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オムロンの就職難易度|強み・志望動機・選考フローを解説!

 オムロンの就職難易度やエントリーシート・志望動機の書き方・面接などの選考情報に加え、同社の強みや特徴など企業研究に役立つ情報を解説しています。新卒採用に応募する際、ぜひ参考にしてください。まず、基本情報は以下の通りです。

会社名就職難易度
オムロンかなり高い
売上高
8187億円
平均年収年間休日
901万円125日
採用人数初任給
事務系:25名程度
技術系:50名程度
学部卒:250,000円
院卒:274,000円
※平均年収が赤で表示されるものは就職四季報の総合職平均。その他は有価証券報告書を参照。

参照:オムロン|募集要項(初任給・年間休日)



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選考フロー

選考開始3月

 オムロンの選考フローは以下の通りで、3月開始です。

  1. ES提出・WEBテスト
  2. 面接2回
  3. 内々定

 開始時期は変更の可能性もあります。早めにプレエントリーして案内を見逃さないよう注意しましょう。 →オムロンの採用ページ

 一方の「就活のやり方」全般については、「就職活動のやり方|失敗しないコツを実体験で解説!」を参照してください。

 

就職難易度

就職難易度かなり高い

 オムロン就職難易度かなり高いです。 事務系25名、技術系50名程度とメーカーでは普通の採用人数ですが、ヘルスケア事業などで知名度が高いため応募者は多いです。

 ただ、ヘルスケアの会社だと思っている就活生も多いですから、 インターンシップなどを通じて十分に企業研究をする時間を取れれば、 エントリーシートや志望動機で有利に立てる余地があります。

内定直結インターン!|優遇選考で早期内定

 オムロンに必要なTOEICスコアは明示されていませんが、730点ほしいところです。 かなりグローバルな企業であり、仕事上で英語は必須になってくるためです。

 ただし、スコアが絶対かというと、そうではありません。 というのも英語はいずれ身につくものであり、現時点でペラペラに話せる必要はなく、入社後でも鍛えられるためです。 一方で英語への意欲は示さなければなりませんので、少なくとも受験してESにスコアを書くくらいはしましょう。

海外経験がない!|帰国子女が有利なの?

 

面接

インターン優遇なし

 オムロンの面接は、2回行われます。 ES提出・WEBテスト受験の後に一次面接・最終面接とすべて合格すると内々定です。

 同社では、リクルーター面接やインターンシップ参加者限定の選考会を行っていません。 ですが、どんな会社でもインターンシップ参加者のことは必ず記録しているので、 志望度が高ければ参加しておくべきでしょう。

 すべての質問に対して就活の軸をベースにした「『将来の夢』実現ストーリー」を意識して答えましょう。 そのためにESを、提出済みであってもブラッシュアップし直すことが合格のコツです。

 また面接中は「明るく大きな声で話すこと」を意識しましょう。会社は「元気のある新卒」を求めています。 「緊張して話せない」場合も、最初に「第一志望なので緊張しています」と告白しておけば好感度も上がります。 加えて「自分を良く見せようとしない」ことにも注意を払い、「理想の後輩」を演じ切りましょう。

面接でコミュニケーション能力を高く見せる必殺技

 

エントリーシート

ES設問2本

 オムロンのエントリーシートは、次の2本の設問が課されます。

 1つ目は「学生時代頑張ったこと」の記事で詳しく解説しています。 面接での深掘りの多い項目ですので、「意見の衝突と解決法」「経験から得た学び」なども同様に盛り込んでおきましょう。 特に「就職活動の軸」を前提に「軸の実現のために取り組んだこと」という視点で書くのが重要です。

 2つ目は「この会社に入って挑戦したいこと」です。 結論は「軸の実現」ですが、ガクチカで軸への本気度を示しておくことで、こちらも説得力が高まります。 同社は「工場の自動化」の会社ですから、「自動化」「課題解決」などをテーマにするとよいですね。

 以上のように、すべての項目を「就職活動の軸」で統一することで、ES全体の説得力を高めることができます。 MY就活ネットではこれを「ESのストーリー化」と呼んでいますが、 このやり方は「【例文】エントリーシートの書き方|「おっ」と思わせる!」の記事で解説しています。

 

志望動機

 ビジョンの一致をアピールしよう!

