リアルタイム閲覧者数:18人

 

【就活】銀行への就職に「待った!」

 就活では、いまだに銀行が人気です。 ドラマ「半沢直樹」の影響もあり、就職人気ランキングで銀行、特にメガバンクはいつも上位にいます。 しかし、安易に銀行へ就職すると地獄を見ることになります。 

 私は銀行への就職に「待った」をかけます。私の周りにも銀行へ就職した人が何人かいるのでときどき話を聞くのですが、 「銀行に就職しなくてよかった!」と思います。

 確かに銀行は給料面での待遇は非常に良いです。原則としてサービス残業はありませんし、 2年目以降は数万円単位で昇給していきます。銀行に就職すれば、3年も経てば同級生の誰よりも年収が高く、 お金持ちになっていることでしょう。

 しかし、お金と引き換えに犠牲にするものが大きすぎます。 銀行に就職する限り、人生を銀行に捧げるくらいの気持ちでないと務まりません。

 「人生を捧げるなんてどの会社でも同じじゃないか!」

 いいえ。銀行は捧げるレベルが違います

 私はメーカーに就職し、特に厳しい部署にいます。「なんなんだこの部署は・・・絶対辞めてやる」 などと思うこともたびたびあるのですが、銀行の話を聞くと「俺の会社ホワイトじゃね?」 と思えます。

 

銀行への就職。こんな人は向いていない!

 銀行への就職向いていない人はどんな人でしょうか。 私見では銀行に向いている人のほうが稀です。以下の項目に当てはまった人は、 銀行への就職を考え直してみましょう。

1.プライドがある人

 プライドがある人には銀行はあまり向いていません。毎日上司から徹底的に責められます。 これは下っ端の間だけの話ではありません。課長になっても、部長になっても支店長から責められ、 支店長は頭取から責められます。

 1回や2回怒られるくらいならいいのですが、毎日です。怒られる代わりに給料をもらっているようなものです。 頭取→支店長→部長→課長とストレスが降りてきて、最終的に若い社員にストレスがぶつけられます。 仕事ができるようになるための叱責というよりは、上司のストレス解消的な側面があります。

 というか、プライドがない人など普通いないんですけどね・・・

 逆に怒られるの大好き、上司がわめいていてもダメージを受けない、 それよりも金だ!という人には向いているかもしれません。

2.一人の時間も大事にしたい人

 プライベートを充実させたい人には向いていません。ワークライフバランスを考えている人は銀行への就職は絶対にやめておきましょう。 銀行に就職する限り、プライベートの時間はありません

 銀行に就職すると1年目の初めは預金部門など、比較的楽な部署に配属され、残業もあまりありません。 しかしそこは一般職の仕事場。1年目のうちに営業に異動になります。 さらに残業がないときは資格の勉強を強いられます。

 資格はポイント制になっており、「入行何年目までに○○ポイント分の資格を取らなければならない」 と定められており、時間のあるうちに勉強を重ねて資格を大量に取得しなければなりません。 残業なしで帰宅しても、資格の勉強が必要です。

 営業に配属されると残業の嵐です。事務処理などを昼間に行い、夕方から営業に出かけます。 夕方から営業に出かける時点で残業決定です。営業活動が終わると店社に戻ってまた事務処理です。 退勤は早くて20時、遅いと日をまたぎます。

 残業をして帰宅しても、やはり資格の勉強をしなくてはなりません。 ゆっくりできる時間がまずありません。

 しかし休日出勤はそこまで多くありません。「じゃあ土日休めるじゃないですかやったー!」 と思うのは早計です。土日はもちろん資格の勉強もしなくてはなりませんが、強制参加のイベントがあり、 土日のどちらかはつぶれます。

 野球大会だったり、飲み会だったり、ゴルフだったりと、銀行員はイベントが多いです。 支店対抗で大会を開くことも多く、終われば飲み会になるのは間違いありません。

 プライベートの時間を大切にしたい人は、銀行への就職は向いていないでしょう。

3.お金よりも大切なものがある人

 お金よりも大切なもの、例えば趣味や友達、恋人、時間など、お金よりも大切なものはあると思います。 しかし、お金よりも大切なものがある人は銀行員に向いていません。

 銀行に就職すると劇的に時間がなくなりますから、自分の時間すべてを差し出してでもお金が欲しいくらいの気持ちでないと、 銀行での仕事には耐えられないと思います。友達と遊ぶ時間もなければ、恋人とデートをする時間もありません。

