【就活】参入障壁の高い業界9選!|安定ホワイトって本当?
この記事の要点
- 参入障壁とは、新たなライバルが現れない理由のこと!
- 主にインフラは、参入障壁が高い!
- メーカーも企業努力によって参入障壁をつくれる!
- 参入障壁があっても、ホワイト企業とは限らない!
目次
おすすめ・人気記事
- 【24卒】10月も内定なし!いつまでに決まらないとやばい?(31758人)
- エントリーシートがダウンロードできるサイト(5383人)
- 就活おすすめ【隠れ優良企業】|厳選の一流BtoB企業(7861人)
参入障壁とは
参入障壁とは、新たなライバルが現れない理由のこと!
参入障壁とは、「同じビジネスを新しく始めることを困難にしている原因」を意味する言葉です。 例としては「法的規制による市場独占」「政府のバックアップ」「企業努力による優位性の確保」があります。
参入障壁に守られた既存企業にとっては「価格競争が起きない」というメリットがあり、高い利益を確保することができます。 そのような企業に就職すると「高い年収」が期待でき、経営が安定することから「長く働くことができる」というメリットがあります。
一方で新規参入したい企業にとっては、法改正・政策の変更・既存企業以上の企業努力など高いコストがかかります。 それだけの努力をして参入に成功したとしても、今度は既存企業との価格競争が始まりますから、参入するメリットがないということになります。 特に「法的規制」「政府のバックアップ」による参入障壁の場合、「価格が高い」「競争がないので成長しない」などといった批判に晒されます。
参入障壁の例
参入障壁の例を、以下の表にまとめました。
法的規制による市場独占 | 地域や電波帯などを特定企業に割り当て、それ以外の企業の事業活動を禁止します。 例えば電力業界・テレビ業界・携帯キャリアが当てはまります。 |
---|---|
政府のバックアップ | 事業を始めるのにかかる莫大なコストを政府が負担し、支援の受けられない会社は実質その事業活動を行えません。 また政策で寡占市場・独占市場が許されている業界もあります。 前者は高速道路業界・JR各社・NTT東西が当てはまり、後者は日本製鉄など高炉メーカーが当てはまります。 |
企業努力による優位性の確保 | 特許の取得・早期の量産体制の構築・技術のブラックボックス化などによって、 他社が追随できない高みに上ってしまう方法です。 例えば化学メーカー・機械メーカー・電機メーカーなどが得意としています。 |
参入障壁の高い業界
参入障壁の高い業界は、次の9業界が挙げられます。
これとは別に、「たばこ」も参入障壁があります。たばこ葉を育てるには国の許可が必要です。 JTの他、海外のたばこ会社があるのみで、日本で新しくたばこ会社を設立することは不可能です。
電力業界
電力業界は、地域独占が認められている!
電力会社が最たる例でしょう。電力業界に新規参入することはできません。
「電力小売り」「発電事業」がそれぞれ自由化されていますが、必ず既存の電力会社を通さなければなりません。 電力は「安定供給」が最重要項目であり、原子力発電や火力発電のバックアップなしには成立しないためです。 「電力小売り」では電力会社に「仕入れ代金」を支払わなければなりませんし、「発電事業」では電力会社に「売電」しなければなりません。
「新電力」と呼ばれる企業群は新規参入したかのように見えますが、 結局のところ電力会社のもつ送電網に頼らざるを得ず、加えて電気は「どの発電所の電気か」を区別できません。 そして安定供給のために、既存の電力会社のバックアップを受けているのが現実です。
電力会社は複数ありますが、エリアごとに分かれています。 許可を受けたエリアで発電し、送電するので基本的には他の電力会社とエリアが被ることはありません。 そのためその地域では独占企業となるわけです。
また、特に電源開発は発電特化型の電力会社ゆえに、消費者との直接取引がなく、 他の電力会社に比べて知名度が低めです。就活においても知る人ぞ知る優良企業です。
テレビ業界
テレビは、電波の余りがないので新規参入できない!
国の許可が必要と言えば、テレビ放送も参入障壁が非常に高く、新規参入が不可能です。 というのも、テレビ放送に使える電波帯は決まっており、余りがないからです。
東京ならフジテレビや日本テレビ、大阪なら読売テレビや毎日放送など、 テレビ局の数が限られています。その少ない電波を、今あるテレビ局で独占している状況です。 「既得権益」などと政府批判をしがちなテレビ業界ですが、実は自分自身が最強の既得権益なんですね。
通信業界
携帯電話も、電波の余りがないので新規参入できない!
