【三愛オブリの就職】難易度・採用大学・倍率など選考対策！

参照：三愛オブリ｜募集要項（初任給・年間休日）

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選考フロー

　三愛オブリの選考フローは以下の通りで、3月開始です。

1. 会社説明会（参加必須）
2. ES提出・SPI3
3. グループディスカッション1回
4. 面接3回
5. 内々定

　インターン優遇の早期選考があります。 また、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →三愛オブリの採用ページ

　一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方｜失敗しないコツを実体験で解説！」を参照してください。

就職難易度

　三愛オブリの就職難易度は、穴場です。 採用倍率は約16倍で、学歴フィルターはありません。採用大学は次の通りです。

　就職四季報によると、応募者数は323人と就職人気が低く、また採用大学がMARCHクラスから女子大まで幅広いことから、就職は穴場だと言えます。

　その一方で総合職平均年収が1096万円、30歳年収が759万円と大手メーカー（600～700万円）を上回る待遇があり、 その上で残業時間が月4.0時間、有給取得率60％とホワイト企業であり、就職できれば勝ち組だと言えます。

　インターン優遇の早期選考があります。その場合、グループディスカッションが免除されます。 同社はガソリンスタンドで知名度がありますが、化学品を製造販売するなど、まだ知らない仕事があります。

　特に志望動機に「社風への共感」と書く場合、社員に直接「社風」について質問できるチャンスですから、 これを活用して「実際に肌で感じた社風」を盛り込みましょう。

→内定直結インターン！｜優遇選考で早期内定

　三愛オブリはTOEICスコアによる足切りはありません。 海外展開をしておらず、中期経営計画でも事業戦略に海外の話は出てきません。 ゆえに、面接で英語力を求められることもありません。

面接

　三愛オブリの面接は、3回実施されます。質問内容は次の通りです。

　回答が最も難しいのが「石油元売りでなく三愛オブリを選ぶ理由」です。 石油元売り（ENEOS・出光興産・コスモ石油・太陽石油）との大きな違いは、消費者との距離です。 すべてガソリンスタンドを運営していますが、元売り企業は石油開発・精製・輸入・卸売りが本業です。

　対する三愛オブリはガソリンスタンドや羽田空港での給油事業など消費者向けが本業な点が特徴です。 これに注目し、「消費者との接点を活かした価値創造」を志望動機に含めるとよいでしょう。

エントリーシート

　三愛オブリのエントリーシートは、次の3本の設問が課されます。

　回答にあたってはまず「就職活動の軸」を設定し、「軸の実現のため」という視点で回答を統一しましょう。 例えば私の場合、「価値創造での社会貢献」という軸を設定し、次のように回答します。

　このように、「軸の実現」という観点で回答を統一することで全体的に説得力が生まれます。 MY就活ネットではこれを「ESのストーリー化」と呼んでいますが、詳しいやり方は次の関連記事で解説しています。

→【完全版】エントリーシートの書き方｜165社の深掘り対策搭載！

志望動機

　三愛オブリの志望動機の例文と書き方を解説します。まず、例文は次の通りです。

　この例文では、同社の中期経営計画で「ガソリンスタンドの付加価値向上」を掲げている点、 また「消費者との距離」が近い点に注目し、それへの共感を結論としています。 ガクチカではこれに説得力を持たせるため、自身の「ゲーム制作の経験」を使用しています。

　このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」と不可分一体です。 もしまだエピソードの準備が済んでいない場合、まずは自己分析から始めましょう。

→逆算の自己分析｜志望動機ファーストのやり方を解説！

三愛オブリの強み

　三愛オブリの強みは、消費者との距離が近い点です。

　石油元売り（ENEOS・出光興産・コスモ石油・太陽石油）に比べ、 同社はガソリンスタンドが本業であり、またLPガスでも家庭向けに供給しているなど消費者との距離が近いです。

　さらにメーカー機能を持ち、洗剤を始めとした自動車向け薬剤の製造、工業向けの有機溶剤・石油樹脂など技術力もあります。 同社は子会社にキグナス石油という石油元売り会社を抱えており、元売り・卸し・小売り＋メーカー機能のサプライチェーンを築いています。 中期経営計画では今後、これを活かした新業態の探索・立ち上げに取り組むと計画しています。

　このように消費者との接点を活かした事業展開ができるのは、より消費者に近いところで事業を行っているからに他なりません。

　ちなみに同社は羽田空港の給油事業を引き受けており、その利益率が50％にのぼるなど、同社の収益の柱になっています。

競合他社

　三愛オブリの競合他社は主に石油元売り企業と石油専門商社です。

　石油の卸売業は中小企業に至るまで競合が多いですから、事業内容による比較は困難です。 そこで「中期経営計画」や「会社説明会」で聞いた社風を志望動機に使うのがおすすめです。

→穴場【専門商社100社の就職】難易度や選考対策を解説！

弱み

　三愛オブリの弱みは、競合が多いことです。

　石油元売り企業に加えて総合商社系の専門商社も多数あり、石油事業ではほとんど儲かっていません。 石油事業の利益率はわずか1.4％と低く、今後はガソリンスタンドの付加価値向上での利益拡大が必要です。 またLPガス事業の利益率も3.0％と低いです。

　一方の化学品では7.9％、航空事業では45.3％の利益率をあげており、これらが同社の利益を支えています。 化学品分野が好調なため、縦横横断的に「消費者向け部門」と「メーカー機能」をかけあわせ、新業態の確立を目指しましょう。

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