 趣味よりも強制参加のイベントのことを考えなくてはなりませんし、 人生を売ってお金をもらうが実によくあてはまると思います。

 ノルマ達成のために友達に定期預金や投資信託をすすめなければなりませんし、 自らも常にお金のことを考えて生活しなくてはなりません。 「何よりもお金が大切だ!」と思っていない限り、銀行への就職は向いていないでしょう。

 

銀行は大量採用、大量退職

 銀行の就職人気は非常に高く、なおかつ1000人を超える大量採用で有名です。 しかし現実的に考えて1000人のうちみんながみんな生き残るわけではありません。 半分くらいは退職します

 給料は高いのですが、激務というだけでなく、上司からの罵倒、叱責がものすごく多いのです。 ノルマ未達成時の罵倒は想像を絶するものです。説明会では「ノルマはなくて、目標があるんだよ」 などと言われるでしょうが、事実上ノルマも目標も同じものです。

 友達に投資信託を買ってもらったり、定期預金をしてもらったりと、 友達を売る行為にまで手を染めなくてはなりません。

 激務なことと、精神的な負担が大きいことは、銀行員にとって給料よりも重いようです。 銀行に就職した友達から「先輩はみんな転職サイトに登録してる」「「辞めたい」が口癖の人が多い」 と聞いています。

 1000人も採用するのは1000人も必要なのではなく、退職する人数を見越して余分に採用しているというものです。

 これまで何千人、何万人という就活生が銀行に夢を見て、就職し、絶望し、退職していきました。 確かに銀行に就職すれば地位も名誉もお金も手に入ります。 しかし、本当に銀行で生き残れるかどうかをよく考える必要があります。

 

大規模リストラ!?~将来性のあやしい金融業界~

 さらに悪いことに、2017年11月13日にみずほ銀行は2026年度末までにグループの従業員数を現在の約7万9000人から6万人に減らす方針を発表しました。(日経新聞) AIを使った効率化で業務量を減らし、店舗も2割削減するとのことです。 その前には三菱東京UFJ銀行もグループ全体で10年程度で1万人の人員削減を予定しています。

 今後は銀行の大量採用も影をひそめる可能性もあり、また「肩たたき」のように早期退職を促されたり、 配置転換でグループ他社に出向になる可能性もあるということです。

 

銀行が苦境に立たされているワケ

 銀行はなぜ人員削減をしなければならなくなったのでしょうか。

 これは、長引くマイナス金利政策融資先が減っていることに起因します。 以前は銀行は余らせたお金を日本銀行に預けていれば利息がついたのですが、今はむしろ手数料を取られるようになりました。 その一方で企業や個人など、お金を借りようとする人が見つけられないでいるのです。

 アベノミクス以来、増収増益を重ねる企業は増えていますが、設備投資も稼いだ利益から出し(内部留保)、 むしろ積極的に借金の返済をするという状況になっています。 銀行にとっては、貸出金は期限よりはやく返されてしまう上に、新たに借りてもらえないという厳しい状況なのです。

 全国銀行協会の統計資料によれば、 「貸出金÷総預金」で貸出比率が算出できます。銀行の預かったお金の何%が貸し出しに回されているかという指標ですが、 メガバンクでは平成19年11月には73.4%あったのに対し、平成29年11月では52.7%と、20ポイント以上も低下しています。

 資料の数字を細かくみますと、平成19年11月と平成29年11月では、貸出金は28兆円増えている(メガバンク5行合計)一方で、 総預金は104兆円も増えているという状況です。お金を預ける人は増えているのに、借りる人は増えていないという状態で、 預金への金利の支払い(費用)が膨らむばかりで、貸出金から得られる利子は増えないどころか、低金利政策で減っているのです。

