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【就活】三井化学の就職難易度|強みや志望動機・選考情報!

 三井化学の就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名三井化学
就職難易度低い
売上高1兆8795億円
採用人数事務系:25名程度
技術系:75名程度
初任給学部卒:243,000円
院卒:265,000円
平均年収892万円
年間休日日数言及なし
経営理念地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する

参照:三井化学|有価証券報告書



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就活情報・選考の流れ

 三井化学の就活情報や選考の流れについて解説していきます。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

 

就職難易度

 就職難易度は、低い

 三井化学就職難易度は、低いです。 化学メーカー全体的に言えることですが、知名度が低く、ライバルが少ないためです。 ただし、財閥系であることから、そうでない企業に比べると難しめです。

 BtoCの有名企業に比べると難易度が低めになりますが、 高い学歴が求められ、総合職では東京大学や京都大学などの旧帝大・名門私立大卒の学生が多いです。 また「隠れ優良企業」として有名になった面もあります。

 こういった大学群の学生ですらインターンシップで活躍しなければ、なかなか選考本番にも進むことができません。 逆に言えば、早期に目をつけて行動を開始すれば、十分戦えるということです。

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面接

 インターン参加で優遇選考を狙おう!

 三井化学の面接は、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社では、リクルーター面接を実施していません。 エントリーシート提出と同時にWEBテストを受け、その後「社員懇談会」を経て、 面接を2回実施します。

 ですが、インターンシップ参加者限定の選考会があり、 さらに参加者でなくても一次締切が3月早々にあります。 二次募集や三次募集は通過率が下がりますので、早めのエントリーが必要です。

 

エントリーシート

 「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!

 三井化学へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESのお題は「学生時代に打ち込んだこと」「苦労した経験と克服したエピソード」「入社後のキャリアイメージ」の3本です。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

 同社のESの1つ目と2つ目は、「就職活動の軸」をもとに「学生時代頑張ったこと」を書くものです。

 そして3つ目は「この会社に入って挑戦したいこと」を書くものですので、 準備しておきましょう。

 また、面接では当然「なぜ化学メーカーなのか」「なぜ三井化学なのか」ということを問われますので、 「なぜこの会社を選んだのか」をしっかり組み立てておきましょう。

 三井化学は「人を大切にする」「多様性を尊重する」という社風があり、 それが功を奏して成功したプロジェクトが数多くあります。 「人」や「多様性」を志望動機に組み込んでいくとよいでしょう。

三井化学の採用ページ

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 三井化学の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する」 でした。ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 高品質なものづくりがしたい
  • 健康を増進する仕事がしたい
  • 新しいことに挑戦する姿勢に惹かれた
  • 世界に驚きと感動を与える仕事
  • 変化に強い経営基盤に魅力を感じた
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • 新技術の応用をする仕事がしたい
  • グローバルな環境に魅力を感じた
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 社会に新しい価値を提供したい
  • イノベーションの実績があることに惹かれた

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【就活】自己分析のやり方!~内定力爆上げの人生設計~

【例文】就活の軸の決め方|「おっ」と思わせる答え方

 「Unistyle」という就活サイトでは、三井化学に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

三井化学の強み・特徴

 多様性を愛する三井らしい会社!

 三井化学の強み・特徴は、機能性材料に力を入れ、自動車部材用のコンパウンド(ゴムの化合物)、 リチウムイオン電池用電解液、メガネレンズ材料、食品包装用高機能フィルムなど、 付加価値の高い製品に投資を続け、収益の柱として育っているところです。

 リチウムイオン電池では旭化成が得意とする「セパレータ」に対して三井化学が得意とするのは「電解液」というように、 各社で住みわけができているため、機能性材料は過当競争に陥っていません。

 もちろん従来型の石油化学事業では国内3位の規模を誇り、 ポリエチレン、ポリプロピレン、果ては歯科材料や農薬、殺虫剤と幅広い製品群を持ちます。

 また、かつては製薬事業を有していましたが、分離独立して三井製薬になった後、 合併を繰り返して「バイエル薬品」になりました。

 三菱ケミカル、住友化学といった競合他社が製薬事業を行っている一方で、 このリスク性の高い事業をすでに手放している同社は、比較的経営リスクが低いと言うことができます。

