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【就活】日立製作所の就職難易度|強みや志望動機・選考情報!

 日立製作所の就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名日立製作所
就職難易度非常に高い
売上高10兆8811億円
採用人数事務系:100人程度
技術系:500人程度
初任給学部卒:250,000円
院卒:270,000円
平均年収916万円
年間休日124日
経営理念優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する

参照:日立製作所|有価証券報告書(売上高・平均年収)

参照:日立製作所|募集要項(初任給・年間休日)



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就活情報・選考の流れ

 日立製作所の就活情報や選考の流れについて解説していきます。 インターンシップや選考に乗り遅れないよう注意しましょう。

 

就職難易度

 就職難易度は、非常に高い

 日立製作所就職難易度非常に高いです。 家電の凋落に伴って、BtoBビジネスに注力している日立製作所・三菱電機に就活生が集中します。 事務系でも採用人数が100人という大量採用ではありますが、それだけ志望者も多いのです。

 基本的には旧帝一工、早慶といった高学歴エリートと争うことになります。

 日立製作所の選考ルートは複数あり、まずインターン・推薦組リクルーター組、そして通常選考の3つです。 インターン・推薦組とリクルーター組では事務系で「模擬面接×2回」、技術系で「事前面談・フィールドマッチング面談×2回」が行われます。 それぞれ通過すると、「6月の最終面接」の予約ができ、実質的に内々定です。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 日立製作所に必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。

 ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

 

面接

 リクルーター面接が内定の鍵!

 日立製作所の面接は、すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

コミュニケーション能力がない!|でも就職できる面接法

 同社では、リクルーター組はプレエントリー後、学歴によってリクルーター面接が行われます。 その分面談回数は多いということになりますね。

 その過程で落ちたり、そもそもリクルーターが付かなかった場合は6月から通常選考が始まります。 (その意味ではインターン・推薦・リクルーター組はチャンスが2回あるといえます。)

 面接は、3回

 通常選考ではグループディスカッション→二次面接→最終面接というフローになります。

 日立製作所のエントリーシート提出は早めで、就活が始まって3月中には提出することになります。 日立製作所のビジネスの目的を理解した上で、就職活動の軸を意識しながら、 就活開始前にエントリーシートをつくってしまうことが重要です。

 面接の内容はエントリーシートに沿ったものですので、提出したエントリーシートは必ずコピーをとっておき、 面接前に復習できるようにしておきましょう。

 

エントリーシート

 「将来の夢」実現ストーリーをつくろう!

 日立製作所へのエントリーシートの書き方は、就職活動の軸を前提に「『将来の夢』実現ストーリー」をつくり、 同社の「経営理念・ビジョン・社風」と一致した志をアピールすることです。 最終的には「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けます。

 ESのお題は「希望職種/希望分野」「自分のセールスポイント」「志望動機」「学生時代頑張ったこと」「社会人になって成し遂げたいこと」と多めです。

 実はESは、「『将来の夢』実現ストーリー」を書くものなのをご存知でしょうか。 ESはどの会社も以下の三部作構成になっています。

 ストーリーの作り方は【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!で解説していますが、 ES本番を待つのではなく、インターンの段階でこれができていれば、かなり有利です。

 同社の選考においても「就職活動の軸」を前提として、「過去編」「現在編」「未来編」の三部作構成でESを書き、 最終的には実現するには貴社のビジネスに携わるしかないという結論に持っていくのです。

 ですから、採用ページのプロジェクト社員紹介などを熟読し、 会社には何を目指す社風があるのかをじっくり研究し、志望動機に絡めていきましょう。

日立製作所の採用ページ

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 日立製作所の志望動機の書き方は、会社の「経営理念・ビジョン・社風」と自分の「就職活動の軸」の一致をアピールし、 「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」と結論付けることです。

 同社の経営理念は「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」でした。 ここから導き出せる志望動機は以下の通りです。