 この流れはこれからほとんど変わらないでしょう。というのも、ビットコインを使った資金集め、またエンジェル投資家や投資ファンドなど、 銀行を通さない資金調達手段が出てきており、「銀行からの借金」が必ずしも企業に必要ではなくなってきているのです。

 バブル経済の遺産で、日本人には「借金が嫌い」という風潮も根付いてしまいました。

 お金を借りてもらえない分の穴埋めとして、劣後債を購入したり、国債を購入したり、投資信託を販売したり、 カードローンで消費者金融を始めたりと苦肉の策を打っていますが、 消費者金融を除きあまり大きな成果は出ていません。

 もしマイナス金利が廃止されて元に戻ったとしても、今のままでは銀行が大きく成長することはありません。 日銀に預けたお金に利息がつけば銀行の収益は改善します。しかし、借り手が減っているという事情がある以上、 金利を上げても下げても儲からないのです。

 そこで、AIやロボットを導入して銀行業務を自動化し、社員や店舗を減らして利益を確保しようというのが人員削減の真意です。 あまり輝く未来を見据えた発表ではないということですね。

 

2019卒、メガバンク3行は大幅採用減

 2019卒の採用活動において、メガバンク3行は採用人数を大幅に減らすことで調整を進めていることが報じられました。 従来の大量採用を修正し、上述のように自然減少による人員削減が狙いと思われます。

 NHKニュースによれば、 2018年卒と比べてみずほ銀行は1360人→700人とおよそ50%削減を予定しており、 三井住友銀行は800人→640人とおよそ20%削減、三菱東京UFJ銀行は1000人→900人とおよそ10%削減を予定しています。

 どこも採用人数が1000人を切る水準に減少し、これまで歴代就活生が「銀行は採用人数多いからとりあえず受けておこう」 「他で内定がもらえなかったときのためのすべり止めとして受けておこう」という考えも通用しなくなるということです。

 旧帝大などの高学歴で体育会系の就活生にとっては比較的内定のもらいやすかった銀行ですが、 採用人数を絞るということは、就活生にもそれなりの将来性を求めるということになります。 後述しますが、就職活動の軸が明確でかつそれが銀行のビジネスに合致していないと内定はもらえなくなるでしょう。

 採用人数の内訳はまだ公表されていませんが、おそらく一般職が大幅に減ると考えられます。 しかし、1万~2万人という人員削減を予定しているメガバンクですから、 総合職も今後減少に向かうはずです。

 

なぜ銀行は人気なのか

 銀行はなぜ就職人気があるのでしょうか。 これほどまでに過酷で厳しい業界であると言われているにも関わらず、銀行人気はなかなか冷めません。 証券会社の人気は冷めてきているのに、不思議ですね。

 銀行の就職人気の理由には、まず世間体が良いという事情があります。 名門大学を卒業して、銀行に就職して、華やかな人生を送るという世間の思い込みです。 経済学部で金融を学んだら銀行へ就職というのがひとつの固定概念になっているのです。

 3大メガバンク、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行は知名度が圧倒的で、 日本人なら知らない人はいない銀行です。特に三菱や三井住友は財閥グループの中核を担う銀行であり、 お年寄り世代からの支持は圧倒的です。

 つまり、家族や親戚、友達、恋人、合コンとあらゆる人に自慢できるのが銀行就職なのです。

 もう一つはお金でしょう。サラリーマンの平均年収は400万円と言われており、 バブル期を過ぎて会社が倒産した人も多ければ、給料が激減した人も多いでしょう。 しかし、銀行なら年収はすぐに1000万円を超え、2000万円近くまで伸び続けます。

 他の業界と比べて給料がべらぼうに高く、合コンや婚活パーティなどで「銀行員です」 などと言おうものなら女性たちが黙っていないでしょう。

 そしてつぶれないという安定性も銀行人気の理由の一つです。銀行はめったなことではつぶれません。 いくら仮想通貨が流行っても、いくら銀行からお金を借りなくなっても、 日本円が流通している限り金庫として、住宅ローンの貸し手として銀行は必要です。