 オムロンの志望動機の例文と書き方を解説します。ここまでを踏まえた例文は次の通りです。

例文

 私が貴社を志望する理由は、貴社の経営理念である「質量兼備の地球価値創造企業」に深く共感したからです。

 学生時代、私はゲーム制作に取り組み、デザインからプログラミングまで幅広い役割を担いながら、人々に新しい価値を提供することを目指しました。 この経験を通じて、多面的な視点で社会に貢献する技術の重要性を学びました。

 貴社は、ヘルスケアやFA(ファクトリーオートメーション)、社会システムなど、多岐にわたる事業を展開し、先進的な技術で持続可能な社会を支えている点に魅力を感じています。 特に、技術と人の調和を重視しながら、社会課題の解決に取り組む姿勢に強く惹かれました。

 私は、ゲーム制作で培った創造力や技術の統合力を活かし、貴社の一員として「地球価値創造」の実現に貢献したいと考えています。 革新を通じて、人々の生活をより豊かで持続可能なものにする未来を、共に築いていきたいと願っています。

 

解説

 この例文では「経営理念への共感」に説得力を持たせるため、自身の「ゲーム制作の経験」を使用しています。 同社は「ファクトリーオートメーション」が本業であり、オートメーションセンタの開設など力の入れ具合も明らかです。 そこで「技術を創造力で応用する」ような経験をガクチカに書けると、志望動機の説得力を高められます。

 また、インターンシップなどの同社開催のイベントに参加し、「実際に肌で感じた社風」を組み込むのもよいでしょう。

 このように志望動機は「就職活動の軸」「ガクチカ」と一連のストーリーになるよう書かなければなりません。 まだこれらエピソードが用意できていない場合、まずは自己分析から始めましょう。

【自己分析のやり方】説得力あるESがあなたにも書ける!

【就活の軸は将来の夢】説得力ある例文と考え方を解説

 また、文系向けに「メーカーの志望動機の書き方」を例文付きで、次の関連記事で解説しています。 同社のESでも使える内容ですので、ぜひ参考にしてください。

【文系専用】メーカーの志望動機|必要な人材認定をもらうコツ

 「Unistyle」という就活サイトでは、オムロンに実際に内定したエントリーシートを見ることができます。 本来こういった資料は、その企業に内定した先輩が身近にいないと見れなかったものです。 これが1社あたり何通・何十通も収録されていて、会員登録するだけで完全無料です。

Unistyleで合格エントリーシートを読む

 

オムロンの強み・特徴

強み工場の自動化

 オムロンの強み・特徴は、経営理念の「ソーシャルニーズの創造」に表現されています。

 オムロンのことを体温計や体重計の会社だと思ってはいませんか? 実は、私もそうでした。ですがオムロンにとって、ヘルスケア部門は売上高12%の「ソーシャルニーズ創造」のごく一部に過ぎません。

 実はオムロンは創業以来から制御機器・FAの会社であり、工場の製造装置の電子部品、 センサー、スイッチ、タイマー、産業用ロボットなどを得意としてきた会社で、 これらが売上高の46%を占めます。

 世界初の自動改札システムをつくったのはオムロンだったりします。 車載機器や交通管制システムなどの社会インフラにも強みを持っています。

 今をときめく「自動化」の会社であり、工場の自動化が主な仕事です。 「オートメーションセンタ」を国内外に続々と開設し、「工場の自動化」のモデル機械を展示していますが、ここに世界中の大手メーカーが殺到しています。

 工場の自動化がメインの事業!