通信業界の中でも、携帯キャリアは「法的規制」による参入障壁に守られています。 電波帯の利用許可を取らなければならず、加えて大量の基地局の建設が必要なことから、新規参入は非常に難しい業界です。 本来なら、旧国営企業のNTTドコモの独占になると思われていました。
ところが現実には、トヨタと京セラを後ろ盾にしたKDDIや強烈な経営力をもつソフトバンクの参入があり、 さらには政府肝いりの楽天も参入しました。 これは後発3社が莫大なコストをかけて規制緩和・大規模設備投資を行ったために実現したことで、参入障壁が突破された稀有な例だと言えます。
NTT東日本・NTT西日本は、「法的規制」の恩恵はありません。 しかし一方で、国営時代に築いた固定回線網が巨大な資産となっており、「政府のバックアップ」によって独占的地位を築いた企業群と言えます。
各携帯キャリアの基地局はNTT東西の固定回線を通じてインターネットに接続されますから、 結局のところすべての通信会社がNTT東西に依存することになっています。
公共事業
公共事業に入札するには、公共事業の実績が必要!
実は建設業界も高い参入障壁があります。
国や地方自治体相手の仕事といえば、競争入札になります。競争入札は「価格」だけでなく「企業評価」も大きな配点を占めているのですが、 その「企業評価点」を大きく左右するのが「施工実績」です。 簡単に言えば、似た内容の公共工事の実績がないと、公共工事を落札できないというわけです。
そう、公共工事をやったことがない新規事業者は、公共工事をすることができないのです。
「実績がないとできない」という業界の特殊な事情があまり知られていないため、 大半の就活生はスーパーゼネコン以外をスルーしてしまいます。 特に準大手ゼネコンは平均年収が900~1000万円ある一方で競争倍率が10倍程度しかない穴場になっています。
鉄鋼業界(高炉)
高炉メーカーは、必要な設備が多すぎて新規参入が不可能!
鉄鋼メーカーのうち特に「高炉メーカー」も非常に参入障壁の高い業界です。 これは国の許可が必要なわけではなく、開業に必要な資金が莫大すぎるためです。
国内トップの日本製鉄は「官営八幡製鉄所」をルーツとしており、明治政府が国策でつくった会社です。 2位のJFEスチールも川崎重工業や浅野財閥といった巨大資本をルーツにしています。
一度工場見学に行ってみるとわかると思いますが、工場の規模がもはや町レベルです。 ドラマ「華麗なる一族」でも高炉建設に奮闘していましたが、 電炉メーカーという下地があっても高炉の建設には常識では考えられないほどの投資が必要なのです。
問題はそれだけではありません。日本製鉄は長らく世界最大の鉄鋼メーカーでした。 それが近年、M&Aで大きくなったアルセロール・ミッタル、中国宝武鋼鉄集団、河北鋼鉄集団に抜かれ、 現在4位に位置しています。
これを受けて日本製鉄も国内で買収を進め、吸収したりグループ会社に加えたりしています。 ほとんどの鉄鋼メーカーが日本製鉄かJFEスチールの傘下に入っていますので、 実質この2社しかないといっても過言ではありません。
鉄道業界
鉄道業界は、今さら土地の確保が困難!
鉄道業界も参入障壁が高いと言えます。 路線の新設には許可が必要な上に、あまりに広範すぎる用地買収を行わなければなりません。
国鉄をルーツにもつJR各社は、「政府のバックアップ」によって鉄道路線を敷いてきました。 今さら政府支援での路線の新設などできませんから、あまりに高すぎる参入障壁だと言えます。
一方の私鉄は「政府のバックアップ」を受けていませんが、 国土開発が進む前、人口増加の流れに乗って路線を建設してきたのであり、 今さら同じ方法で鉄道会社を新たに作ることなどできません。
また「新設の許可」では「路線の並走」があまり認められてこなかったことから、 他社と競合することも少なく、各社が共存共栄を図れる仕組みになっています。
高速道路業界
高速道路も、建設資金の確保が不可能!
高速道路業界も参入障壁が高いです。 現在の高速道路は、旧道路公団の時代に莫大な費用をかけて建設されたものです。 民営化直後は40兆円もの負債を抱えており、現在はその返済途上です。
道路建設自体は特に法的規制はなく、ルール上は新規参入が可能です。 ですが「用地買収」「建設」にはあまりに膨大過ぎるコストがかかりますから、 やはり新規参入は事実上不可能と言わざるを得ません。
化学メーカー
化学メーカーは、技術と量産化で追いつけない高みに登ってしまう!