  • 世界のスタンダードになりえる新しいものを作り出すこと
  • 世界で広く展開していること
  • 業界ではトップのシェアを持ち、最も多い業績を上げていること
  • 世界に驚きと感動を与える仕事
  • 幅広い製品や技術によって社会の基盤作りに最も貢献できる会社
  • 非常に幅広く事業を展開しており、技術の応用に積極的であること
  • オーダーメイドであるため顧客の満足に応えられること
  • 安全技術の開発に取り組んでいること
  • 様々な技術を結集して作られる製品にモノづくりの魅力
  • 環境問題に真正面から取り組むこと
  • 日本の産業のトップとして常に世界を視野に入れた仕事

 志望動機では同業他社との比較検討が欠かせません。一般的には会社の強みで比較したくなるものです。 ですが、「事業ごとの売上高」や「事業内容」「海外売上比率」などで比較するのは得策ではありません。 というのも、同業他社はどこも同じ事業をやっていて、就活生の視点で比較するのは至難を極めるためです。

 最適なのは「経営理念・ビジョン・社風」と「就職活動の軸」の一致具合をアピールする方法です。 経営理念や社風といったものはその会社に唯一無二のものであり、 会社の持つ「夢」とあなたの持つ「夢」が一致しているほど、志望動機として説得力のあるものは他にありません。

 先にも少し触れましたが、エントリーシートは「将来の夢を実現するために、貴社のビジネスに携わらなければならない」 と述べる「『将来の夢』実現ストーリー」になるように構成されています。 このように、志望動機に書くことは最初から決まっているのです。

 「就職活動の軸」が海外に関連するものであれば、「海外展開に積極的な社風」、 環境に関連するものであれば「環境問題に積極的」というように、会社の性格で一致したものを書きましょう。

 ですから、ここにある志望動機もほんの一例にすぎません。 あなたの将来の夢と、会社の企業理念・ビジネスの目的を結びつけて考えて、志望動機をつくるのです。

 そのためにはまず、自己分析をして、就職活動の軸を導き出さなければなりません。

【就活】自己分析のやり方!~内定力爆上げの人生設計~

【例文】就活の軸の決め方|「おっ」と思わせる答え方

 「Unistyle」という就活サイトでは、日立製作所に実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

日立製作所の強み・特徴

 同業他社とは経営理念で比較しよう!

 日立製作所の強み・特徴は、経営理念の「優れた自主技術・製品の開発を通じて社会に貢献する」に表されています。

 日立製作所は総合電機メーカーとして国内最大手企業で、無数の子会社を合わせた連結従業員数は30万人という、超巨大企業です。 「この木なんの木」のCMでも有名ですね。ちなみにこれは「日立の樹」という歌で、れっきとした「日立のCMのためにつくられた日立の歌」です。

 日立製作所は大きく分けて、「IT」「エネルギー」「インダストリー」「モビリティ」「ライフ」の5つの事業を行っています。

 「IT」では流行りのクラウドやビッグデータ、AIなどに加え、 官公庁・消防・警察・交通の各種システム、製造業や物流業の制御システム、金融・証券・放送など、 およそ思いつくことはなんでもやっています

 「エネルギー」では主に発電所の制御システムを手掛けていますが、 原子力発電については米ゼネラルエレクトリック社と合弁会社を設立し、設計から建設・保守まで取り組んでいます。 また無停電電源装置(UPS)も注目の装置ですね。

 「インダストリー」は産業機械の分野で、モータやインバータといった「モノをつくるための機械」ですが、 医薬品プラント、化学プラントのようにプラント・機械・システムごと設計して販売するという、 プラントエンジニアリングとしての性質も持ちます。

 「モビリティ」は鉄道・バスのシステムやエレベーター、「ライフ」は空調機器や医療機器を手掛けます。

 家電で消費者の知名度の高い同社ですが、売上の大半はBtoB事業であり、 法人や政府を相手とした仕事がほとんどです。

 また、海外事業にも強く、売上高の50%は海外事業が占めています。 仕事上での英語スキルは必須といえるでしょう。

 

ビジネスモデル

 IT企業に進化中!

