カナデビアの就職難易度|強み・志望動機・企業研究!
カナデビアの就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。
会社名 | 就職難易度 |
---|---|
カナデビア | 穴場 1.0 / 5.0 |
売上高 | |
5558億円 | |
平均年収 | 年間休日 |
699万円 | 126日 |
採用人数 | 初任給 |
事務系:30人程度 技術系:110人程度 | 学部卒:257,000円 院卒:281,500円 |
参照:カナデビア|募集要項(初任給・年間休日)
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選考フロー
選考開始 | 文系2月・理系1月 |
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カナデビア(旧社名:日立造船)の選考フローは以下の通りで、文系は2月開始・理系は1月開始です。
- ES提出
- 筆記試験・一次面接
- 二次面接
- 最終面接
- 内々定
理系のみインターン参加者優遇の早期選考があり、その場合は12月選考開始です。 ただし、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →カナデビアの採用ページ
一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。
就職難易度
就職難易度 | 穴場 |
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カナデビアの就職難易度は穴場です。 採用倍率は文系で13倍・理系で5倍で、学歴フィルターはありません。 採用大学が旧帝大から女子大まで幅広いためです。
旧社名「日立造船」から社名変更を経て、どんな会社かわかりにくいことも相まって応募者数が半減しました。 一言でいうならば「環境プラントの会社」なのですが、より詳しい同社の特徴については、カナデビアの強み・特徴の項目をご覧ください。
インターン優遇 | 理系のみ |
---|
理系のみインターンシップ参加者優遇の早期選考があり、その場合はES提出が12月で、面接2回で内々定へ至ります。 一方で文系はインターン自体はあるものの、優遇選考はありません。 ただし、志望動機に「実際に肌で感じた社風」を取り入れられるため、ES・面接で有利になります。
カナデビアに必要なTOEICスコアは明示されていません。しかしグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須です。 現時点で高いスコアが取れている必要はありませんが、英語への意欲を示すことは必要です。 そこでTOEICを受験し、「自分の英語力のなさを痛感し、現在勉強中です」と言えるようにしておきましょう。
面接
面接回数 | 3回 |
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カナデビアの面接は、3回実施されます。
同社のES提出は文系で2月・理系で1月と早いですが、 選考の結果連絡が合格でも遅い場合が多々あり、面接と面接の間が1~2週間空きます。 その結果、3回の面接を経て内々定に至るまで2ヶ月かかります。
ゆえに連絡が来ないからと言って不安になる必要はありません。気長に待ちましょう。
一方で、理系のみインターンシップ参加者優遇の早期選考があり、その場合はES提出が12月に前倒しになる上で、 面接が1回分免除されるという特典がつきます。文系の場合は優遇選考がありません。 しかし、もともと採用倍率が低いため、優遇されても特に変わらないでしょう。
同社の面接では、次のような質問がされます。
- 自己PR
- 周囲からどんな人だと言われるか
- 就職活動の軸について
- なぜその大学・学部を選んだか
- 志望動機
- 入社後挑戦したいこと
- 希望部署がどんな仕事をしているか知っているか
質問に対しては基本的に「就職活動の軸」「軸の実現のため」という視点で答えればよいでしょう。 同社は特に「技術の組み合わせで次々に新事業を創出する」会社ですから、 「創造力」「アイデア」「課題解決」などがキーワードとして使えます。
また、「カナデビアがどんな会社かわかりにくい」ことは同社も自覚しており、その分、企業理解に関する質問が多めです。 「なぜカナデビアなのか」は何度も聞かれますので、採用サイト・会社説明会・中期経営計画・インターンシップなどを通じて、 「社風」や「実際の仕事内容」を研究しておきましょう。
「この会社に入って挑戦したいこと」についても、やはり結論は「軸の実現」です。 筆者の私の場合は「創造力でCO2問題を解決したい」などのように答えます。
その他「立ち振る舞い方」「うまい回答方法」など面接のコツを次の関連記事で解説していますので、ぜひ参照してください。
エントリーシート
ES設問 | 2本 |
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カナデビアのエントリーシートは、次の2本の設問が課されます。
- 自己PR
- 志望動機
直接的には問われませんが、「学生時代頑張ったこと」を「自己PR」「志望動機」の背景に仕込むことで、 話に説得力が出ます。そこで「軸の実現のために取り組んだこと」を予め準備しておきましょう。 筆者の私の場合は「創造力で社会貢献がしたい」という軸を設定し、その裏付けとして「ゲーム制作の経験」を用意しておきます。
