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【鉄道業界とエネルギー業界はやめとけ】ホワイト企業はどこ?

鉄道業界とエネルギー業界はやめとけ|業界研究

 ホワイト企業を目指すなら、鉄道業界とエネルギー業界はやめておきましょう。根拠は3つあり、過労死事件が多発し、利益率は低く、その一方で就職難易度が非常に高いことです。「お買い損の業界」だと言うことができます。

この記事の要点

  1. 鉄道業界・エネルギー業界はやめとけ
  2. インフラはブラック企業の温床!
  3. 儲からない!なのに競争倍率は200~300倍の骨折り損!
  4. 高待遇のホワイト企業を目指すなら、BtoB業界に行こう!


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鉄道業界とエネルギー業界はやめとけ!

 鉄道業界とエネルギー業界はやめとけ!と言う理由は、以下の3点です。

  1. インフラ企業はブラック企業になりやすい!
  2. インフラ企業は、儲からない
  3. その割に競争倍率が200~300倍と高すぎる!

インフラ業界がブラックになりやすい理由

 インフラは重い責任を負うのが仕事!

 インフラ業界に共通の「ブラックになりやすい理由」は、責任の重い案件を1人で大量に抱え込むためです。

 この業界は、業務のほとんどを外注に出します。 鉄道業界もエネルギー業界も、設備の修理工事・システムの導入・消費者向け営業などは外部企業や子会社に委託します。 こう聞くと、仕事がなさそうなイメージを持ってしまいますよね。

 「状況を把握して指示を出す」という仕事は楽そうに見えますが、それを丸一日続けるほど量を詰め込まれます。 1日中「脳を酷使する仕事」を続けるのですが、ひとたびトラブルが起きれば責任者なので家に帰れなくなります。 そのせいで下記のような過労死事件がたびたび発生しているのです。

会社名時期事件内容
中部電力2010年パワハラ自殺指導や助言なしで難易度の高い業務、激しい叱責などで精神障害を発症
JR西日本2012年過労死10ヶ月連続100時間以上の残業、最大月254時間
関西電力2016年過労死原発審査を巡り月100時間以上の残業、最大月200時間
その後社員1万2900人に計17億円の未払い残業代が発覚
 

鉄道業界がブラックになりやすい理由

 顧客が消費者なのは、ブラック化の原因!

 鉄道業界は特に、消費者を相手にしたビジネスであることがブラック化の原因になっています。

 消費者を相手にするということは、土日祝日も長期休暇も関係ないということです。 基本的に鉄道業界は休日が少なく、事故や災害が起きると緊急対応のため出社しなくてはなりません。 理不尽なクレームが多いのも、消費者向けビジネスならではの苦痛です。

 そして、消費者は気まぐれなので何をしたら儲かるかがハッキリしません。 いくら働いても成果が上がらないのが普通であり、それが長時間労働を招きます。 そして「企画切符などの自爆営業」につながっていくわけです。

 私もサラリーマン時代、顧客に鉄道会社があったので「企画切符」を数万円分購入(会社の経費で)していましたが、 買うと大変ありがたがられたものです。なぜなら、鉄道業界の社員は販売ノルマを負っているからです。

 

エネルギー業界がブラックになりやすい理由

 ピリピリする仕事しかない!

 エネルギー業界はなんといっても一切のミスが許されないという非常にシビアな仕事をしていて、 ちゃんとやったからと言って褒められることもありません。 その上で「民間企業として」利益を稼がなければなりませんから、ピリピリしています

 実際に消費者と契約をするのは外注や子会社なのですが、「インターネット回線」「オール電化」などの家庭用営業では、 なんとか成果を上げるために脳を酷使します。当然、責任者なので売上が上がらなかったら自分の責任です。 もともとピリピリした職場なのに、さらに叱責を受ける理由まであったら、どうなるかわかりますよね。

インフラ企業は、儲からない!

