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知名度で会社を選んではいけない|別にモテない!

知名度で会社を選んではいけない|別にモテない!

 就活では、知名度で会社を選んではいけません。なぜなら世界的な一流企業はほとんどBtoB業界にあり、 消費者には知名度のない企業ばかりだからです。加えて「会社名でモテる」ということもありません。 しかし、就職偏差値ランキングが人気のように、「知名度こそ正義」というような会社選びが為されがちです。

この記事の要点

  1. 知名度はよく知らない人相手に自慢になるだけ!
  2. 日本社会は知名度の低いBtoBビジネスのほうが得意
  3. 消費者ウケよりビジネスマンウケを狙ったほうが一生自慢できる
  4. 知名度重視はやめてビジョン重視の就活をしよう


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知名度が高い企業

 「会社名」を自慢するのに有利なだけな企業!

 知名度が高く「モテる」「自慢できる」とされている企業を紹介します。

彼女の親ウケ合コンウケ・内定自慢できる企業ランキング出典

【70】 日本銀行 トヨタ自動車 ソニー フジテレビ
=========== 間違いなくウケる

【69】 パナソニック 日本テレビ テレビ朝日 TBS
【68】 東京電力 ANA 日産自動車 テレビ東京 任天堂 電通
【67】 関西電力 JAL JR東日本 ホンダ 三菱商事 読売新聞 三井物産 朝日新聞
【66】 中部電力 JR東海 キヤノン IBM Microsoft 日立 アサヒ サントリー キリン
【65】 シャープ 花王 ドコモ KDDI JR西日本 小学館 毎日新聞
=========== 確実に自慢できる

【64】 地方6電力 三菱東京UFJ みずほFG 三井住友FG 野村證券 講談社 日経新聞
【63】 伊藤忠 住友商事 三菱自動車 NTT西東 サッポロ 大和証券 集英社 ゆうちょ銀行
【62】 住友不動産 三井不動産 日本郵政公社 アステラス第一三共 資生堂 日本電信電話
【62】 博報堂 ヤフー!ジャパン 武田薬品工業
【61】 東急不動産 大阪ガス 東京ガス 丸紅 スズキ リクルート
【60】 JTB オリエンタルランド 富士フィルム 三菱地所 日本郵船
=========== たいてい自慢できる

【59】 NEC 三菱電機 京セラ 富士通 東芝 東急 近鉄 阪急阪神 NTTデータ 旭硝子
【59】 日本製鉄 三菱重工業 コンサル Google
【58】 京王 小田急 名鉄 東武 西武 三井住友海上火災 川崎重工 東レ 商船三井
【57】 住友化学 コニカミノルタ 三井化学 帝人 オリンパス ブリジストン 新日石
【56】 神戸製鋼 IHI 旭化成 日本板硝子 日本生命 三菱ケミカル 昭和シェル 出光興産
【55】 日清食品 ニコン 味の素 鹿島建設 大成建設 損害保険ジャパン 川崎汽船
=========== 人によっては自慢できる

 メガバンクやテレビ局、自動車メーカー、鉄道など日常的に触れる企業や、 ゆうちょ、NTT、JRや日本製鉄など、旧国営企業も知名度があります。

 特に日常的に触れる企業は、現代社会のことをよく知らない人にもわかります。 新卒の就活をしていない人、ご老人、主婦など、いろんな人に内定自慢ができます。

 財閥の名前を冠している会社も知名度が高いと言えます。 三菱ガス化学、三菱倉庫、三菱ケミカル、三菱マテリアルなどは、それ単体ではあまりよく知らない企業ですが、 「三菱」という名前がついていることによって自慢が可能です。

 やはり戦前の財閥の力を知っている年配の方々には絶大な支持があり、 特に三菱、三井、住友の3大財閥グループは今でも日本経済を支配しているといっても過言ではない勢力です。

 

知名度が高い企業のメリットとは?