 医薬品材料は販売を続けていますので、医薬品とまったく関係がなくなったわけではありません。

 そして、三井化学には「多様性」という強みもあります。 「人の三井」と言われる三井グループの会社らしく、いろんな属性の社員がいます。 女性はもちろん外国人も多く、「出勤は出国と思え」と言われるほどです。

 属性だけでなくキャリアも人によって全く異なるという特徴があり、 様々な部署を経験して、また部門を超えたプロジェクト単位で仕事をすることも多く、 このキャリアの多様性が事業の立ち上げ、拡大につながっています。

 公式サイトのプロジェクトストーリーにもあるように、 役員の指示ではなく社員の強い思いを起点に成功したプロジェクトが多く、 まさに多様性の効果、いろんなキャリア経験を持つ社員がいるからこそ、三井化学は大きく成長してきたのだと言えます。

 

ビジネスの目的を知ろう

 同業他社とは経営理念で比較しよう!

 受かるエントリーシートを書くには、「会社の経営理念自分の将来の夢が一致している」と述べるのが最適です。 「自分の将来の夢」は「就職活動の軸」とも言いますが、つまりは両者のが一致した、「仲間」に相応しい人材であることをアピールするのです。

就職活動の軸の決め方と具体例!人事が喜ぶものは?

 そこでまず、会社の経営理念を調べ、どんなビジネスを展開していて、会社が持っている志を知るのが内定への第一歩となります。

 三井化学のビジネスの目的は、「地球環境との調和の中で、材料・物質の革新と創出を通して高品質の製品とサービスを顧客に提供し、もって広く社会に貢献する」に表されています。

 三井化学は、国内3位の総合化学メーカーです。 (企業規模は旭化成のほうが大きいですが、化学事業では三井化学のほうが大きいです)

 石油化学、電池材料、半導体用シリコン、紙おむつ用不織布、メガネレンズ材料といった材料、 液晶ディスプレイに使われるフィルム、振動検出センサといった電子部品、 これに加え食品包装フィルムや農薬、殺虫剤といった最終製品の分野まで事業を行っています。

 総合化学メーカーとは化学反応を利用した材料・部品・最終製品まで一貫して製造するメーカーを指します。

 例えば「材料」ではMMAやPMMAといったプラスチックやアクリル樹脂といった「部品をつくるための材料」を製造します。

 「部品」ではそれを自動車部品や家電部品(液晶ディスプレイのフィルムなど)に加工し、 「最終製品」では食品包装フィルムや農薬などを製造します。

 製鉄業界や非鉄金属業界のように素材をつくるメーカーであることから、 これらの業界と併せて素材メーカーとも言われます。

 

ビジネスモデル

 儲かる高機能品に注目!

 住友電工を始めとした素材メーカーには、「量産品」と「高機能品」の2つのビジネスがあります。

 前者は大量生産によって「いかに安く作れるか」が勝負のカギとなり、 悪く言えば薄利多売です。企業規模がモノを言い、「1位以外は負け」という厳しい世界です。 はっきり言って量産品は儲かりません

 後者は替えが効かないことが勝負のカギとなり、職人気質の日本企業が大得意とする分野です。 企業規模とは関係なく、少数精鋭で爆益を叩き出すことが可能です。 つまりは高機能品は儲かると言えます。

 日本企業は工場用地や人件費、為替などの関係で量産品が不利な一方で、 職人気質が幸いして世界を独占する高機能品をつくるのが得意です。 よって、この業界は「知名度」や「売上規模」ではなく「儲かる高機能品をどれだけ持っているか」という視点で注目しましょう。

素材メーカーとは?おすすめの最強の就職先

 

化学メーカーの経営が安定している理由

 生産の上流工程だから!

