勝ち組【ウシオ電機の就職】難易度・倍率・志望動機など!
会社名 | 就職難易度 |
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ウシオ電機 | 穴場 1.0 / 5.0 |
売上高 | |
1776億円 | |
平均年収 | 年間休日 |
766万円 | 126日 |
採用人数 | 初任給 |
事務系:25名程度 技術系:25名程度 | 学部卒:250,000円 院卒:275,000円 |
※就職難易度は「採用倍率」「採用大学のランク」をもとに算出しており、データは就職四季報・リクナビのプレエントリー数を参照しています。
参照:ウシオ電機|募集要項(初任給・年間休日)
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選考フロー
選考開始 | 文系1月 理系12月 |
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ウシオ電機の選考フローは次の通りで、文系1月・理系12月開始です。
- 会社説明会
- ES提出・WEBテスト
- 面接2回
- 内々定
ただし、開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →ウシオ電機の採用ページ
一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。
就職難易度
就職難易度 | 穴場 |
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ウシオ電機の就職難易度は穴場です。 採用倍率は文系18倍・理系12倍で、ES通過率は文系40%・理系70%です。学歴フィルターはありません。 採用大学が旧帝大・MARCH・関関同立・日東駒専・地方女子大と幅広いです。
応募者数は文系450人、理系300人ほどと就職人気が低いです。 ですが産業用ランプで世界首位の優良企業ですから、就職できれば勝ち組と言えます。
インターン優遇 | 理系のみ |
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理系のみインターン優遇の早期選考があり、その場合は11月に実施される会社説明会から選考が開始されます。 文系はインターンの開催自体がありませんので、自力で企業研究を進める必要があります。 通常選考自体が早くに行われるため、早期に準備を済ませておきましょう。
ウシオ電機に必要なTOEICスコアは明示されていません。 しかし、世界シェアが高くグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須です。 英語への意欲を示すため、スコアが低くとも受験し、「英語力のなさを痛感したので現在勉強中です」と言えるようにしておきましょう。
面接
面接回数 | 2回 |
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ウシオ電機の面接は、回数は2回で、一次面接は「AI面接」、最終面接は「オンライン面接」でいずれも個人面接です。 AI面接は「質問と会話記録」をつける機能があるに過ぎず、出力された議事録を人事部で読んで合否を決めますので、 AIが合否判定をするのではありません。
またAI面接合格者は全員最終面接に進みますが、その間に「社員座談会」と「人事面談」があります。 この2つは選考ではなく、前者はミスマッチ防止の「逆質問」をする場であり、後者はオンライン面接のための事前説明のみです。
面接内容はいずれも次のような質問がされます。
- 自己紹介
- 学生時代力を入れたこと
- 意見の対立をおさめた経験
- アルバイトについて
- 志望動機
- 逆質問(最終面接のみ)
同社では、文系向けのリクルーター面接やインターン参加者向けの優遇選考はありませんが、 1月から選考を開始し、3月上旬に内々定というスピード感です。出遅れないように、同社のマイページは頻繁にチェックしましょう。
エントリーシート
ES設問 | 5本 |
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ウシオ電機のエントリーシートは、「学生時代頑張ったこと」「人生で一番苦労したこととその困難をどのように乗り越えたか」「人を巻き込んでやり遂げたこと」「当社を志望した理由」「自己PR」の5本と、少し多めですがオーソドックスです。
1~3つ目は「学生時代頑張ったこと」で求められる要素を切り分けたもので、 「困難を乗り越えた経験」「助けや協力を求めた経験」ですね。
4つ目は「なぜこの会社を選んだのか」に相当し、 5つ目は「長所と、それを根拠づけるエピソード」です。このエピソードも「ガクチカ」関連で構いません。 長所の選び方については、長所と短所の一覧|「おっ!」と思わせる回答例の記事を参照してください。
注意しなければならないのは、すべての項目の背景に「就職活動の軸」を設定しなければならないことです。 「なぜそれを頑張ろうと思ったのか」「なぜ同業他社ではなくウシオ電機なのか」という質問は必ずされ、 それに対する答えは「〇〇という夢を実現するためです」が結論になります。
この夢に相当するのが「就職活動の軸」であり、これを前提とした「ストーリー」としてESを書いておけば、 面接のあらゆる質問に対応することができます。このストーリー化については、【完全版】エントリーシートの書き方|165社の深掘り対策搭載!の記事で解説しています。