化学メーカーの参入障壁は、「企業努力による優位性の確保」によるものです。
半導体材料・電子部品に関しては「超高純度」などの非常に高い技術力が求められ、 いち早く実現した会社はすぐに量産体制を構築します。
すると後発の企業が新たに研究開発をしても価格競争になり、研究開発費を回収するほど儲からないことが予想できます。 ですから「一番乗り」の企業に譲って他の製品の開発で勝負するのです。 ゆえに独占的シェアを取る製品群をもつ企業が非常に多く、高い利益・高い年収といった高待遇を実現しているのです。
機械メーカー
機械メーカーは、あえて特許を取らないことで「謎技術」のままにしておく!
機械メーカーの参入障壁も、「企業努力による優位性の確保」によるものです。
この業界は「特許を取る」ことよりも「技術をブラックボックス化する」ことで、後発企業の追随を防いでいます。 特許権は25年で失効しますから、あえて特許を取らないことで秘密の技術にしておくというわけです。 こうして「未だに解明されていない技術」を1社で独占していて、独占的シェアを実現できるという仕組みになっているのです。
→機械メーカーがすごすぎる!49社の業界研究・志望動機・平均年収
参入障壁のメリット
参入障壁のメリットは、次の3点です。
- 経営が安定する
- 社会貢献度が高い
- 年収が高い
最も大きいのが、「経営が安定する」ことです。 独占市場となることで、利益は守られ、雇用も守られます。参入障壁に守られた企業はメリットを享受します。
実は、一般消費者や他の業界にもメリットがあります。
例えば電力会社の場合、電力会社が最優先しなければならない業務は「電力の安定供給」です。 停電が起こればあらゆる工場が止まり、パソコンは強制シャットダウンします。経済活動が停滞するのです。
飲食業界のように過当競争になってしまうと、品質が低下します。 安さを追求した結果食中毒を引き起こすように、電力業界が価格競争で疲弊すれば、停電が予想されます。
参入障壁を作り、電力会社にお金の心配をさせないことで、安定供給を可能にします。 電気を使う人みんなが、参入障壁の恩恵を享受しているのです。
鉄道や高速道路も、参入障壁によって品質が確保されています。簡単に崩壊するような線路や道路では困るのです。 それでも事故がないわけではありませんが、自由競争だった場合はもっと不便な世の中になっているはずです。
参入障壁のデメリット
参入障壁のデメリットは、次の5点です。
- サービス・製品の値段が高くなる
- サービス・製品の質の向上がない
- ホワイト企業とは限らない
- 将来性に乏しい
- 昭和の体質が残りがち
値段が高くなることと、サービスの向上がないことは不可分一体です。 競争がない分、価格競争もサービス向上競争も起こらないのです。そのため、値段は高く、サービスは悪いという状況が発生しがちです。
日本の電気料金は海外に比べて高く、新幹線や高速道路の料金も高いままです。 公定料金となるため、割引や値引きも自由にはできません。独自性も出しにくく、サービスの向上は望めません。
さらに何もしなくても利用客が大勢いるという状況も、 サービス向上を阻害する要因です。安定して利益が見込めるため、 利益を増やすための挑戦や努力がなくても、会社としては生き残れるのです。
殿様商売が可能であり、利用客に対し横柄になりがちです。 「嫌なら使わなければいいんじゃない?」という態度が取れますが、 利用客はその会社のサービスを利用せざるを得ません。
また新規参入ができないため、新たなサービスを思いついた人がいても、 そのサービスが実現されることはありません。企業しても参入障壁のために、 仕事をすることができないためです。
また、政権交代などで参入障壁が撤廃された場合、自由競争の経験のない業界は、 競争に押しつぶされ、価格競争やサービス競争で敗北し、倒産したり品質が悪化する可能性もあります。 民主党政権のころ、電力会社などはヒヤヒヤしたことでしょう。
待遇は良いがホワイトとは言い切れない
参入障壁とホワイト企業は、関係ない!
参入障壁の高い業界は、必ずしもホワイトとは言い切れません。
旧国営企業を始めとした参入障壁の高い業界では、良くも悪くもある程度の利益を確保できる分、 待遇は良く、ホワイト企業が多いです。就職四季報を読むと、その残業時間の少なさや総合職年収の高さがわかります。
ですが、通常の民間事業と比べてビジネスが急成長することもないというデメリットがあり、 「会社が成長して給料が増える」といった民間ならではのワクワクがありません。
こういった企業では仕事の多くは外注しており、総合職はいくつものプロジェクトを取りまとめる役割を果たします。 通常時はホワイトとはいえ、ひとたびトラブルが起きれば責任者として物理的に家に帰れません。
実際にNEXCO西日本やJR西日本では過労死事件が起きています。 (NEXCO西日本:朝日デジタル記事) (JR西日本:朝日デジタル記事)
安易に「ホワイト企業」だと思って入社するのはよくないでしょう。
将来性に乏しい
参入障壁は、国民感情に左右される!