 自慢できる以外には特に目立った利点はない。

 就活において、企業の知名度が高いことには一定のメリットがあります。

 最もわかりやすいメリットは、人に自慢できるという点です。

 他人に誇れる企業に内定を得たいと考える就活生にとっては、「知っている名前の企業」というのは大きな魅力です。 たとえば、FA(ファクトリーオートメーション)分野で世界的に評価されているファナックのような企業は、実際には待遇も良く年収も高水準です。 しかしながら、その存在を知らない人には、その価値が伝わりにくいのが実情です。

 また、親や親戚に安心してもらいたいという就活生も多いでしょう。 多くの人が知っている有名企業に内定すれば、「優良企業に進んだ」と自然に思ってもらえます。

 社会経験の少ない人にも名前が通じる企業であれば、合コンなどの場でも話題になりやすく、 同窓会で「俺、パナソニックに内定したよ」と言えば、注目を集めることは間違いありません。

 さらに、有名企業に対しては「ブラック企業ではないだろう」という先入観があるのも事実です。 就活生に長年人気があり、これまで悪い評判を聞いたことがない企業なら、 働きやすい環境であると推測する人も少なくありません。

 しかし、これは非常に危険な考えです。 現実には、トヨタ自動車やJR西日本、関西電力、NEXCO西日本といった名だたる企業でも過労死事件が発生しています。 また、パナソニックや三菱電機も違法残業で厚生労働省に社名を公表されました。 これはつまり、国家認定のブラック企業であることを意味します。

 「有名だから安心」という思い込みは禁物です。企業選びでは、知名度よりも中身を見極めることが求められます。

 

「会社名でモテる」は大きな誤解

 肩書ではモテない

 「有名企業に入ればモテる」というのは、就活生が抱きがちな大きな誤解です。 確かに世間的なイメージや知名度が話題になることはありますが、それがそのまま魅力や好意に直結するわけではありません。

 そもそも「俺は○○商事に勤めてるんだぞ」というような態度は、いわば会社の看板に頼った自慢に過ぎません。 つまり、自分自身の価値ではなく、他人がつくった会社のブランド力でマウントを取ろうとしているだけです。

 異性との関係において本当に評価されるのは、その人の人格や将来性です。 「この人と一緒にいれば明るい未来が描けそう」と思わせることが、真の魅力に繋がります。 肩書や年収はあくまで副次的な要素であり、それがすべてではありません。

 実際に、筆者も旧帝大を卒業し、大手企業で年収1000万円を達成し、さらに起業して社長となりましたが、モテるかどうかは別問題です。 見せかけのスペックだけでは、本質的な信頼や関係性は築けないのです。

 会社の知名度に頼る考え方を捨て、自分自身の魅力や実力を磨く努力をしましょう。 たとえば筋トレや自己啓発など、内面から前向きな精神を身につけることのほうが、はるかに建設的です。

 

知名度だけで企業を選ぶのは危険!本当に自分に合っているか見極めよう

 知名度に一生をゆだねるのは危険!

 「知名度が高いから安心」という理由で企業を選ぶのは、就職活動において非常にリスクが高い行為です。 大切なのは、知名度ではなく「自分に合っているかどうか」です。有名企業=働きやすい会社とは限りません。

 企業選びは、あなたが40年近く働き続けられるかという観点で慎重に行う必要があります。 実際、「有名だから」という理由だけで入社し、ミスマッチに悩む例はあとを絶ちません。

 知名度重視の就職活動は、他人の期待に応えるための行動になりがちです。 親や親戚を安心させたい、合コンで話題にしたい――そんな外的要因ではなく、自分の将来の目標や価値観に合った企業選びを意識しましょう。

 加えて、知名度の高い企業は就活市場で非常に人気があります。 たとえば、富士フイルムでは毎年約2万通のエントリーがあり、採用人数は約150名。 採用倍率は実に約133倍で、内定率は0.75%にすぎません。

 このような狭き門に挑み続けるよりも、自分に合った会社を見つけ、働きやすく長く続けられる環境を探すことのほうが、結果的に充実したキャリアに繋がるでしょう。

 知名度にとらわれず、自分らしく働ける企業をぜひ見つけてください。

 

知名度ではなく「将来の夢」を軸に就活を考えよう

就活の軸こそが内定獲得の鍵です!

