三井化学の就職難易度|強み・志望動機・選考フローを解説!
三井化学の就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。
会社名 | 就職難易度 |
---|---|
三井化学 | 高い 4.6 / 5.0 |
売上高 | |
1兆7497億円 | |
平均年収 | 年間休日 |
864万円 | 日数言及なし |
採用人数 | 初任給 |
事務系:25名程度 技術系:75名程度 | 学部卒:243,000円 院卒:265,000円 |
参照:三井化学|有価証券報告書
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選考フロー
三井化学の選考フローは次の通りで、3月開始です。
- ES提出・WEBテスト
- 録画面接1回
- 面接3回
- 内々定
同社はインターン参加者優遇の早期選考があります。 ただし、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →三井化学の採用ページ
一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。
就職難易度
就職難易度は、高い!
三井化学の就職難易度は、高いです。 財閥系であり、総合化学3位に位置する同社は就職人気が高く、ライバルも高学歴だからです。 同社の応募数は文系1700通・理系1000通で、採用倍率は文系で約68倍・理系で約13倍です。
BtoCの有名企業に比べるとまだ難易度が低めになりますが、 採用大学は文系でMARCH・関関同立以上、理系で地方国公立以上に限られます。 また「隠れ優良企業」として有名になった面もあります。
こういった大学群の学生ですらインターンシップで活躍しなければ、なかなか選考本番にも進むことができません。 逆に言えば、早期に目をつけて行動を開始すれば、十分戦えるということです。
同社に必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。
ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。
面接
インターン参加で優遇選考を狙おう!
三井化学の面接は、録画面接1回・面接3回の計4回実施されます。
一次面接はオンライン、二次面接以降は実地で行われます。 質問内容は「学生時代頑張ったこと」に関連して「なぜそれを頑張ったのか」「困難だったことと解決法」「そこから得られた学び」など深掘りされます。
特に「なぜ化学業界なのか」「なぜ三井化学なのか」は定番質問ですから、 「就職活動の軸」や「なぜこの会社を選んだのか」を固めておきましょう。 この際、インターン・採用サイトの「プロジェクト」「社員インタビュー」で感じた「社風」を理由にできるとよいですね。
また、同社はインターン参加者優遇の早期選考がありますので、 志望度が高ければ「志望動機の補強」の意味も込めてぜひ、参加しましょう。
面接では、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。 その他「立ち振る舞い方」「うまい回答方法」など面接のコツを次の関連記事で解説しています。
エントリーシート
「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!
三井化学のエントリーシートは、次の3本の設問が課されます。
- 学生時代に打ち込んだこと
- 苦労した経験と克服したエピソード
- 入社後のキャリアイメージ
1つ目は「学生時代頑張ったこと」です。 詳細はリンク先の記事で解説していますが、「自らの意志で好きで取り組んだこと」を書くようにしてください。 「単位取得」「アルバイトの通常業務」など「やらされたことや義務」を書いてしまうと、主体性がアピールできません。
2つ目は、実質的にガクチカの2本目です。 総合職として応募する限りは「他者に協力を求めた」「アイデアを出し合った」など、 リーダーシップのアピールにつながる克服法がよいでしょう。
3つ目は「この会社に入って挑戦したいこと」です。 書き方はリンク先の記事で解説していますが、これは「就活の軸の実現」が結論です。 それに至るまでに「どんな部署でどんなスキルを身につけたい」という話しをすると説得力があるでしょう。
このように、ESはすべての項目を「就職活動の軸」でつなげることで、一貫性が出せます。 ESのストーリー化については「【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!」の記事で解説していますので、 ぜひ併せて参照してください。
志望動機
ビジョンの一致をアピールしよう!