参入障壁があるうちはいいのですが、政府の匙加減1つで外れてしまうものです。 例えばソフトバンクや楽天の新規参入も、政府が乗り気でなければ実現しませんでしたし、 KDDIは「旧国営企業の流れ」があるからこそという側面もありました。
かつては公共事業の談合も「官製談合」と呼ばれるように、 政府の都合で談合をさせていた経緯もありました。しかし、今は談合すれば逮捕されます。
電力自由化で真っ先に電力を食いに行ったのは大阪ガスでした。 関西電力の領域だけでなく東京電力の領域にも進出しています。 これは、大阪ガスはもともと様々な事業をやっている会社で、競争には慣れっこだったからです。
つまり、競争を経験していない会社は、障壁がなくなれば食われるということです。
かつて橋梁メーカーには日本製鉄や三菱重工業、住友金属といった会社がありました。 しかし、2000年代に談合が摘発されると会社数が半減し、上述の会社も撤退していきました。
参入障壁はいつなくなるかわからないために将来性に乏しいという点を覚えておいてください。
昭和の体質が残りがち
変化の必要がないため、時代遅れになりがち!
私も参入障壁のある業界に身を置いていましたが、会社には昭和の体質が残っていました。 いちおう「労基法を守る」という意味では「ホワイト企業」だったのですが、 ハッキリ言って無駄な時間を過ごしたとさえ思います。
パソコンやスマホをろくに使えず、2017年になるまでガラケーを使っていました。 仕事では「若手がiPadを持つのは生意気だ」として、いまだに客先に分厚い図面の束を持ち込みます。
そこでは年齢がすべてで、課長や部長であっても、年上の部下に指示ができないという状況でした。 働かない「名ばかり部長」が何人もいて、お酒やゴルフの話ばかりしています。 飲み会では強制一気飲みなど当たり前に行われます。
ですが、これまで困ったことがないので、会社は続いているのです。
能力あるみなさんにとってはこういう会社は力を持て余し、退屈です。 年齢を理由に何もさせてもらえず、無駄な説教を受け続ける日々が待っています。
こんな状況ですから、参入障壁がなくなったとたんに会社が傾くのもうなずけますね。
10月の今から最短で内定をもらうには?
全滅リスクにセーフティネットを貼っておこう
内定確度の高い応募先を持っておこう!
平均的な就活生は30社に応募して、10社の面接に進みます。 ですが、これはあくまで平均。応募先が有名企業ばかりだと、運悪く全落ちの可能性すらあります。 その対策に、知名度の低い「隠れ優良企業」を志望先に加えたいのですが、名前も知らない会社は検索すらできません。
そこで利用したいのが「OfferBox
」です。
SNSの要領でプロフィールを設定し、本番さながらの適性検査を受けると会社の人事がそれを読みます。 「あなたがほしい!」と思われれば、ときには書類選考が免除・いきなり最終面接などの特典付きで選考に呼ばれます。 つまり、内定確度の高い応募先を確保できるというわけです。
OfferBoxでは学生の知らない「隠れ優良企業」が待ち受けていて、 そんな会社の人事に響く「アピールの仕方」も書いてあります。 加えて本番さながらの適性検査も受けられるので、結果を見れば自己分析も簡単に終わります。
学生なら完全無料な上に、登録するのが早ければ早いほど会社の採用枠が多く残っています。 学部3年生(修士1年生)の受付も開始していますから、今のうちに会社との接点をつくって全落ちリスクを減らしましょう。
→「OfferBox
」の公式サイト
「就活?楽勝だったよ」という人の特徴
早期選考は内定確率10倍のボーナスステージ!
