は東京大、京都大、大阪大、神戸大などで旧帝大や上位国立大学で大半を占めます。 この傾向はインターンシップ参加者(インターンシップ合格者)の割合を見ても歴然としています。 学歴があるから受かるというわけでもないのですが。

 非鉄金属メーカーでもリクルーター面接が行われます。 合格し続ける限り何度も呼ばれ、人によって3~15回ほどリクルーター面接を繰り返します。 晴れてすべて通過すると、最終面接に呼ばれます。

 リクルーター面接に失敗すると、もうチャンスはないと思ったほうがよいでしょう。 リクルーター面接が中心の会社で、その他の採用ルートはないと思います。

 メーカーなので、ほかの業界に比べるとホワイト企業が多いです。 というのも、メーカーは多くの工場労働者を抱えるため、彼らが労働組合を結成し、 従業員の生活の向上につとめているからです。

 総合職もその「労働組合」のメリットを享受できますので、比較的ホワイト企業が多いはずです。

 非鉄金属メーカー選考不透明です。 リクルーター面接を実施する会社が多く、自分やライバルがどの段階にいるのかわかりません。

 リク面で落ちると本選考にのれない場合もあれば、普通に一次面接に呼ばれたりもします。 友達の中にはリク面で落ちて、一次面接に呼ばれて、そのまま内々定をもらった人もいます。

 非鉄金属メーカーはインターンシップを行っており、 インターンシップ参加者は選考で有利になります。 通信業界を志望するなら、必ずインターンシップに参加しておきましょう。

 非鉄金属メーカーは会社の数が多いので、早めにエントリーシートの原案を作成しておいて、 就活が解禁されるまでにブラッシュアップしておく必要があります。 就活が解禁されたらすぐに会社説明会が始まり、リクルーター面接も始まります。

 逆に言えば、エントリーシートを早く作っておけばコピペで提出できるということです。

 遅くとも大学3年生の3月までにはエントリーシートの原案を完成させておきましょう。

 

非鉄金属メーカーの志望動機

 非鉄金属メーカーの志望動機の例を挙げていきます。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出したいため
  • 世界で広く展開しているところに魅力を感じたため
  • 業界ではトップのシェアを持ち、最も多い業績を上げていることに魅力を感じたため
  • 世界に驚きと感動を与える仕事に魅力を感じたため
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社で働きたいため
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であることに魅力を感じたため
  • オーダーメイドであるため顧客の満足に応えられることに魅力を感じたため
  • 安全技術の開発に取り組んでいることに魅力を感じたため
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力を感じたため
  • 環境問題に真正面から取り組むことに魅力を感じたため
  • 日本の産業のトップとして常に世界を視野に入れた仕事がしたいため
  • 高付加価値のオンリーワン製品を多く生み出しているため
  • あこがれをもてる社員が多いため
  • 品質の高い電線事業が国際舞台での電力の安定供給に寄与し、人々の生活を豊かにするから
  • 自動車部品や通信、送電といった社会インフラの根幹を支える事業に魅力を感じたため
  • 蓄電池事業は将来性を感じるため
  • 高いリサイクル技術で持続可能な社会を実現できると考えたため
  • 光ファイバーは通信社会を支える重要な産業であると思うから
  • 素材の改良による自動車の軽量化を通じて持続可能な社会を発展させられると思うから
  • 最終製品の性能は素材で決まると思うから

 非鉄金属メーカーのビジネスの特徴は、あらゆる製造業に素材を提供しているというものでした。 非鉄金属メーカーは単にモノをつくっているだけではありません。そのモノでできるソリューションを提供しているのです。 単に金属を売っているのではなく、「軽くて錆びにくいアルミニウム」「よく電気を通す銅合金」というソリューションを販売しているということです。

 志望動機も「モノをつくる」「モノを売る」にだけフォーカスしてはいけません。 メーカー企業は確かにモノをつくっていますが、それは「ソリューションを提供する」モノでなければなりません。 会社の製品群に応じて、その会社が社会に対して何を提供しているのか検討が必要です。

 ですから、志望動機では「クルマなどの軽量化に貢献し環境問題を解決したい」「資源に限りのある日本に安定して金属を供給したい」 「あらゆる産業を支える縁の下の力持ちになりたい」などがキーワードとして使えます。

 志望動機で最も良いのは「経営理念」と「就職活動の軸」が一致しているとアピールすることです。

 詳しくは「新卒採用」は「将来の夢採用」で解説していますが、 就活は、「将来の夢就職活動の軸)に沿って行わなければなりません。 志望動機も、「将来の夢を実現するため、貴社に入社しなければならない」という流れで書きます。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎず、実際にはあなたの将来の夢と、 会社の企業理念・ビジネスの目的とを結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

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