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合同説明会はこうやって使え!

 合同説明会2017年3月1日(2018年卒)から始まります。 「合同説明会ってなんかよくわからないけど皆行ってるしとりあえず参加するか・・・」 というような意識で参加するのでは全く意味がありません

 ここでは合同説明会有益な使い方を紹介し、立ち回り方を解説します。 

 

合同説明会の本質

 そもそも合同説明会とはなんでしょうか。合同説明会とは、新卒採用をしたい会社集まってブースを設け、 それぞれが会社説明会を行う就活イベントを意味します。

 会社はいきなり単独説明会を行わず、合同説明会に出展します。これには「自社を知らない学生に自社を知ってほしい」 という意味があります。学生の知っている企業はテレビCMやインターネット広告を出しているような会社くらいなものですから、 世の中には学生の知らない優良企業がたくさんあります

 まず、合同説明会には知らない優良企業を簡単に探せるというメリットがあります。 予約なしに合同説明会会場へ行き、目についた企業のブースへ入って会社の説明を受けるのです。

 これも合同説明会の本質の1つなのですが、それだけではありません。 会社説明会に参加する意味を考えてみましょう。

 就活では、「エントリーシート」と呼ばれる履歴書を提出する必要があります。 エントリーシートの項目で詳しく解説していますが、エントリーシートでは、 自分の過去・現在・未来を表現し、「将来の夢の実現のために貴社で働かなければならない」と述べる必要があります。

 つまり、合同説明会ではその会社が自分の将来の夢を実現するのにふさわしい会社かどうかを判断し、 今後入社を検討してさらに詳しく話を聞く(単独説明会)、エントリーシートを書いて書類選考を受け、 面接を受けるかどうかを考える「学生が行う企業の一次選考」というわけです。

 知らなかった企業、興味のなかった企業の話を聞くことで、実は自分の将来の夢に合った会社が見つかるかもしれません。 逆に興味のあった企業はイメージと異なる会社かもしれません。こういったことをたった1つの会場に行くだけで、 何社分もの検討ができるのですから、合同説明会は効率がいいとも言えます。

 通常、就活生は合同説明会のとき、ほとんど何も考えていません。「皆が参加しているから」 「行かなければ次のステップがないから」といった理由でなんとなく参加しています。 しかし、合同説明会はそんな使い方では意味がありません。合同説明会は「学生が行う企業の一次選考」だからです。

 逆に皆があまりよく考えずに参加している中、目的意識をもって合同説明会に参加すれば目立ちますし、 エントリーシートに書くネタを見つけやすいです。はやくにエントリーシートのネタを完成させることができれば、 他の就活生に差をつけることができ、その後の就活イベントで有利に働き、内定がグッと近づきます。

 さて、合同説明会をどうやって使えばよいでしょうか。

 

合同説明会の正しい使い方

 2018年卒の合同説明会は、2017年3月1日から開始されます。 合同説明会が始まる前に、予め準備しておかなければならないことがあります。 それは、将来の夢です。

 就活でいう「将来の夢」とは就職活動の軸のことを指します。就職活動の軸の項目で詳しく解説していますが、 「自分がなりたい姿」を想像し、「理想の自分」になるには何をすればいいか、何が必要か考えるのです。

 例えば「英語を駆使して複数の仕事を同時進行でこなし、部下がたくさんいて、レクサスに乗っていて、タワーマンションの1室を購入している」 という未来を思い描いたとしましょう。この夢を実現するには「英語のスキル」「頭の回転を速くする」「人から信頼される」「お金をたくさん稼ぐ」 ことが必要だとわかりますね。

 合同説明会では、この将来の夢を実現するのに必要なことを、この会社でどれくらい手に入るかを検討するのです。 知っている企業はもちろんのこと、知らない企業のブースにも積極的に参加し、どの会社、どの業界がどれくらい自分に合っているか考えるのです。

 「この業界は良さそうだ」と思ったら同業他社を調べてみる、興味を持った企業にプレエントリー(会社の採用ページへの登録)することで、 自分の選びうる選択肢の幅を広げ、視野を広げるのです

  • 知らない企業のブースに飛び込む
  • 「理想の自分」を実現できる会社かどうか検討する
  • 気になったら単独説明会の案内をもらうためにプレエントリーする
  • 同業他社も調べてみる