「就活はしんどかった」という人が大勢いる一方で、「就活は楽勝だった」という人も一定数います。 同じ大学でも「しんどい組」と「楽勝組」に分かれるのですが、「楽勝組」にはいったいどんな特徴があるのでしょうか。
それは、楽勝組は早期選考を受けたという特徴です。 就活生の30%が、選考の本格化する「学部3年生(修士1年生)の3月」より前に内定を得ています。 その早期選考は競争倍率が7.7倍で、通常選考が100~300倍なのに比べて10倍受かりやすい戦い方をしているのです。
※早期選考はいつから?企業一覧・10倍受かりやすい理由
早期選考 通常選考
(有名企業)通常選考
(BtoB企業)競争倍率 7.7倍 100~300倍 10~80倍 早期選考はそもそも内定確率が10倍な上に、 「実際に選考を受けてみる」ことで勝手がわかり、その後の通常選考でも「慣れているので堂々と面接ができる」という効果があります。 もし「実は内定あるんだよね」という状態なら、多少失敗しても全然平気ですよね。
そんな「楽勝組」になるために、「ジョブトラ」
を使うのがおすすめです。
ジョブトラは「合同説明会+グループワーク」を半日で行う就活イベントですが、 事前準備なしで最大6社の早期選考が受けられるというものです。 参加条件は「学部3年生(修士1年生)」のみで、自己分析・ESは不要、就活完全初心者でOKです。
→「ジョブトラ」
に参加する
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
あなたのエントリーシートは100点満点ですか? …と言われても、わかりませんよね。自己採点するにしても、その基準となる模範解答がなければどうしようもありません。
もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
総合商社やインフラ企業、メーカー企業、外資系企業をはじめ、超一流企業からベンチャー企業まで71,000通を超えるエントリーシートが収録されています(2023年5月時点)。 あなたの志望企業の合格エントリーシートもほぼ見つかるサイトと言っていいでしょう。
また、合格ESだけでなく「企業研究」「同業他社比較」「就職活動の軸別のおすすめ業界」 「志望動機の書き方」など就活に役立つ限定記事もすべて無料で読むことができます。
ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その2)
選考体験談が詳しすぎる!
「ワンキャリア」では50,000件を超える合格エントリーシート・就活体験談が掲載されており、 全日本空輸(ANA)、伊藤忠商事、花王、日本航空(JAL)、味の素、アサヒビール、オリエンタルランド等日本の一流企業に加え、 ゴールドマンサックス、ボストンコンサルティング、モルガン・スタンレーなどの外資系一流企業も多数そろっています。
エントリーシートだけでなくインターンシップやその選考、WEBテスト、グループディスカッションの攻略情報、 さらに志望動機の書き方や業界研究を読むことができ、従来では手に入らなかった情報が満載です。
「ワンランク上のキャリアを目指す」というキャッチフレーズの通り、業界をリードする大手企業の資料が多く、 また総合商社、JR東海、電通、キーエンス、日本郵船、三菱地所といった一流企業の出展する限定イベントも開催されます。
ワンキャリアは月間60万人の就活生が利用しています。また内定後もES・体験談を投稿すると1件最大5000円の謝礼がもらえ、 就活体験を翌年の就活生のために役立てることもできます。先輩の「知」を継承し、 あなたが発展させた「知」を後輩に継承する好循環を生み出しましょう。
内定の前提条件をまだ満たしていない!?就活泥沼化の原因
「自己分析」をよくわからないまま、放置していませんか?
自己分析とは「ビジョンを決めてその実現ストーリーをつくること」ですが、 大卒総合職としての就活では「私は貴社とビジョンが一致しています」という特有の志望動機を要求されます。 ゆえに内定を得るためには自己分析をすることが前提条件です。
ですが、多くの就活生がよくわからないまま放置して内定がもらえず、5月以降も就活が長引いて泥沼化します。 「学歴」や「経験」がどれだけよくても、自己分析をしないだけで地獄を見るのです。
そこで「キャリアチケットスカウト
」という就活アプリを利用しましょう。
このアプリでは5つの質問に答えるだけで自己分析が完了し、それを元にエントリーシートを作成するサポートもしてくれます。 「最初に何を」「次に何を」すべきかを順番に示してくれるので、「前提条件を満たしていなかった」という事故が防げます。
また、このアプリで作成した「就活の軸」や「自己PR」などを元に企業から特別選考に招待される機能もあります。 もちろん辞退してもいいのですが、その会社は「あなたとビジョンの一致した会社」ですから、内定確度は高いです。 オファーをもらってから検索してみたら、実はそれがあなたの天職かもしれません。
まずはアプリをインストールして、自己分析から始めてみましょう。もちろん完全無料です。

著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、8年間に渡り学生の就職活動を支援している。
就活コラム
MY就活ネット独自の企業研究を公開中!
-
- 就活で「成功する人」になろう!|誰でも可能な方法
- 25卒の就活は何から始めればいい?やることリストと順番!
- 24・25・26卒は何年生?就活はいつから始まる?