 オムロンのビジネスモデルは、工場の自動化コンサルティングです。

 オムロンはただの制御機器・電子部品メーカーではありません。 「オートメーションセンター」による「来てもらう営業活動」を通じて、 顧客工場に最適な「自動化システム」を提案しています。

 本来、工場の生産性向上は、メーカー企業の製造部門の仕事です。 製造部門の担当者が日夜改善策を考え、必要な設備、必要な部品を購入して、 生産性を向上させてきたのです。

 そこにオムロンは切り込みを入れました。 オートメーションセンターでモデル機械を使って、「こんなこともできるよ」と顧客に見せるのです。

 材料を勝手に持ってきてくれるロボットなどを見た担当者は、 「じゃあこういうこともできるの?」とオムロンに質問します。 ここからがオムロンの本領発揮です。

 何しろ世界中で何十年にもわたり工場の自動化を進めてきた会社ですから、 たいていのことは経験があります。「できます」といえばもう商談成立です。

 このように「オートメーションセンターに来てもらって、顧客のやりたいことを発掘してもらう」 という営業手法は制御機器メーカーでは珍しい取り組みです。

参照:次世代のモノづくり革新を実現する拠点 「オートメーションセンタ KUSATSU」リニューアルオープン|KYODO NEWS PRWIRE

 

オムロンの財務は超優良!

 借金が少ない!

 オムロンの財務状況は超がつくほど優良です。

 注目すべきは自己資本比率です。 これは全資産の出所が「出資金・稼いだ利益」か「借金」かという比率ですが、 これが67.2%にものぼります。

 これは事業のほとんどを「自社のお金」で賄っており、借金が少ないことを意味します。 大企業平均は30%で、50%を超えると優良企業と言われるこの指標でなんと67.2%ですから、 「超優良」だということができます。

 多少業績が悪化したところで倒産することはまずないといえます。

 現金資産も1100億円持っており、健全な経営をしていることがうかがえます。

 特に、足りない技術はM&Aで買収して補っています。 産業用カメラのセンテック、コードリーダーのマイクロスキャンシステムズ、ロボットメーカーのアデプトテクノロジーなど4社を買収したのに、 まったく負債が膨らんでいません。

 これは、借金ではなく稼いだお金でM&Aを進めてきた証拠です。

 

主要取引先

 オムロンの主要取引先は、製造業全般です。

 典型的なBtoBビジネスで、一般人にとっては体温計や体重計での知名度しかないでしょう。 ですが、製造業やビジネス界ではその名を知らない人はいないほど超有名企業です。

 なにしろ工場の自動化の会社ですから、顧客の製造部門担当者とバリバリに議論ができなければなりません。 専門用語や機械の仕組みをバリバリ勉強して、顧客より「生産」について詳しくならなければなりません。

 仮に文系であっても、理系的知識、理系的思考に抵抗感のない人が向いているでしょう。 逆に、数字や数式に拒絶反応が出てしまう人は向いていないかもしれません。

 また、製造業だけでなく大学など研究機関も顧客になり得ます。 社会インフラでは鉄道会社、車載機器では自動車メーカー、ヘルスケアでは消費者や医療機関も取引先になります。

 顧客の幅が広く、景気の変動の悪影響も少なく抑えることができます。

 

競合他社

 オムロンの競合他社は、キーエンスファナックなどの、 ファクトリーオートメーション(FA工作機械)のメーカーです。

 FA分野ではキーエンスとファナックの2強に対してオムロンが急激に追い上げを見せている段階です。 IoTの時代、工場の自動化は世界的な流れですから、今後も切磋琢磨して成長していく分野でしょう。

 この点、自社工場を持たないファブレスのキーエンスは、最大の脅威となります。 ファブレスであるがゆえに「自社工場でつくれるもの」にこだわる必要がなく、 なんでも売れるという強みがあります。

 そして何よりこれまで培ってきた「生産性コンサルタント」としての知識と経験の蓄積が最大の武器になります。 どの会社よりもいろんな工場で徹底的に生産性改善を追求してきました。 簡単には打ち崩せない「キーエンス帝国」があります。

 しかしオムロンも負けてはいません。何十年にもわたって世界中で工場を自動化してきた実績があり、 「オートメーションセンター」に顧客を呼んでインスピレーションを働かせてもらうという取り組みは、 オムロンしかやっていません。

 強力なライバルとして切磋琢磨していくことでしょう。

 

弱み

 オムロンの弱みには、目立ったものがありません。

 BtoB企業ではそもそも景気の変動の影響を受けにくく、 特に海外展開をしているオムロンでは極端な話、「日本で売れなきゃシンガポールで売ればいい」というわけでもあります。

