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初任給

 初任給は、就活において切実な問題です。 せっかく就職しても生活できないようでは仕方がありません。 初任給はある程度ないと、就活生がその会社を選ぶこともありません。

 初任給は、就職して初めてもらえる給料のことですが、 初任給は通常、どれくらいもらえるものなのでしょうか。



 

初任給の手取り

 初任給は4月25日に支給されますが、 初任給からいったいどれだけの税金や年金が天引きされ、いくら手取りとして銀行口座に振り込まれるのでしょうか。 初任給手取りは気になるものです。 4月25日の給料日から、どれくらいの収入があるのでしょうか。

 初任給手取り20万円ほどです。 もちろんその会社がいくら初任給を出すのかによりますが、初任給は20万5000円くらいが平均ですので、 そこから雇用保険を引いた数値になります。

 なんと4月の初任給からは、所得税も厚生年金も引かれないのです。 雇用保険2000円弱を引いた残りがまるまる手取りになるのです。 これは、税金や年金が後払いだから起こることなのです。

 そして次に気になるのが5月の初任給の手取りです。 4月は雇用保険しか引かれませんでした。しかし5月は違います。4月に働いた分の給料なので、 税金や年金がかかります。さて、どれくらい天引きされるのでしょうか。

 5月の初任給の手取り17万円前後です。 雇用保険に加えて所得税(源泉税)と厚生年金、健康保険が天引きされます。 所得税は5000円程度、厚生年金は2万円程度、健康保険は8000円程度です。

 4月の初任給が高かったからといって、ハイテンションになっていてはいけません。 5月の初任給からが、安くなるのです。しかし5月以降は少しずつ残業も増えますし、 各種手当がついたりして持ち直していきます。

 

初任給はいつもらえる?

 初任給いつもらえるものなのでしょうか。 給料は基本的に後払いで、例えば4月働いた分は、5月25日に支払われます。 ほとんどの会社で給料日は25日となっていますので、新入社員が働いた分の給料をもらうのは5月25日となります。

 それでは初任給は5月25日になるまで支払われないのでしょうか。 アルバイトだと4月から働き始めると、給料がもらえるのは5月だったと思います。 しかし実は、会社の場合は違うのです。

 初任給4月25日に支払われます。 「いやいやおかしいじゃないか。4月25日に支払われる給料は3月分の給料だ。新入社員は3月は働いていない。」

 その通りです。しかし4月25日に初任給は支払われます。なぜでしょうか。

 就職すると、生活の柱は会社からもらう給料になります。 働いているのに親から仕送りをもらうのも変な話ですし、 出張が始まると出張代の立て替えもしなければなりません。

 しかし就職したばかりだと、立て替え用のお金すらないのです。 食事もまともに食べられませんし、飲み会にも参加できません。 それどころかお金がなくて飢えてしまい、仕事にも支障がでます。

 そこで、会社は初任給を4月25日に支払うことにしました。 3月に働いていないのに4月に給料がもらえるのです。これはどういうことでしょうか。

 実はこの4月25日にもらえる初任給は、退職金から出ているのです。 余分に支払ったこの4月の初任給は、会社を辞める時に退職金から差し引かれます。 要は退職金の前払いなのです。

 公務員や一部の会社ではそもそも給料は半分前払い、半分後払いというところもあります。 つまり4月15日まで働くと、4月16日から4月30日まで働いたと仮定して、4月の給料を4月25日に支払うのです。 4月1~15日分は後払い、4月16~30日分は前払いということですね。

 こういった公務員や会社では、退職金から初任給が差し引かれることもありません。

 何はともあれ、 初任給いつもらえるのかというと、 4月25日です。4月1日から5月24日までという2か月分の生活費を準備しておく必要はありません。 4月1日から4月24日までの3週間分の生活費だけでいいのです。

 