- 2021年度卒の就活はこうなる!~就活戦線予想
- 25卒の就活はやばい!インターンが変わるので早期化・難化!
- 【24卒&25卒】就活はいつ終わる?|早期内定を目指す人のための記事
- 【24卒&25卒】就活スケジュールの実際|政府ルールは出遅れ組!
- 【就活】3月にやるべきこと|今からでは遅い?とても忙しい!
- 【就活】スカウトで落ちるのはなぜ?内定のメカニズムを攻略!
- 就活うつとその対策|7人に1人がかかるけど治せる!
- 【就活】持ち駒とは|いくつあればいい?その増やし方
- 【楽に内定】就活を早く終わらせたい!内定がもらいやすい企業ランキングも
- 早期選考はいつから始まる?内定の早い企業一覧
- 【就活】内定が出るまでの仕組み|人事は何を考えているの?
- 【就活】学歴フィルターはどこから?|ある企業とない企業
- 日東駒専は就職できない?|実は勝ち組大手企業も行ける!
- 大卒就活とは?特有のやり方|ビジョンを持たないと厳しい
- 【警告】就活は嘘だらけ!~人事の常とう手段・学生のバレる嘘~
- 【就活】お祈りって何?どんなヒドイ仕打ちを受けるの?
- 就活記録(選考を受けた企業)
- 【就活】熱意とは?|「おっ」と思わせるアピールのやり方
-
- 自己分析の館|登録不要のツールで簡単に!
- 【就活】自己分析は簡単だ!|やり方と例で内定へ一直線
- 【例文5選】就活の軸の考え方|3つ作って面接で無双!
- 企業選びの軸とは?おすすめランキング!|例文と考え方
- エントリーシートの提出時期
- 【例文4選】学生時代頑張ったことの書き方|普通のネタで高評価!
- 【例文】エントリーシート「自己PR」の書き方
- 【例文】エントリーシート「得意科目・苦手科目」の書き方
- エントリーシートの質問欄で人事を「おっ」と言わせる方法
- 【例文】なぜこの会社を選んだのか|「おっ」と思わせる書き方
- 【例文】会社に入って挑戦したいこと|人事が喜ぶ書き方!
- 【例文】働く意味とは?「おっ!」と思わせる面接での答え方・書き方
- 【就活】「尊敬する人物」の答え方|誰を選べばいい?
- 【例文】「おっ!」と思わせる志望動機の書き方
- 【特技がない!でも大丈夫】特技・趣味の一覧とおすすめ
- 【例文】長所と短所の一覧|「おっ!」と思わせる回答例
- ノンバイサーはヤバい?就活どうすればいい?
- エントリーシートを自分で添削するチェックポイント
- なぜエントリーシートは手書きなのか|時代遅れの悪習
- 【就活】企業が求める人材とは?|人事が重視するランキング!
- 【就活】WEBテスト(適性検査)
- 【就活】エントリーシートがダウンロードできるサイト
- エントリーシート作成ツール
- EsDriver
-
- 【就活】自分に合った仕事とは?|実は簡単な見つけ方がある!
- 【就活】文系にオススメの業界|高給ホワイト一流企業
- 【就活】スキルが身につく業界5選!|社会に必要な人材になれる
- 【良い会社とは?】条件や特徴・面接での答え方
- 【新卒】面白い会社の探し方5選!|一生自慢できる会社に内定を取ろう
- 独自の企業研究を140社公開!内定獲得に必要な情報を網羅
- 【禁断のブラック企業リスト60社】あの有名企業がゾロリ
- 就活おすすめ【隠れ優良企業】65社|厳選の一流BtoB企業
- 【優良】ホワイト企業リスト60社|国家認定の特徴を詳しく解説!
- 【就活】文系のメーカー就職!どこがいい?おすすめ企業群
- 【就活】素材メーカーとは?おすすめの最強の就職先
- 鉄鋼メーカー
- 非鉄金属メーカー
- 食品メーカー
- 飲料メーカー
- 電機メーカー
- 機械メーカー
- 化学メーカー
- 総合化学メーカー6社の比較|年収も将来性も高い理由
- 自動車メーカー
- 自動車部品メーカー
- 【就活】自動車メーカーは本当にトヨタ一択なのか?
- 総合商社
- 財閥倉庫
- プラントエンジニアリング業界
- インフラ業界
- 鉄道業界
- 高速道路
- 建設業界
- 【就活】穴場!準大手ゼネコン10社の比較|年収も将来性も高い理由
- 専門商社
- 製薬業界
- 証券会社・外資系投資銀行
- 通信業界
- 文系がIT企業に就職する方法|技術就職ができる!