 この4つが合同説明会の正しい使い方です。

 また、合同説明会には別の意味もあります。

 参加票やアンケートを提出することで、次のステップに呼ばれる場合があります。 座談会質問会リクルーター面接といったものがそれに該当します。 参加資格を得る人はプレエントリーをした人や合同説明会、単独説明会に参加した人の中から選ばれます。

 合同説明会に参加したことで「この会社に興味がある」という意思表示をすることができます。 会社に興味のない人に会社はあまりアタックしません。会社に興味のある人のほうが、よっぽど入社してくれる可能性が高いです。 そこで、合同説明会に参加した人には単独説明会の案内を送ったり、リクルーター面接を実施したりするのです。

 ニトリのように、合同説明会に参加すると自動的にプレエントリーをしてくれる会社もあります。 とはいえ、合同説明会に参加しなかったら内定がもらえないというわけではないのですが、 少なくとも有利にはなります。

 

合同説明会の間違った使い方

 合同説明会間違った使い方も紹介します。 こんな使い方はしないように注意しましょう

 1.知っている企業のブースにしか立ち寄らない

 合同説明会のメリットは、「知らない企業を知ることができる」という点にあります。 「なんとなく給料が高そう」「有名企業だし入社したら自慢できそう」「知らない会社はこわい」 といった基準で立ち寄るブースを決めているのだとしたら、そもそも合同説明会に行かないほうがマシです。

 就活は非常に競争倍率が高い争いです。知っている企業だけで就活を済ますなんてことはまず不可能です。 テレビCMやインターネット広告をうたない優良企業はいくらでもあります。特に、BtoB企業など知らないことが大半でしょう。 できる限り多くの、あらゆる会社の説明を受けて、選びうる選択肢の幅を広げてください

 知っている企業なら、合同説明会に行かなくてもプレエントリーできます。合同説明会をすっ飛ばして単独説明会から参加することだって可能です。 しかし、合同説明会というチャンスは3月を逃せばもう次はありません。合同説明会に参加しなければ知らなかったような会社は、 もし合同説明会で回らなければ永遠に知ることはできません。

 2.2~3社回ってすぐ帰ってしまう

 1日に回る会社が2~3社では少なすぎます。世の中には五万と会社があります。知っている企業と、知らない企業2~3社を合わせて、 いったい何社にプレエントリーできるでしょうか?世の中にある会社のうち、何パーセントくらいを知ったことになるのでしょうか。 実は、就活が始まった段階で知っている会社はほぼ0パーセントです。

 とはいえ何万社も調べて何万社もプレエントリーし、何万社もの面接を受けることは物理的に不可能です。 時間にも制約がありますし、1%も回れないことは確かです。 しかし、知っている会社はほぼ0パーセントということを認識してください。

 少しでも多くの会社を知り、自分に合った会社を見つけることが必要です。

 3.待遇や知名度ばかり気にする

 もちろん就職先を検討するにあたって、待遇は重要です。いくら楽しい会社でも、給料が出ないなら生活できません。 しかし、待遇や知名度ばかりを気にしていても仕方がありません。どうせ説明会ではどの会社も待遇面は教えてくれません。 というのも、合同説明会の本質は「多くの企業を知ること」であって、「その会社に入社する前提で詳しく調べる」場ではないからです。

 給料や休日など待遇面のことを調べるのは後からでもできます。知名度についても学生は知らなくても、 「社会人になってみれば超有名だったことがわかった」というような会社は数多く存在します。 「知らなかった」で優良企業を切り捨てるのはもったいないことです。

 4.何も考えずにただ参加するだけ

 合同説明会の使い方として、一番間違っているやり方です。何も考えずにただ、「皆が参加しているから」で参加するのは時間の無駄です。 「合同説明会で知るべきこと、学ぶべきこと」をしっかり考えて参加する必要があります。

 そのためには合同説明会の事前準備として、「将来の夢」「理想の自分」を考える・・・ つまり自己分析を行っておくことが必要です。 その意味では、3月1日に就活を始めるのではなく、それ以前から就活についてしっかり考えておくことが必要ですね。

 

合同説明会の流れ

 合同説明会流れを解説します。

 合同説明会は、リクナビやマイナビが主催するもの、就活ナビが主催するもの、大学が主催する学内合同説明会がありますが、 基本的にはどれも同じです。

 就活の時期になると、テレビや新聞などで合同説明会の様子が記事になります。 ものすごく人が多く、大混雑している様子が写真に撮られ、または映像で流されます。

 合同説明会はあれだけの人数が参加するものもあるわけですが、予約は不要です。 就活ラボなどの主催する合同説明会の場合、予め参加予約をしておけばQUOカードがもらえる等の特典があることもあります。 しかし、そのような合同説明会でも予約なしで会社説明会に参加することが可能です。