志望動機
ポイント | 社風への共感 |
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ウシオ電機の志望動機の例文と書き方を解説します。ここまでを踏まえた例文は次の通りです。
私が貴社を志望する理由は、貴社の光技術を活用した製品開発を通じて、社会に新たな価値を提供する姿勢に深く共感したからです。
学生時代、私はゲーム制作プロジェクトに取り組み、新しい視覚的表現やインタラクションデザインを研究し、ユーザー体験を向上させることに注力しました。 この経験から、技術を基盤に新たな価値を創出するプロセスに大きなやりがいを感じました。
貴社は、光技術を軸に、映像、医療、産業分野など幅広い領域で「光の可能性」を広げており、特に次世代技術への挑戦に魅力を感じています。 これらの活動は、社会の発展に寄与するだけでなく、未来に向けたイノベーションの原動力と考えています。
私の創造力や技術理解力を活かし、貴社の製品開発や新たなソリューション提案に貢献したいと考えています。 そして、ウシオ電機の一員として、光技術を通じた社会価値の創出に挑戦していきたいと思います。
この例文では「事業を通じた会社の姿勢」への共感を結論として、自身の「ゲーム制作の経験」をもとに説得力を持たせています。 同社は経営理念に「新しい研究開発」と書いてあるように、現状に満足していません。 そこで、ガクチカで「創造力」「アイデア」「課題解決力」などをアピールしておくと志望動機につながりやすいです。
このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」と不可分一体です。 もしこれらのエピソードがまだ準備できていない場合、まずは自己分析から始めましょう。
また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。
→【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ
ウシオ電機の強み・特徴
強み | 半導体用UVランプ |
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ウシオ電機の強み・特徴は、産業用ランプで世界首位であることです。 半導体や液晶・電子部品などの製造に必要な「紫外線」や「赤外線」、映画やプロジェクター・OA機器などに利用する「可視光」と、 「3つの光」で高いシェアを誇り、実質世界的に光といえばウシオ電機です。
半導体や基板の加工では「紫外線で樹脂をかためる」など「UVランプ」が必須ですが、 精密な露光が可能な同社の「UVランプ」は世界シェア75~95%と、事実上独占しています。
また、「光あるところにウシオ電機あり」と言えるほど、光が活躍できそうな分野に次々に参入していっています。 紫外線殺菌はもちろんのこと、光で「脱臭・除菌」を同時に行う装置、漁業で魚を集める「集魚灯」、植物工場で使われる「LED照明」、 自動車などの空気抵抗をチェックするのに使われる「シートビームレーザー」など多岐にわたります。
これが省エネや健康問題・食料不足問題の解消などにつながっていくのですから、 まさに「光でなんでも解決する」会社だということができますね。
この他にもトナーが一瞬で乾いて印刷物がベタつかないのはウシオ電機のおかげだったり、 映画館で映画が見れるのもウシオ電機のおかげだったりと、社名は表に出てきませんが誰もがお世話になっている会社です。
「光」で世界を独占している同社は海外売上高比率は70%と、日本でも有数のグローバル企業です。
電子部品メーカーですから生産の上流工程にあたり、売上高は見栄えする数値にはならない仕組みになっています。 最終製品を手掛ける大手電機メーカーなどと売上高で比べるのはナンセンスで、 そのような選び方で同社の内定を辞退すると就職してから絶対に後悔するほどの優良企業です。
主要取引先
ウシオ電機の主要取引先は、主に機械メーカー・電機メーカーです。
紫外線・赤外線の技術は、半導体や電子部品の製造工程に欠かせないものであり、 世界のあらゆるメーカーがこぞって買い付けに来ます。
産業機械の部品は、それを利用する顧客製品の不良品率にダイレクトに影響しますから、 超精密・高品質なウシオ電機製品を使わないと「商売にならない」レベルの信頼性です。
産業の上流工程に位置し、最終製品の売れ行きに関わらず売り上げが安定するという上流工程ならではの強みも持っています。 簡単に言えば「特定の顧客に依存していない」ために流行り廃りの影響を受けにくいということです。
同社のように、半導体産業には世界的な高シェアをもつ会社がたくさんあります。 有名企業よりよっぽど待遇もよく、将来性も高いため、ぜひ併せて参照してください。
競合他社
ウシオ電機の競合他社は、実質ありません。 世界シェアが70~95%を超えるような独占的製品をいくつも持っており、 「光」に関して同社に太刀打ちできる企業がありません。
すでに文句なしの世界トップの企業なのですが、同社はまだ満足していません。 「光でなんでも解決したい」という思いを実現するには、光が役立ちそうな社会課題を見つけてこなければならないということです。
その社会課題は他社が解決できていないことというわけですから、 新分野で製品を生み出して対抗していかなければなりません。