- 【就活】半導体業界はやめとけ?オワコンどころか今すぐ就職すべき理由
- 銀行就職で勝ち組になるには?|難易度や志望動機など
- 銀行就職はやめとけ!|将来性のないオワコンな大量の理由
- 【就活】地銀がやばい!将来性は皆無|就職はやめとけ
- 【就活】財閥系企業への就職に「待った!」|本当に勝ち組?
- 【就活】将来性のある業界8選!|これから伸びる有望な就職先
- プライム上場企業に就職するメリット&デメリット|本当にすごいの?
- BtoCはやめとけ!BtoBとどっちがいい?メリットやおすすめ
- 大企業の子会社への就職
- 【就活】中小企業と大企業どちらを選ぶべきか?
- 【就活】優良中小企業ってどうやって探せばいいの?
- 【就活】大手病の末路とその対策
- 知名度で会社を選んではいけない|ってか別にモテないよ?
- エリア総合職はやめとけ!出世なし・年収低い・総合職と迷ってはいけない
- 【就活】神奈川で就職したい|新卒で地元企業に内定をもらう方法
- 【就活】愛知の優良企業!|勤務地を志望動機に盛り込む方法
- 【就活】大阪で就職したい!|勤務地を志望動機に盛り込む方法
- 【就活】京都の優良企業!|勤務地を志望動機に盛り込む方法
- 【就活】兵庫の優良企業!|勤務地を志望動機に盛り込む方法
- 【就活】福岡で就職したい!|勤務地を志望動機に盛り込む方法
- 公務員と民間就活はどっちがいい?
- 営業の仕事内容|どれくらいキツい?実は面白い!
- 【就活】裁量労働制の企業に気を付けろ!
- 【就活】参入障壁の高い業界|安定ホワイトって本当?
- 【就活】志望業界はバラバラでもいい!|全落ちしない絞り方
- 【就活】売上高に惑わされてはいけない!賢い会社選び
- 【就活】つぶれない会社ランキング|逆に危ないのはどこ?
-
- コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法
- 【就活】面接のマナー|くだらないことで落とされない!
- OB・OG訪問で内定をつかみとる!やり方と優良質問集
- 【就活】リクルーター面接とは?|つく条件と受かる方法
- グループディスカッションのコツ|役割なしでも高評価!
- 【就活】面接は暗記より良い対策がある!|「おっ」と言わせる方法
- 【就活】面接でよくある質問と理想の回答集
- 【就活】面接のコツ|これであなたが輝いて見える!
- 【就活】面接通過フラグ|これが聞けたら合格濃厚?
- 圧迫面接で受かる!|面接官の心をつかむ対策
- 【就活】人物重視とは?|学歴が低くてもチャンスがある!
- 【新卒】面接の自己紹介は何を言えばいい?|例文を読んで参考にしよう!
- 【就活】面接の自己PRのやり方|1000文字分の例文!
- 【面接】短所の答え方と例文|人事を「おっ」と思わせる方法!
- 【就活】面接に有利な時間帯|早い日程の朝一が良い!
- 【就活】最終面接は何を見られているか|内定の決め方や対策!
- 他社の選考状況はなぜ聞かれる?高評価な答え方と例文
-
- 職区分ごとの給与体系|どう給料が決まる?
- 年功序列と成果主義と能力主義の違い
- 年収ランキング
- 年収1000万円の会社はどこ?|給料の高い企業ランキング
- 残業はイヤ?実は無いほうがキツいぞ!~実体験を元に解説
- 残業代ゼロ法案
- 昇給とベースアップ|どれくらい昇給するものなの?
- 有給休暇は取れない?|あまり期待できない
- 新卒年収の目安|額面と実際の手取りは?
- ボーナスの額面と手取り|税金はどれくらい?
- 会社での出世には期待できない|高学歴でも課長になれない
- 福利厚生の種類|重視するべきはどれ?
- カフェテリアプランとは?|使いにくい福利厚生
- 独身寮・社宅は最強の福利厚生!|家賃補助よりオトク
- 従業員持株会はおすすめしません|残念な福利厚生
-
- 就活コラム
- 【就活】失敗してよかった!今からやり直して逆転する方法!
- 【就活に失敗する人の特徴5選】直せば楽々内定できる!
- 就活に出遅れた!今から挽回する方法
- 【新卒】書類選考は70%落ちる!同じネタで受かるESに変える方法
- AIによる採用選考は就活生にもメリットがある!