 日立製作所のビジネスモデルは、ITソリューションを提供することです。

 「電機メーカー」としてのイメージの強い同社ですが、もはや「機械を売って終わり」ではありません。 「制御システムごと」「むしろ制御システムだけ」といった仕事もします。 ライバルとして見据えるのは電機メーカーではなく、GoogleやAmazonなどIT企業です。

 同社は2008年の大赤字を機に、事業を大きく入れ替えてきました。 ITに関係ない事業は、儲かっていても売却するというほどで、 代わりにITソリューションに強い会社を「必要なら高くても」買ってきました。

 なぜなら「機械」はもはやどの会社がつくっても同じで、 この先求められるのは「機械の性能」ではなく「何を解決できるか」だからです。 「解決」で勝負するには機械に搭載するソフトウェアが重要になってきます。

 現在、デジタル人材を増やそうと尽力している同社ですから、 入社すると文理問わずIT技術を身につけられる環境が整備されていくでしょう。

 

主要取引先

 日立製作所の主要取引先は、あらゆる企業国家です。

 産業用機器(FAシステム)はあらゆる製造業で使用されていますし、発電機や発電システムは電力会社だけでなく、 新日鉄住金などの製鉄会社の自家発電でも使用されています。エレベーターはいろんなビルに入っていますし、 電車の運行システムもJRほか国内私鉄に限らず海外の鉄道でも組み込まれています。

 さらには官公庁・自治体・警察・消防システムなど、国家との取引もあります。 とはいえ現在では取引先として国家の比重は重くなく、競争入札に依存しているNECや富士通とは異なります。

 どの大企業であっても、国であっても、多数の顧客の1つでしかないところが注目点です。 どこかに依存するということがないのが日立製作所の安定性を担保しています。

 また「日立ブランド」を利用して日本に限らず世界中の大企業を相手にビジネスをしていて、 特にシステムごと販売しているため景気の変動にも強いです。 倒産しない限り、基本的には日立製作所を使うしかないからです。

 

競合他社

 日立製作所の競合他社は、おなじ重電メーカーの三菱電機東芝の他、 FA工作機械の分野でキーエンスファナックオムロンとも競合します。

 特に三菱電機や東芝とは、FAシステムやエレベーター・エスカレーター、鉄道システムで完全に競合しています。

 しかし、この3社で競合している分野はあるものの、重電メーカー全体を見渡せばかぶっていない事業もあり、 この3社で価格競争のつぶしあいになることはあまり考えられません。 そもそも会社の重要な基幹部分であるシステムはケチるところではありませんし、単純な価格競争にはならないでしょう。

 2015年に東芝の不正会計問題が噴出してから、数千億円にのぼる大赤字を出している一方で、 日立製作所は成長を続けています。東芝は事件を受けて、白物家電事業や医療機器事業を売却しています。 また信頼性も失墜している状況ですので、日立製作所はこれを機にさらに業績を伸ばしていくと思われます。

 また、自社工場を持たないファブレスのキーエンスは、非常に脅威となります。 ファブレスであるがゆえに「自社工場でつくれるもの」にこだわる必要がなく、 なんでも売れるという強みがあります。

 そして何よりこれまで培ってきた「生産性コンサルタント」としての知識と経験の蓄積が最大の武器になります。 どの会社よりもいろんな工場で徹底的に生産性改善を追求してきました。 簡単には打ち崩せない「キーエンス帝国」があります。

 

弱み

 日立製作所には目立った弱みがありません。 確かに世界の景気や為替変動に利益が左右されるところはあるのですが、それは日立製作所に限った話ではありません。 特にまだ国内事業が50%を占める日立製作所にとっては大きな問題にならないでしょう。

 セキュリティーには細心の注意を払う必要があります。日立製作所はあらゆる企業を相手にしていて、 果ては官公庁まで顧客にしています。秘密の管理は非常に重要で、 もし流出などしたら会社どころか国家が危険にさらされます。

 他の家電メーカーと異なりBtoC事業は縮小傾向にあり、 「気分」や「雰囲気」で買い物をしがちな一般消費者を相手にしたビジネスは撤退を続けています。

 BtoB事業の比率が高まるにつれて「一過性の流行」に流されるリスクが減り、 経営の安定性が高まるメリットがあります。

 このように「儲からない事業」を捨てることができるのも、 日立製作所の巨大な企業規模ならではです。

→電機メーカーの業界研究

→MY企業研究に戻る

 

同業他社の企業研究を見る

 

日立製作所のような優良企業に内定をもらうには?

 

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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