 恐慌が起こっても、銀行がつぶれるとパニックになり、経済は危機的状況に陥ります。

 そこで、銀行がつぶれかかると政府が資金を注入します。 このため、銀行がつぶれることはまずありません。

 また、歴史的に高学歴で優秀な人材を採用してきた銀行が、現在置かれた状況に危機感を持っていないわけがありません。 銀行業務の自動化、仮想通貨領域への進出、銀行法を改正してもらってさまざまな事業に乗り出すといった解決策はあります。 なにも「フィンテックで銀行はオワコン」というわけではないのです。

 何より大きいのは、どうせ会社なんてブラックばかりなんだから、 どうせブラックなら給料が高いところ行こうという考えでしょう。

 しかしブラック企業にも程度があります。ときどきサービス残業を求められる程度のブラック企業なのか、 毎日精神的に追い詰められながらのブラック企業では圧倒的に前者のほうが居心地がいいです。

 ホワイト企業は激レアで、どの会社もたいていブラック性は持ち合わせています。 しかし、残業代や休日出勤手当が出るならブラックではないと安心しきってしまうのも考え物です。 お金を払えばいくらでも残業させていいというものではないのです。

 人格を否定するような罵倒、叱責、プライベートのなさ、お金以外の全てを諦める覚悟、 これらを納得の上でそれでも銀行に就職したいと思うのであれば、就職するべきでしょう。 「あれ?」と思ったなら、考え直してみましょう。

 

就活で大事なのは「将来の夢」

 銀行に就職する人の半数が退職し、それと同じくらい「辞めたい」と思っている人が多い原因は、 就活の時に将来の夢をしっかり考えなかったところにあります。

 将来の夢は就活用語で就職活動の軸と言います。

 会社は新卒採用において、即戦力を求めているのではありません。教育期間を経て、数年後にバリバリ活躍することを期待しています。 総合職では入社3年~5年程度で「主任」に昇格しますが、主任になるころが「バリバリ活躍する」ころなのです。 ですから、会社は就活生の過去よりも未来を重視します

 「将来の夢」を軸に自分の過去・現在・未来を評価するのです。会社選び自体、「将来の夢」を実現できそうな会社かどうかで判断します。 だから「将来の夢」のことを「就職活動の軸」というんですね。

 しかし、将来の夢をじっくり考えることは、会社だけでなくあなたにも多大なメリットがあります。

 というのも、「将来の夢」を考えず、もしくはあまり深く考えなかったために、 内定後、入社後に「こんなはずではなかった」と後悔する人があまりにも多いためです。

 「『将来の夢』実現ストーリー」をしっかり作りこんでおけば、「自分が就職するべき会社」を見分けることができ、 自分に合っている会社に全力で熱意をアピールできるのですから、 このような「入社後ギャップ」をなくすことができるのです。

 就活では「『将来の夢』実現ストーリー」をつくりこみ、それがその業界で実現可能かどうかを検討します。 そして、エントリーシートで必ず問われる「なぜこの会社を選んだのか」「この会社に入って挑戦したいこと」 までを検討して、ほんとうにこの業界で働くべきかどうか考え直してみましょう。

 

それでも銀行に就職したい!志望動機を書く!

 それでも銀行に就職したい人は少なからずいるでしょう。半分が辞めるということは、半分は生き残るのです。 銀行での経験を活かして他業種に転職したり、起業独立したりする人もいます。 ある程度出世すれば、グループ会社に「天下り」できたり、取引先に取締役として迎えられることもあります。

 精神的激務に耐え、常に向上心を持ち、ビジネスを追及していけば明るい未来が待っているとも言えます。

 銀行への就職のための志望動機の前に、銀行のビジネスについて考えてみましょう。

 ときどき銀行について、「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」と言われます。 しかしこれは間違いです。銀行は企業の救済機関ではありません。 志望動機を書く際に、誤った認識のままだと失敗します。

 この「銀行は雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」というのは、バブル期からバブル崩壊までを経験した経営者がいう言葉です。 景気の良い時は「借りてください」と営業マンが会社を日参するのですが、 景気が悪い時は「貸しません。お金を返してください。」というわけです。

