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【就活】東洋エンジニアリングの就職難易度|強みや選考情報!

 東洋エンジニアリングの就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名東洋エンジニアリング
就職難易度高い
売上高2608億円
採用人数事務系:10人程度
技術系:40人程度
初任給学部卒:228,600円
院卒:250,200円
平均年収875万円
年間休日122日
経営理念Engineering for Sustainable Growth of the Global Community

参照:東洋エンジニアリング|有価証券報告書(売上高・平均年収)

参照:東洋エンジニアリング|募集要項(初任給・年間休日)



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就活情報・選考の流れ

 東洋エンジニアリングの就活情報や選考の流れについて解説していきます。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

 

就職難易度

 就職難易度は、高い

 東洋エンジニアリング就職難易度は、高いです。 なんといっても海外勤務・高収入な上に採用人数は事務系10人、技術系30人と少ないためです。 採用倍率は40倍程度ですが、採用大学が上位校に限られており、学歴フィルターは「MARCH・関関同立以上」だと言えます。

 海外資源プラントの建設は、資源を輸入に頼るしかない日本にとっては非常に重要な意味を持ちます。 また資源だけでなく、様々な社会インフラの建設にも進出していることから、 今後の将来性も高いと考えられます。

 プラントエンジニアリング会社は自社で現業職を抱えているわけではなく、 基本的に総合職一般職しかいません。 そのため、メーカーに比べると平均年収は高く算出されます。

 3年以内離職率は非常に低く、基本的に就職すると長く働けるようです。 銀行や証券会社ほどの過剰なストレスはないと思っていいでしょう。

 東洋エンジニアリングに必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。

 ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

 

面接

 応募は2月スタート

 東洋エンジニアリングの面接は、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社では、リクルーター面接はありません。 面接は2回ですが、エントリーと会社説明会は2月から開始しますので、 志望する方は早めにチェックしておきましょう。

 一次面接は若手社員との面接です。 これに通過すると二次面接として「部長面談」、そして最終が「役員面談」です。

 通過連絡が遅めで、たいていの企業は「1週間程度で連絡する」といいながら即日連絡してくるものですが、 東洋エンジニアリングに関しては本当に1週間かかります。じっくり検討しているのだと思います。気長に待ちましょう。

 面接の内容はエントリーシートに沿ったものに加え、キャリアプラン他社との比較も問われます。 キャリアプランについては「この会社に入って挑戦したいこと」、 他社との比較では「経営理念」「ビジョン」などに触れるのが良いでしょう。

 

エントリーシート

 「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!

 東洋エンジニアリングへのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESのお題は「学生時代、困難に立ち向かった経験」「志望動機」とオーソドックスです。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 イレギュラーな項目として「海外経験について行先・期間・目的」「海外出張についての希望」を書くところがあります。 海外経験はなければ仕方がありません。ですが、「海外出張」については熱意を見せましょう。 「英語の勉強をしている」ことなどの裏付けがあるとよいですね。

 特に「なぜプラントエンジニアリング業界なのか」「なぜ東洋エンジニアリングなのか」は面接でも突っ込んで問われますので、 「将来の夢(就職活動の軸)」が東洋エンジニアリングの経営理念・社風・ビジョンと関係があれば書きやすいですね。 「この会社に入って挑戦したいこと」もぜひ参照してください。

 同業他社は日揮千代田化工建設だけでなく、三菱重工業三菱電機日立製作所等も含まれますので、 見落としがないように注意しましょう。

東洋エンジニアリングの採用ページ

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 東洋エンジニアリングの志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は「私たちは、世界を舞台に、技術と知見を結集して、人と地球の豊かな未来を創ります」でした。 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 安全技術に強いこだわりがあるところ
  • 人々の生活を根本から支えるだけでなく、人々の心に喜びや豊かさを与えられる
  • 幅広い技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 社会の基盤となるモノづくり
  • 100年という大きなスケールに渡って社会基盤やライフラインの構築に貢献できる
  • 唯一無二のものづくりが出来き、社会貢献性が高い点
  • 多くの価値観の違う人が一つの同じゴールに向かって挑むという連帯感
  • 誰もが安全に安心して暮らせる社会環境づくりに貢献したい
  • 形に残る仕事がしたい
  • 環境問題に積極的であること
  • 会社が次の時代を見据えた攻めの姿勢であること

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【自己分析のやり方】説得力あるESがあなたにも書ける!