「自己PR」は「長所とそれを裏付けるエピソード」を述べるものですが、 この長所は「軸の実現に役立つもの」を選びます。そして裏付けるエピソードとして、ガクチカを使用します。 私の場合は「アイデア出しが得意」な点を「ゲーム制作の経験」で裏付けます。
長所の選び方については「【例文】長所と短所の一覧|「おっ!」と思わせる回答例」の記事も併せてご覧ください。
「志望動機」は次の項目で例文付きで解説しますが、 特に「プラント業界を選ぶ理由」「同業他社ではなくカナデビアを選ぶ理由」を用意しておくと、面接での質問に困ることがありません。
そこでMY就活ネットは「社風への共感」を結論にすることをおすすめします。 インターンや中期経営計画などを根拠にこう述べることで、同社専用の志望動機が出来上がります。 そのためにはES全体を「就職活動の軸」で統一し、話に一貫性を持たせる必要があります。
MY就活ネットではこれを「ESのストーリー化」と呼んでいますが、 そのやり方は「【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!」の記事で詳しく解説しています。
志望動機
ビジョンの一致をアピールしよう!
カナデビアの志望動機について、例文と書き方を解説します。ここまでを踏まえた例文は次の通りです。
例文
私が貴社を志望する理由は、「技術と誠意で社会に役立つ価値を創造し、豊かな未来に貢献します」という経営理念に強く共感したからです。 学生時代、私はゲーム制作に取り組み、アイデアを形にする企画段階から、完成までのプロセスを一貫して担当しました。 この経験を通じて、複雑な課題を分解し、着実に解決していく力や、チームで協力しながら新たな価値を生み出す喜びを学びました。
貴社が手がけるごみ焼却発電や海洋インフラ技術は、環境保全と社会基盤の強化に直結しており、次世代のエネルギー利用の可能性を切り開いています。 また、大規模プロジェクトを通じて社会課題に貢献する姿勢に深く感銘を受けました。 特に、環境負荷低減技術の開発は、私自身が将来取り組みたいテーマでもあります。
私は、ゲーム制作で培った創造力や課題解決力を活かし、貴社の技術革新や社会貢献活動に寄与したいと考えています。 貴社の一員として、持続可能な社会の構築に向けた取り組みを支え、未来に価値を届ける挑戦に全力で取り組みたいです。
解説
この志望動機では「経営理念に共感した」という結論に説得力を持たせるため、学生時代の「ゲーム制作の経験」を使用しています。 同社はごみ焼却施設・海洋インフラなど環境企業であることから、「環境問題に対して問題意識を持った経験」などを使ってもよいでしょう。 例えば「地域清掃のボランティア」「清掃のアルバイト」などが挙げられます。
このように、志望動機は「ガクチカ」と関連付けて、その説得力を高める必要があります。 エピソードがまだ準備できていない場合、まず自己分析から始めましょう。
また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。
→【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ
「ワンキャリア」という就活サイトでは、カナデビアに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。
カナデビアの強み・特徴
強み | 造船技術の応用 |
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カナデビアの強み・特徴は、鋼構造物の高い技術力です。 「プラント」も「機械」も「インフラ建設」もできます。
そんな中で、同社は環境問題にも積極的という特徴があります。 環境配慮の「ESG」が重視される昨今、同社はごみ焼却発電所の発電量ベースで世界首位の受注実績があります。
「ごみ問題」「資源問題」の両方を解決するごみ焼却発電は、カナデビアは1960年代にスタートしました。 その後順調に国内首位の地位を獲得し、 そして2010年に欧州最大手のイノバ社(スイス)を買収したことで、世界トップに躍り出ました。
実は、1960年代のスタート当初、このイノバ社の前身企業からライセンスを受けて技術供与を受けました。 この契約の関係で中国・韓国・台湾にしか進出できなかったのですが、 イノバ社自体を買収することで世界展開が可能になったのです。
この効果もあり海外売上比率は30%前後を推移しています。
また、環境問題で言えば中東地域の水不足に対応し、海水淡水化プラントを手掛けているところも特徴的です。 これら環境プラントの会社として世界に君臨しています。
社名変更について
旧社名 | 日立造船 |
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カナデビアは「旧社名:日立造船」から社名変更されました。 その理由としては、「すでに日立グループに属していないこと」「造船業も営んでいないこと」が挙げられます。 言い換えれば、「日立でも造船でもない」という至極まっとうな理由です。
戦前は日立製作所の子会社だった歴史もありますが、財閥解体によって分離独立を果たし、現在に至って資本関係はありません。 加えて造船業も2002年に分社化してJFE・IHIとの共同出資会社であるジャパンマリンユナイテッドに引き継がれています。
しかし造船業で培った「鋼構造」「プラント」の技術は引き継がれており、現在「重工業」の一角を担っているのは間違いなくこの歴史があるからです。
ビジネスモデル
カナデビアに相談すればすべてが解決する社会を目指す!