三井化学の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。
同社の経営理念は「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する」 でした。ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。
例文
私が貴社を志望する理由は、「持続可能な社会の実現に向けた化学技術の革新に貢献したい」という思いが、貴社の経営理念と一致していると考えるためです。
この思いに至ったきっかけは、学生時代に災害復興ボランティアに参加したことです。 被災地で支援活動を行う中で、困難な状況においても人々が必要とする物資や安全な生活環境を提供する重要性を実感しました。 この経験を通じて、化学の力が生活基盤の復旧や社会全体の支援において不可欠であることを強く感じました。
貴社が取り組んでいる環境保全やエネルギー効率化、医療分野などの事業は、まさに社会の課題を解決するための革新的な技術を提供し、人々の生活を支えていると感じています。 私は、これまでの経験を活かし、貴社で持続可能な社会づくりに貢献する製品や技術の開発に携わりたいと考えています。 特に、環境や社会的なニーズに対応した新しい化学技術を提供することで、社会全体に貢献していきたいです。
解説
この志望動機では「持続可能な社会」をキーワードに、経営理念と就職活動の軸の一致をアピールしています。 ただ「経営理念に共感した」と言うだけでは説得力がありませんので、背景に「災害復興ボランティア」の経験を設定しています。 このように、志望動機では「就職活動の軸」「ガクチカ」を一連のストーリーとして仕立てることが重要です。
また、さらに説得力を増すために、インターンシップやOB・OG訪問などを通じて「実際に肌で感じた社風」について言及するとよいでしょう。
一連のストーリーがまだ用意できていない場合、まずは自己分析から始めましょう。
また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。
→【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ
「Unistyle」という就活サイトでは、三井化学に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。
三井化学の強み・特徴
多様性を愛する三井らしい会社!
三井化学の強み・特徴は、機能性材料に力を入れ、自動車部材用のコンパウンド(ゴムの化合物)、 リチウムイオン電池用電解液、メガネレンズ材料、食品包装用高機能フィルムなど、 付加価値の高い製品に投資を続け、収益の柱として育っているところです。
リチウムイオン電池では旭化成が得意とする「セパレータ」に対して三井化学が得意とするのは「電解液」というように、 各社で住みわけができているため、機能性材料は過当競争に陥っていません。
もちろん従来型の石油化学事業では国内3位の規模を誇り、 ポリエチレン、ポリプロピレン、果ては歯科材料や農薬、殺虫剤と幅広い製品群を持ちます。
また、かつては製薬事業を有していましたが、分離独立して三井製薬になった後、 合併を繰り返して「バイエル薬品」になりました。
三菱ケミカル、住友化学といった競合他社が製薬事業を行っている一方で、 このリスク性の高い事業をすでに手放している同社は、比較的経営リスクが低いと言うことができます。
医薬品材料は販売を続けていますので、医薬品とまったく関係がなくなったわけではありません。
そして、三井化学には「多様性」という強みもあります。 「人の三井」と言われる三井グループの会社らしく、いろんな属性の社員がいます。 女性はもちろん外国人も多く、「出勤は出国と思え」と言われるほどです。
属性だけでなくキャリアも人によって全く異なるという特徴があり、 様々な部署を経験して、また部門を超えたプロジェクト単位で仕事をすることも多く、 このキャリアの多様性が事業の立ち上げ、拡大につながっています。
公式サイトのプロジェクトストーリーにもあるように、 役員の指示ではなく社員の強い思いを起点に成功したプロジェクトが多く、 まさに多様性の効果、いろんなキャリア経験を持つ社員がいるからこそ、三井化学は大きく成長してきたのだと言えます。
主要取引先
三井化学の主要取引先は、電機メーカーや自動車部品メーカーです。
化学品は電子機器や自動車の材料として使われ、その性能や不良品率を左右しています。 前述の通り、高い利益が取れるのは「高機能品」であり、その際は顧客であるメーカーと一緒になって、成分を調整していく必要があります。
近年ではリチウムイオン電池材料、高機能コンパウンドで自動車部品メーカーとの取引が増えています。 これら顧客が大規模な会社の場合は、三井化学が直接取引をします。
競合他社
三井化学の競合他社は他の化学メーカーです。
特に「汎用品」を手がける三菱ケミカル・住友化学を始めとした総合化学メーカーとは大きく競合し、 商品によっては激しい価格競争になります。
一方で「高機能品」事業では多数の化学メーカーと競合することになりますが、 その競争とは「研究開発競争」であり、一番乗りが総取りしていく構図は変わりません。
この点、三井化学は企業規模が大きく、技術者や研究費用をたくさん拠出できる分、他社に対して有利に立てるでしょう。
弱み
三井化学の弱みとしては、資源価格の高騰があります。
同社の主要な材料は石油であり、原油価格の変動は特に「汎用品」の利益を大きく左右します。 脱炭素の流れもあり、今後「石油化学」の分野をどうするか、問われることになります。