 「Unistyle」という就活サイトでは、東洋エンジニアリングに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

東洋エンジニアリングの強み・特徴

 スーパーゼネコンは経営理念で比較しよう!

 東洋エンジニアリングの強み・特徴は、経営理念である「Engineering for Sustainable Growth of the Global Community」に表されています。

 東洋エンジニアリングは石油・天然ガスプラントの国内3位の企業で、「プラントエンジニアリング業界」の企業です。 ゼネコンと比較してプラントに特化しているという特徴があります。

 プラント特化ではありますが、基本的にやることはゼネコンと同じです。 営業活動によってプラント建設工事を受注すると、設計調達建設を一貫して行います。

 東洋エンジニアリングは中東や東南アジアなどで多くの実績を誇り、9割近くが海外工事というグローバルな会社です。 石油や天然ガスなどの資源は日本では採れませんから、必然的に海外の仕事が多くなるというわけです。

 近年では事業拡大として発電所工場研究所などの社会インフラの建設を行い、 また空港建設にも参入を予定しています。

 特に石油化学工場の建設が売り上げの大半を占め、エチレンやポリマー、芳香族などの製造工場を建て、 自社ライセンスの製造技術も取り込んだプラントを建設しています。

 

ビジネスモデル

 工事のまとめ役が仕事!

 東洋エンジニアリングのビジネスモデルは、工事のまとめ役です。

 東洋エンジニアリングをは自らの社員が工事を行うわけではありません。 実際の作業は下請け企業が行います。 では東洋エンジニアリングは何をしているのでしょうか。

 例えば工場を建設する際、様々な技術や人が必要になります。 地質調査をする会社、設計をする会社、基礎工事を行う会社、鉄骨を組む会社、足場を組む会社などがあります。 他にも内装と外装では業者が異なりますし、外構工事や建具の会社も違います。

 さらには現場には様々な法律や規制が絡んできますし、役所に出す確認申請など煩雑な手続きも多いです。

 これらの管理は、工事のプロでない施主が行うのは不可能です。 そこで工事のプロであるプラントエンジニアリング会社が施主に代わって、様々な工事を取りまとめ、役所とのやり取りも代行してくれるのです。

 特に「工程管理」はプラントエンジニアリング会社の重要な任務で、 下請け工事のことを熟知しているプラントエンジニアリング会社だからこそ、 他の工事と邪魔しあったりしないように調整できるのです。

 施主はプラントエンジニアリング会社1社と契約するだけでよく、後のことはすべて任せておけば大丈夫というわけです。

 さて、その契約金額の大半は下請け業者に流れていきます。 プラントエンジニアリング会社が儲けを増やすには「たくさん工事を受注する」「建設サービスの価値を高めて高く契約する」 の2つしかありません。

 建設サービスの価値向上はプラントエンジニアリング会社共通の課題なのです。

 

大幅赤字と経営再建

 東洋エンジニアリングは2019年度、アメリカで建設中のエチレン製造設備プロジェクトで大幅な赤字を計上し、 銀行との契約にある財務制限条項に抵触するほどとなりました。

 これについては投資法人との交渉に成功し、30%の株式を割り当てたことで「継続企業の前提に関する疑義」は外れています。 つまり倒産の危険はひとまず回避できたというわけです。 加えて日鉄エンジニアリングとの包括的な提携契約を結んだことにより、再建が進むと考えられます。

 工事の手戻り等が発生し、現場作業員の確保が難しく、プラント事業はたびたび大赤字を計上しています。 これは東洋エンジニアリングに限らず日揮や千代田化工建設でも同様の損失が発生していることから、 プラントエンジニアリング業界全体のリスクとして考えられます。