 就職先を選ぶうえで、企業の知名度よりも自分自身の将来の夢を優先することが大切です。

 「将来の夢」というと少し堅苦しく聞こえるかもしれませんが、難しく考える必要はありません。 「こんな生活がしたい」「こんな人物になりたい」「これが欲しい」など、自分の素直な欲望から出発して考えてみましょう。

その夢を叶えるために必要なことは何か――そこから逆算して、それを実現できる企業を探すことが、納得のいく企業選びにつながります。

 この「将来の夢」を、就活用語では就職活動の軸と呼びます。 就職活動では、この「軸」を明確に持ち、それを中心に企業選びを進めることが成功のカギです。

 毎年、内定を得られずに悩む学生が一定数存在します。 その多くは、企業に自分の将来像や夢をぶつけきれていないことが原因です。 企業側は、就活生の夢と企業の理念や文化がどれほど一致しているかを見て採用判断を行っています。

 つまり、知名度だけを理由に企業を選ぶのではなく、「なぜその会社で働きたいのか」という情熱の源泉を、企業が理解できるように伝えることが必要です。 まずは、自分の将来の夢を起点にして、どのような業界や職種が合っているのかをじっくりと探してみましょう。

 

就活では知名度の低い会社ほど狙え!

 知名度の低い会社ほど優良企業の宝庫!

 MY就活ネットでは、あえて知名度の低い企業への注目をおすすめしています。

 実は日本企業の多くは、昔から法人向け(BtoB)ビジネスを得意としてきました。 一方で、消費者向け(BtoC)ビジネスは世界的に苦戦していることをご存じでしょうか? これは、ビジネスの現場ではもはや常識とされています。

 皆さんが知っている企業は、テレビCMなどで目にする機会が多いから知っているのではないでしょうか。

 しかし、BtoB企業は消費者向けではないため、テレビCMを出す必要がありません。 その結果、ビジネス関係者以外にはあまり知られていないのです。

 たとえば、世界のICチップ製造に欠かせない「シリコンウェハー」でトップを誇る信越化学工業や、 ロボット分野で圧倒的シェアを持つハーモニック・ドライブ・システムズをご存じでしょうか? あるいは、ニット製造機で世界的に活躍する島精機製作所はどうでしょうか?

 いずれも世界で通用する超一流企業ですが、テレビCMをしていないだけで、多くの就活生に見過ごされてしまっています。 非常にもったいない話です。就職後に「取引先が世界的企業だった」と気づいて後悔する前に、視野を広げておきましょう。

知名度ではなく、実力で世界と勝負する企業を目指しますか?それとも見た目の派手さだけで選んで、将来後悔しますか?

 つまり、知名度だけでは企業の本質は判断できないということに気づいたあなたは、すでに就活の第一関門を突破しています。 多くの学生が気づいていない分、他の就活生よりも有利に選考を進めて、内定を獲得できる可能性が高まるのです。

 さらに、BtoB企業の多くは応募者が少ないため、学歴フィルターが実質的に存在しないことも大きなメリットです。 狙い目の企業を見極めて、ぜひ一歩リードする就活を実現してください。

 しかし、就活生が知名度の低い会社を見つけるのは至難の業です。 そこで、MY就活ネットでは知名度の低い会社を見つける方法の1つとして、 隠れ優良企業優良ホワイト企業のページを用意しています。

 そのほか、機械メーカー化学メーカーは知名度の低い優良企業の宝庫です。 これらの会社リストを活用して就活に役立ててください。

 他にも間違いだらけの会社選びシリーズを公開していますので、以下もぜひご覧ください。

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。大阪大学法学部卒。13卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、12年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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