カナデビアのビジネスモデルは、造船事業で培った技術の応用で工場ごと受注することです。
造船は「エンジン」や「鋼構造」など様々な技術の結晶であり、 それゆえ同社は機械も建設も制御システムもつくれるという強みがあります。 つまり「工場をつくりたい」と相談すれば全部できるのがカナデビアという会社です。
工場一式を請け負えば、次はアフターサービスで反復継続した関係ができます。 顧客はとても楽になります。カナデビアに電話すればすべてが解決するからです。
入社後に重要になってくるのは、「モノを売る」のではなく、「顧客の抱える問題に寄りそう」という姿勢です。 なぜならカナデビアが売っているのは、「モノ」ではなく「解決策」だからです。
主要取引先
カナデビアの主要取引先は、主に発電事業主や各種メーカー企業、そして国家です。
ごみ焼却発電と海水淡水化プラントの受注が旺盛で、これらは世界の電力会社、中東地域の国家が顧客となります。 化学プラントやマテリアルリサイクルプラントでは素材メーカーが顧客となりますが、 これら「プラント」で売上の50%以上を占めます。
産業機械では船舶エンジンを造船会社、電子制御機器を電機メーカー、また食品メーカーとの取引もあります。
インフラ事業では主力の橋梁・水門は国土交通省が顧客となり、競争入札にて受注します。 インフラ事業を除いて海外取引も多いため、仕事上で英語は必須となるでしょう。
競合他社
カナデビアの競合他社は、JFEエンジニアリング、荏原製作所、三菱重工業など、 プラントエンジニアリング業界です。
主力のごみ焼却発電では国内でJFEエンジニアリング、海外で荏原製作所、三菱重工業と競合しています。 特に海外事業では中国勢の台頭もありますが、欧州最大手のイノバ社を子会社化したカナデビアは現在、世界首位の座にいます。
もちろん化学プラントでは日揮、千代田化工建設、東洋エンジニアリングなどのプラント大手と競合しますし、 産業機械では主に半導体製造装置でディスコ、不二越と競合します。
橋梁などのインフラでは横河ブリッジ、JFEエンジニアリング、IHIインフラシステムと競合しています。
化学プラントや半導体製造装置、インフラでは他社の後塵を拝していますが、 幅広い事業分野と世界首位級の環境プラントメーカーとして、一定の地位を誇ります。
弱み
弱み | 利益率が低い |
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カナデビアの弱みには、利益率の低さが挙げられます。
同社は機械メーカーの1社でもありますが、利益率が4.6%というのは同業界では低めです。 一方でプラント業界では5%前後は平均的なのですが、メーカーとしての強みを活かしきれておらず、 すっかりプラント業界の1社になってしまっていると言えます。
同社の手掛ける分野は競合が多数おり、価格競争が激しくなっています。 ゆえに、今後は「競合のいない新分野」や「提案営業による高付加価値」などを狙っていく必要があります。
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カナデビアのような優良企業に内定をもらうには?
大企業を狙うならスカウト型!
大企業の半分以上がスカウト型を利用!
実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。
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早期選考にまだ間に合う!
就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!
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それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。
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もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。
→「ジョブトラ」に参加する
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自分にぴったりのインターンシップを見つけよう
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著者:村田 泰基(むらた やすき)
合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。
その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。
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