一方で「製薬子会社」というリスク性の事業を同社はすでに手放しており、 同業の三菱ケミカル・住友化学に対して経営の安定性が高いと言うことができます。
→超優良!化学メーカーへの就職は難しい?63社の業界研究
→MY企業研究に戻る
同業他社の企業研究を見る
- 日東電工の企業研究(売上高:9151億円、平均年収:761万円、年間休日:123日)
- 三菱ガス化学の企業研究(売上高:8134億円、平均年収:881万円、年間休日:122日)
- クラレの企業研究(売上高:7809億円、平均年収:784万円、年間休日:120日)
- 日亜化学工業の企業研究(売上高:5021億円、平均年収:661万円、年間休日:125日)
- JSRの企業研究(売上高:4088億円、平均年収:829万円、年間休日:127日)
- 日本触媒の企業研究(売上高:3920億円、平均年収:817万円、年間休日:120日以上)
- ニフコの企業研究(売上高:3716億円、平均年収:664万円、年間休日:120日)
- アイカ工業の企業研究(売上高:2366億円、平均年収:785万円、年間休日:124日)
- 日産化学の企業研究(売上高:2267億円、平均年収:1010万円、年間休日:120日以上)
- エフピコの企業研究(売上高:2221億円、平均年収:802万円、年間休日:126日)
- 日本化薬の企業研究(売上高:2017億円、平均年収:749万円、年間休日:128日)
- 高砂香料工業の企業研究(売上高:1959億円、平均年収:824万円、年間休日:123日)
- 東京応化工業の企業研究(売上高:1622億円、平均年収:994万円、年間休日:122日)
- 東亞合成の企業研究(売上高:1593億円、平均年収:810万円、年間休日:123日)
- 日本パーカライジングの企業研究(売上高:1250億円、平均年収:749万円、年間休日:125日)
- 太陽HDの企業研究(売上高:1047億円、平均年収:907万円、年間休日:125日)
- 三菱ケミカルの企業研究(売上高:4兆3872億円、平均年収:973万円、年間休日:123日)
- 旭化成の企業研究(売上高:2兆7848億円、平均年収:752万円、年間休日:120日)
- 富士フイルムの企業研究(売上高:2兆9609億円、平均年収:1074万円、年間休日:125日)
- 信越化学工業の企業研究(売上高:2兆4149億円、平均年収:886万円、年間休日:120日以上)
- 住友化学の企業研究(売上高:2兆4468億円、平均年収:842万円、年間休日:124日)
- 東レの企業研究(売上高:2兆4645億円、平均年収:765万円、年間休日:日数言及なし)
- エア・ウォーターの企業研究(売上高:1兆245億円、平均年収:877万円、年間休日:126日)
- 三井化学の企業研究(売上高:1兆7497億円、平均年収:864万円、年間休日:日数言及なし)
- レゾナックの企業研究(売上高:1兆2888億円、平均年収:1026万円、年間休日:124日)
- 積水化学工業の企業研究(売上高:1兆2565億円、平均年収:912万円、年間休日:125日)
- 東ソーの企業研究(売上高:1兆56億円、平均年収:740万円、年間休日:122日)
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三井化学のような優良企業に内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
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早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。
それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。
ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なしで最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。
もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)
模範解答があれば憂いなし!
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もしこのまま提出して、果たして大丈夫でしょうか。
そこで先輩が実際に内定をとったエントリーシートを使いましょう。 それと比較して何が足りないのか、どう書けばいいのかがわかれば、自ずと完成度が高まっていきます。
「Unistyle」では、歴代就活生の合格エントリーシートを無料閲覧できます。
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ぜひ自分のエントリーシートの見直しのために、作成の参考のために手に入れておきたいですね。
自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
インターンから内定まで口コミが満載!
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著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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