 ひとまず倒産の危機は避けられましたが、ハイリスク・ローリターンの事業への偏りを正し、 事業ポートフォリオの見直しが必要です。

 

主要取引先

 東洋エンジニアリングの主要取引先は、海外の石油化学メーカーなどの資源を加工する海外企業、 外国政府日本政府です。

 石油化学プラントですから基本的には海外のメーカー企業、外国政府が発注者として工事を請け負います。 そのため仕事をする上で英語は必須になります。

 また、近年では国内での社会インフラの整備にも力を入れていますので、 日本政府が大きな顧客となります。その他、金属メーカーや化学メーカー、製薬メーカーなど、 工場を必要とする企業も顧客になりえます。

 ただ、プラントエンジニアリングはあくまで「プラント」を商品としており、建物自体が売りなわけではありません。 そのため民間工事はあまり多くはなく、公共工事がメインになってきます。

 公共工事は政府の方針や国民感情などによって増減し、特に好景気の間は仕事が減るものです。 どんな工事でも行うゼネコンではその分、民間工事で補えるのですが、 プラントエンジニアリングではそうはいきません。

 ただ、ゼネコンと異なり海外事業がメインなため、国内の公共工事に頼り切らなくてよいという点は、 大きなメリットでしょう。

 

競合他社

 東洋エンジニアリングの競合他社は、 同じプラントエンジニアリングの日揮東洋エンジニアリングの他、 JFEエンジニアリングなどがあります。

 建設業界ではスーパーゼネコンが目立ちますが、プラントについてはプラントの設計が「建物」ではなく、 「設備」そのものまで含んでいることから、ゼネコンは参入ができません。

 そのため、ライバルは同じプラントエンジニアリング会社に限られます。

 ただし、プラント事業はそのほとんどが海外の仕事なので、 世界中のプラントエンジニアリング会社と競合することになります。

 現状、決して劣ってはおらず受注は好調ですが、たゆまぬ技術革新、 顧客満足度の高い仕事、アフターサービス等が求められるでしょう。

 

弱み

 東洋エンジニアリングの弱みは、3つあります。

 1つ目が工期の遅延による損害賠償リスクです。 東洋エンジニアリングに限らず日揮、千代田化工建設も同様にこの損害賠償をたびたび背負っています。

 というのも、プラント建設に限らず建設業というものは短工期が求められ、遅延すると損害賠償という時間に厳しい事業です。 特にプラントは1つの案件の規模が非常に大きく、1件受注できるかどうかで売上高が大きく変わりますから、 短工期で提案しないと工事を受注できないという事情があるのです。

 工程表をギリギリまで詰めていざ受注して、悪天候で工事が進まない、 現地で予定通りに作業員が確保できないなどの問題が生じるとすぐに工期遅延→損害賠償というリスクがあるのです。

 プラントエンジニアリング業界でたびたび赤字が出るのは、工期遅れによる損害賠償のせいです。

 2つ目が現地の政情リスクです。 石油・天然ガスはおよそ政情不安定な地域に埋まっており、治安リスクの高い地域で工事をしなければなりません。

 過去にアルジェリアの天然ガス精製プラントにおいて人質事件が発生し、 日揮の社員、関係者10名を含む多数の犠牲者が出ました。

 プラントが悪かったわけでも日揮が悪かったわけでもありません。 ただ反乱や内戦の影響でテロリストが人質を取り、政府にメンバーの釈放を要求したという事件に巻き込まれてしまったのです。

 3つ目が為替変動リスクです。 東洋エンジニアリングはそのほとんどが海外事業ですから、工事代金を受け取って日本に持ち帰る際、 海外通貨から円に交換しなくてはなりません。

 このとき円高に振れると売り上げが目減りしてしまい、利益の減少につながります。

→プラントエンジニアリング業界の業界研究

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同業他社の企業研究を見る

 

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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