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勝ち組【東急建設の就職】難易度|面接・志望動機など選考対策!

会社名就職難易度
東急建設穴場

0.7 / 5.0
売上高
2856億円
平均年収年間休日
852万円日数言及なし
採用人数初任給
事務系:15人程度
技術系:74人程度
学部卒:265,000円
院卒:285,000円
※平均年収が赤で表示されるものは就職四季報の総合職平均。その他は有価証券報告書を参照。

参照:東急建設|募集要項(初任給・年間休日)



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選考フロー

選考開始3月

 東急建設の選考フローは次の通りで、3月開始です。

  1. ES提出・WEBテスト
  2. リクルーター面接(非選考
  3. 面接3回
  4. 内々定

 現在、インターン参加者優遇の早期選考はありません。ただし、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →東急建設の採用ページ

 一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。

 

就職難易度

就職難易度穴場

 東急建設就職難易度は、穴場です。 採用倍率は文系で約20倍・理系で約7倍で、学歴フィルターは「日東駒専以上」です。 それでいて平均年収は852万円と高く、「勝ち組の穴場」と言えます。

 ちなみに建設業は、企業規模に関わらず高待遇な珍しい業界です。 なんとなく売上高で比較してしまいがちなため、準大手ゼネコン穴場になっています。 ぜひ次の記事もチェックしてみてください。

穴場!準大手ゼネコン10社の比較|年収も将来性も高い理由

学歴フィルター日東駒専以上

 採用大学はMARCH・関関同立から日東駒専クラスが中心で、学歴フィルターは「日東駒専以上」です。 それ以外の採用実績もないわけではなく、インターンシップなどを通じて十分に企業研究をする時間を取れれば、 エントリーシートや志望動機で有利に立てます。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 また、必ずしも体育会系でないと受からないということはありませんし、留学経験や起業経験が必要ということもありません。 「就職活動の軸」と「経営理念」の一致をアピールしていけば、合格の目はあります。

 東急建設に必要なTOEICスコアは明示されていません。 ただし同社は海外展開に積極的で、中国・メキシコで大きな存在感を誇ります。 ゆえに英語はいずれ必要になります。

 そこで英語への意欲は示しましょう。 スコアは低くとも受験し、面接では「英語力の低さを痛感したので現在勉強中です」と言うのです。

 

面接

面接回数3回

 東急建設の面接は、回数は3回でいずれも個人面接、そして一次面接のみオンラインで実施されます。 面接内容はいずれも次のような質問がされます。

【関連記事】【新卒】面接で聞かれる質問65個の一覧とベストな回答例

 同社では一次面接の前にリクルーター面接が実施されますが、一次面接に進めることが決まってから実施されるため、 選考要素はありません。ここではぜひ「社風」について質問し、志望動機の補強に使いましょう。

 「なぜ建設業界なのか」「なぜ東急建設なのか」はこの業界の定番質問です。 特に東急建設は「民間建築」と「鉄道・都市開発」に強みがあり、「街づくり」への一貫した関与が特徴です。

 面接ではこうした特徴に触れながら、「都市を構想から建築まで支えたい」「不動産も含めた幅広い視点で地域に貢献したい」など、 自分の将来像と強みを結びつけた志望理由を伝えることが重要です。

 また、鉄道関連や再開発プロジェクトに関心がある場合は「どのような再開発に関わりたいか」、 海外事業に触れられた場合は「どの国や分野に関心があるか」を具体的に話せるようにしましょう。 都市再生・沿線開発におけるプロジェクト事例は同社サイトで多数紹介されているため、必ず目を通しておくのが得策です。

 

エントリーシート

ES設問2本

 東急建設のエントリーシートは、次の2本の設問が課されます。

 1つ目は「学生時代頑張ったこと」の記事で解説していますが、「就職活動の軸の実現のために取り組んだこと」を書くものです。 特に「単位取得」「アルバイトの通常業務」のような「やらされたこと・義務」を書くのはNGです。 あくまで主体的に「好きでやったこと」を書くよう気を付けましょう。

 2つ目は「なぜこの会社を選んだのか」ですが、次の項目で「ガクチカ」を絡めた例文付きで解説します。

 建設業界は基本的にどこも同じ事業を行っていて、細かい違いで志望動機をつくるのは困難です。 そこで、経営理念・ビジョン・社風を理由にするのが一番です。 同社はインターンシップ優遇がありませんが、「会社の性格」を見極めるためにはぜひ参加すべきでしょう。

 

俺得エントリーシートとは?