- 【就活したくないし働きたくない】従来型の就活を捨てよう
- 就活がめんどくさいのはなぜ?|楽に進める方法
- 就活が「くだらない茶番」な原因|「有意義」に変える
- 内定が取れない就活生必見!誰でもできる大逆転の方法
- 高学歴就活の失敗の末路とその理由|メリットを活かし有利になる方法
- 就職偏差値ランキングに惑わされるな!|デタラメだぞ
- 「勝ち組」「負け組」に惑わされてはいけない!
- 【就活】「お金と安定」も「やりがい」も両取りしよう
- 「やりがい」とかダマされてるんじゃないの?
- 就活生が手遅れになってから後悔すること|まだ間に合う!
- 【就活】内定に不満!ほんとにこの会社でいいの?
- なぜ会社はつまらないのか
- なぜ仕事はツラいのか
- 【就活】採用実績校の罠|自分の大学がない!
- 【就活】オワハラとは?|円満な対処法
- 既卒の就活
- 就活の不安なことランキング!|悩みを今すぐ解消できる
- 就活に有利な資格|TOEIC以外は気にしなくていい!
- 【就活】文系はオワコンじゃない!|文系の時代が来ている!
- 就活は理系が有利?
- 【文系は就職できない?】特有のやり方・理系の就活との違い
- 【就活】海外経験がない!|帰国子女が有利なの?
- 【就活】英語がいらない業界はある?|今できなくても大丈夫!
- 就活に「ボランティア経験」は意味なし!騙されてはいけない
- 【就活】ハローワークを使ってはいけない
- 就活ノートを買ってはいけない!
- 【就活】健康診断書は持病アリでも落ちない|項目も適当でOK!
- 【就活】連絡が来ない
- 就活とバイトの両立は可能?|一旦辞めるのがおすすめ!
- 【就活】大学の成績は関係ない!「可」ばかりでも問題なし
- 【就活】「売り手市場」は嘘!大手は「買い手市場」
- 【就活】ソルジャー採用って何?どこの会社でやってるの?
- 学歴コンプは一生ではない|今すぐ解消する記事
- 就活に新聞は不要!|代わりに読むべき「本物」のビジネス誌
- これだけは実践してほしい!就活アドバイス
- FAQ
-
- マーケティングとは?将来性の高い文系最高スキル
- 持株会社とは?就職するとエリートで仕事も楽って本当?
- 事務系総合職とは?|仕事のキツさや将来性を解説!
- 初任給ランキング150社
- 部署の役割|仕事内容や出世事情は?
- 会社の役職|どれが偉くて何歳で就任するの?
- 転勤が多い業界・少ない業界|転勤したくない新卒
- 人事部に大した権限はない|目指すような部署じゃない!
- 【就活】コネ入社は嫌われる?
- 【就活】就職留年を成功させるやり方
- フレックスタイム制度ってなに?
- 就活でもらえるお土産
- 「風通しの良い職場」とはどういうところ?
- 社畜の特徴を網羅!就職してもこんな風になってはいけない
- 労働組合って何?入らなきゃダメ?
- 会社の悪習~会社って実はこんなに非効率!
- 内部留保は貯金じゃない!~国会議員すら盛大に勘違い
- 【生産性】働きすぎの日本人がド貧乏に苦しむ理由
-
- 「平均年収」は当てにならない|メーカーや総合職は特に!
- 【就活】「まったり高給ホワイト企業」など存在しない!
- 鉄道業界とエネルギー業界はやめとけ!|ホワイト企業を目指すならどこ?
- 【就活】ホワイト企業を見分けるポイント|こんな会社が良いぞ!
- 【就活】「公務員=ホワイト」はウソ!実態はこうだ!
- 休日が多い会社ランキング126社!|120日以上の一流企業を紹介
- 飲食業はなぜブラックか|競争が激しすぎる
- 【就活】銀行はブラック企業か?|最悪の就職先
- 【就活】ブラック企業の労働組合|組合の強い会社に行こう!
- 【就活】ブラック企業の内定|どうしたらいい?
- 【就活】ブラック企業の給料|こんな内訳に注意!
- 【就活】ブラック企業の有給休暇|あるけど取れない
- 【就活】ブラック企業の休憩時間|休憩に当たらない!
- 【就活】ブラック企業に休日はない!|どんな風に奪われる?
- 【就活】ブラック企業が多い|どの業種に多い?
- 【就活】ブラック企業の自爆営業|どの業界でやってるの?
- 【就活】36協定が邪魔をする|サービス残業の原因!