 また、プレエントリーを先にしておく必要もありません。 会社に対して最初に起こすアクションが合同説明会参加でもいいのです。 むしろ合同説明会は、まだプレエントリーしていない就活生にプレエントリーさせる目的もあります。

 つまり、何の準備も必要ないのです。

 合同説明会は体育館や講堂などを利用して行われます。合同説明会会場に入るときに、 住所や氏名を記入させられ、「参加票」なるものを渡されます。 これは合同説明会で、説明を受けた会社に提出するもので、「合同説明会で説明を受けました」という証拠になるものです。

 入場すると、会社がブースごとに分かれて座席を準備し、会社説明会を開いています。 座席について、少し待つとブース単位で会社説明会が始まります。 会社概要、事業内容、財務などの説明を受け、質疑応答をし、その会社の説明会は終わりです。

 合同説明会では1社あたり30分~1時間程度で終わります。 合同説明会は比較的短時間であり、楽です。 興味のある、ないにかかわらず、あらゆる会社の説明を受けてみましょう。

 会社説明会が終わったら参加票を提出し、次の会社の説明会に移動します。 特にどこの会社の説明を受けなければならないなどの指定はなく、完全に自由行動です。

 

合同説明会に行く意味

 合同説明会に行く意味があるのか疑問に思う方が多いです。 合同説明会では確かに、会社のホームページに載っているようなことしか説明されません。 給料や残業についての質問は、暗黙の了解により禁止されています。

 本当に知りたいことは、合同説明会では知ることができません。 しかし、だからといって合同説明会に参加しなくていいというわけではありません。

 合同説明会に参加する意味は、興味のない会社の説明も気軽に受けることができるという点にあります。 単独説明会の場合は、自分で会社を選んで説明会の予約をしなければなりません。 一方、合同説明会は予約も必要なく、ふらっとブースに立ち寄り、話を聞くことができるのです。

 興味のなかった会社や、知らなかった会社と運命的な出会いがあるかもしれません。 勝手なイメージで「行きたくない会社」だと思っていた会社が、実はとても自分に合った会社かもしれません。 そういう意味では、合同説明会は視野を広げるのに大いに役立ちます

 また知っている会社だけで就活をしてしまうほど危険なことはありません。 世の中には無数の会社があります。その中で知っている会社というと、 テレビCMや新聞、インターネットに広告を出している会社くらいなものです。

 無数の会社の中から自分に合った会社を選ぶ就活で、 広告で見たことがある会社だけから選ぶのはあまりにも母数が少なすぎます。 合同説明会で様々な企業を知り、選びうる選択肢の幅を広げましょう

 

合同説明会は忙しい

 合同説明会はあくまでも概要だけで、単独説明会こそ本番、と言う会社も多いですが、 実際は合同だろうが単独だろうが、たいして中身は変わりません。

 「合同だから大した話は聞けないし時間の無駄」という考えは禁物です。 中身は単独説明会でもほぼ同じです。

 自分に合った会社をみつける、という意味で、様々な会社の説明を受けるチャンスです。 興味のある会社はどちらにせよ単独説明会にも参加することになります。 興味のない会社の説明こそ受けましょう。

 とはいえ、興味のある会社の説明を受けなくていいかというと別問題です。 会社によっては参加票を提出させたり、記名式のアンケートをとる会社もあります。 参加履歴がつき、その中からリクルーターを付ける会社もあります。

 そういう理由から、時間の許す限り、あらゆる会社の説明を受ける必要があります。 けっこう忙しいものです。

 

合同説明会での服装

 合同説明会服装は、基本的にスーツです。 しかし、3月の初めに行われる学内合同説明会では、私服でもかまいません。 学内の場合は多くの学生が私服で参加します。

 しかし、私服で恥をかくことはあっても、スーツで恥をかくことはありません。 就活は原則としてスーツなのです。

 就活についてあまり深く考えていない時期であっても、 説明にくる会社の方はスーツなのですから、スーツで行くべきです。

 就活解禁直後からスーツを着ることになりますので、 その1か月前にはスーツを準備しているべきでしょう。

 当然、就活に使うバッグ、ネクタイ、タイピンなどもそろえておく必要があります。