 化学メーカーは、就活では「隠れ優良企業」と呼ばれます。 儲かっていて給料が高く、その一方で残業や休日出勤は少なめでほとんどがホワイト企業という業界です。

 化学メーカーの高待遇を支えるのは、その経営の安定性です。

 それはほかの素材メーカー(製鉄・非鉄金属業界)と同様、素材メーカーであることが大きな理由です。

 一般に、消費者を相手としたBtoCビジネスは経営が安定しません。 というのも、消費者は製品の「性能」より「雰囲気」や「流行」などあいまいな基準で購入を判断するからです。

 日本国内でも性能面だけを見れば、国内電機メーカーのつくるスマートフォンのほうが良いにも関わらず、 iPhoneが売れ続けます。ディスプレイもソニーやパナソニックではなく、サムスンやLGが売れますよね。

 ですが、素材メーカーにとっては消費者がどの会社の製品を手に取ろうが、関係ありません。

 ソニーが売れなければ、サムスンに材料・部品を売ればいいからです。

 このように「原料→材料→部品→最終製品」という一連の工程で、 上流工程を抑えている会社ほど経営が安定するというメーカーの特徴があります。

 これが化学メーカーの経営が安定していて、高収入を実現する秘密です。

 

主要取引先

 三井化学の主要取引先は、事業が非常に多岐に渡るため、取引先も多いです。 そのため三井化学はあまり直接顧客とは取引をしていません。 基本的には総合商社、専門商社などを相手に取引を行っています。

 商社をはさむメリットといえば、なんといっても「与信調査」と「顧客のまとめあげ」をしてくれることです。 三井化学は顧客が多岐にわたりますが、例えば薬局や病院を1つ1つ調べて「商品の代金を払ってくれそうかどうか」なんて調査していられません。 「代金が支払われるかどうか」の調査を「与信調査」と言いますが、商社はこれを代行してくれます。

 また、町工場1つ1つから注文を受けて商品を製造するのでは効率が悪すぎます。 そこで、商社が注文をつのって取りまとめ、「大口注文」として三井化学に発注するのです。

 そして、三井化学が独自に顧客を開拓するより商社はもともと販売ルートを持っていますから、 商社に任せた方が楽にたくさん売れるというメリットがあります。 その分、研究開発、新製品の開発、販売促進に力を注げるというわけです。

 近年ではリチウムイオン電池材料高機能コンパウンドで自動車部品メーカーとの取引が増えています。 これら顧客が大規模な会社の場合は、三井化学が直接取引をします。

 

競合他社

 三井化学の競合他社は他の化学メーカーです。

 三菱ケミカルや住友化学、東レ、積水化学工業、帝人など化学メーカーが競合他社となります。 ですが、リチウムイオン電池材料は各社で住みわけができており、 あまり激しく競合しているわけではありません。

 特に紙おむつ用不織布は、日本製紙おむつが中国で「爆売れ」している状況ということもあり、 三井化学も増産を続けています。現在のところ、「過当競争」は起きていないと考えてよいでしょう。

 メインの化学品は高い技術力が必要で、かつすでに安定した製品群があり、 あまり激しい競合もしていないことから、 基本的に競争は研究開発で起きると考えられます。

 この点、三井化学は企業規模が大きく、 技術者や研究費用をたくさん拠出できる分、他社に対して有利に立てるでしょう。

 

弱み

 三井化学の弱みとしては、目立ったものがありません。

 有価証券報告書のリスクの欄にもそれが現れています。 「大規模災害で工場を破壊してしまう」、「原料価格が急騰して製品の価格改定が遅れた場合」といった極端な事象が発生しない限り、 経営に重大な危機を及ぼすことはありません。

 たいていの会社は「競合に負ける」「市場が縮小する」などを危惧するものですが、三井化学にそれはほとんどありません。

 医薬品事業はリスクの高い事業で、莫大な研究費用をかけたにも関わらず新薬の発売に至らなかった、 他社に先を越されてしまった場合は大損害を被ることになります。 ですが、三井化学はすでに材料のみに特化し、新薬自体からは撤退しています。。

 ほかのリスクとしては、危険物を取り扱っていることが挙げられます。

 日本政府が韓国を輸出管理のホワイトリストから除外したという事件がありましたが、 これは対象商品が軍事転用可能な超危険物質で、韓国側のその取扱いが不適切で、 紛失する事例が何度もあったためです。

 化学品はときに、核兵器などの大量破壊兵器の材料にもなります。 今回は化学メーカーに非があった事件ではありませんが、情報・技術などの秘密管理には細心の注意を払わなければ、 最悪の場合、国際問題に発展します。

→化学メーカーの業界研究

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三井化学のような優良企業に内定をもらうには?

 

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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