初任給の使い道

 初任給使い道を提案します。 初任給は一生に一度(であってほしい)です。 いくら頑張っても、転職しない限りは初任給は二度ともらえないのです。

 初任給使い道は、思い出に残る使い道にしましょう。 例えば両親へのプレゼント、自分へのプレゼント、恋人へのプレゼントなどです。

 新入社員で最も給料が高いのはおそらく4月の最初の初任給です。 4月の初任給で何かしなければ、他に何かをするときはありません。 いきなり貯金なんてつまらないことを言わずに何か買ってみましょう。

 両親へのプレゼントなら、マッサージ器が人気のようです。 日々の両親の苦労へのいたわり、これまでの人生に対する感謝の気持ちを込めて、 両親が仲良く使える便利な道具をプレゼントしましょう。

 私はコーヒーメーカーをプレゼントしました。 金額としては2万円もしないものではあったのですが、喜んでもらえました。 所詮は初任給ですので、あまりにも高価なものをプレゼントしてしまうと自分の生活が危うくなります。

 また自分へのプレゼントとしては、腕時計も人気です。 私は初任給で両親へのプレゼントを買った後、自分に腕時計を買いました。 ずっと購入を考えていたブランドだったので、今でも大切に使っています。

 ブランド品やゲーム機、空気清浄機など、大学生の時にはなかなか買えなかった贅沢品や高級品がおすすめです。

 

初任給で会社を選ぶ

 就活において、初任給は会社選びの重要な要素となります。 ただ大卒だからといって、大卒の初任給だけをみて判断してはいけません。 初任給が高くても、昇給額が低ければ何の意味もないのです。

 初任給はどこの会社でも公表していますが、昇給額は公表していませんね。 おかしな話です。どれくらいの昇給が見込まれるのかもわからずに入社して仕事を頑張ろうという気持ちになるわけがありません。 やはり昇給額の大きい会社を選びたいところです。

 そこで、初任給で会社を選ぶコツを教えます。 初任給を見るときは、必ず大卒と大学院卒の初任給を比較しましょう。

 大学院卒は、大卒より2年、年齢が高いです。大学院卒入社1年目は、大卒の入社3年目と同じ給料でスタートするのです。 つまり大学院卒の初任給をみれば、入社3年目の給料がわかるのです。 まあもちろん院卒の初任給より大卒の3年目の給料のほうが低い場合もあるのですが・・・

 院卒の初任給が大卒3年目の給料より低いことはまずありません。
(院卒の初任給)-(大卒の初任給)>2年間の昇給額
と思っておけばいいでしょう。

 例えば三井住友銀行の場合、大卒の初任給は20万5000円と、 他の業界の初任給と比べてたいして違いはありません。 むしろ20万5000円より初任給が高い会社はいくらでもあります。

 しかし大学院卒の初任給は23万円です。大学院卒と大卒の初任給の差は2万5000円です。 2年で2万5000円ですから、1年に割ると1万2500円です。 三井住友銀行で働いた場合、昇給額は最大1万2500円と予想できます。

 一方で給料が高いことで有名なキーエンスの場合、昇給額はどうでしょうか。 大学院卒の初任給は22万4000円、大卒の初任給は20万4000円です。 最大でも年に1万円の昇給ということになります。

 もちろん入社3年目以降にものすごく昇給額が跳ね上がる会社だってあると思います。 サラリーマンが会社に利益を出し始めるのは入社3年後と言われるように、 昇給額だって入社3年目から上がっていくことも考えられるのです。

 それにしても入社1年、2年で1万円を超える昇給額というものは大きいです。 少なくとも入社3年目以降、昇給額が落ちるなんてことはまずありえませんので、 三井住友銀行の例では3年目以降も1万2500円以上の昇給が見込まれるのです。

 このように、初任給で会社を選ぶなら大卒初任給だけを見るのではなく、 必ず大学院卒の初任給と見比べて検討しましょう。

 

内定を取りこぼさないために

 

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