 俺得エントリーシートとは、東急建設独自のユニークなエントリーシートの書式です。 選考応募の際には「通常のES」「俺得ES」のどちらかを選んで提出することになりますが、 俺得ESでは「自分の得意分野」で勝負することが可能になっています。

 通常のESが通りにくいとか、俺得エントリーシートが有利だということはありません。

 俺得エントリーシートとして用意されているものには、次のようなお題があります。

 筆者の私としては「社長就任時の東急建設の新聞」「東急建設の社歌」がおすすめです。 なぜなら、就職活動の軸を表現しやすく、また個性やユーモアを発揮できるためです。

志望動機の書き方

ポイント社風への共感

 東急建設の志望動機の書き方の例文と書き方を解説します。ここまでを踏まえた例文は次の通りです。

例文

 私が貴社を志望する理由は、貴社の経営理念である「0へ挑み、0から挑み、環境と感動を未来へ建て続ける」に強く共感したからです。

 学生時代、私はゲーム制作に取り組み、ゼロから企画を立ち上げ、何もない状態から具体的な形を作り上げるプロセスを経験しました。 特に、利用者であるプレイヤーが感動を味わえるゲーム体験を創り出すために、細部までこだわり抜きました。 この挑戦を通じて、発想力やチームでの協働力、課題解決能力を磨くことができました。

 建設業界においても、ゼロから価値を創造する挑戦や、人々に感動を届ける仕事に大きな魅力を感じています。 貴社は、都市の未来を切り拓くプロジェクトを数多く手がけ、環境保全と新たな感動の創出を両立させており、私が目指す目標と一致しています。

 私は、ゲーム制作で培った創造力と粘り強さを活かし、貴社の一員として、持続可能な環境を守りつつ、多くの人々に感動をもたらす建築プロジェクトに挑みたいと考えています。 そして、未来へ続く価値を形にする仕事に全力を尽くしたいです。

解説

 この例文では「経営理念への共感」を結論とし、その根拠づけとして自身の「ゲーム制作の経験」を採用しています。 同社は「ゼロから」「環境と感動」と宣言しているため、「創造力」「感動」などをキーワードにガクチカを書いておくと、 志望動機で関連付けやすいですね。

 このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」と不可分一体です。 もしまだこれらエピソードの準備ができていない場合、まずは自己分析から始めましょう。

逆算の自己分析|志望動機ファーストのやり方を解説!

 「ワンキャリア」という就活サイトでは、東急建設に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

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東急建設の強み・特徴

強み民間建築と鉄道工事に強い

 東急建設強み・特徴は、民間建築と鉄道工事に強いところです。

 東急電鉄から分離独立した企業であり、現在は取締役に1人東急出身者がいるのみで資本関係も薄まっていますが、 東急グループである経緯から、鉄道と沿線開発に強みを持ち、都市開発案件の実績が豊富にあります。

 鉄道関係では土木(橋梁・トンネル)の実績に加え、建築関係では駅ビル(オフィスビル・商業ビル)やホテル・マンションなど、 都市開発に必要なすべてを得意分野としており、今後も需要の見込まれる「都市再開発」や「海外進出」にも分があります。

 加えて東急建設をはじめとしたゼネコンでは建設業だけでなく「不動産業」としての側面もあり、 国内外で数千億円規模の不動産を所有しています。

 「駅前再開発」のように街をまるごと開発しなおし、 商業ビルやマンションなどの住宅を建設し、販売したり家賃収入を得たりするのです。

 

社風

社風ユーモアある社風

 東急建設の社風は、エコと安全を重視しユーモアある社風です。 同社はユニークなES(俺得ES)や「福利厚生を川柳で表現する」などユーモアが採用サイトに表われており、 また「東急建設」を「エコと安全」のブランド化しようとしています。

 同社は長期経営計画で、重点戦略を次のように定めています。

東急建設ブランド脱炭素・廃棄物ゼロ・防災減災によるブランドの確立
コア事業現場力の強化・建設生産システムの革新・アライアンス・M&Aによる成長
戦略事業国際事業・不動産事業・新規事業への投資と、コア事業とのシナジーによる成長機会の創出
人材・組織戦略人材強化と組織風土改革によるイノベーションの加速
財務・資本戦略資本効率の重視と安定的な財務基盤

 1つ目は、エコ・安全を「東急建設ブランド」として確立し、高付加価値化を狙うということです。 同社がこの分野を得意分野にしようという姿勢がわかります。

 2つ目は、建設事業の提案営業DX推進(デジタル化)外部企業との協業・M&Aですね。 この中で「請負業からの脱却」を宣言しており、高付加価値化・コスト削減を目指す姿勢です。

 3つ目は、コア事業とシナジーの高い新規事業、つまり「建設・土木に関係のある新規事業」を目指しているということです。 加えて現在取り組んでいる国際事業不動産事業を強化します。

 

競合他社

 東急建設の競合他社は、準大手ゼネコンの9社が挙げられます。

 ただし長谷工コーポレーション・フジタはマンション・住宅が主で、三井住友建設・NIPPOは土木が主です。 鉄道関係や沿線の街づくりが主の東急建設とは、新規事業などで競合する場合があります。

弱み

弱み土木事業の利益率が低い

 東急建設の弱みは、土木事業の利益率が低いことです。

 同社は建設事業では利益率3.6%と、建設業界では高めの利益水準を誇っており、スーパーゼネコンの大林組・竹中工務店に匹敵します。 「ブランド強化」を打ち出している同社ですが、すでに高付加価値化が進んでいると言えます。

 ところが土木事業の利益率が1.7%と、同業他社が約10%の利益を取れる分野で苦戦しています。 同社の土木は「公共工事」と「鉄道工事」がおよそ半々の構成になっていますが、 どちらもあまり利益が取れていないと言えます。

建設業界の業界研究

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。大阪大学法学部卒。13卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、12年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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