 これに対して「銀行はお金がいらないときに『貸す』と言って、お金が必要なときは『返せ』と言う」という愚痴なんですね。

 しかし、銀行の本質は「つぶれかかった会社を救済すること」ではありません。 銀行の使命は、「事業の発展を助けること」です。

 景気の良い時は、銀行は「あなたの会社のビジネスはもっと儲かります!工場を建てましょう!」 「この新規事業は今がチャンスです!事業化しましょう!」と提案してくるわけです。 そして、景気が悪い時でも、儲かりそうな会社にはお金を貸します

 銀行が付随的な事業として経営コンサルタントを行ったり、 ビジネスマッチング(銀行のお客さん同士を引き合わせること)をしたりするのは、銀行の本質を表しています。

 というのも銀行の貸出業務は「投資」だからです。株式の購入では会社が無限に成長する可能性がある一方で、 成長が滞れば無配、つまり配当金がもらえないというリスクがあります。 一方で銀行は会社がどんなに成長しても、停滞しても、受け取る利息は一定です。 すなわち「銀行の貸出業務は株式投資より低リスクの投資」と言うことができます。

 ですから、銀行への志望動機を書く際は、「困った人を助ける」ではなく、 「事業の発展を助ける」ことを前面に出して書きましょう。

 例えば、こんな志望動機はいかがでしょうか。

 私はもっと快適でもっと便利な生活を実現したいと思っています。 しかし、私一人で実現するには夢が多すぎます。そこで銀行に就職し、様々なベンチャービジネスの発展に貢献したいと思っています。 私はイノベーションの単なる利用者ではなく、様々なイノベーションを助ける銀行の業務にあこがれて、志望しました。

 私はとにかく好奇心を満たしたい性格です。様々なビジネスに興味がありますが、就職では1社のみを決めなければなりません。 そこで、「融資」を通じてあらゆる企業と関わる銀行を志望するに至りました。 経営コンサルティング業務において、お客様である事業家と一体となって様々なビジネスを成功に導きたいと思っています。

 銀行は「体育会系」を好むと言われます。確かに私の周りで銀行に就職した人も、体育会系の部活に入っていた人が多かったです。 しかし、必ずしも部活の経験が必要なわけではありません。これは、「性格」の問題です。 先にも述べたように銀行は非常に精神的負担のかかる就職先です。打たれ強い性格が必要なのです。

 銀行の就活はリクルーター面接がメインです。プレエントリーを早々と済ませ、 会社説明会やセミナーに参加する等して、自身の存在をアピールしましょう。 そして、リクルーター面接に呼ばれたら体育会系バリに明るくハキハキと話すのです。 特に「打たれ強さ」をアピールできる「苦労話」や「挫折しそうになった経験」などを用意しておくとよいでしょう。

 

絶対にアカン!「メガバンクに落ちたら地銀に行こう」

 銀行を志望する就活生はそのほとんどがメガバンクと地銀を併願します。 しかし、なんの考えもなしにメガバンクと地銀を併願することだけは、絶対にやってはいけません

 詳しくはメガバンクと地銀の違いで解説していますが、 規模、客層、将来性すべてにおいてわけが違います。 いくらメガバンクのことを調べても、地銀の危険な現状を知らなければ確実に地獄を見ます

 地銀はメガバンクより先に危機的状況に陥っており、メガバンクより先に人員削減・店舗削減を実行しなければなりません。 しかし、銀行改革がほとんど進んでいないという現状があります。 預金保険法というセーフティネットがあるためすぐにつぶれるということはありませんが、 入社すると大変な目にあうのは目に見えています。

 危機的状況を乗り越え、地銀だからこそできるサービスを実現したいという強い思いを持った人だけが、 地銀を志望するべきでしょう。

 また、メガバンク・地銀を志望する方におすすめの書籍は「銀行不要時代」です。

 海外各国の銀行と比較して、メガバンク・地銀の抱える問題を提起しており、 特に地銀の現状を詳細に分析しています。

 私もこの記事を書く際に参考にした書籍ですが、著者の本業が銀行の分析であり、 著者自身も銀行での勤務経験を持つため銀行の内情がよくわかります。 志望企業の選択、エントリーシートの作成にも役立つと思います。

 難易度の高めの書籍ではありますが、逆に言えばこれくらいがわからないと銀行には就職すべきではないと思います。

→「メガバンクと地銀の違い」も確認する