 インフラは、実は儲かっていない

 インフラ企業は、基本的に儲かりません。 例外的にJR東海と東京ガスが大きく利益を出していますが、 その貴重な成功例を除くと経常利益率は大企業平均の7%を下回っています

売上高経常利益率
東京電力7兆8000億円△3.6%
関西電力3兆9000億円△0.01%
中部電力3兆9000億円0.01%
東京ガス3兆2900億円12.4%
大阪ガス2兆2800億円3.3%
JR東日本2兆4000億円4.6%
JR東海1兆4000億円21.9%
JR西日本1兆4000億円5.2%

 「電気料金が高い」「電車賃が高い」ことから「インフラ企業は安定収入を得ている」と思いがちですが、 政府によって儲かりすぎないように調整されているのが現実です。 JR東海が儲かっているのは、「大赤字路線」だった東海道新幹線を企業努力で進化させてきたからで、もともとは大赤字の会社でした。

 このように「決して儲かる仕組みにはなっていない」のに、「倒産しない程度の収益は出る」ことから、 あまり積極的に利益を出そうとしてこなかった業界です。利益が出ないということは、ボーナスが増えないということです。 ホワイトでもない上に給料は頭打ちで、今後の昇給はあまり見込めません。

 一方で、携帯キャリア・NTT東西を含めた通信業界は利益率が非常に高く、儲かっています。 文系の採用人数も多いため、他のインフラ企業よりは入社しやすいメリットもあります。

なのに就職人気は異常に高い!

 待遇の割に人気すぎ!就職はほぼ無理なレベル!

 その一方でインフラ企業の就職人気は異常に高く競争倍率は200~300倍にも及び、 内定確率は0.3~0.5%程度という超低確率になっています。 「高学歴・インターン参加・完璧なES」と条件が揃ってようやく土俵に立てるレベルなのに、待遇はそれほど良くないという骨折り損業界です。

 「安定高給」「まったりホワイト」という思い込みによるイメージが先行して、 またバツグンの知名度から、燃料費の高騰やコロナでの減益があっても志望者が減りません

 特に電力業界は原発の停止が長引き、燃料費の高騰もあり、利益がほとんど出ていません。 それにも関わらず国民感情によって電気代の値上げはまったく足りない水準で抑えられており、将来性などありません

 一方、待遇が良い割に就職難易度の低い業界について、次の関連記事で解説しています。

ホワイトなら、知名度皆無のBtoB企業がおすすめ!

 待遇の良いホワイト企業が、BtoB業界にたくさんある!

 もし休日が多く、給料も高いホワイト企業を目指しているなら、BtoBメーカーがおすすめです。 法人向けゆえ就活生への知名度は皆無ですが、世界を独占するような会社が日本にはたくさんあります。

 特に化学メーカーは「ホワイト企業しかない」と一部では有名で、 年間休日120日以上、平均年収800~1000万円、残業は月10~20時間と絵に描いたようなホワイト企業がたくさんあります。 これらの企業は競争倍率が40~80倍と、インフラ企業に比べてよっぽどお買い得です。

勝ち組【化学メーカー63社の就職】難易度・穴場の優良企業

 また、準大手ゼネコン専門商社も同等の待遇がありますが、 やはり「スーパーゼネコン」や「総合商社」に対して「儲からないのでは」という思い込みからスルーされがちです。 平均年収900万円なのに、競争倍率がたった10倍というあまりにもったいない業界です。

勝ち組の穴場【準大手ゼネコン10社】の比較|どこがいい?

穴場【専門商社100社の就職】難易度や選考対策を解説!

 このように、BtoB業界には儲かっているのにライバルが少ない穴場企業がたくさんあります。 しかし、「名前も知らない会社」を探すのは困難で、法人向けゆえ事業内容もわかりにくく、就活は大変です。 そこでおすすめなのが、 「OfferBox」 です。

 OfferBoxは「待ち」型の就活サイトで、SNSの要領でプロフィールを充実させていくと、 あなたに興味を持った企業の人事から「スカウト」が送られてくる就活サイトです。 時には「一次面接免除」「いきなり最終面接」などの優遇選考に招待されることもあります。

 他のスカウトサイトとの大きな違いは、「企業による一斉送信ができない仕組み」になっていて、冷やかしの宣伝メールが来ないことです。 企業は限られた数のスカウトしか出せないため、本気のスカウトだけが来るのが特徴です。 これが人気を博し、就活生24万人が利用(OfferBox 2024年卒利用実績データより)しています。

 一流企業やベンチャー企業はもちろん、BtoBの隠れ優良企業など15,000社以上が利用しています。 すでに学部3年生(修士1年生)の受付も開始しており、早い段階なら採用枠がフルで空いています。

→「OfferBox」でスカウトをもらう

 また、「スカウトは中小企業ばかり」「ブラックばかり」と思われることもあるようですが、 実は大手企業ほどスカウトを使っているデータと理由があります。 次の関連記事で詳しく解説していますので、不安に思う方はご覧ください。

プロフィール写真

著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。大阪大学法学部卒。13卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、12年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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