 事業は制御機器がメインですが、他にも社会インフラや車載機器、ヘルスケアなどの複数の事業を行っており、 どれかがこけても平気という、リスクヘッジのできた会社です。

 世界中の景気が縮小するような極端な事態にならなければオムロンの経営は非常に健全です。 なにしろ自己資本比率が67.2%もあり、倒産の可能性は今のところ皆無です。

 自己資本比率が高いということは、要は借金がほぼないということを意味します。 万一のため銀行からは少しだけお金を借りておくというのは経理上の常識なのですが、 その借金もオムロンにとっては一瞬で返せる金額です。

 そして1100億円という十分な現金資産も持っており、ちょっとやそっとのことでは動じません。 オムロンにリスクはほぼないといっても過言ではないでしょう。

電機メーカー76社!将来性あるおすすめ企業!

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オムロンのような優良企業に内定をもらうには?

 

大企業を狙うならスカウト型!

 大企業の半分以上がスカウト型を利用!

 実は、大企業への就職を狙うならスカウト型を使うべき時代が来ています。 意外かもしれませんが、大企業ほどスカウト型での採用が増えており、 特に従業員5,000人以上の規模では、51.2%がその採用方法をとると回答しています(※データは[PDF]就職白書2024|就職みらい研究所)。

 MY就活ネットのおすすめは「OfferBox」です。 なぜなら、就活生24万人(OfferBox 2024年卒利用実績データ)、企業17,000社以上と盛り上がりを見せており、大手は実績あるスカウトサイトを選ぶからです。

 実際に私も体験してみましたが、適性検査入力するプロフィールが書類選考以上の内容になっており、 企業が採用で重視する「人柄」「熱意」「将来性」をアピールできる仕組みになっています。 さらに企業が冷やかしの宣伝メールを送れない仕様で、本気のスカウトしか来ません

 もちろん学生は完全無料ですべての機能を使えます。 今すぐプロフィールを設定して、人事に見つけてもらう準備を始めましょう。

→「OfferBox」の公式サイト

 

早期選考にまだ間に合う!

 就活まだ何もしていない人が勝ち組になる方法!

 「就活、まだ何もしていない」というその不安、実は正解です。 そして何より「選考がどんなものかわからない」のが最大の不安ではないでしょうか。

 それを解決するには早期選考に行くのが一番です。「選考に慣れる」ことができる上に、 通常選考よりライバルが少なく受かりやすいため、「実はもう内定がある」という余裕を持つことすら可能なのです。

 そんな早期選考に招待されるために「インターンシップに行く」のが通常なのですが、 まだ何もしていない人でも「インターンなし」で、今から同じ条件に立てる方法があります。 それが「「ジョブトラ」に参加する」という方法です。

 ジョブトラは「合同説明会」に加えて「グループワーク」が実施されるのが特徴の就活イベントで、 事前準備なし最大6社の早期選考が一度に受けられるというものです。 「エントリーシート・自己分析」は不要で、「学部3年生(修士1年生)」なら就活完全初心者でOKです。

 もちろん学生は完全無料ですから、早期選考を受けて「まだ何もしていない」状態を解消し、 「選考には慣れている」あわよくば「実はもう内定がある」という状態に持って行ってしまいましょう。 イベントは「たった半日」です。通常選考で泥沼に浸かるくらいなら、ジョブトラへ行きましょう。

「ジョブトラ」に参加する

 

志望企業の内定者はどう書いた?内定エントリーシートを見よう!(その1)

 模範解答があれば憂いなし!

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著者:村田 泰基(むらた やすき)
 合同会社レセンザ代表社員。1989年生まれ。大阪大学法学部卒。2013卒として就活をし、某上場企業(メーカー事務系総合職)に入社。 その後ビジネスの面白さに目覚め、2019年に法人設立。会社経営者としての経験や建設業経理士2級の知識、自身の失敗経験、300冊以上のビジネス書・日経ビジネスを元に、11年間に渡り学生の就職活動を支援している。 →Xのアカウントページ




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