この際に必要な姿勢は「注文を受けて製造する」ではなく「顧客のやりたいことを自社技術で実現する」ということです。 これには文系スキルである「マーケティング」が欠かせません。
文系の採用人数こそ少なくバリバリの理系企業のように見えますが、 目指す姿を実現するには文系スキルが必要不可欠であり、文系の活躍余地は大きいです。
弱み
ウシオ電機の弱みは、世界的な景気の縮小です。 平時なら景気の影響をほとんど受けない部品メーカーですが、さすがに「どの最終製品も売れない」というコロナ禍のような極端な事象ではどうしようもありません。
とはいえ会社が倒産するような事態には陥っておらず、 製品の強さ、そして生産の上流工程を担っているという強み、加えて景気回復の速い地域の需要でカバーできるという、 グローバル企業としての強みが大いに役立っています。
またワクチン接種の加速や自粛疲れなどもあって、地域によっては経済の回復傾向もみられます。 同社の業績も徐々に回復していくことと思われます。
同業他社の企業研究を見る
- アルプスアルパインの企業研究(売上高:9904億円、平均年収:745万円、年間休日:125日)
- 荏原製作所の企業研究(売上高:8666億円、平均年収:908万円、年間休日:125日)
- オムロンの企業研究(売上高:8017億円、平均年収:901万円、年間休日:125日)
- ファナックの企業研究(売上高:7971億円、平均年収:1502万円、年間休日:126日)
- 日本精工の企業研究(売上高:7966億円、平均年収:741万円、年間休日:120日)
- SMCの企業研究(売上高:7921億円、平均年収:1075万円、年間休日:125日)
- アドバンテストの企業研究(売上高:7797億円、平均年収:1005万円、年間休日:129日)
- マキタの企業研究(売上高:7531億円、平均年収:647万円、年間休日:127日)
- 三井海洋開発の企業研究(売上高:6620億円、平均年収:872万円、年間休日:121日)
- SCREENホールディングスの企業研究(売上高:6252億円、平均年収:1017万円、年間休日:124日)
- カナデビアの企業研究(売上高:6105億円、平均年収:699万円、年間休日:126日)
- ダイフクの企業研究(売上高:5632億円、平均年収:775万円、年間休日:123日)
- DMG森精機の企業研究(売上高:5409億円、平均年収:892万円、年間休日:122日)
- 安川電機の企業研究(売上高:5376億円、平均年収:924万円、年間休日:125日)
- ホシザキの企業研究(売上高:4454億円、平均年収:751万円、年間休日:120日)
- 栗田工業の企業研究(売上高:4088億円、平均年収:958万円、年間休日:127日)
- ディスコの企業研究(売上高:3933億円、平均年収:1716万円、年間休日:126日)
- グローリーの企業研究(売上高:3690億円、平均年収:746万円、年間休日:124日)
- THKの企業研究(売上高:3527億円、平均年収:711万円、年間休日:122日)
- ナブテスコの企業研究(売上高:3233億円、平均年収:732万円、年間休日:125日)
- ダイヘンの企業研究(売上高:2263億円、平均年収:966万円、年間休日:120日以上)
- 浜松ホトニクスの企業研究(売上高:2039億円、平均年収:772万円、年間休日:121日)
- ヒロセ電機の企業研究(売上高:1894億円、平均年収:866万円、年間休日:124日)
- ウシオ電機の企業研究(売上高:1776億円、平均年収:766万円、年間休日:126日)
- オルガノの企業研究(売上高:1632億円、平均年収:936万円、年間休日:123日)
- 能美防災の企業研究(売上高:1336億円、平均年収:646万円、年間休日:125日)
- 島精機製作所の企業研究(売上高:325億円、平均年収:557万円、年間休日:121日)
- ソニーの企業研究(売上高:12兆9570億円、平均年収:1113万円、年間休日:126日)
- 日立製作所の企業研究(売上高:9兆7833億円、平均年収:935万円、年間休日:124日)
- パナソニックの企業研究(売上高:8兆4581億円、平均年収:930万円、年間休日:126日)
- 三菱重工業の企業研究(売上高:5兆271億円、平均年収:965万円、年間休日:120日以上)
- 三菱電機の企業研究(売上高:5兆5217億円、平均年収:929万円、年間休日:122日)
- 川崎重工業の企業研究(売上高:2兆1293億円、平均年収:978万円、年間休日:約120日)
- ニデックの企業研究(売上高:2兆6070億円、平均年収:743万円、年間休日:124日)
- TDKの企業研究(売上高:2兆2048億円、平均年収:937万円、年間休日:125日)
- 東京エレクトロンの企業研究(売上高:2兆4315億円、平均年収:1394万円、年間休日:126日)
- IHIの企業研究(売上高:1兆6268億円、平均年収:836万円、年間休日:128日)
- キーエンスの企業研究(売上高:1兆591億円、平均年収:2067万円、年間休日:128日)
- ミネベアミツミの企業研究(売上高:1兆5227億円、平均年収:726万円、年間休日:日数言及なし)
- 村田製作所の企業研究(売上高:1兆7433億円、平均年収:760万円、年間休日:123日)
- ルネサスエレクトロニクスの企業研究(売上高:1兆3484億円、平均年収:954万円、年間休日:125日)